Archive for: 9月 2024

株式会社イーオン、私立中学受験塾 浜学園のグループ会社と共同で中学1年生・2年生向け「オンライン英会話講座」を2024年9月より開講

 株式会社イーオン(東京・新宿区、重野 卓 代表取締役社長)は、中学生から大学生向けの教育事業を運営している株式会社YBK(東京・大田区、籔 孝昭 代表取締役社長)と共同で、中学1年生と2年生向け「オンライン英会話講座(グループレッスン)」を開講する。YBKは私立中学受験塾 浜学園を運営する株式会社浜学園のグループ会社で、講座は浜学園から多くの合格者を輩出している有名私立中学校に提供する。
 この講座は、中学1年生で英検(R)準2級あるいは準2級プラス、中学2年生で英検2級、中学3年生で英検(R)準1級合格を目指すカリキュラムとして、イーオンの子ども向け英会話「イーオンキッズ」で提供している中学生向けレッスンを、イーオンの外国人教師が50分/回、全22回実施する。また、「イーオンキッズ」のレッスンでは英会話力だけでなく、「コミュニケーション力/思考力/判断力/表現力/問題解決力/知識力/チームワーク力」の「時代を生き抜く力」を養う。「世界で活躍できる人材の育成」を理念とするイーオンでは、この取り組みもその一環と考えている。

■「オンライン英会話講座」について
実施概要

対象学年:中学1年生および2年生 (希望者のみ)
授業内容:イーオンキッズの中学1年生/中学2年生向けテキストを使用。
中学1年生で英検®準2級あるいは準2級プラス、中学2年生で英検2級、中学3年生で英検®準1級合格を目指す。
会話練習のみならず、プレゼンテーション・ディベートなど英語を使って自分の意見を伝える練習も行う。
授業形態:オンライン(Zoom)でのグループレッスン
人数:最大8名
担当教師:イーオンの外国人教師
期間:2024年9月2日~2025年3月2日 ※6か月間 (初回授業:9月5日)
授業時間・回数:50分/週1回×全22回

デジタルナレッジ「算数・数学思考力検定」(CBT方式)の実証実験 をウズベキスタンにて実施

 株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが弘明 代表取締役社長)は、 iML国際算数・数学能力検定協会が実施する算数・数学思考力検定(出版会社:株式会社好学出版)の海外展開のための支援の一環として、デジタル・ナレッジがウズベキスタンに設立・運営する大学「Japan Digital University」にて、CBT方式による実証実験を行う。
「算数・数学思考力検定」では、算数・数学の問題を解くことを通じて、身についている「思考力」の“程度”を知ることができる検定で、様々な角度から子ども達の考える力を測り、思考力を育むことに役立つ。
詳細はこちら:https://www.shikouryoku.jp/

■実証実験概要
実施場所:Japan Digital University (首都タシケント/デジタル・ナレッジの子会社)
実施級:A1レベルとA2レベル(国内における10級と9級)
対象学年:ウズベキスタンの小学2年生と小学3年生
*今回の実証実験では、CBT方式(Computer Based Testing:コンピュータを使ったテスト方式)で試験を実施する。

 デジタル・ナレッジは、海外に正規の私立大学(Japan Digital University)および学習塾・予備校を設立・運営している経験を活かし、日本の教育ノウハウをより多くの方に届ける架け橋として、教育機関の皆様の海外展開をサポートしている。
海外展開支援サービス(JDUサポート)

詳細はこちら:https://www.digital-knowledge.co.jp/solution/global/jdu/


【iML国際算数・数学能力検定協会】
 1996年に前身となる「算数能力検定協会」が設立。「ものごとに見通しを持ち、筋道を立てて考える力を身につける方策を算数能力検定という具体的手段で世に問い、将来にわたって算数教育に貢献する」ことを目的とし、同年7月より年3回、検定を始めた。その後、1998年「全ての児童・生徒が国際社会で通用する学力を身につける」という理念から、名称を「国際算数・数学能力検定協会」に改め、現在に至る。また、2010年には検定の目的である「算数・数学を手段として考える力=思考力を身につけて伸ばして欲しい」という思いが明確に伝わるように、検定の名称を現在の「算数・数学思考力検定」に変更しました。このように、協会設立以来27年、思考力の大事さを子どもたちに伝え続けている。
設立:1998年
会長:清水 美憲
所在地:〒162-0841 東京都新宿区払方町14-1
URL:https://www.shikouryoku.jp/

【株式会社好学出版】
 1991年に学校向けの教材や家庭学習向けの教材ポピーを発刊している株式会社新学社内に「塾教材事業部」として発足し、その後1996年に株式会社好学出版として独立。「子どもたちの未来を拓き、教育を支える」を企業理念とし、ウイニングや新ワーク、小学問題集コアなどの学習塾と国立・私立学校専用の教材を発刊するとともに、算数・数学思考力検定のサポート教材である算数ラボやアドベンチャーなどを発刊している。
設立:1996年12月
代表者:代表取締役社長 長嶋 顕信
所在地:〒162-0841 東京都新宿区払方町14-1
URL:https://www.kogaku-pub.com/

学習塾の先生アンケート調査 語彙力・読解力向上のためにご家庭で取り組んでほしいこと第1位は、「言葉の意味を調べる習慣」

 株式会社ウィザス(大阪市、生駒 富男 代表取締役社長)のグループ会社である株式会社SRJ(東京・中央区、堀川直人 代表取締役)は、全国の学習塾の先生に「国語、読解力」をテーマとしたアンケート調査を実施した。今回の調査では、334人の先生より回答を得ている。

レポート内では、教科書や実際の入試での文章量の変化に関することなども掲載している。

【調査概要】
・タイトル:全国学習塾先生アンケート
・調査期間:2023年9月〜11月
・有効回答数:334
・調査方法:インターネット調査(複数の学習塾講師向けメルマガでご案内)
・調査機関:株式会社SRJ


●80%以上の先生が生徒の語彙力や読解力が低下していると回答
「生徒の語彙力が低下していると感じますか」という質問では、とても低下している 28.7% 、低下している 61.1% 、低下していない 9.3%、 向上している 1.7%という結果になった。また、「読解力の低い生徒が増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 31.7%、 増えている 50.3% 、変わらない 17.7% 、減っている 0.3%という結果となった。

● 73.7%の先生が教科書の内容量が増えていると回答
「教科書の内容量が増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 15.0% 、増えている 58.7% 変わらない 23.4% 、減っている 3.0%という結果になった。実状は、学習指導要領の改訂などに伴い、わかりやすさや学びやすさが重視され、教科書の大判化やページ数増加が進んでいる。

● 93.3%の先生が大学入試の文字数が増えていると回答
また昨今文章量が多いと言われている大学入試についても、「大学入試で出題される問題で、読む分量は増えていると感じますか」という質問に対し、とても増えている 37.4%、増えている 55.9% 、変わらない 5.9% 、減っている 0.7%という結果になりました。※わからないと回答した64件は除く

● 共通テストは国語以外でも文字数が増加傾向
実際に多くの高校生が受験する「大学入試共通テスト」は、文章量が多い状況となっている。国語の文章量は、約24135文字となっている。文章量が多いのは国語に限ったことではなく、英語に関しては大学入試共通テスト開始以降毎年文章量が増えており、2024年度は、6292語。20年前の2004年度は、3064語だったころと比べると2倍に増えている。

 英語以外でも、特筆して増えているのが、数学IAです。2006年では1,479文字だったが、大学入学共通テストが開始された2021年には7,376文字。2024年度は、7525文字の結果になっている。2006年から徐々に文字数は増えており、15年で約5倍に増えている。
 近年の試験では、知識を問う問題だけでなく、知識を活用した思考力が求められる傾向にあり、場面設定や会話文が多く出題され全体の文字数が多くなっている。


● 語彙力や読解力を向上させるために家庭でしてほしいこと
 タイトルにも記載している「語彙力や読解力を向上させるために家庭でしてほしいこと」という質問では、複数の項目から選択式で回答を得た。
1位「言葉の意味を調べる習慣をつける 68.3%」、2位「日頃から読書をする 63.5% 」、3位「音読をする 53.3%」、4位「家庭内でも正しい文章で会話をする 42.5%」 、5位「 演習量を増やす 23.7% 」、その他 4.8%という結果になった。

 学習塾側でももちろん語彙力・読解力向上に向けた取り組みは、されているが、日常生活等で、わからない言葉があったら、意味を調べる習慣や動画だけでなく活字に触れる習慣や、単語のみでの会話ではなく、正しい文章で会話をするなど、意識して欲しいと感じる先生が多いことがわかった。

● 国語は長期的な学習が必要
「国語」は「英語」や「数学」に比べて学習の優先順位が低く、学習塾でも選択する生徒が少ないようだ。しかし、国語で学ぶ文章読解はすべての教科で必要となる。

 大学入試以外でも、中学入試・高校入試も文章量が多い現状でもあり、またここ1~2年で活用が進んでいる言語系生成AIの台頭で、これまで以上に文章量を読む機会も増えてきている。

ベネッセの通信制サポート校「Be高等学院」が創志学園との連携協定締結

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は学校法人創志学園(兵庫・神戸市、増田 哲也 理事長)と連携協定を締結した。
 今回の連携により、ベネッセが2025年4月に開校する通信制サポート校「Be高等学院」は、創志学園高等学校が2025年4月に開校予定(認可申請中)の通信制課程「創志学園高等学校通信制課程」の提携校となる。
 これを受けて、Be高等学院連携校のスクーリング会場は、これまでのくまもと清陵高校との提携による4施設(東京都・滋賀県・熊本県の各1施設、および25年度開設に向けて準備中[認可申請予定]の福岡県の施設1施設)に加え、あらたに創志学園高等学校通信制課程で13都道府県(北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・岡山・愛媛・高知・福岡・鹿児島)で開設予定の24施設が加わる。全国で合計28施設に拡大した。

 通信制サポート校に通う生徒は、提携する通信制高校のスクーリングのため年に数回、指定された施設へ通学することが必要となる。今回の会場の拡大は、全国からBe高等学院への入学を検討している生徒にとって利便性が高まることにつながると考えられる。

■Be高等学院の概要
 Be高等学院(https://gakuin.benesse.co.jp)は、通信制高校に通う生徒に向け、卒業がスムーズにできるように単位取得に必要な学習や心情面での支援を行う「通信制サポート校」。
 これまでベネッセが「進研ゼミ」をはじめとした家庭学習における自学自習コンテンツや、「進研模試」などの学校向けアセスメントといった教育の商品・サービスを通して培ってきたリソースである「教材」「データ」「人」を活かして、一人ひとりの生徒をしっかり見守り、教材の提供や個別指導・進路相談などの人的サポートを行うことで、通信制高校の卒業資格取得とその先の大学進学等の進路選択をサポートしていく。

 入学後のコースは、高校卒業認定の単位取得を目指す「基礎科」に加えて、難関大学や海外大進学までを視野に入れた「進学科」の2コースを設置する。また、学習のスタイルは、キャンパスに週に数回通う「通学スタイル」、または在宅オンラインでコーチがサポートする「オンラインスタイル」のどちらかを選択可能。

■Be高等学院と創志学園高等学校通信制課程との連携について
 創志学園高等学校通信制課程は、創志学園高等学校が2025年4月に開校する予定(認可申請中)の通信制課程。今後、順次生徒募集を開始するとともに、全国に交通至便な場所にスクーリング施設を設置していく。
 この通信制課程では、ベネッセの通信制サポート校「Be高等学院」との連携のもと、学校教育法で定められた学校(一条校)として質の高い教育を提供していく。Be高等学院は、生徒一人ひとりに寄り添った学習支援を行い、通信制課程での学びをサポートする役割を果たす。


【創志学園高等学校 通信制課程 概要】
 創志学園高等学校通信制課程は、同法人の通信制高校であるクラーク記念国際高等学校のノウハウを活用し、生徒一人ひとりの学習スタイルに合わせた柔軟なカリキュラムを提供する。
 AI時代を生きる子どもたちに向けて、生成AIを活用した新しい通信教育を展開し、1対1対応とオンライン型運営スタイルを実現する「創志の通信」では、子どもたちに幅広い基礎学力の定着を図り、通信制の特徴を生かして、生徒の主体性と自己管理能力を育む教育を行う。また、生成AIを活用した探究学習、多様なニーズに応じた支援体制を整え、質の高い教育を提供する。
  ● 学校名: 創志学園高等学校
  ● 学科: 普通科(男女)
  ● 課程: 通信制課程(単位制)※2025年4月開設予定(認可申請中)
  ● 修業年限: 3年以上、74単位以上
  ● 学期制: 2学期制(前期・後期)
  ● 定員: 5,100名
  ● 本校所在地: 〒700-0054 岡山市北区下伊福西町7-38
  ● 創志学園高校通信制課程 webサイト:https://soshigakuen.ed.jp/tsushin/

「Studyplus for School」、エデュケーショナルネットワークの「ワーク」に対応した中学生向けドリル教材を提供開始

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の「教材配信システム」において、株式会社エデュケーショナルネットワーク(東京・千代田区、大久保忠志 代表取締役社長)が提供する中学生向け教科書準拠学習教材「ワーク」シリーズのデジタルドリルの提供を開始する。
 エデュケーショナルネットワークが提供する学習教材「ワーク」を利用している教育機関で、「Studyplus for School」を導入すると、「教材配信システム」の「ドリル」機能を通じてエデュケーショナルネットワークの中学生向け教材を配布でき、生徒が学習管理アプリ「Studyplus」上で問題を解くことができる。

■ 対応教材概要
教材名:エデュケーショナルネットワーク「ワーク」
教材詳細:従来以上に質・量ともにレベルアップした教科書内容を、コンパクトにわかりやすくまとめたテキスト。問題演習も含めたスモールステップによる基礎基本の定着を最優先としつつ、思考力・判断力・表現力を問う問題にもしっかり対応していますので、定期テスト対策として幅広く活用できる。
教科・科目:理科、社会
教材のレベル・ターゲット:中学1年生~3年生向け

■ 利用概要
利用料金:770円(税込)
利用対象:本ドリルの利用をご希望の全ての教育機関
※ドリルの利用には、「Studyplus for School」導入が前提となる。
利用方法:「Studyplus for School」のHPまたは、お問い合わせへ。

「Studyplus for School」の「教材配信システム」の「ドリル」機能は、生徒が「Studyplus」アプリ上で選択式・記述式のデジタルドリルを解くことができる機能。学習後は、定着度が可視化され、その定着度合いに合わせてAIが自動で問題配信する。そのため、生徒一人ひとりに合った効果的な学習が実現可能。
「ドリル」教材で行った学習は、進捗度合いや定着度など学習量・質ともに「Studyplus for School」の管理画面上で確認やフィードバックができる。

Gakken 桐原書店をグループ会社化へ

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川、五郎丸 徹 代表取締役社長)は、株式会社桐原書店(東京・北、門間正哉 代表取締役社長)の発行済み株式の過半数を取得しグループ会社化することを決議し、株式譲渡契約を締結した事を発表した。株式譲渡実行日は2024年9月12日(木)を予定している。

 桐原書店は、昭和42年12月1日に設立し、「学習に喜びと感動を − Take joy in what you learn」のスローガンのもと、高等学校向け英語・国語検定教科書・学習参考書などの企画・出版の他、デジタル教材、小論文事業などを展開する教育出版社。同社は長年にわたり、検定教科書をはじめとした高品質の教育コンテンツの開発・提供を通じて、先生方や学習者と厚い信頼関係を築いてきた。近年は、アプリを始めとするデジタル教材の開発・提供にも注力しており、また語学市場の変化に対応した新事業にも取り組んでいる。 

 大学入学者選抜改革により、学校推薦型選抜、総合型選抜による入学者が半数を超え、多面的・総合的な評価の観点から、語学検定や小論文・プレゼンテーションといった、従来の教科学習以外の学習ニーズが高まっている。また、「自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を育成すること」(高等学校学習指導要領)を目的とした探究学習が2022年度から本格実施され、高校現場では試行錯誤しながら取り組みが進められている。Gakkenはこれまでも、小論文や基礎力模試といった高校現場向けソリューション提供や、高校生向け学習参考書・デジタル教材等の開発を行ってきた。多様化するニーズを満たす価値提供を目指すべく、高校領域において豊富なコンテンツ開発ノウハウと広範なネットワークを有する桐原書店を子会社化した。

 グループイン後も、桐原書店は従前の検定教科書や教材の発行を継続する。加えて今後は、Gakken・桐原書店両社の高校現場とのネットワークを融合させ、提供サービスの拡充を図る。また、推薦・総合型選抜対策や探究学習、語学といった新たなニーズに対応すべく、新事業の開発に協働して取り組んでいく。特に学研グループ中期経営計画「Gakken2025」でも重点領域と位置付けている語学事業においては、両社の出版ノウハウ・ネットワークを活用しながら、紙だけでなくデジタル領域でも新たな価値創出を目指す。

学習塾向けデジタル英語教材「すらたん」英検模擬問題が全6回に 新たに2回分の模擬試験を追加提供

 eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが弘明 代表取締役社長)は、学習塾向けデジタル英語教材「すらたん英検®コース」を従来の4回分から全6回分に増やし、新たに2回分の模擬試験を追加した。学習者が実際の試験に向けてしっかりと準備できるようサポートする。最新の出題傾向に対応した模擬試験を使って、実践的な練習が可能となる。

 最新の試験傾向を反映した全6回分の模擬試験で、試験本番に備えた実践的な練習が可能。豊富な問題により、さまざまなシチュエーションに対応した対策ができる。すらたんは、月額2,750円(税込)で最大100名まで利用可能。多くの生徒が効果的に学習できる。また、スマートフォン、タブレット、PCなど、どこでも学習ができる。インストール不要で学習を進められる。

「Monoxer」、英語の「スピーキング機能」をアップデート

 モノグサ株式会社(東京・千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑)が提供する記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」において、英語の「スピーキング機能」をアップデートした。
「話す力」を高めるための単語、文法の産出、瞬間英作文、英会話など、様々な形式での学習が可能となった。また、Monoxerアプリ内で「英文法」、「フルーツと野菜」、「褒め言葉」の英語スピーキングコンテンツを一般公開し、無料で学習者に提供を開始した。

 英単語、漢字、歴史、数式などの知識をインポートすると、Monoxerが記憶定着のために最適な問題を生成する。学習者は、Monoxerが出題する問題を解くことで、対象の知識を記憶に定着させることができる。また、一人ひとりの記憶状況に応じて問題の難易度が変化するため、無理なく学習を続けられる。

 Monoxerは様々な問題形式を提供しており、その一つとして音声認識機能を搭載した「スピーキング機能」を備えている。スマホやタブレットに向かって発話することで回答でき、特に英語の「話す」学習を中心に学校や塾、英会話教室で活用されている。

「スピーキング機能」のアップデート
■問題文に画像入力を対応
 これまでの「スピーキング機能」では、問題文は文字での表示に限られていたが、今回のアップデートにより、問題文中に画像を挿入できるようになった。これにより、より幅広い知識事項を発話によって学習することが可能となった。

■星の数によって判定を細分化、空欄補充形式にも対応
 学習者の回答を星の数によって評価し、星が多いほど正確な発音に近いことを示すようにした。発音記号を表示することで、正解している部分と誤っている部分を詳細に把握することが可能となる。
 今回のアップデートにあたり、多くの学習者が「単語やフレーズなどを記憶しているのに、話そうとするとなかなか出てこない。」という英会話に関する課題を抱えていることが明らかになった。Monoxerの「スピーキング機能」を通じて、単語や熟語を確実に記憶に定着させ、学習者が無意識に話せる状態の実現を目指す。

■単語、文法の産出、瞬間英作文、英会話と様々な問題形式に対応
「話す力」を高めるために、様々な問題形式に対応できるようにった。これにより、学習者は多様な形式での練習を通じて、より実践的で応用力のある英語スキルを習得することが可能となった。

地域資源の発掘による課題解決を 社会人向け講座「すみだ・千葉大学driデザインスクール」開講

 墨田区と千葉大学は、共同事業の一環として8月から令和7年1月まで、社会人向け講座「すみだ・千葉大学driデザインスクール」を開講している。この講座は、墨田区に在住又は在勤の社会人を対象としており、全12回の講義・実習により地域の課題や資源の発見を通じてデザインの方法論を修得し、その知識を基にした様々な場での地域貢献活動等の実施や参加と、それによる地域活性化をめざしている。
 事前の募集により、区内の企業や学校関係者など54名の参加者が集まった。第1回となる8月9日(金)は植田 憲 デザイン・リサーチ・インスティテュート(dri)長から「デザイン概論」の講義が行われたほか、千葉大学による墨田区での教育・研究活動の説明や、墨田サテライトキャンパスツアーなども行われた。現在は、千葉大学のデザイン領域の複数の専任教員からデザインの素養を涵養するための講義が行われており、今後、小グループで区内の「課題発見」や「資源発見」を通して、「課題解決」や「資源活用」などの提案を行う予定だ。

■実施期間
 令和6年8月9日(金)から令和7年1月10日(金)まで
 原則隔週金曜日 午後6時から午後8時まで 全12回
■会場
 千葉大学墨田サテライトキャンパス(墨田区文花1-19-1)