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得点調整後の平均点を発表 センター試験

大学入試センターは2月5日、1月に実施したセンター試験の平均点の最終集計を発表した。理科は1月23日の中間集計時点で、物理1と生物の平均点が20点以上開いたことから、17年ぶりの得点調整を実施し、最終集計に反映させた。得点調整の対象となったのは、新課程の物理、化学、生物と旧課程の化学1、生物1。生物の素点に最高8点が加算された。調整後、最も高い物理1が69.94点、最低の生物が54.99点で、差は14.95点となった。地学と地学1は受験者数が得点調整の条件としている「1万人以上」に満たず調整していない。

センター試験の平均点の中間集計を発表

大学入試センターは1月21日、17、18日に実施したセンター試験の平均点の中間集計を発表した。理科では新課程の「生物」と旧課程の「物理1」の平均点が20.34点開くなど、得点調整の基準を超える20点以上の差が複数生じた。得点調整の有無は23日に決定する。得点調整が行われれば、1998年に「地理B」との得点差があった「日本史B」に最高7点が加点されて以来、センター試験としては2回目となる。同センターは、受験者数が1万人以上の科目間で平均点に20点以上の差が生じた場合、点差が15点程度になるよう調整するとしている。