お小遣いいつ頃からあげてる?キッズスター調査

キッズスター(東京・世田谷)が2月、アプリのユーザーで就学前の子供がいる全国の644世帯に実施した調査で、16%が小遣いを与えていると答えた。与えるタイミング(複数回答)については「子供が手伝いをした時」(33%)、「定期的に」(19%)といった回答が目立った。与えていない世帯に、与え始めようと考えている時期を聞いたところ、「小学校1年生」が36%と最多で「まだ分からない」が16%で続いた。

全国学力テストに3万校超 参加 4/21実施

文部科学省は3月6日、平成27年度の全国学力テストに参加する小中学校は、全国で計3万399校になったと発表した。国公立は全校が参加し、私立の参加率は昨年より1・2ポイント増の48・2%となった。

 対象は小学6年生と中学3年生で、文科省によると、参加するのは国公私立の小学校2万227校(約110万4000人)、中学校1万172校(約112万5000人)。

 27年度の学力テストは4月21日に行われ、国語と算数・数学に加え、理科も実施される。

生活保護、最多の161万世帯 14年12月時点

厚生労働省は3月4日、全国で生活保護を受けているのは昨年12月時点で前月比3296世帯増の161万8196世帯となり、過去最多を更新したと発表した。受給者は前月から3388人増えて217万161人で、過去2番目の多さだった。世帯別(一時的な保護停止を除く)では、65歳以上の高齢者世帯が76万4693世帯。働ける世帯を含む「その他の世帯」は27万9536世帯、母子世帯は10万9250世帯だった。

大学で「職業人」育成を 再生会議第6回提言

教育再生実行会議(座長・鎌田薫早大総長)は3月4日、職業に結びつく知識や技能を高める実践的なプログラムを大学に設けるとの提言を安倍晋三首相に提出した。大学のあり方に関し「人生を豊かにする学びに加え、実学を重視した教育を提供することも必要」と指摘。そのうえで資格の取得などを目指す教育プログラムを各大学が設け、国がこうしたプログラムの内容を認定する仕組みを創設するよう提案した。アカデミックな教育課程に偏りがちな大学を変革し、産業界が求める「即戦力」となる人材を育てるのが狙い。

「上野ウエルカムパスポート」1000円 国立博物館、科学博物館、西洋美術館の3館で利用の共通入場券

上野東京ライン開業記念イベント実行委員会は3月14日、上野公園内の東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館の3館で使える共通入場券「上野ウエルカムパスポート」を発売する。料金は1000円で使用期限は5月31日まで。各館の常設展を1回ずつ鑑賞でき、一般料金の合計1670円より割安。共通入場券は上野駅や3館の窓口などで3万枚販売し、売り切れ次第終了する。同日開業のJR東日本「上野東京ライン」で東海道線沿線から上野へ乗り換えなしで行けるのを記念する。

新共通テストの議論始動 今夏に中間まとめ

大学入試改革の具体策を議論する文部科学省の「高大接続システム改革会議」(座長・安西祐一郎日本学術振興会理事長)が3月5日、第1回会合を開いた。大学入試センター試験に代えて導入する新共通テストの内容などの検討を開始。今夏に中間まとめを出し、年内に最終報告をまとめる。

女子は理数系が苦手 OECD調査

経済協力開発機構(OECD)は3月5日、教育の男女差に関する報告書を発表した。「数学的応用力」「科学的応用力」の成績はOECD加盟国の平均で2~10ポイント、男子が女子を上回っていた。日本の15歳は、男子が女子より11~18ポイント高く、平均より男女差があった。また、日本も含め、女子は数学が高得点でも数学に自信がない傾向が強く、エンジニアや、コンピューター関連の仕事を希望する女子は加盟国平均で5%に満たなかった。

大学志願者数、近大が連続トップ

今春の大学一般入試で近畿大(大阪府東大阪市)が2年連続で志願者数トップになる見通しであることが分かった。全13学部の合計は、4日時点の集計で、初めてトップとなった前年度より7645人増え11万3535人だった。2位は明治大、3位は早稲田大。近大によると、2月中旬の時点で東北が前年度の約1.8倍、関東が約1.5倍と、近畿以外からの志願者が大幅に増えた。志願者数は2009年度までは早大が11年連続でトップ、13年度までは明大が4年連続でトップだった。

ニチイ学館 水泳教室で英会話も勉強

ニチイ学館は、4月から子供向け英会話塾「COCO塾ジュニア」を提携先の水泳教室で始める。ネイティブの講師が水泳の前に幼稚園児らに教える。1カ所で水泳と英語を学べる利点をアピールする。富山県で始め、来年3月までに50カ所に広げる。

タブレット端末のリアルタイム対戦型授業「FLENS」 福岡の全教研で導入

FLENS(フレンズ)株式会社(東京都品川区大井、大生隆洋代表)は、同社が提供する全国のライバルと対戦するタブレット授業「FLENS特訓シリーズ」を、株式会社全教研(福岡市中央区、中垣一明代表)が、2月より導入を開始したと発表した。全教研は、50年以上にわたって福岡、筑後、北九州、大分、佐賀、長崎エリアに教室を開校し、幼児から高校生を対象に早期才能開発教室、学習塾、才能開発講座などの教室を展開している。

全教研に通う九州の生徒たちが、全国の生徒たちとリアルタイムで対戦を行い、学習成果を競い合う。今回は、小学生と中学生のクラスにFLENS特訓シリーズを導入するといい、小学生は「算数特訓講座」を受講し、全国の他の学習塾の生徒との競い合いを通じて学習に対する目標意識の向上を狙う。中学生は、理科・社会に加え、英語のオリジナルテキストを使い、FLENSのプラットフォーム上で確認テスト、定期試験対策を実施する。FLENSは、2015年2月時点でのべ約1万4000名の小・中学生が利用している。