2023年6月度 アルバイト平均時給調査 全国の平均時給は1,288円 過去最高時給を更新

 ディップ株式会社は、2023年6月のアルバイト時給データを発表しました。この調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」等ディップの運営するサービスに掲載されたデータをもとに集計したもの。

 6月のアルバイト・パートの平均時給は1,288円(前年比77円増、前月比12円増)、また「バイトル」に掲載された求人件数は約306,000件となり、前年比12.8%増、前月比2.7%増となった。

「バイトル」:https://www.baitoru.com

■大職種別平均時給(2023年6月)

■時給推移(全国)

■概要

【エリア別】関東・東海・九州は2ヵ月連続 過去最高時給を更新

 関東エリアの平均時給は1,301円(前年45円増、前月比2円増)、東海エリアの平均時給は1,262円(前年比90円増、前月比28円増)、関西エリアの平均時給は1,288円(前年比72円増、前月比6円減)、九州エリアの平均時給は1,256円(前年比112円増、前月比31円増)となった。

【職種別】7職種が前年比プラス 

飲食の職業(3ヵ月連続)、運搬・清掃・包装等の職業(2ヵ月連続)、建設の職業は過去最高に

職種別の平均時給は、9職種中7職種の大カテゴリが前年を上回りました。事務的職業は1,357円(前年比±0円、前月比42円減)、専門的職業は1,522円(前年比259円増、前月比24円減)、飲食の職業は1,092円(前年比38円増、前月比2円増)、販売の職業は1,090円(前年比38円増、前月比3円増)、サービスの職業は1,234円(前年比28円減、前月比±0円)、運搬・清掃・包装等の職業は1,308円(前年比104円増、前月比16円増)、建設の職業は1,724円(前年比258円増、前月比94円増)、製造・技能の職業は1,424円(前年比53円増、前月比1円減)、教育の職業は1,638円(前年比46円増、前月比49円増)となりました。

1.職種別平均時給(2023年6月)

2.大職種別平均求人件数※(2023年6月)

※平均求人件数は「バイトル」に掲載の、雇用形態「アルバイト・パート」の仕事情報のみで算出

ロボットプログラミング教室 ロボ団子どもたちのための夏休みチャレンジコンテスト2023エントリー受付開始

 エディオングループの夢見る株式会社(大阪府・堺市、重見彰則 代表取締役)が全国に106教室展開するロボットプログラミング教室「ロボ団」は、「夏休みチャレンジコンテスト2023」のエントリー受付を開始した。

 全国にロボットプログラミング教室を展開するエディオングループの「ロボ団」が、「日本マイクロソフト」の協力のもと、全国の子どもたちを対象に開催するコンテスト。このチャレンジは、子どもたちの新たな挑戦の機会として、昨年度から実施しているロボ団生徒向けの動画制作チャレンジに加え、本年度は全国の子どもたちが参加できるタイピングチャレンジをコンテスト形式で同時開催する。

 また、夏休み自由研究のテーマとして活用できるそれぞれのチャレンジのワークシートが特設サイトからダウンロード可能。

■夏休みチャレンジコンテスト2023特設サイト

https://robo-done.com/ms-summerproject2023/

■「好きを学びに 社会とつながる」企業とのコラボレーションイベント

 子ども向けのロボットプログラミング教室を展開するエディオングループのロボ団が、日本マイクロソフトとの協業により、子どもたちの未来を切り開くきっかけとなる質の高い実践型の学びの機会としてチャレンジの場を提供する。

■夏休みチャレンジコンテスト概要

募集期間:2023年7月14日(金)〜9月10日(日)

結果発表:2023年10月上旬

入賞者特典:2023年12月28日(木)に大阪で開催予定の子ども向けフェスイベントの特設ステージへの登壇権(動画制作チャレンジ)、同イベント内にて開催のタイピングコンテスト出場権(タイピングチャレンジ)

※イベント参加に伴う交通費や宿泊費、食事代等は入賞者の自己負担

副賞:各チャレンジの上位入賞者には、副賞として Microsoft 製品やレゴ® エデュケーションのプログラミングロボット等が贈呈される。

[動画制作チャレンジ]

対象:ロボ団通学生限定

テーマ:身近にある課題を解決するアイデアや発明をプログラミングや工作・絵・アニメーション等で自由に表現し、プレゼンテーション動画を制作

応募方法:専用エントリーフォームより応募

[タイピングチャレンジ]

対象:全国の小中学生 ※一般参加可能

部門:キッズ 小学1〜3年生/ジュニア 小学4〜6年生/シニア 中学1〜3年生

応募方法:インターネットに接続できるデバイス/エディオン店舗内の対象デバイスいずれかからアクセスした特設サイトでタイピングチャレンジ後に表示されるエントリーフォームにて応募

タイピングチャレンジ特設サイト

https://robo-done.com/summerproject2023/typing_challenge/#lp_page_content

100円ショップ「セリア」とのコラボ自由研究特集を公開

 株式会社ワン・パブリッシング(東京・台東区、廣瀬 有二 代表取締役社長)が運営する、小・中学生とその保護者、教員のための学びコンテンツのポータルサイト『学研キッズネット』(https://kids.gakken.co.jp)は、株式会社セリア(岐阜・大垣市)とコラボした自由研究特集『100円ショップ「セリア」で自由研究』を公開。この特集は10年以上続く夏休みの定番人気企画で、今年は過去にコラボした32テーマに新規制作した4テーマを加えた計36の科学実験や工作を紹介している。

​●『100円ショップ「セリア」で自由研究』https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/100yen/

 学研キッズネットの夏の目玉企画「夏休み!自由研究プロジェクト」では、子どもたちの自由研究や家庭学習を応援する企業・団体と共同で開発した、ほかにはない特別な自由研究テーマを掲載している。
『100円ショップ「セリア」で自由研究』特集は、全国で100円ショップを展開するセリアとのコラボレーション企画。これまでの両社のコラボで開発してきた32のテーマに加え、今年度は「坂をのぼるふしぎなコマ」「モーターの元祖!? ファラデーモーター」「まるでほんもの!? スポンジでスクイーズ」「パタパタ 変身キューブ」の4つのテーマを新たに制作。いずれも手軽な材料を使いながら、あっと驚く実験&工作になっている。

坂をのぼるふしぎなコマ
 長い棒でつくった坂の低いほうにコマをのせると、コロコロと転がりながら高いほうへと転がっていくふしぎな実験。坂の作り方がポイント

モーターの元祖!? ファラデーモーター
 約200年前に科学者のファラデーが発見した「モーター」のしくみを、アルミ線と磁石、電池を使った実験でたしかめる。

まるでほんもの!? スポンジでスクイーズ
 ぎゅーっとにぎっても元の形にもどる、ふしぎな感触が楽しいおもちゃ「スクイーズ」。スポンジを使って本物そっくりなドーナツのスクイーズ工作にチャレンジできる

パタパタ 変身キューブ
 工作用紙でつくったキューブ(立方体)を8個つなげて、大きなキューブにします。つなげ方を工夫すると、無限に変身を続けるふしぎなキューブが完成する

 今年開発した上の新規4テーマについては、8月17日までの期間、Seria店頭に特設コーナーが設置され、使用する主な材料を陳列するとともに作り方を掲載したチラシを配布している。
 また、セリアの特設サイトでは、実際に実験・工作に取り組む動画も閲覧できる(https://www.seria-group.com/natsuyasumi/index.html)。

『学研キッズネット』は、最盛期には670万部の部数を誇った学年誌『科学』と『学習』から派生して1996年にローンチした、小・中学生向けコンテンツポータルサイトです。先進的な「子ども向けのオンライン教育コンテンツサイト」として学校教育の現場でも重宝されてきた。
 コンテンツは、「自由研究プロジェクト」の他、科学の疑問を解決する「科学なぜなぜ110番」や、子どもたちの将来のキャリアをサポートする「未来の仕事を探せ」など。2020年には「SDGs」について楽しく学べる学習まんが『地球防衛隊SDGs』をスタートさせ、さらに2021年には、動画を中心とした新しいキャリア教育コンテンツ「シゴトのトビラ」を立ち上げるなど、時勢に応じた“新しい学び”を提供している。

学習塾ステップ、全従業員向けに「特別感謝手当」を支給

 株式会社ステップ(神奈川・藤沢市、遠藤 陽介 代表取締役社長)は、3年以上のコロナ禍の中で授業や運営を支えてくれた教師、スタッフへ感謝の気持ちを込めて「特別感謝手当」を支給した。

■支給の背景
 3年以上に亘るコロナ禍の中で、授業や運営を支えてくれた教師、スタッフへ感謝の気持ちを込めて総額3億円の「特別感謝手当」を支給することを決定した。
 
■支給の概要
 支給対象:正社員・嘱託社員931名をはじめ、フェロー社員、パート社員を含めて合計1,125名
 支給額 :役職、3年以上に亘るコロナ禍期間での勤務に応じて額を決定(一人当たり最大50万円)
 支給総額:3億円
 支給日 :2023年7月14日

 学習塾であるステップは、生徒を前向きにリードし、生徒に信頼される魅力のある教師陣とそれを支えるスタッフが集い成長していくことこそが発展の原動力であり、人材への投資を経営方針の大きな柱の一つとしている。教育環境の整備と同時に従業員、とりわけ教師職の積極的な給与の引き上げを推進しており、3年連続での給与引き上げと処遇改善に取り組んでいる。

 ステップは、中学部、高校部、個別指導部門、学童部門を合わせ神奈川県内に163スクール(2023年度)を展開する学習塾。生徒の健全な成長を学習面で応援し、学力向上を通して社会に貢献していくことを基本理念としている。

ベネッセ、小学生親子向け生成AIサービスを7/25から無償提供

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)の提供する「進研ゼミ小学講座」は、小学生向けに安心・安全に配慮し、ベネッセが学習向けに独自にカスタマイズした生成AIサービスを7月25日(火)より無償で提供する。
 現在、生成AIの登場により、利便性が向上する一方で、子どもたちの思考力が損なわれるのではないかという懸念から、教育サービスにおける活用については慎重に議論されている。ベネッセが独自に小学生親子に行った「ChatGPTの利用に関する意識調査」においても、「新しい技術の活用力を養ってほしいから」「子どもが新しい興味に出あえそうだから」といった理由から、保護者の約6割はChatGPTの利用に肯定的である一方で、「ChatGPTを利用してほしくない」と考える保護者も一定数存在しており、その約半数が「自分で考えなくなりそうだから」といった思考力低下に関する懸念を持っていることが明らかになった。
 ベネッセ「進研ゼミ」は、これからの未来を生きていく子どもたちに、安心・安全な環境の中で生成AIに早くから触れ、学びに活かしてほしいと考えてる。そこで「進研ゼミ小学講座」は、小学生向けに安心・安全に配慮し、子ども自身の思考力の向上や興味関心を広げるため、夏休みの自由研究をテーマに、ベネッセが学習向けに独自にカスタマイズした生成AI「自由研究お助けAI」を開発した。「自由研究お助けAI」では、1つの答えを提示するのではなく、様々な観点で自由研究のアイデアやテーマをみつけるためのヒントがAIキャラクターとのやり取りの中で提供される。また、安心・安全に配慮した設計として、利用前の保護者の確認や、有識者監修の保護者・子ども双方への情報リテラシー学習の導入、目的外の利用や1日の質問回数の制限などを設けている。
「自由研究」が夏休みの悩みの種という家庭は多く、どのようなテーマを調べたらよいかもわからないといった家庭でも、「自由研究お助けAI」を利用することで、子どもの興味を元に、アイデアやテーマを見つけることができる。進研ゼミ小学講座は、さまざまな教材・サービスの開発を通じ、これからも「未来をつくる」小学生と保護者の方を応援していく。

「自由研究お助けAI」サービス概要
■提供期間  7月25日(火)~9月11日(月) ※本サービスは予告なく終了する場合がある
■対象    小学生および保護者の方
■利用方法  進研ゼミ会員の方も、会員でない方も、
       パソコンやスマートフォン、タブレットで以下公式HPから利用できる。
       (※保護者の方のメールアドレスを利用した承認が必要。)
■公式HP   https://benesse.jp/contents/jiyukenkyuouen/

安全性への配慮
①利用する際は、保護者と一緒に活用いただく設計
 このサービスは、保護者の方のメールアドレスでの認証を行ったうえで、親子で一緒に活用いただけるように工夫している。
②入力した内容はAIの再学習に利用されない。
  一般的な生成系AIでは、利用時に入力された情報がAIの学習に再利用されるが、「自由研究お助けAI」では、 Microsoft社の「Azure OpenAI Service」をベースに、入力内容を再学習に利用しない方式でご提供している。子ども自身が入力した内容が、ほかの質問に対する回答に使われることはない。
③目的外の利用についてはAIが回答しない設計
「自由研究お助けAI」は自由研究のサポートを目的としたサービス。目的外の利用や公序良俗に反する内容の質問に対しては警告メッセージを表示して質問をやめるように促す。
④質問には1日の質問回数制限をし、AIの回答には文字数制限を設けている。
 子どもが好奇心のままに単純な質問を繰り返したりするのではなく、考えながら使って頂けるよう質問には1日の質問回数制限を設けている。また、AIの回答は長文にならないよう文字数制限を設け、小学生にも分かりやすい回答で考えていく事を促す回答を行う事で、答えを教えるのではなく、子ども自身の思考を促す設計にしている。

※「自由研究お助けAI」では上記のような工夫をしているが、現在の技術では生成系AIの回答から不適切な内容や誤情報を完全に排除することはできない。万が一不適切な内容や誤情報が提示されてしまう可能性に備えて、保護者の方と一緒に利用するように提案している。

⑤事前に生成AIの安心・安全な使い方を学べる動画を提供します
 まず初めに、生成AIの上手な使い方(情報リテラシー)について学んだのち、自由研究のテーマについてAIに質問する。また、最初に自由研究に関して、子どもの興味を聞き出す定型質問から始まるため、子どもが他の話題ではなく、自由研究についてのやりとりに集中できるよう促す。AIとのやりとりを通じて、子ども自身の興味関心に気づき、具体的な自由研究の進め方をイメージできるようになる。

※画面は開発中のものです。入力いただく項目やデザインは変更になる可能性があります。また初回利用の際は利用登録が必要になります。入力いただいた個人情報は本サービスの利用以外には使用いたしません。

推奨する活用方法
 活用ポイントは「テーマ決め」「観点・進め方アドバイス」の2つ。子どもが自分で考え自由研究を進めるため準備をサポートする。

参考情報
■進研ゼミの「夏休みの自由研究応援キャンペーン」
・日程 7/12(水)~8/31(木)
・内容 応募いただいた方全員に、夏休みの自由研究に役立つ、「自由研究パーフェクトブック」をプレゼント
・HP  https://enquete.benesse.ne.jp/forms/o/we9f89dd8f/form.php

■小学生向け自由研究コンクール 「第20回 夏のチャレンジ 全国小学生 未来を作るコンクール」
・期間 2023年7月1日~2023年9月9日
・HP   https://sgaku.benesse.ne.jp/sho/all/others/concour/

姿勢が悪いと書けないAI搭載シャープペン「スマート姿勢改善ペン」発売

 小学生向けのタブレット型通信教育サービス「RISU算数」を提供するRISU Japan株式会社(東京・文京区、今木 智隆 代表取締役)は、360度近接センサーとマイクロチップを搭載し、子どもの姿勢を正しく保つシャープペン「スマート姿勢改善ペン」を7月13日(木)よりAmazon、楽天市場でインターネット販売を開始する。センサーでペン先と目の距離を自動計測し、使用者の顔が近づきすぎると自動でペン先が引っ込み、正しい姿勢に戻るとペン先が出る仕組みとなっている。

【HP:https://www.risu-japan.com/device/pen

【商品概要】

■商品名 スマート姿勢改善ペン
■価格 4,999円(税込)
■発売日 2023年7月13日(木)
■販売場所 インターネット(Amazon、楽天)
■色展開 ダークブルー、ライトブルー、ライトパープル、ライトピンクの4色
■仕様 360度近接センサーとマイクロチップを搭載したシャープペン。
    センサーでペン先と目の距離を計測し、25㎝以上近付くとペン先が自動で引っ込みます。
    離れるとペン先が戻る仕組みです。市販の替芯(0.7mm)が使用可能。

<商品紹介動画>https://youtu.be/C4zbHEkoqrk

<Amazon>https://www.amazon.co.jp/dp/B0C53LF4LH
<楽天>https://item.rakuten.co.jp/risujapan/risu01/

浜学園 SDGsカリキュラムによる「非認知スキル教育」を新導入 カリキュラムで得たポイントは社会貢献活動へ寄付

 株式会社浜学園(兵庫・西宮市、竹森勝俊 代表取締役)は、2023年7月より、「非認知スキル教育プログラム(SDGsカリキュラム)」を導入することを発表した。このプログラムは、予測困難なこれからの時代を生き抜くために重視される思考力・判断力・表現力などの「非認知スキル」を、SDGs(持続可能な開発目標)につながる課題解決の問題を通して育成していくWebプログラムとなる。
 目まぐるしく変転する予測困難な時代を生き抜くために重視される思考力・判断力・表現力。これら「非認知スキル」を、SDGsの課題解決問題を通して育成していくWebプログラムがスタートする。カリキュラムで獲得されるSDGsポイントは、SDGs達成に向けた社会貢献活動へ寄付される。

 近年の入試傾向でも、高校・大学入試のみならず、中学入試でも非認知スキルが求められる出題がみられる。未来の日本を背負う人財の育成を目指す浜学園では、中学受験対策に直結する「認知型スキル」の学習のみならず、「非認知スキル」の早期育成の必要性を重視し、「非認知スキル教育プログラム(SDGsカリキュラム)」の導入を決定した。

「非認知スキル教育プログラム(SDGsカリキュラム)」は、「SDGsのおやくそく」「未来発見プログラム」「非認知スキルトレーニング」の学齢に応じた3つのコンテンツで構成されている。円盤型教材に提示された様々な「正解のない問題」に対し、限られた時間内に自分の考えをまとめるトレーニングによって、想像力や判断力・表現力を磨くとともに、他者の解(別解)を閲覧して新たな考え方に触れ、自分自身の見方・考え方をブラッシュアップしていくことができる。
 この一連のトレーニングを、Web上のプラットフォームを使用して自宅で一人で実践できることも大きな特長だ。また、カリキュラムへの取り組みで獲得されるSDGsポイントは、SDGs達成に向けた活動への寄付へとつながる社会貢献となり、カリキュラム修了後には、国内外の大学入試の出願資料や留学先での自己証明、就職・転職時の経歴証明としても活用可能な「Official Certificate(公式受講修了証)」が授与されるなど、自身のスキルの育成にとどまらない大きな意義のある内容となっている。

 このプログラムは株式会社サマデイ(東京・千代田区、相川秀希 代表取締役)の「SDGsポイントプロジェクト」にて展開されている「SDGsカリキュラム」を利用している。浜学園はサマデイ社と、今後も非認知スキル教育の展開を共同して進めていく予定だ。

類設計室 「もと淀川区役所跡地等活用事業」の設計・監理業務として参画

 株式会社類設計室(大阪市・淀川区、阿部紘 社長)は、阪急阪神不動産および髙松建設株式会社が事業者として選定された「もと淀川区役所跡地等活用事業(大阪市)」の設計・監理(全体マスタープラン/複合施設棟の低層施設(意匠)/ランドスケープデザイン)にて参画している。2020年7月に設計開始、2022年8月に工事着手し、2026年4月に開始予定だ。
 この計画地は、阪急電鉄の主要3線の結節点にあたる十三駅至近にあり、将来はなにわ筋連絡線・新大阪連絡線の新設が予定されており、京阪神の要としての役割がさらに向上するエリアで、この事業では、集合住宅、図書館、保育・学童、商業、学校等の複合開発が計画されている。公共図書館と学校図書館(館内に、私設図書館:まちライブラリーと学校専用エリア)が相互連携を図る、国内初の図書館モデルを核とし、多様な人々を呼び込み、地域コミュニティを育む拠点を目指す。

 大阪市は、「もと淀川区役所跡地等活用事業(市有地不動産の貸付等)に関する開発事業者予定者募集プロポーザルを実施し、2020年6月に阪急阪神不動産および髙松建設株式会社が事業者として選定された。類設計室は、この事業における設計・監理業務(全体マスタープラン/複合施設棟の低層施設(意匠)/ランドスケープデザイン)として参画している。
 プロポーザルでは、当該用地に、「十三地区のブランド向上」、「にぎわいづくりや交流促進」、「淀川区政推進への寄与」に貢献する複合施設が期待されていた。この計画は、市有地に加えて2つの事業用地を含んだ開発区域とし、幹線道路に面して憩い・にぎわいの場となる約2,400㎡の公開空地を設けた。さらに、この公開空地に面して大階段を設けることで、2階の公民連携型図書館と一体的に活用できる豊かな公共的空間を生み出し、地域コミュニティ醸成の拠点性を高める計画とした。

 複合施設棟の2階は、約1,000㎡の大阪市立図書館と約500㎡の学校図書館を併設配置している。学校図書館は、地域開放する「まちライブラリーエリア」と、学生が利用する「学校専用エリア」にて構成されている。公共図書館と学校図書館・まちライブラリーがワンフロアで相互連携することによって地域交流拠点を形成する、国内初の図書館モデルとなる。
 各図書館には、静かに読書ができる場、読み聞かせができる場、そして、飲食やイベントもできるアクティブな場まで、多様な活動が展開できるように計画している。

 類設計室の所在地が淀川区であることを活かし、設計・工事段階から地域づくりの当事者として、地域の方々と連携した活動を実施し、にぎわい・活気を生み出す活動に取り組む。よどがわワイガヤ推進委員などの地域の方々との意見交換会の実施、十三こどもキラキラ祭りにて農園事業部で育てた野菜の販売、アーティストを招いたワークショップにて教育事業部の類学舎生が運営に協力するなどに取り組んでいる。

■事業および計画の概要(予定)
・事業名 :(仮称)大阪市淀川区十三東計画
・事業者 :阪急阪神不動産株式会社、髙松建設株式会社
・設計者 :(全体マスタープラン/低層施設(意匠)/ランドスケープデザイン)株式会社類設計室
(住宅部分(意匠)、設備・構造(全体))鹿島建設株式会社 一級建築士事務所
・施工者 :鹿島・髙松共同企業体
・建設地 :大阪市淀川区十三東1 丁目21-3 ほか(地番)(敷地面積 7,274.86 ㎡)
・交通  :阪急電鉄神戸線・宝塚線・京都線「十三」駅 徒歩3 分
・用途地域:商業地域
・権利形態:[敷地]一般定期借地権、[建物]区分所有権
・構造規模:鉄筋コンクリート造、一部 鉄骨造 地上3~39 階
・施設概要:集合住宅(712戸)、図書館、保育・学童、商業(スーパーマーケット)、学校(医療系専門学校)、公開空地(2,400㎡)等
・完成予定:2026 年4 月(予定)

リソー教育 競技人口が増加中の「小倉百人一首競技かるた 第45回全国高等学校選手権大会」に協賛

 株式会社リソー教育グループ(東京・豊島区、天坊真彦 代表取締役)は、競技人口が増加中の「小倉百人一首競技かるた 第45回全国高等学校選手権大会」に、協賛することを発表した。
 毎年7月に開催される「小倉百人一首競技かるた 第45回全国高等学校選手権大会」に、リソー教育グループが今回初めてオフィシャルパートナーとして応援する。
 この大会は「高校かるた選手権大会」として1979年に始まり、今大会は全国から399校が予選に参加。全国の高校生たちがかるたの聖地「近江神宮」で高校日本一を目指し、熱戦を繰り広げる。

 リソー教育は、「勉強プラスワン」という教育理念のもと、東京フィルハーモニー交響楽団によるクラシックコンサート「トーマス・コンサート」や、名門バレエ団の公演に無料で招待し、本物にこだわった多彩な経験を提供してきた。また、サッカー、ゴルフ、テニスなどスポーツで頂点を目指す子供たちを応援するため、小中学生の各種競技大会をTOMAS CUPとして後援してきた。公演や大会を通じて、勉強以外になにか一つ好きなことを見つけ、夢中になって打ち込む中で、人間の幅を広げていってほしい、という願いを込めて活動を続けている。
 そして今大会の趣旨である「小倉百人一首を通じて文化の振興を図るとともに、高校生に豊かな経験を積んでもらえることを願う」という思いに、リソー教育の「勉強プラスワン」と親和性があると感じ、オフィシャルパートナーとして協賛することに至った。

大会概要
■日程:2023年7月21日(金) 開会式 16:40〜/団体戦組合せ抽選会
    2023年7月22日(土) 団体戦 9:00〜 決勝 18:10~(予定)
    2023年7月23日(日) 個人戦 9:00〜
■会場:近江勧学館(大津市神宮町1-1 近江神宮内)他
■Webサイト:https://www.karuta.or.jp/highschool/
     ※団体戦の準決勝・決勝の模様を全日本かるた協会のYouTubeチャンネルで配信予定。
      全日本かるた協会のYouTubeチャンネル https://youtube.com/@user-wj4hf6ji1s

ひとり親家庭の高校生の学習支援に『スタディサプリ』を活用 船橋市とリクルートが学習・キャリア支援で協働

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)は、千葉県船橋市から事業委託を受け、オンライン学習サービス『スタディサプリ』を活用した、ひとり親家庭の高校生の学習支援・キャリア支援事業「Bridge」を継続する。2023年7月12日(水)に今年度初となるキャリアイベントを西船橋出張所にて開催する。

 船橋市ひとり親家庭高校生キャリア支援事業の一環として、リクルートが行う『スタディサプリ』を活用したプロジェクト。ひとり親家庭の高校生等に対し、キャリアの下支えとなる基礎学力の定着を目的とした学習支援と、キャリア支援、生活支援のサポートを実施する。今年度は、新たな取り組みとして東大生による講習やオープンキャンパスへの参加、子どもの見守り支援につなげるための年に3回の「習熟度テスト」とアンケート調査を実施する。
「学習支援教室型」「オンライン学習型」の二つがあり、「学習支援教室型」では、『スタディサプリ』を使って学習を進める学習支援とキャリアイベントのセット、「オンライン学習型」では、『スタディサプリ』アカウントを提供する。

 リクルートは、経済的、地理的な理由から発生する教育環境格差を解消し、全ての子どもたちに学ぶ機会と楽しさを提供することを目指しオンライン学習サービス『スタディサプリ』を2012年より提供している。また、2016年以降は全国の自治体や支援団体と協働しながら、『スタディサプリ』を活用した困窮世帯学習支援や不登校学習支援、放課後教室の支援などにも取り組んでいる。
学習支援・キャリア支援事業「Bridge」概要
対象:ひとり親家庭の高校生とその保護者
詳細URL:https://www.city.funabashi.lg.jp/kodomo/support/002/p114966.html

 オンライン学習サービス『スタディサプリ』と貸出用のタブレット端末が用意され、高校生は苦手克服から先取り学習まで自分に合った学習を受講できる。年に3回の「習熟度テスト」とアンケート調査の実施により、子どもの見守り支援を強化。また、学習教室も開設し常駐するスタッフ(主に大学生)による対面での指導も実施し、学習への意欲やモチベーション向上のための声掛けや、自分で学ぶ力を養うための学習計画のサポートを通じてさらなる学習習慣の定着を目指す。

 キャリア支援では、学習や進学の意欲向上につながるセミナーを実施するほか、ロールモデルの獲得につながり得る社会人との交流会、現役大学生との交流会等、5テーマにわたったセミナーを開催することで、ひとり親家庭の高校生が、将来の夢ややりたいことを考えるきっかけづくりをサポートする。
 各種テーマで計10回程度のセミナー型キャリア支援を実施予定している。