厚生労働省は7月31日、2010年の全国の市区町村別の平均寿命を発表した。最も長寿だったのは男性が長野県松川村の82.2歳、女性が沖縄県北中城村の89.0歳だった。トップ30位のうち男性は長野県が4割超を占め、女性も沖縄県が2割に上った。調査は2000年から始まり5年ごとに実施している。今回は3回目で、1898市区町村を対象とした。
凸版印刷株式会社は、7月4日に大阪市の同社にて、ソーシャルカフェ in 関西を開催した。このソーシャルカフェは、公教育が大きな変化の時を迎えている現在、業界、組織の壁を越えて、真の教育改革を語り合うことが必要だとして開催されたイベント。テーマは「教育のICT化の課題と方向性」であり、43名の参加者が集まった。
基調講演では2014年4月から全県立高校の新入生にタブレットを導入することを決定している佐賀県教育庁教育情報化推進室の碇氏によって、佐賀県における教育のICT化についての取り組みが説明された。
パネルディスカッションでは、基調講演をした碇氏のほか、関西大学初等部の山中昭岳教諭、東京書籍株式会社ICT事業本部の川瀬徹氏、株式会社私塾界の山田未知之社長、凸版印刷株式会社の藤田智英氏が参加し、それぞれの立場から「教育のICT化」について発表をし、業界を越えてディスカッションが行われた。
小学校の教育現場からの実践報告として、山中教諭はiPadを活用しての教材制作や、児童たちによる映像制作について紹介、続いて東京書籍の川瀬氏は、電子教科書を授業の中でどのように活用できるかデモンストレーションした。
学習塾業界誌『私塾界』を発行する山田社長は、タブレットを使っての授業や、動画教材の活用などの先行事例がある学習塾の情報を説明し、学校と学習塾の垣根を超えて、ICT化が進んでいく可能性を山中教諭と対話した。
佐賀県の教育情報化をサポートしている凸版印刷の藤田氏は、佐賀県の校務などのシステムをどのようにサポートしているのかを説明した。
モデレータを務めた、フューチャーインスティテュート株式会社の為田裕行氏は、それぞれの立場からの知見を持ち寄ることにより、漸進的にでも教育のICT化を進めていくことの重要性を再確認できたのではないかと語った。
パネルディスカッションの後には、普段からiPadを教室運営の中で用いている山中教諭による模擬授業を行い、参加者も積極的に参加した。
教育のICT化の課題と方向性について、情報を交換するネットワークが生まれたイベントとなった。主催した凸版印刷は、今後も教育事業を展開していく上で、自治体、企業と連携しながら、21世紀をたくましく生きていく子供たちを育てるための環境づくりに寄与していきたいという考えだ。
eisu groupが手掛ける、新英語英会話教育メソッド「デイビッド・セイン英語ジム」のモデル校となる「赤坂校」と「紀尾井町校」をご紹介。
港区赤坂にある「赤坂校」、千代田区紀尾井町にある「紀尾井町校」は、東京の中心地ながらも、幹線道路を隔てた閑静な場所にある。4月からスタートしたばかりの「デイビッド・セイン英語ジム」が提案する理想的な学習の場として、またイベントや説明会などのサロンとして活用されている。
デザインは、著名な建築家・黒川かこ氏(黒川建築研究所)。大きなガラス窓が特徴のモダンな佇まい。教室内は、落ち着きのあるウッド調で統一され、天井は高く開放的。壁一面の本棚には洋書が並べられ、まるで図書館の自習室を思わせる。
デスクやチェアもオリジナル。デスクは、ここに通うジム生の背丈に合わせて高さが選べるうえ、自由自在にレイアウトができ、それに合わせて配線も可能。チェアは、人間工学の視点から、長時間座っていても疲れにくく、また良い姿勢を保つことができるよう設計した「アーユルチェア」を採用している。
この空間でジム生は、iPadを使ってゲーム感覚で英語学習をしたり、本を読んたり。それも、時にはデスクに向かって集中して、時にはソファーでゆったりくつろぎながら、思い思いの時間を過ごす。「デイビッド・セイン英語ジム」を運営するeisugroup の山本千秋代表は、「環境は、学習効果につながっています。いかに安全で通いやすく、やる気を育むことができるかが大切です」と話す。英語ジムというだけに、自らトレーニングしたくなるような環境づくり、毎日行きたくなるようなワクワクした環境づくりへの想いが、ここには散りばめられている。
月刊私塾界2013年5月号掲載
関西地方で模試や塾用教材を販売している株式会社大阪進研(大阪市、市川彰裕社長)は、受験生に向けた入試情報を詰めこんだ「高校受験・中学受験ガイドブック」と「大阪府公立入試問題集(3冊パック)」を発刊した。例年発行している年度版で、平成26年度入試用の資料だ。問い合わせは、大阪進研(Tel.06-6762-4557)まで。
■『平成26年度受験用 高校受験ガイドブック(関西版)』
発行 7月12日(金)
価格 2,100円(税込)
体裁 B5判611ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/合格のめやすグラフ掲載/綴込み学力診断テスト、通学マップ付
■『平成26年度受験用 中学受験ガイドブック(関西版)』
発行 7月12日(金)
価格 1,575円(税込)
体裁 B5判343ページ(本文)
内容 入試情報と学校紹介/今年の入試総括などの特集/難易度グラフ・通学マップ付
■『平成25-21年度入試(5年分収録)大阪府公立高等学校入試問題集』
発行予定 8月8日(木)
価格 1,700円(税込)
体裁 B5判、入試問題・解答解説・解答用紙の使いやすい3冊パック
内容 入試制度や入試状況をわかりやすく説明した特集ページ
重要ポイント、間違いやすいミス注意付きの詳しい解説