文部科学省の予算は5兆3627億円と、昨年度当初比で69億円(0・1%)増えた。総額77億円を充てる同事業が対象とする「スーパーグローバル大学」には、「トップ型」と「グローバル化けん引型」の2タイプが設定されている。トップ型は10大学を指定し、世界の大学ランキングで100位入りを当面の目標にする。補助は年間最大5億円。けん引型は20大学を指定。日本のグローバル化に役立つ構想を提案した大学を対象にする考えで、2億~3億円の補助を見込む。いずれも補助期間は10年間の計画だ。
その日、不思議な感覚の朝を迎えた。何故か心が騒ぎ、落ち着かない。心配事がある訳ではないが、重苦しい気分だった。
今日は3月11日。東日本大震災発生から3年がたった、その日であった。全国各地で捧げられた祈り。復興へ向け必死に頑張る人々の強い意志。生活再建へ向けての被災者の不安。散り散りになってしまい、未だに帰村、帰宅の見込みがわからない原発被災者の絶望感。それらの思いが大きく、静かな「波動」となり、伝わってきていた。
それに気付き、思いを新たにした。2011年のその日、ただただ自然の猛威に驚いていた。3年後の復興における、地域間の差異、思いの異なりを知った。自分にできることは何か。一つのかかわりを決意した。
科学雑誌「Science」の発行元である米国科学振興協会第180回年次大会が、シカゴで開催された。東日本大震災関連の講演が、2012年年次大会では21件あったが、今年は3件と大幅に減少した。忘れ去られつつある。我が国でも風化しつつある。
皆さんの塾での対応や如何に。
「波動」「波」といえば、大きな、明るい、画期的なニュースが飛び込んできた。「重力波」である。
重力波は、1981年現自然科学研究機構長佐藤勝彦「インフレーション理論」などにより予言されていた。ハーバード大学等のチームが重力波の痕跡を検出した。理論を裏付ける直接証拠を初めて発見した。佐藤教授を含め、ノーベル賞級とのことだ。
(如己 一)
株式会社 興学社 興学社学園 池田 晃 氏
三菱綜合研究所理事長 東京大学総長顧問 小宮山 宏 氏
ゲスト 小杉 俊哉 氏 合同会社THS 経営組織研究所 代表社員 慶應義塾大学SFC 研究所 上席所員
外務省が東南アジア諸国連合(ASEAN=インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、ミャンマー)の7か国で行った世論調査で、「最も信頼できる国」に日本を挙げた人は33%で、トップ、米国は16%で2位、中国は5%、韓国は2%だった。「ASEAN諸国にとって現在重要なパートナーはどの国か」との質問(複数回答可)でも、1位が日本(65%)で、2位に中国(48%)、3位に米国(47%)が続いた。2008年の前回調査では中国が1位だった。
安倍政権が掲げる積極的平和主義については、「アジア地域の平和維持に役立つ」と肯定的な評価をした人が9割に上った。調査は3月、外務省の委託を受けた香港の調査会社がASEAN7か国の18歳以上の国民を対象に、オンライン方式で実施。計2144人が回答した。