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筑波大・ICU 連携協定

筑波大と国際基督教大学(ICU)は4月6日、学生が相手校の授業を受けたり、海外協定校に留学したりできるようにする連携協定を結んだ。筑波大は英語で受けられる授業が少なく、ICUは理系などの教育体制が不十分という課題を抱える。協定により、相手校の授業の受講や卒業研究の指導を長期にわたって受けられるようにし、単位も認める。ICUが約70校、筑波大が約250校持つ協定校についても両校の学生が留学できるようにする。今年度から始め、各校20人程度を授業で受け入れることを想定している。

体内時計 コントロールする脳の神経細胞群を特定 筑波大らのチーム

筑波大の柳沢正史教授らのチームが、生物の体内時計の周期を保つペースメーカーの役割を果たしている脳の神経細胞群をマウスの実験で特定したと発表した。研究チームは、複数のアミノ酸の集合体であるペプチド「ニューロメジンS」(NMS)が視交叉上核でのみ生み出されていることに着目。マウスの実験で、NMSを生む神経細胞群の体内時計の働きを止めたり遅くしたりすると、個体の行動リズムもそれに合わせて変化することを確認した。同細胞群は視交叉上核の約40%を占めるという。