Twitch Amazonプライムビデオの映画やアニメを同時視聴できる「Watch Party」が日本上陸

 Amazon.comが運営するゲーム系配信プラットフォームTwitchは9月3日、AmazonプライムビデオをTwitchのフォロワーと同時に視聴、コメントなどできる「Watch Partty」を正式リリースした。

 同サービスは6月に、日本を含む各地域で利用可能となったものの、配信はアメリカのみとなっていたため、日本のユーザーは視聴のみだったが、今回より配信も可能となった。

 AmazonプライムとTwitchの両方にログインしているユーザーが、Amazonプライムで視聴可能な映画やテレビ番組をTwitch上で他のプライムビデオユーザーと同時視聴する機能。パーティ内ではテキストチャットなどで会話しながら同じ映像を視聴できる。

 チャットの他、ウェブカメラを利用した映像の共有も可能なため、放送者のリアクションを視聴者へと見せることも可能。また、通常配信と同様にビッツやサブスクでの支援にも対応する。

 現在はデスクトップのWebブラウザにのみ対応するが、向こう数カ月中にスマートフォンからも視聴できるようにする計画だ。

ベネッセ 受験生の悩み解消支援サービス「ベネッセ教育情報フォーラム」を開始

 ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は9月2日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年とは異なる状況で勉強と向き合う受験生の困り・悩みを解消する目的として「ベネッセ 教育情報フォーラム」と題した無償サービスを開始した。

 ベネッセは8月に「コロナ禍における受験生影響調査」を実施し、全国の中学3年生、高校3年生、2019度現役合格した高校1年生・大学1年生を対象に行われ、2060名から有効回答を得ている。

 同調査によると、中学3年生・高校3年生ともに8月の1か月あたりの校外学習費用が約8000円程度減少した。そのほか、中学3年生の69・7%、高校3年生の73・0%が、新型コロナウイルス感染症の影響で受験勉強や志望校選びに支障が出ていると答えている。

 新型コロナウイルス感染症の影響によるオープンキャンパスの中止や、高校・大学見学の機会が減ったことで、「志望校を決定するための情報が足りない」と感じる受験生が増加した。

 そこで「ベネッセ教育情報フォーラム」では、アプリを通じて最新の入試情報・受験セミナーの無償提供を開始した。

 第1弾のコンテンツとして、高校・大学入試に関する最新情報や受験対策法を解説する「入試セミナー」を開催。「受験生の校外学習費が月8千円減」を受け、高校・大学の受験対策ドリルを無償提供する。

「ベネッセ教育情報フォーラム」概要
■最新入試情報・受験セミナーの提供 (アプリ)
・中学3年生向けに、47都道府県別高校入試セミナーの開催
・高校3年生向けに、全国8エリア別大学入試セミナーの開催
・チャットでの進路個別相談(10 月頃開始予定)

■受験対策教材の無償提供
・中学3年生向けに、入試直前FINAL(理科・社会)の提供
・高校3年生向けに、共通テストトライアルの提供

JVCケンウッド 東京藝術大学「バーチャル藝祭2020」へサポート

 株式会社JVCケンウッドは、東京藝術大学が9月4日(金)から6日(日)まで開催するオンライン上の学園祭「バーチャル藝祭2020」へサポートを行うことを発表した。

 東京藝術大学の学園祭「藝祭」では、これまで同大学のキャンパスにて美術や音楽の発表が行われてきたが、本年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて中止となり、それに代わる「バーチャル藝祭2020」として開催される。キャンパスをWeb空間上にみたてて初めて実施する試みとなり、サステナビリティ推進活動の一環として当社がプロジェクトリーダーを務める東京藝術大学COIを通じて、機器提供やコンテンツ制作時のアドバイスなどのサポートを行う。

■「バーチャル藝祭2020」について
期間:2020年9月4日(金)~6日(日)
公式ホームページ:https://geisai.geidai.ac.jp/2020/  ※9月4日(金)9時OPEN
公式SNS:
Twitter https://twitter.com/geisai__2020?s=21
Instagram https://instagram.com/geisai__2020?igshid=x0q4qpffmqej
JVCブランドの日本公式Twitter:https://twitter.com/jvc_jp
KENWOODブランドの日本公式Twitter:https://twitter.com/KENWOOD_elec_jp

各地でALT着任目処立たず、新型コロナ影響による入国制限の影響

 新型コロナウイルス感染拡大により、外国人の入国制限が長期化している。その影響で、各地で外国語指導助手(ALT)の着任が遅れる可能性が高まっている。

 宮崎県では、県内の公立小中学校や高校へのALTが、秋に20名来日予定だったが見通しは立っていない。現在いるALTを派遣するなどの対応をすると各自治体は考えているが、英語教育に支障をきたすのではないかと現場の懸念は拭えない。

 静岡県でも同様にALTや国際交流員を派遣する国の外国青年招致事業(JETプログラム)で、新たに着任予定だった外国人の来日の見通しが立っていない。県全体で少なくとも50人の着任待ちが発生している。
 県教委によると、県立高のALTは全員がJET参加者で、分校以外の85校に各1人、事務局に2人を配置。高校教育課によると、本年度の新任者の着任の見通しは立たず、例年よりも1カ月ほど遅い9月中旬に来日予定だったが、手続きが進まず、さらに数カ月は遅れる見込み。9月末までに手続きが再開できない場合、本年度の派遣が中止の可能性もある。
 今後、欠員が出た場合は他校のALTが巡回したり、英語能力の高い有償ボランティアの地域人材などを活用してサポートするなどの対応を考えている。また、JETプログラムは最大5年間勤務できるが、本年度はコロナ対応の特例措置で最大6年間に延長された。その他、本年度中の帰国や離任を予定していたALTや国際交流員約20人は、任期を1年間延長して勤務を続けているという。

米大統領選候補バイデン氏、任天堂人気ゲーム「あつ森」で選挙活動

 9月1日、米大統領選の民主党候補バイデン氏の選挙陣営は、「ニンテンドースイッチ」の人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」を選挙運動に活用し始めたと明らかにした。
 キャンペーンサイトの専用ページに、ユーザーに配布するオリジナルの「マイデザイン」を4種類用意。ゲーム内の自宅の庭などにプラカードとして設置するなどの活用ができる。米国では、選挙前になると自宅前に支持者の看板を掲げる光景をよく目にするが、同じことがオンラインゲーム上で可能となる。
 米国でも人気の「どうぶつの森」だが、政界でも5月に民主党の急進左派の若手、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員が、同ゲーム内で支持者と交流するイベントを行っている。
 また、米大統領選で候補者がゲームを利用する前例もある。2008年にオバマ氏はキャペーンでゲーム内にバーチャルな看板を建てている。2016年にヒラリー・クリントン氏は「Pokemon Go」のポケストップでイベントを開催した。
 一方の共和党ドナルド・トランプ候補は、現時点でゲームを利用したキャンペーンはおこなっていない。

NVIDIA 最新GPU「GeForceRTX30シリーズ」発表

 NVIDIAは9月2日午前1時、新アーキテクチャを採用するGPU「Geforce RTX 30シリーズ」を発表した。日本でもアメリカと同時の発売となる。9月17日から「RTX3080」「RTX3090」「RTX3070」の順に、リファレンスカードやパートナー企業が設計したグラフィックスカードが発売される。

 「Geforce RTX 30シリーズ」では、従来の「GTX16シリーズ」と「RTX20シリーズ」で使用された「Turingアーキテクチャ」に代わる「Ampere(アンペア)アーキテクチャ」という新しいGPUアーキテクチャを採用している。

 Ampereアーキテクチャでは、シェーダーの処理能力が最大30TFLOPS(従来比2・7倍)、レイトレーシングコアの処理能力が58TFLOPS(同1・7倍)、テンサー(AI処理)コアの処理能力が238TFLOPS(同2・7倍)と、Turingアーキテクチャから大幅な性能向上が図られた。

 最近のNVIDIAのGPUアーキテクチャの名前には数学者の名前が使われており、今回の「Ampere」の他、「Turing」「Pascal」「Maxwell」などが使われている。

 日本における想定販売価格(税別)と、発売予定日は以下の通り。
・Geforce RTX 3070:7万9980円から/10月発売予定
・Geforce RTX 3080:10万9800円から/9月17日発売
・Geforce RTX 3090:22万9800円から/9月24日発売

 なお、米国での想定販売価格は以下の通り。日本円換算では3~6万円ほど安い計算だが、商流やサポート体制の違いなどを踏まえると単純比較はできない。

・Geforce RTX 3070:499ドルから
・Geforce RTX 3080:699ドルから
・Geforce RTX 3090:1499ドルから

 発表では、人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」がRTX対応になるとアナウンスされたほか、「CALL OF DUTY BLACK OPS COLD WAR」や「Cyberpunk 2077」のRTX対応がアピールされた。

ヒューマンホールディングス、インドネシアにおける日本型保育所のモデル展開事業が「EDU-Portニッポン」20年度パイロット事業に選定

 ヒューマンホールディングス株式会社(東京・新宿区、佐藤 朋也 代表取締役)が展開しているインドネシアにおける日本型保育所のモデル展開事業がこのほど、文部科学省を中心に日本型教育の海外展開を目指す「EDU-Portニッポン」の、2020年度パイロット事業(応援プロジェクト)に選定された。
 ヒューマンホールディングス株式会社は2018年7月より、インドネシアの首都・ジャカルタのクニンガン地区で、日本型保育所「スターチャイルドインドネシア」を運営している。主に現地の0歳から5歳の子どもを対象としており、定員は40名。

 この保育園では、グループとして日本国内で運営している認可保育所のノウハウを活用し、幼児の発達年齢に応じた独自の「養護法」、朝会を代表とする幼児の主体的当番制を導入した「運営法」、今後グローバル社会に求められる英語やSTEAM(科学、技術、ものづくり、芸術、数学)といった「学習コンテンツ」を用いて、就学前教育を提供する保育所パーケージを構築している。今後、こうした保育所パッケージをインドネシア以外の海外へも展開することを目指す。

 こうした事業モデルが評価され、官民協働のオールジャパンで取り組む「日本型教育の海外展開事業」であるEDU-Portニッポンの20年度「パイロット事業」(応援プロジェクト)に選定された。なお、このパイロット事業は、日本型教育の海外展開のモデルとして掲げるのに適した事業を集中的に支援するとともに、成果・課題を検証・共有することにより、日本型教育の海外展開につなげることを目的としたものだ。

◆詳細はこちら(文部科学省のウェブサイト)
https://www.eduport.mext.go.jp/summary/pilot.html

3大キャリア 延長を繰り返していた「通信制限の無償解除」が終了

 ドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯キャリア3社は8月31日、オンライン学習が増えた学生の通信環境を確保するためる支援策として無償で提供してきた通信速度制限の解除やテザリング機能の利用オプションを終了する。

 新型コロナの影響でオンライン授業を行う学校が増えたことから、データ使用量が増加する学生(25歳以下)に対し、データ超過分50GBまで通信速度が低下しないように無償で通信制限を解除などの対応を行ってきた。

 当初は4月末までだったものが、コロナ禍が長引くことに対応し毎月延長を繰り返していた。7月末の延長の際、ドコモとソフトバンクは8月31日を最終的な延長と明言していた。9月以降は通常通り、解除料を請求する。

学書「映像×テキスト教材」で思考力を育む【基本のキ ~思考力編~】サイトをオープン

 株式会社学書は「映像×テキスト教材」で思考力を育む【基本のキ ~思考力編~】サイトをオープンした。【基本のキ ~思考力編~】は、「専任講師による映像授業」+「専用のテキスト教材」で、「デジタル」&「アナログ」連動型の学習コンテンツ。対象学年は中学3年生/高校入試向け(英語・数学・国語・理科・社会)。問題内容の解答&解説だけでなく、解答(模範解答)へ至るための【考え方】や【思考すべきプロセス】の解説を基軸に動画を収録している。 詳細は【基本のキ ~思考力編~】特設サイトへ
https://www.gakusho.com/kihon-ki-shikoryoku/

市進と京成電鉄がコラボ 鉄道を通してSDGsを考えるきっかけを提供する

 株式会社市進ホールディングス(千葉県市川市、福住一彦社長)と京成電鉄株式会社(千葉県市川市、小林敏也社長)が協同し、オンライン鉄道講座「全国の京成電鉄ファン集まれ! 親子で学ぶ京成電鉄のひみつ-Think SDGs-」を9月27日に実施する。

 このイベントは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う相次ぐイベント中止や外出自粛の状況下で、安心して鉄道や京成電鉄の魅力を知って楽しんでもらうために企画された。

 本講座の主な内容は 以下の通り。

  • (1)「グー鉄(※)コンテスト」
  • (2)「鉄道講座」
  • (3)「クイズ大会」
  • (4)「質疑応答」

(1)は、Google mapのストリートビューに写り込んだ京成電鉄車両の写真を事前に募集し、優秀な作品には京成電鉄のグッズがプレゼントされる。

(2)は、次代を担う子供たちの学びとなるべく、身近な存在である『鉄道』を通じて、「社会における鉄道の役割」や「環境への取り組み」について京成電鉄の社員から説明を行うことで『SDGs』を考えるきっかけを提供する。

(3)は、鉄道や京成電鉄に関するクイズを実施し、優秀者には京成電鉄のグッズが贈られる。

(4)は、事前に募集した質疑に対して京成電鉄の社員から回答するもの。

 また、参加者には、当講座オリジナル「記念切符型キーホルダー」を全員へプレゼントされる。

※グー鉄とは、「Google(ストリートビュー)に偶然写った鉄道を探す趣味」のこと

【オンライン講座『全国の鉄道ファン集まれ! 親子で学ぶ京成電鉄のひみつ-Think SDGs-』について】

開催日時:2020年9月27日(日) 10:30~11:30

開催方法:オンラインにて開催(Zoom) ※参加に必要なネット環境等は参加者が準備

募集対象:小学1・2・3年生の児童とその保護者

参加定員:先着200組400名

参加費:無料 ※通信費は除く。

申込方法:以下のフォームより、案内に沿ってお申し込みください。

URL:https://www.ichishin.co.jp/event/tabid/209/index.html

申込期間:9月7日(月)~9月18日(金)

問合せ先:(株)市進 広報企画室 横山

TEL:047-704-1014 E-mail:yokoyama@ichishin.jp