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市原市の学習塾クオードの「AEDプロジェクト」

2008年に始動したクオードの社会貢献事業が、AEDプロジェクト。クオード各校舎にAEDを設置した第1ステージに始まり、2014年救命講習会が実現に至る第4ステージまでのクオードのAEDプロジェクトを紹介します。

第1ステージ。クオード各校舎にAEDを設置し、スタッフ全員が救命講習を受講して安全意識と救命スキルを高めました。(2013年、新機種に全校舎グレードアップしました)。

第2ステージ。クオードの近隣の小中学校に、教育委員会を通じてAEDを寄贈しました。
① 2008年、市原市教育委員会を通じ、姉崎小・青葉台小・清水谷小・牧園小・水の江小に。
② 2009年、木更津市教育委員会を通じ、清見台小・木更津二中・木更津三中・太田中に。
③ 2012年、市原市教委を通じ、新規開校したちはら台西中へ。
④ 2014年3月28日(金)、木更津市教委を通じ、新規開校する真舟小へ。(合計11台目)

第3ステージ。上記①②寄贈式で、教育行政のトップにプレゼンを行い、また寄贈式の取材に来たマスコミにAED配置の現況を報道してもらいました。市原市は教育長、木更津市は市長を動かし、報道の力もあって議会の承認もとれ、予算の関係で5~10年は無理といわれていた全学校へのAED設置を実現させました。小さな塾が、行政を動かした出来事でした。全学校への設置実現の後は、新設校に寄贈を継続。その姿勢を評価され、昨年11月17日、市原市市制移行50周年記念式典(会場:市民会館大ホール)で「市勢発展に特段の尽力をなした」としてクオードは特別表彰を受けました。

第4ステージ。市原市の消防局に、小学生を対象とした救命講習を提案。4月26日(土)市津消防署の協力を得てクオードちはら台校で、27日(日)には姉崎消防署の協力によりクオード姉崎校で、クオード・リーダークラブの一企画として、救命講習会が実現する見込みです。そして、今後は近隣の自治体にも働きかけ、この輪を広げていく予定です。

AED(Automated External Defibrillator,=自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろんのこと、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業等人が多く集まるところを中心に設置されています。AEDは、操作方法を音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。また、心臓の動き(心電図)を自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっています。

この件についてのお問い合わせ先
クオードちはら台校 担当:片岡秀樹   E-mail:kataoka@quard.co.jp
TEL:0436-75-1119    FAX:0436-75-3912