2014年3月25日の塾株

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日本の大学も 講義を無料ネット配信

ネットにつながれば誰もが高等教育を受けられる大規模公開オンライン講座(MOOC)と呼ばれる教育サービスの日本語版。講義ビデオを自分のペースで視聴し、宿題や課題に取り組み、試験にも挑戦できる。水準に達すると教授から修了証をもらえる。大学卒業の資格を得られるわけではないが、米国では修了実績を企業の採用などにつなげる動きもある。

静岡大 高柳記念未来技術創造館

静岡大浜松キャンパス(浜松市)の高柳記念未来技術創造館は、浜松出身で当時浜松高等工業学校(現静岡大工学部)の助教授だった「テレビの父」といわれる高柳健次郎氏の功績をたたえて作られた。「学問を通じて産業界に貢献する」というものづくりの街の精神を学生や市民に伝えている。館内には高柳氏の研究成果の展示とともに、世界で発売された歴代のテレビが10台並ぶ。大きな図体に小さな画面がついたテレビから始まり、年を追うごとに技術が進み、画面はより大きく鮮明に、本体は薄くなる。

閑谷学校、足利学校、湯島聖堂で人気の「論語」講座

閑谷学校は江戸前期の1670年、岡山藩主・池田光政が日本で初めて庶民向けに建てた儒学の学校だ。子ども、大人の両方を対象とした論語学習は1965年に開始。2012年度の受講生は1万5000人で、10年度より2000人増。栃木県足利市にある日本最古の学校「足利学校」では、同市が05年度から毎週日曜に素読体験を実施。12年度の参加者は1109人で、初年度のほぼ2倍に。江戸時代に第5代将軍・徳川綱吉が儒学の学問所として建立させた湯島聖堂(東京都文京区)で開かれている講座でも、受講する子どもの数がこの2年で4倍となる。

2014年3月24日の塾株


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名古屋大の減災拠点が完成

名古屋大東山キャンパス(名古屋市千種区)に、地震被害の軽減に向けた研究などの拠点となる「減災館」が完成した。地上5階、地下1階の建物は免震構造で、自家発電設備も設置。普段は防災・減災の研究、教育拠点となる一方、災害時には大学や地域の対策本部としての機能を想定する。屋上には振動実験設備を備え、様々な揺れを想定したシミュレーションも可能となっている。

『明光キッズ』学習プログラム バディスポーツ幼児園で 今春より

株式会社明光ネットワークジャパン(本社:東京都新宿区・代表:渡邉 弘毅)は、「明光キッズ」の幼児・小学生向け学習プログラムを、株式会社バディ企画研究所(本社:東京都世田谷区・代表:鈴木威)が運営する「バディスポーツ幼児園」にてプログラム・講座を提供する。バディスポーツ幼児園の世田谷、豊洲、江東の各園に2014 年春からサービス開始し、順次その他の園へ提供する予定。「明光キッズ」は、明光ネットが行う幼稚園・保育園児、小学生が放課後の時間を有意義に過ごすための学童保育の学習プログラムのこと。

■バディスポーツ幼児園( http://www.buddy-sports.co.jp/ )
「健康で明るく伸びやかな子どもを、スポーツと保育を通じて育成する」という教育方針のもと、東京都及び川崎市が定める認可外保育施設指導監督基準を満たした園。
「やればできる」という精神やスポーツを通しての仲間作り、人間関係の形成に力を入れており、「思いやり」や「感謝の気持ち」を徹底し、しっかりとした人間関係を目指して指導するという。

14年度予算が成立 歳出、最大の95兆8823億円

2014年度予算は20日夕の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計の歳出総額は過去最大の95兆8823億円。4月の消費増税後の景気底割れを防ぎ、経済再生を狙う施策に重点配分した。2月に成立した5兆円強の13年度補正予算と合わせると歳出規模は100兆円を超える。14年度予算案は高齢化などにより社会保障費が初めて30兆円を超えた。公共事業費と防衛費なども前年度を上回った。法人税収の伸びと消費増税などにより税収は50兆10億円と7年ぶりの50兆円台回復を見込む。新規国債の発行額は41兆2500億円。

仏・国立航空宇宙大学院大学世界の航空機市場に貢献

航空宇宙高等学院(ISAE)傘下の国立航空宇宙大学院大学(SUPAERO)は、エアバスとの共同研究を通じ、航空機の性能向上に一役買っている。世界の航空機市場は、新興国の経済成長による旅客需要の増加や、格安航空会社(LCC)の台頭で、右肩上がりが予想されている。エアバスによると、今後20年で4兆4000億ドル規模の航空機需要が生まれるとされ、必要な人材・研究も増える一方だ。エアバスとともに、世界の航空産業を支える研究・教育機関の重要性は一段と高まりそうだ。

ブレーンバンクとNTT LS 四谷学院生対象のスマホ教材

ブレーンバンクとNTTラーニングシステムズ(NTTLS)は17日、ブレーンバンクが運営する四谷学院 で、在籍生を対象にスマートフォンで学習できる教材「スマホ教材」を19日から提供開始すると発表した。「四谷学院の55段階個別指導の教材を再現し、教科ごとに55のレベル別問題をドリルやテストで提供する。

5974四谷学院生対象のスマホ教材正誤情報や自身の理解度をクラウドで管理するため、間違った問題、不安な問題だけを簡単に抽出して実施でき、短い時間でも効率的に苦手問題を克服できるという。また、学習ステップの進捗や問題の理解度を一目で確認でき、自分の学習計画を設定する機能などにより、計画的で継続的な学習をサポートする。さらに学習管理画面で、学習の進捗やテストの成績などを生徒ごとに把握可能なため、個々の学習結果にあわせたきめ細かな学習指導などに活用できるという。

スマホ教材」概要
「スマホ教材」は、スマートフォン・タブレット・PCに対応するNTTLSの学習プラットフォーム「マナビノプラットフォームサービス(MPS)」を活用し提供するもの。

提供するスマホ教材(10教材)

・英単熟語 暗記マスター
・暗唱英文500
・リスニングマスター
・古文単語 暗記マスター
・日本史 暗記マスター
・世界史 暗記マスター
・数学公式IAIIB 公式200/101
・物理の重点ポイント200
・化学の重点ポイント200
・生物の重点ポイント200

サービス概要

対象者:四谷学院 在籍生
対応端末:スマートフォン・タブレット(Android/ iOS)・PC(Windows/ MacOS)