高卒認定(旧大検)合格は4423人 

文部科学省は9月1日、8月に実施した平成26年度第1回高校卒業程度認定試験(旧大検)に4423人が合格したと発表した。合格者の年齢別では、16~18歳が1952人で最多。平均年齢は21.7歳で、最高齢は70歳だった。学歴別では、高校中退が2721人で61.5%を占め、全日制の高校生12.1%、中卒9.5%、定時制・通信制高校9.0%と続いた。少年院など矯正施設では186人が合格した。高卒認定試験は年2回あり、第2回は11月8日と9日に実施される。

北海道 私立中学・高校入試 来春の日程発表

北海道私立中学高校協会は9月1日、来春の私立高校と中学校の一般入試の日程を発表した。高校では、内部進学者のみが入学する藤女子と北嶺の2校を除く49校で実施。A日程(2月17日か、17、18の両日)が札幌光星、札幌日大、函館ラ・サールなど39校、B日程(2月20日か、20、21の両日)が北海、立命館慶祥など10校と今春と同じ。募集定員は全体で1万1595人となっている。中学校では、来春から星槎もみじ(札幌市厚別区)が募集を開始し、14校で行う。

企業の小学生向けプログラミング講座拡大

小学生にコンピュータープログラミングの基礎を教えるNTTデータ、DeNA、TENTOなどの企業の取り組みが広がっている。海外では義務教育化の動きもあり、IT人材の育成に積極的。一方、国内ではIT技術者の人手不足が深刻化している。独立行政法人・情報処理推進機構が13年度に実施した調査では、人材が「大幅に不足」「不足」と答えたIT企業は82%を占め、前年度より10ポイントアップした。業界は今後も慢性的な人手不足が続くとみており、将来の人材確保につなげる期待もある。

ゲームを追求 東京工芸大

東京・中野の東京工芸大学には工学部と芸術学部があり、理数系と芸術系の連携をうたう。2010年、芸術学部に新設したゲーム学科のゲーム制作にはコンピューターグラフィックスやプログラミングなどの最新技術に加え、文学的センス、音楽やデザインなど幅広い要素が求められる。入学試験の段階で「企画」「デザイン」「プログラム」から専攻分野を決める。2年生で各分野から3、4人ずつのチームでゲーム制作に取り組む。
また、最新の設備が制作を支える。人の動きを立体的に記録するモーションキャプチャーシステムやゲーム利用時の脳の動きを測る脳血流測定装置、眼球運動測定装置などを備え、多面的に表現方法を追求している。

私塾界 リーダーズフォーラム 2014 Season2 大阪大会

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概要

<<日程>>
  • 2014年9月28日(日)13時〜18時
<<会場>>
  • グランフロント大阪ナレッジキャピタルカンファレンスルーム 大阪府大阪市北区大深町3-1

<<パネルディスカッション>>

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コーディネーター 中室 牧子氏 慶應義塾大学総合政策学部准教授
パネラー 中原 徹氏 元カルフォルニア州、ニューヨーク州、日本国弁護士、
前大阪府立和泉高等学校校長、現大阪府教育長
パネラー 佐々木 喜一氏 成基コミュニティグループ 代表
パネラー 太田 明弘氏 成学社 代表
パネラー 花房 孟胤氏 NPO 法人 manavee(マナビー)代表理事
パネラー 鍋島 豊氏 文部科学省 生涯学習政策局
社会教育長
<<対談-これからの私教育の可能性を問う->>
    • 和田 孫博氏(灘中学・高等学校 学校長)IMG_1920

1952年、大阪市生まれ。公立小学校から灘校へ。京都大学文学部卒業後、母校に英語科教諭として就職。野球部の監督・部長を務める。2007年より校長。

 

 

 

 

 

 

 

    • 須原 秀和氏(須原英数教室 塾長)須原夫妻

須原英数教室(大阪府八尾市・創塾1979年)は、塾長・須原秀和氏が夫婦だけで運営する「ザ・個人塾」とでも言うべき小さな手作りの塾だが、いわゆる「進学塾」にありがちな「詰め込み型・やらされる勉強」と一線を画し、「学校の授業」「自分の勉強」と「徹底した基礎の反復」のみで、地元有名進学校や旧帝大に次々合格者を輩出。

 

 

 

 

 

 

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短期留学、75%が実施 「ひらく 日本の大学」朝日新聞・河合塾共同調査

朝日新聞社と河合塾が国公私立すべての745大学(短大と通信制、大学院大学を除く)を対象に実施した「ひらく 日本の大学」調査で国際化についての取り組みを尋ねたところ、1学期(3カ月以下)程度の短期留学を実施しているのは75%に上った。1年程度は48%。1年以上は11%だった。大学ではだれが決定権を持っているのか。「学長」「学部教授会」などの項目を挙げ、それぞれ3段階で学長に尋ねた。学長に決定権が「ある」「ある程度ある」と答えたのは、合わせて93%を占めた。

学研と栄光が資本提携強化

学研ホールディングスと栄光ホールディングスは8月29日、提携を強化すると発表した。学研は栄光の株式を市場で買い増し、その保有比率を現在の2・61%から6・51%に高める。一方の栄光は、学研が保有する自社株を買い取り、保有比率を1・72%から4・36%に高める。取得価格はいずれも約7億7560万円。これまで両社は教材の相互購入や配送で協力してきたが、今後はデジタル教材の開発や語学教育の研究に共同で取り組む。少子化で競争が激しい教育業界を勝ち残るため、協力を強める。

基礎レベル達成度試験19年度から 中教審

中央教育審議会(中教審)の高大接続特別部会は8月22日、高校生の基礎学力を把握するために新たに創設する「達成度テスト・基礎レベル(仮称)」を2019年度から実施する案を示した。同テストは高校2年から受けられることを想定しており、現在の小学6年生からが対象になる。基礎レベルは教科型テストで複数回受験が可能。推薦入試やAO入試に活用するとしている。しかし、この日の部会では安西祐一郎部会長が一般入試にも活用できるよう難易度を幅広く設定する私案を示し、委員からは賛同する意見が目立った。

全国学力テスト、地域差縮小

文部科学省は8月25日、小学6年と中学3年を対象に4月に実施した2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。都道府県別の成績では全国平均と下位自治体の差が縮小した。国語と算数・数学の2教科で、基礎的な知識の定着度をみる「A問題」と、応用力を測る「B問題」をそれぞれ実施。問題別の平均正答率はA問題が67.9~79.8%、B問題が51.6~60.5%だった。都道府県別の平均正答率では秋田と福井が例年通り大半の教科で1、2位を独占した。

全寮制国際高校、軽井沢で開校式

全寮制国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」の開校式が8月24日、長野県軽井沢町で開かれ、タイやマレーシアなど国内外から集まった1年生49人が顔をそろえた。小林りん代表理事(39)があいさつ。弊社代表山田未知之ら約200人が参加した開校式には、下村博文文部科学相も駆け付けた。国連児童基金(ユニセフ)に勤務していた小林代表理事が、貧困など世界に山積する問題を改善するにはリーダー育成が必要と考え、2008年ごろから構想。企業経営者らの協力で14億円の寄付が集まり、開校にこぎ着けた。