北九州市教育委員会は、空き教室を利用した放課後の補充学習「ひまわり学習塾」に、市立小学校31校と中学校11校を選んだと発表した。小学校は6月上旬から、中学校は7月中旬から、それぞれ来年3月まで週2回と1回、約1時間で始める。指導は、市教委が依頼した小中学校の元校長3人を中心に、公募で選ばれた市内外の大学生や元教員ら約200人が行う。元校長らは各学校の教員との調整や教材の準備、巡回指導を担当。大学生らは児童・生徒5、6人に1人がつき学習で分からないところを教えるという。
株式会社世界地図(代表:松岡 功、愛媛県松山市)は現地時間6月12日より開幕するFIFAワールドカップブラジル2014の世界地図の販売を開始した。
前回の南アフリカ大会と同様にFIFA公認の世界地図でシリアルナンバー入りの限定販売。参加国の過去の大会実績の紹介とともに、グループリーグ、決勝トーナメントの日時(現地時間)が掲載されている。更に、試合結果を記入できる対戦表も。もちろん世界の国・首都名入りだ。
グローバル化が叫ばれる昨今、メディアはこれからワールドカップの特集が目白押しだ。この機会に是非、子どもたちに世界を体感するFIFAワールドカップブラジル2014 世界地図を。
■商品概要
商品名:FIFA ワールドカップブラジル2014 世界地図
材質:コート紙
サイズ:横775mm × 縦535mm
単価:1,000円(税抜)
特別ケース付き単価:1,200円(税抜)
■商品のご注文・お問い合わせ
株式会社世界地図
http://sekaichizu.net/
TEL:089-915-7272
市進教育グループ(下屋俊裕代表)で個別指導塾「個太郎塾」を全国に266教室(うちFC83教室)を展開する株式会社個学舎は6月1日、創立15周年を記念して、東京・港区の東京グランドホテルで式典を催した。全国のフランチャイズ(FC)オーナーや市進教育グループの関係者ら合わせて約70名が集まり、記念セミナーとしてFCオーナーによるパネルディスカッションがおこなわれた。
個学舎の佐伯修二社長は、冒頭の挨拶で「これからも子ども達にとって居心地のいい場所を提供し、成績を上げることを大切にした『街の学びのホットステーション』として、地域に貢献して欲しい」と述べた。
続いて開かれたパネルディスカッションでは、FC本部の柴田隆志氏の司会により、幕張本郷教室の渡辺雅之氏、一之江教室の岡坂文弘氏、北小金教室の作道卓也氏、お花茶屋教室の森山正康氏、天台教室の有馬智也氏、藤が丘教室の門馬佳史氏らがパネリストとして登壇し、生徒募集や保護者対応における自教室のこれまでの取り組みについて語った。また、会場に集まったFCオーナーたちから教室運営に関するアドバイスを求められると、具体的な施策について話し、参加したFCオーナーたちは熱心に聞き入っていた。
Teach For Japanと日本教育大学院大学による共催イベントが5月27日、ウノサワ東急ビル(恵比寿)にて開催された。イベントでは「優れた教育者に必要な資質とは何か」をメインテーマに、2013年の全米ティーチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞したジェフリー・シャルボノー氏とTeach For Japanの松田悠介代表理事が対談をおこなわれた。
対談はメインテーマの「優れた教育者に必要な資質とは何か」から、教師の育成方法、アメリカでの教師に対する世論に至るまで興味深い内容が繰り広げられた。質疑応答では、二人の教育観について様々な質問が飛び交った。教育現場のオンライン化についての質問に、シャルボノー氏は「大事な役割を担う。だけど先生が要らない訳ではなく、ITは先生の使い方次第だと思う。私の授業ではタブレット、電子黒板、レコーダーを使って、欠席した子にデータを送るような使い方をしている」と述べた。対談の終了間際には、キャリアチェンジを考えている方に「あらゆること(子供に対する、仕事に対する、理想的なビジョン)に対して情熱を持って挑んで欲しい。」と締めくくった。
都麦出版(京都府、鳥居実代表)は5月23日、新大阪丸ビルにて「つむぎセミナー」を開催した。基調講演に明利学舎の鈴木明男氏を招き、チラシを一切使わない、WEB集客についての講演がおこなわれた。
会場には関西だけに留まらず、関東などからの全国から学習塾関係者も100名を優に越える業界関係者が参加した。第1部では都麦出版の鳥居実代表よりイントロダクションとして、同社のWEB教材である「つむぎリンガポルタシステム」の概要が発表された。従来の教材の良さを活かしながら、これからのICT教育を見越した仕組みであり、今後の塾用教材の一つの選択肢に成り得る可能性が感じられた。
第2部は、「『7年連続入塾倍率4倍超』の塾をつくる!」と題して、明利学舎の代表の鈴木明男氏による講演。チラシを一切使わない、「WEB集客戦略法」について2時間にもわたり講演した。
鈴木氏は1996年に開塾して以来、着実に業績を伸ばし、今年の3月に塾名を「明利学舎」に改称し、より利便性の高い地に移転。そしてこの9年間、集客においては学習塾業界では定番となるチラシを一切使わず独自の集客方法を編み出し実践。机上の理論では太刀打ちできない現場での経験から独自のWEB集客方法を構築し、「7年連続入塾倍率4倍超」を果たしているという。講演の終了後も質問が絶えることがなく、新しい塾経営の在り方を考える機会となった。
KEC教育グループ(大阪府枚方市、木村節三代表)は5月24日、「第110回 あすなろEXE(エグゼ)」を太閤園(大阪市都島区)にて開催した。「あすなろEXE」は毎回、学習塾業界に留まらず、多種多様な講演者を招聘していることで知られている。今回は、長きに渡り教育業界で幼児教育を推進しているwww.topjacketsoutlet.ca 株式会社七田チャイルドアカデミーの藤山守重代表を招き、「夢をかなえるモチベーションアップ術。成功思考を習慣にする習慣人生革命」と題し、同社の「七田式」思考に基づいた成功哲学を2時間に渡って講演。
同氏は1986年に「右脳教育」の七田眞教育学博士と出会い、翌年に「0歳から学べる幼児教室を運営する株式会社七田チャイルドアカデミーを設立。全国で450教室を展開し、日本の幼児教育
Robe demoiselle d’honneur violette の発展に努めている。会場には、業界を問わず100名におよぶ参加者が集まり、幼児教育に対する関心の高さが伺われた。
講演後、名刺交換、ジャズ演奏などバラエティに富んだ内容となり、最後まで飽きさせない勉強会となった。次回は同会場にて8月2日(土)に開催される。「ミドリムシ」で注目されている株式会社ユーグレナの技術顧問でもあり、小中高への出前授業などの教育ベンチャーの株式会社リバネスの代表取締役CEOの丸幸弘氏を迎え特別講演が予定されている。
ピアソンなる企業をご存じだろうか。ロンドンに本部を置く、従業員約4万人、世界80数カ国に展開する、教育分野におけるグローバル企業だ。
現在、アジア新興国のBOP(Bottomof the Pyramid : 低所得市場)に向け、積極的に事業展開している。「インパクト・インベストメント」という、収益を求めるだけでなく、社会や環境問題の解決を目的とする投資手法を用いる。「EdTec h(エドテック)」と呼ぶタブレットやインターネット等のICT技術を活用し、学習・学校管理ツールの提供に取り組んでいる。
BOP層への教育おいては、発展途上国政府やNGOへの支援を通常考える。また、何らかの形で投資、或いは寄付行為する企業も、収益より社会や環境への貢献を重んじるCSR(corporate social responsibility : 企業の社会的責任)として捉えがちだ。
しかし、ピアソンは異なる。10年かけてIRR(Internal Rate of Return :内部利益率)25%の投資収益を目標としている。
更に驚くことに、BOPのセクションを率いるのは、ケイトリン・ドネリーさん、弱冠27 歳の才媛である。
我学習塾業界はどうだろうか。東南アジアに進出している企業もあるが、一部の企業を除いては、現地の日本人を対象にしている。最近では企業規模にかかわらず、あらゆる分野でグローバル化が叫ばれているのに、である。一度思いを馳せては如何だろうか。ピアソンはアフリカへも進出し、成功を収めている。
(如己 一)
株式会社 市進ホールディングス市進教育グループ 下屋 俊裕 社長
佐々木常夫マネージメントリサーチ 代表取締役 佐々木 常夫 氏
ゲスト 佐々木 圭一 氏 コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師