Archive for: 10月 2024

河合塾が資料動画化サービス「SPOKES」を導入

 株式会社Bloom Act(茨城・つくば市、髙野 峻 代表取締役社長)は、学校法人河合塾(愛知・名古屋市、河合 英樹 理事長)が資料動画化サービス「SPOKES」を導入したことを発表した。

 河合塾は、幅広いニーズに合わせた数多くの教育サービスを取り扱っている。近年ではDX化をはじめとしてサービスが多角化しており、より教育効果を高く活用するために、教材紹介や利用マニュアルを動画化し展開していくことを検討していた。しかし、従来の動画作成方法では撮影や録音・編集といった作業が必須となるため、短期間に多くの動画を作るためには多くの手間や人的コストがかかってしまうという課題があった。
 SPOKESは、PowerPoint資料に伝えたい内容を入力してアップロードするだけで、合成音声ナレーション付きの動画を作成することができる。シンプルな操作性で撮影や録音も必要とせず、専門知識のないスタッフでも簡単に動画を作成できるため、より多くの場面で動画を作成し運用していけるという点を評価し、導入に至った。また、SPOKESは動画内容の更新や変更があった際でも簡単に修正をすることができ、リアルタイムで常に最新の情報を届けることができるという点も評価された。

▼資料動画化サービスSPOKES紹介動画
https://online.ai-spokes.jp/view/cAQDJO7KKpedaf9ZhoqnreCjGnDE1ilB

『スタディサプリ 小学・中学講座』2024年度グッドデザイン賞受賞

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ小学・中学講座』は、2024年度グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたことを発表した。

受賞案件『スタディサプリ 小学・中学講座』概要

■サービス名称:スタディサプリ 小学・中学講座

■グッドデザイン賞 審査委員による評価コメント
 このサービスは、小学生・中学生向けのオンライン学習サービスである。専用端末の購入が不要で、スマホやタブレット、PCなど自宅のさまざまな端末で同じ学習体験を得ることができる。膨大なデータを基に、学習者にとって最適化された学習プランやコンテンツが分かりやすく、スムーズなUI/UXにより提供されることで、多くのユーザーに受け入れられており、高い学習継続率を維持することにも成功している点が評価された。

グッドデザイン賞とは
 1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれている。
http://www.g-mark.org/

早稲田大学初の統合報告書をリリース

 早稲田大学(東京・新宿区、田中愛治 総長)は、早稲田大学で初めての試みとなる統合報告書をリリースした。建学より変わらない使命である「世界人類に貢献する大学」として、大学の価値や戦略、事業成果を一人でも多くの皆様に伝えるため、「成長し続ける覚悟」「どう成長していくのか」「社会へのインパクト」「大学を支援する意味」などを紹介している。

統合報告書-Vision Report-は、6つの章で構成されている。

1章「Story」                        存在意義 や 成長し続ける覚悟

2章「Strategy」                    社会変革を牽引する中長期戦略

3章「Impact」                      研究教育活動による社会への貢献事例

4章「Support」                    早稲田大学への応援・支援

5章「データで見るWASEDA」 財務情報ハイライトや各種数値

6章「SDGs報告」                 研究・教育・貢献・進化の4つの切り口での取組み

■統合報告書について

 ・デジタル版:https://waseda.box.com/s/miu4194npk0q2e0m9jcs37bfoo0q4n4t

 ・紹介動画 :https://www.youtube.com/watch?v=YlXlrhmjedQ&t

神奈川県 地域クラブ活動指導者研修講座を実施

 神奈川県は、公立中学校等における部活動の地域移行に伴い、部活動に代わって行われる地域クラブ活動の指導者として必要な知識を習得するための研修を今年度も実施する。今後、地域クラブ活動の指導者として活動を希望する方に向け行う。

1 研修名
令和6年度第2回地域クラブ活動指導者研修講座

2 日時
令和6年11月23日(土曜日・祝日)10時00分から16時30分まで

3 会場
県立総合教育センター 講堂(藤沢市善行7-1-1)

4 対象者
地域クラブの指導者として活動を希望する方
(※1)スポーツ・文化、どちらの分野の方も受講可能。
(※2)この研修は、かながわ地域クラブ活動指導者データベースの登録要件として県が認める研修に該当する。

5 プログラム
(1)「部活動の地域移行、かながわ地域クラブ活動指導者データベースについて」
(2)「スポーツ現場におけるハラスメント防止動画の視聴」、「理解度テスト」
(3)「地域クラブ活動における指導について」
講師:一般社団法人横浜FCスポーツクラブ 理事 細川 泰輔 氏
(4)「学校教育活動としての部活動の意義と指導者の責任について」
講師:神奈川県教育委員会 指導主事 等
(5)「生徒のモチベーション向上を目的とした指導法について」
講師:一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会 石井 大樹 氏

6 受講料
無料

7 申込み方法
e-kanagawa電子申請によりお申込みへ。
https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=82374
申込み期限 令和6年11月18日(月曜日)17時00分まで

8 備考
・会場の収容人数を超えた場合は申込みを締め切る。
・筆記用具をご持参ください。
・プログラム(4)(5)は、神奈川県立総合教育センター(体育指導センター)が実施する「部活動指導者研修講座」と合同開催となる。
・この研修は、市町村等が実施している「部活動指導員」の研修とは異なる。

「かながわ地域クラブ活動指導者データベース」とは
神奈川県は令和6年1月に、神奈川県の公立中学校等の部活動の地域移行に向けて、市町村、地域クラブ、学校等の多様な実施主体が市町村の枠を越えて指導者を確保することができるように、「かながわ地域クラブ活動指導者データベース」を設置し、現在登録者を募集している。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/tz5/kanagawa_database.html

2024年9月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査 三大都市圏の9月度平均時給は前年同月より50円増加の1,685円

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)の調査研究機関『ジョブズリサーチセンター(JBRC)』が、2024年9月度の「派遣スタッフ募集時平均時給調査」をまとめ、発表した。

■三大都市圏全体:過去最高額※を更新
(※2018年3月度以降の集計データによる)
○三大都市圏の平均時給は 1,685円(前年同月1,635円、前月1,669円)
・全体:前年同月より50円増加(増減率+3.1%)、前月より16円増加(同+1.0%)
・職種別前年同月比:「オフィスワーク系」(増減額+45円、増減率+2.8%)など全職種でプラス
・職種別前月比:「医療介護・教育系」(増減額+19円、増減率+1.3%)など4職種でプラス

■三大都市圏エリア別…前年同月比:関東・東海・関西ともにプラス
○関東の平均時給は 1,778円(前年同月1,742円、前月1,770円)
・全体:前年同月より36円増加(増減率+2.1%)、前月より8円増加(同+0.5%)
・職種別前年同月比:「製造・物流・清掃系」(増減額+36円、増減率+2.5%)など5職種でプラス
・職種別前月比:「医療介護・教育系」(増減額+19円、増減率+1.2%)など3職種でプラス

○東海の平均時給は 1,519円(前年同月1,436円、前月1,487円)
・全体:前年同月より83円増加(増減率+5.8%)、前月より32円増加(同+2.2%)
・職種別前年同月比:「クリエイティブ系」(増減額+125円、増減率+8.3%)など全職種でプラス
・職種別前月比:「クリエイティブ系」(増減額+32円、増減率+2.0%)など5職種でプラス

○関西の平均時給は 1,501円(前年同月1,469円、前月1,480円)
・全体:前年同月より32円増加(増減率+2.2%)、前月より21円増加(同+1.4%)
・職種別前年同月比:「クリエイティブ系」(増減額+59円、増減率+3.9%)など全職種でプラス
・職種別前月比:「クリエイティブ系」(増減額+19円、増減率+1.2%)など5職種でプラス

■調査概要
調査方法:当社が企画運営する求人メディア『リクナビ派遣』『TOWNWORK』に掲載された求人情報より、派遣スタッフの募集時平均時給を集計
調査対象:求人メディア『リクナビ派遣』『TOWNWORK』に掲載された求人情報
有効回答数:65万6,657件
調査実施期間:
『リクナビ派遣』:2024年8月28日(水)~9月24日(火)
『TOWNWORK』:2024年9月1日(日)~9月30日(月)
調査機関:ジョブズリサーチセンター(JBRC)

オリンピック・パラリンピック 優秀者、スポーツ功労者 文部科学大臣が表彰

  10月8日、オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会優秀者顕彰、スポーツ功労者顕彰等に係る文部科学大臣顕彰及び表彰式を執り行い、公務の都合で参加できなかったあべ大臣に代わり、室伏スポーツ庁長官が受章者に顕彰・表彰状を授与した。

 今年度は、2024年パリオリンピック・パラリンピック競技大会をはじめ、世界的規模のスポーツの競技会で優秀な成績を収めた選手及びその指導者、そして、多年にわたりスポーツ活動を支援している団体、スポーツ審判員延べ1,267名21団体に対して、文部科学大臣顕彰などが授与された。

 室伏長官は祝辞で、皆様のこれまでのたゆまぬ努力に対して心から敬意を表するとともに、
「皆さまの御活躍は、我が国のスポーツ界にとって大きな励みになるだけでなく、多くの国民に誇りと喜びをもたらし、将来を担う子供たちに夢と感動を与えています。」と述べた。

  受章者を代表して挨拶された北口榛花選手(陸上/やり投げ 第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)1位)は、周りの方や応援への感謝の思いとともに、
「この受章を励みとし、それぞれの分野で新たな目標に向かって邁進します。」と述べ、杉浦佳子選手(パラサイクリング/ロード パリ2024パラリンピック競技大会1位)は、様々な支援や協力への感謝を述べたのち、
「障害や年齢にあらがい、全力を尽くす我々を見て、“可能性は誰にでもある”と希望を持ってもらいたい。」
と力強く語った。

学生による資金調達イベントGiving Campaign 2024が10/11よりより開始、過去最多の約2,000団体が参加

 大学経営を実現する株式会社Alumnote(東京・千代田区、中沢 冬芽 代表取締役)が運営する、日本最大級 “学生による” 資金調達イベント「Giving Campaign 2024」(主催:全国の各大学、後援:文部科学省)」が10月11日(金)9時よりスタートした。イベントは10月20日(日)21時まで開催される。

 5回目の開催となる今回は、過去最多の100大学、約2,000の学生団体が参加する。 部活動やサークルのほか、研究室や学部単位での参加も多く、多種多様な学生団体が応援と支援を呼びかけている。
 すでにSNSでは、参加学生がGiving Campaignに参加する旨を投稿や、活動PR投稿が盛んに行われており、団体ごとに個性があり創意工夫に溢れている。

「応援票」とは、1人1票、自分の好きな参加団体に応援が送れるシステム。 参加団体は、この応援票の獲得票数に応じてAlumnoteと本イベントを支える協賛企業から支援金が分配される。(応援投票を行った後、任意で寄付を行うことができる。)

Giving Campaign 2024参加大学一覧(地域ごとに50音順)

北海道/東北エリア
秋田大学、岩手大学、帯広畜産大学、北見工業大学、国際教養大学、東北大学、東北芸術工科大学、函館大学、弘前大学、福島大学、北海道大学、宮城大学、宮城教育大学、山形大学
関東エリア
茨城大学、宇都宮大学、大妻女子大学、桜美林大学、神奈川大学、群馬大学、芝浦工業大学、実践女子大学、成蹊大学、聖マリアンナ医科大学、千葉大学、帝京大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京藝術大学、東京大学、東京電機大学、電気通信大学、日本工業大学、明治大学、麗澤大学
中部エリア
愛知学院大学、金沢大学、岐阜大学、公立諏訪東京理科大学、静岡大学、信州大学、富山大学、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、長野大学、長野県立大学、長野保健医療大学、名古屋大学、名古屋芸術大学、名古屋工業大学、新潟大学、浜松医科大学、福井大学、松本歯科大学、三重大学、山梨大学
近畿エリア
大阪教育大学、関西大学、京都大学、京都工芸繊維大学、京都府立医科大学、神戸学院大学、神戸市外国語大学、神戸女子大学・神戸女子短期大学、滋賀医科大学、滋賀大学、滋賀県立大学、びわこ成蹊スポーツ大学、桃山学院大学、奈良学園大学、立命館大学、龍谷大学
中国/四国エリア
愛媛大学、高知大学、島根大学、徳島大学、鳥取大学、鳴門教育大学、広島大学、山口県立大学、山口大学、山口東京理科大学
九州/沖縄エリア
大分大学、鹿児島大学、鹿屋体育大学、北九州市立大学、九州工業大学、九州産業大学、熊本学園大学、熊本県立大学、熊本大学、佐賀大学、西南学院大学、第一工科大学、長崎大学、日本文理大学、福岡教育大学、別府大学、宮崎大学、琉球大学
キャンペーン概要

キャンペーン名:「Giving Campaign 2024」
主催:全国の各大学
運営:株式会社Alumnote
後援:文部科学省
開催期間:2024年10月11日(金)9:00 ~ 10月20日(日)21:00
Giving Campaign 公式サイト:https://2024.giving-campaign.jp/
Giving Campaign公式SNS一覧:https://linktr.ee/giving.campaign

学びのアシスタントAI 「Teacher’s Copilot CMSサービス」 動画からの素材生成機能を新たに追加

 株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが弘明 代表取締役社長)は、LMS不要ですぐに使える学びのアシスタントAI「Teacher’s Copilot CMSサービス」に新たに動画からの素材生成機能を追加した。これにより動画をアップロードすることで、動画からの音声データ、音声認識のテキスト出力、動画からの本文や、要約と用語をまとめた内容の出力が可能となった。

詳細・お問い合わせはこちら:https://www.digital-knowledge.co.jp/product/tc-cms/

 Teacher’s Copilotは、生成AI技術の活用により、1つの素材から様々なバリエーションの教育コンテンツを自動生成できるサービス。「Teacher’s Copilot CMSサービス」では、LMSへのログインや細かい設定は一切不要で、サイト上に教材の元データを登録するだけで、生成AIが自動的に様々なバリエーションの教材データに変換を行う。

 動画教材からの字幕・問題素材の自動生成、穴埋め問題の自動生成、要点やポイントの抜き出しなどを実現、講師の教材作成の負担を軽減する。

ドコモgacco 「gaccoロープレ」を提供開始 エクサウィザーズの「exaBase ロープレ」をOEM採用

 株式会社エクサウィザーズ(東京・港区、春田 真 代表取締役社長)が提供するAIアバターでのロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を、株式会社ドコモgacco(東京・港区、佐々木基弘 代表取締役CEO)がOEMサービスとして提供を開始したことを発表した。ドコモgaccoからは、「gaccoロープレ」として法人向けにサービスを提供する。

 日本の労働市場は人手不足と高齢化が同時に進行し、採用難と育成の抜本的見直しが必要となっている。時間をかけたOJTによる育成も難しくなっている。こうした中、エクサウィザーズは生成AIを活用したAIアバターによるロールプレイングサービスexaBase ロープレを開発し、2024年4月に提供を開始した。金融・保険、不動産、教育、IT企業、コールセンター運営など、様々な企業・団体において採用・検討がされている。
 ドコモgacco は「誰もが自信をもって自分の人生を選べる世界」の実現に向けて、進化を続ける生成AIなどのテクノロジーを最大限活用した学び体験を提供し、ビジネスパーソンに「問いを立て、関連づける力」を育むサービスを提供している。生成AIを使って「答えのない問い」に向き合う思考法を身につけるための研修プログラムである「AIプロンプト思考ビジネスプログラム」や、リスキリングに欠かせないDXスキル向上のためのカリキュラムをレベルに応じて提供している。

 今回、ドコモgaccoはexaBase ロープレをOEM採用し、「gaccoロープレ」として提供することで、さまざまな業種の企業において課題となっている、営業人材のスピード育成に取り組んでいく。

gaccoロープレの機能

gaccoロープレは、自由なアバター設定、営業シーンにあわせたシナリオの設定・採点、企業全体や部署単位での受講者の管理などが可能。
1 アバターを自由に設定
 年齢、性別、職業、性格など管理者画面からテキストで自由に設定できる。
2 営業シーンに合わせてシナリオを無数に設定
 ロールプレイングのシナリオを管理者画面からテキストで自由自在に作成可能。
3 個人ごとに練習量や成績など育成状況を確認
4 ロールプレイング結果を点数と具体的な評価でフィードバック
 ロールプレイングの結果を100点満点で評価。どの発言が良かったのか、悪かったのかを具体的にフィードバックする。フィードバック基準は、組織規範や企業文化にフィットするようにカスタマイズが可能。

gaccoロープレについて詳しくは以下のURLへ。

https://gacco.co.jp/service/ai_roleplay/contact.html

膵癌術後の再発リスクを早期に予測し術後の生存率向上へ

 慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器)の上村翔助教、高知大学教育研究部医療学系基礎医学部門の加部泰明教授(研究当時:慶應義塾大学医学部医化学教室専任講師)、慶應義塾大学医学部外科学教室(一般・消化器)の北川雄光教授、北郷実准教授らの研究グループは、新しい診断技術を用いて、手術前後の血液中でO型糖鎖が変異したエクソソームを検出することにより、浸潤性膵管癌の予後を予測できることを発見した。この発見は、膵癌の術後再発を早期に予測し、患者に応じた治療戦略を実現することに繋がると期待される。この研究成果は、2024年9月16日付け(米国時間)に科学誌Cancer Scienceオンライン版に掲載された。