全国学力テスト、地域差縮小

文部科学省は8月25日、小学6年と中学3年を対象に4月に実施した2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。都道府県別の成績では全国平均と下位自治体の差が縮小した。国語と算数・数学の2教科で、基礎的な知識の定着度をみる「A問題」と、応用力を測る「B問題」をそれぞれ実施。問題別の平均正答率はA問題が67.9~79.8%、B問題が51.6~60.5%だった。都道府県別の平均正答率では秋田と福井が例年通り大半の教科で1、2位を独占した。

全寮制国際高校、軽井沢で開校式

全寮制国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」の開校式が8月24日、長野県軽井沢町で開かれ、タイやマレーシアなど国内外から集まった1年生49人が顔をそろえた。小林りん代表理事(39)があいさつ。弊社代表山田未知之ら約200人が参加した開校式には、下村博文文部科学相も駆け付けた。国連児童基金(ユニセフ)に勤務していた小林代表理事が、貧困など世界に山積する問題を改善するにはリーダー育成が必要と考え、2008年ごろから構想。企業経営者らの協力で14億円の寄付が集まり、開校にこぎ着けた。

京都府内公立高校の募集定員を発表

京都府教育委員会と京都市教育委員会は8月21日、府内公立高校の2015年度募集定員を発表した。来春の公立中学校卒業見込み生徒数は2万1050人で前年比465人減となり、全日制の募集定員は1万3230人で前年比270人の減少となる。定時制は740人で40人増、通信制は280人で前年通り。

 前期選抜試験は来年2月16、17日の実施で20日に合格発表。中期選抜は3月6日実施で、16日に合格発表される。

小学生の宿題、夏休み中盤で終了56% ドラゼミ調査

通信添削の「ドラゼミ」が4~5月、全国約800人の保護者に昨年の夏休みの宿題について尋ねたところ、小学生の56%が夏休み中盤までに終え、このうち14%は開始直後に済ませていた。終盤に終えたのは36%で、最終日が7%。夏休み後も宿題を残したままだったのは1%だった。「毎日」あるいは「週に3~4日以上」勉強する子供は計85%。宿題の量については、保護者の40%が「ちょうど良い」と感じていた。「多い」「やや多い」は計14%、「やや少ない」「少ない」は計46%だった。

「鹿屋アスリート食堂」 鹿屋体育大

鹿屋体育大(鹿児島県鹿屋市)の「鹿屋アスリート食堂」は、同大学と飲食店運営のバルニバービ(大阪市)と鹿屋市が組んだプロジェクトだ。同大学でスポーツ栄養学を教える長島未央子講師が、バランスの良い食事を提供し、健康な体づくりを支援したいと考えたのが今年4月の食堂誕生のきっかけ。バルニバービからの受託研究という形で、大学が学生の食について調査した。その結果をもとに大学はメニューを監修し、鹿屋市が市内で生産する野菜などの調達で協力する産学官の連携だ。

俳句甲子園、開成が2連覇、洛南昨年に続き準優勝

第17回俳句甲子園全国大会2日目は8月24日、松山市総合コミュニティセンターで準決勝と決勝があり、開成(東京)が2年連続8回目の優勝。洛南(京都)は昨年に続き準優勝。愛光(松山市)は3位に入った。俳句甲子園は1チーム5人が兼題に合った俳句を1句ずつ披露し、互いの句について質疑応答する。俳句の作品点と討論内容を評価する鑑賞点の合計で競う。愛光は準決勝で、洛南Bと対戦しだが惜敗。もう1試合は開成が初金沢桜丘(石川)を3―1で退けた。決勝は昨年と同じ開成と洛南Bの顔合わせになったが開成が3―0で圧倒した。

私塾界 リーダーズフォーラム 2014 in 大阪 Season2

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概要

<<日程>>
  • 2014年9月29日(日)13時〜18時
<<会場>>
  • グランフロント大阪ナレッジキャピタルカンファレンスルーム 大阪府大阪市北区大深町3-1

<<パネルデスカッション>>

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コーディネーター 中室 牧子氏 慶應大学准教授
パネラー 中原 徹氏 元カルフォルニア州、ニューヨーク州、日本国弁護士、
前大阪府立和泉高等学校校長、現大阪府教育長
パネラー 佐々木 喜一氏 成基コミュニティグループ 代表
パネラー 太田 明弘氏 成学社 代表
パネラー 花房 孟胤氏 NPO 法人 manavee(マナビー)代表理事
パネラー 鍋島 豊氏 文部科学省 生涯学習政策局
社会教育長
<<対談>>
    • 和田 孫博氏(灘中学・高等学校 学校長)IMG_1920

1952年、大阪市生まれ。公立小学校から灘校へ。京都大学文学部卒業後、母校に英語科教諭として就職。野球部の監督・部長を務める。2007年より校長。

 

 

 

 

 

 

 

    • 須原 秀和氏(須原英数教室 塾長)須原夫妻

須原英数教室(大阪府八尾市・創塾1979年)は、塾長・須原秀和氏が夫婦だけで運営する「ザ・個人塾」とでも言うべき小さな手作りの塾だが、いわゆる「進学塾」にありがちな「詰め込み型・やらされる勉強」と一線を画し、「学校の授業」「自分の勉強」と「徹底した基礎の反復」のみで、地元有名進学校や旧帝大に次々合格者を輩出。

 

 

 

 

 

 

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都立高入試で改善策

有識者でつくる調査・改善委員会は8月22日、都教育委員会に対し再発防止に向けた改善策を提言した。採点ミスの原因として、入試から合格発表までが「中3日」しかなく「時間的な圧力が採点者と点検者に多大な影響を与えた」と指摘。改善策は記号選択問題でのマークシート方式の導入に加え、採点・点検日数を1日増やし、複数の教員が読み合わせる形で採点と点検を行うことを示した。合格発表後、希望者に採点済みの答案を返却し、自己採点できるようにもする。都教委は来年度入試から改善策を反映させる。

2014年9月の塾歴(じゅくごよみ)

(8月28日現在/敬称略)

9月12日(金)・13日(土)・14日(日)
 3日とも10:00 ─18:00
株式会社興学社 主催
「第22回 興学社大学」
会場:多摩永山情報教育センター ホール
お問い合わせ:☎044-959-4001
9月14日(日)講演会 14:00 ─15:00
      懇親会 15:30 ─17:00
高濱正伸・花まる学習会代表 主催
「高濱学級」~塾から日本の教育を変える
会場:花まる学習会 御茶ノ水教室
URL▶www.hanamarugroup.jp/takahama/
9月15日(月・祝)11:00 ─15:30
学習塾全国連合協議会(塾全協)主催
「第35回 私立中高進学相談会」
会場:新宿NSビル B1展示ホール
お問い合わせ:☎04-7163-4601
9月17日(水)11:30 ─16:30
株式会社開倫塾 主催
「教育経営品質研究会 2014年度9月例会」
会場:シーボニア メンズクラブ
参加費:5,000円(バイキングランチの費用含む)
お問い合わせ:☎0284-73-5945(担当:高尾)
9月18日(木)10:00 ─11:40
株式会社エデュケーショナルネットワーク 主催
「中学入試情報セミナー2015年度 関西地区/私立中学入試の展望」
会場:AP大阪駅前 梅田1丁目(東京建物梅田ビルB2F/APホール)
お問い合わせ:☎06-6146-1113
9月20日(土)10:00 ─18:00
クラフトグループ 主催
「第13回 感動大学」
会場:岩手県民情報交流センター7F アイーナホール
お問い合わせ:☎019-6060-3115
9月28日(日)13:00 ─18:00
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界リーダーズフォーラム2014 season2」大阪大会
会場:グランフロント大阪ナレッジキャピタルカンファレンスルーム
お問い合わせ:☎03-3987-0838(担当:中古)
9月28日(日)18:00 ─21:00
中萬学院・新江ノ島水族館 共催
「えのすい海の学校 スペシャルナイト」
会場:新江ノ島水族館
お問い合わせ:☎045-840-1701(中萬学院)
10月5日(日)11:00 ─18:00
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界EXPO 2014 in 東京」&
「私塾界リーダーズフォーラム2014 season2」東京大会
会場:御茶の水ソラシティカンファレンスセンター
お問い合わせ:☎03-3987-0838(担当:中古)
10月8日(水)18:00 ─22:00
六本木天文クラブ 主催
「皆既月食観察会」
会場:東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)
参加費:無料
参加方法:時間内にスカイデッキへ来場
※皆既月食は19:24~20:24
※東京シティビュー/スカイデッキへの入場券(一般2,000円)が必要
10月11日(土)~11月8日(土)
京都大学 主催
「京大ウィークス 2014」
会場:全国23箇所(サイトを参照)
お問い合わせ:☎075-753-2233( 京都大学 渉外部 広報・社会連
携推進室)
特設サイトURL▶ http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/
h8/d2/news4/2014/141108_1.htm
10月13日(月・祝)
公益社団法人全国学習塾協会 主催
「塾の日シンポジウム」2014 in 仙台」
会場:ホテルメトロポリタン仙台
お問い合わせ:☎022-366-3735(実行委員長:大沼学院 大沼信雄)
10月19日(日)14:00 ─16:30
E-EGG(イーエッグ)主催
「世界がもし100人の村だったら 発展編1」
会場:大阪市立市民交流センターひがしよどがわ
参加費:2,000円
定員:50名(先着順)
申し込みURL▶http://kokucheese.com/event/index/202166/
11月22日(土)~24日(月)
明治大学、国連広報局 共催
「模擬国連ワークショップ(MUN Workshop in Tokyo Japan)」
会場:明治大学 駿河台キャンパス
お問い合わせ:☎03-3296-4403(模擬国連ワークショップ担当)

教育贈与非課税 少子化対策に上限の引き上げへ

政府は高齢者の持つ金融資産を少子化対策に生かすため、贈与税がかからずに子や孫にお金を渡せる制度を改め、結婚や妊娠、出産、育児など子育て全般に幅広く認める。贈与税がかからないお金の上限も今の2倍の3000万円へ引き上げることを検討する。内閣府の有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」が来週まとめる提言に盛り込み、内閣府は2015年度の税制改正要望に反映する。年末の税制改正に向け、使い道を広げる対象や贈与税がかからない金額の上限の引き上げ幅が議論になる見通しだ。