大学入試センターは2月5日、1月に実施したセンター試験の平均点の最終集計を発表した。理科は1月23日の中間集計時点で、物理1と生物の平均点が20点以上開いたことから、17年ぶりの得点調整を実施し、最終集計に反映させた。得点調整の対象となったのは、新課程の物理、化学、生物と旧課程の化学1、生物1。生物の素点に最高8点が加算された。調整後、最も高い物理1が69.94点、最低の生物が54.99点で、差は14.95点となった。地学と地学1は受験者数が得点調整の条件としている「1万人以上」に満たず調整していない。