Archive for: 9月 2024

東大松尾研発スタートアップ Deepcraft、第三者割当増資を実施

 株式会社Deepcraft(東京・文京区、阿部武 代表取締役CEO)は、Deep30 投資事業有限責任組合を引受先とし、第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の投資により、AI関連の研究開発を強化するとともに、共にDeepcraftの発展を担う優秀な人材の採用に力を入れ、最先端技術の社会実装を推進していく。

 Deepcraftは、「歴史の転換点を創る」というミッションのもと、AIを中心とした最先端テクノロジーを駆使して企業の課題を解決する、東京大学松尾研究室発のスタートアップ。松尾研究所でチーフAIエンジニアを努めた代表取締役CEOの阿部武を筆頭に、国内でもトップクラスのAI研究者・技術者が集結する先端スタートアップとして、最適化や生成AI領域に強みを持っている。NTT西日本のインキュベーション施設(QUINTBRIDGE)に入居し、あらゆる活動の中核に据える必要のあるインテリジェンスの実装を行っている。

成学社「駿台予備学校」が開発した「駿台Diverse」を導入

 個別指導学院フリーステップなどを運営する株式会社成学社(大阪市・北区、永井 博 代表取締役社長)は、大学受験生に向けより良い学習環境の提供を目的に、「駿台予備学校」が開発した学習塾向け大学進学指導パッケージサービス「駿台 Diverse」を2025年3月より導入することを決定した。

 成学社はこれまで主力ブランドである「個別指導学院フリーステップ」を筆頭に、大学受験生に向け様々な学習サービスの提供を行ってきた。今後さらに多くの生徒が国公立大・難関私立大を志望するレベルまで引き上げ、そして合格を実現することを目的に、これまで運営してきた大学受験生向け映像授業を、100年以上蓄積された「駿台予備学校」の指導ノウハウが凝縮された大学進学指導パッケージサービス「駿台 Diverse」に変更し、新たにスタートする。

 これまで「個別指導学院フリーステップ」で蓄積した受験生のデータに、既にICT学習を幅広く活用している「駿台予備学校」が開発する[ICT学習指導コンテンツ][大学入試ビッグデータを用いた進学指導システム][模擬試験]を加え、より一層精緻で、合理的な学習指導、進路指導を行い、意欲ある高校生の夢の実現に貢献していく。

■「駿台 Diverse」とは
 駿台予備学校のグループ会社、株式会社Diversity Studyが提供する学習塾向けの高校生を対象とした大学進学指導サービス。このサービスは、ICTやビッグデータを最大限に活用しながらインプットとアウトプットをバランスよく学習する方式で、進路指導データや模擬試験など大学受験に必要な全てをパッケージし、質の高い効率的な進学指導を可能とする。
① 学習をインプットする短い映像授業
② 学習をアウトプットするwebテスト
③ 疑問を解決する即時のオンライン質問対応
④ 学習を継続させるコーチングメソッド・駿台ビッグデータでの進路指導データ
⑤ 中期的進捗確認の模擬試験
⑥ ICTでの大学情報・入試情報提供

詳細は以下URLへ
https://www.kaisei-group.co.jp/info/2024/665

トビタテ!留学JAPAN コロナ禍を経て5年ぶりに「留学体験発表会」が復活

 文部科学省による官民協働の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」は、11月から12月にかけて対面、オンラインにより計4回、留学体験発表会を開催する。トビタテのフラッグシップとなる海外留学支援制度「日本代表プログラム」及び「新・日本代表プログラム」派遣留学生がひとり5分間で、留学体験からの学び・気づきやそれらに基づいた未来へのビジョンを発表する。

 支援企業等の協力者による審査を行い、上位約3割に優秀賞を授与する。対面会場では観覧者とトビタテ派遣留学生、支援企業・団体、学校関係者等による交流会も予定している。また、留学体験発表会での優秀賞受賞者の中から選出されたトビタテ派遣留学生には、2025年2月中旬に文部科学省講堂にて開催予定の「留学成果報告会」においてプレゼンテーションを行う予定だ。

 留学体験発表会を通じて、海外で多彩な体験をした若者のストーリーを広く伝え、留学機運醸成を目指す。9月24日(火)より、一般観覧者の募集を開始する。詳細は、留学体験発表会特設ページへ。

https://tobitate-gov.note.jp/n/n39accaf764df

■登壇予定の派遣留学生の留学内容例(一部抜粋)

 トビタテは学生の留学目的に合わせて留学先や留学プランを立てるため、世界で1つだけの留学ができる特徴がある。下記のように多種多様な留学を経験をした派遣留学生の発表が観覧できる。

<留学内容例>
少年保護制度を現地で体験し 日本の少年保護と比較(@ノルウェー)
フェアトレードの現状と児童労働の実態を調査(@ガーナ)
日本にインクルーシブ教育を浸透させるには(@ニュージーランド)
なりすまし音声による偽情報を自動検出するAIを開発(@エストニア)
未来のエネルギー「核融合発電」の実現(@オランダ)
発酵のまち大分をつくるには? 〜台湾食から知恵を得た経験〜(@台湾)

スイッチサイエンス、Raspberry Pi財団の新型マイコンRP2350を搭載した新シリーズ「Picossci(ピコッシィ)2」を発表、開発ボードとピッチ変換基板を発売

 株式会社スイッチサイエンス(東京・新宿区、金本茂 代表取締役)は、 Raspberry Pi財団が独自に開発したRP2350マイコンを搭載した基板シリーズ「Picossci(ピコッシィ)2」として、「Picossci 2 開発ボード」と「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」を発売した。
 RP2350は、Cortex-M33とRISC-Vのデュアルアーキテクチャを備え、「Picossci」で採用した ARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040と比べ、より高度な性能・機能を提供する。
「Picossci 2 開発ボード」は、RP2350とコアとなる周辺回路をまとめたマイコンボードで、基板上にはUSB Type-Cコネクタ、Flash-ROM(16Mbit)、クロック発振器、電源回路、スイッチ、LED が集積されている。また、RP2350の機能を最大限使えるように、ほぼ全てのIOピンとSWD端子を引き出し、USB Type-C経由でプログラムの書き込みが可能。
「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」も、RP2350 とコアとなる周辺回路をまとめたマイコンボードだが、このピッチ変換基板を利用した基板開発の設計自由度を上げるためUSBコネクタそのものは搭載しておらず、他の基板に実装しやすいよう1.27 mmピッチの端面スルーホールに仕上げた。


▶︎ 「Picossci 2 開発ボード」の仕様

「Picossci 2 開発ボード」
USB Type-C コネクタ搭載
電源
 入力:USB Type-C(5 V)
 出力:5V出力(USB Type-C 由来)
 出力:3.3 V出力(基板上のレギュレータ由来)
 電源レギュレータ搭載
RESETスイッチ、BOOTSELスイッチ搭載
汎用LED搭載(GPIO25に接続)
動作電圧:3.3 V
GPIO は29本(うち2つはランドのみ)
デバッグ端子搭載(SWCLK、SWDIO)
基板外形:20.93 mm × 51 mm


▶︎ 「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」の仕様

「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」
RP2350 搭載
32 Mbit Flash ROM 搭載
12.000 MHz水晶発振子搭載
3.3 V/700 mA 出力電源回路搭載(3.5 V ~ 6.0 V 入力)
RESET ボタン、BOOTSELボタン搭載
LED(黄緑)搭載(GP25 ピンと共用)
入出力ピンは 20ピン(1.27 mm ピッチ)× 2列
入出力ピンは端面スルーホール仕上げ
基板外形:26.67 mm × 15.24 mm
基板端厚み:1.0 mm


▶︎ 販売情報
スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売。

「Picossci 2 開発ボード」
型番 SSCI-097949
商品名 Picossci 2 開発ボード(RP2350搭載)
価格(消費税込み) 2,640 円
購入ページ https://ssci.to/9794

「Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板」
型番 SSCI-097956
商品名 Picossci 2 RP2350 ピッチ変換基板
価格(消費税込み) 1,760 円
購入ページ https://ssci.to/9795

技能実習生・特定技能人材向けオンライン日本語学習サービス「Japany」が「IT導入補助金2024」対象ツールに採択

 株式会社明光キャリアパートナーズ(東京・千代田区、小西悠太 代表取締役社長)が提供する技能実習生・特定技能人材向けオンライン日本語学習サービス「Japany」が、経済産業省が推進するサービス等生産性向上IT導入支援事業「IT導入補助金2024」の対象ツールに採択された。

「Japany」は外国人材の定着・活躍とキャリアアップを支援する日本語e-ラーニング。日本語会話や試験対策(日本語能力試験や特定技能試験1号・2号)など、日本で働く上で必要な学習を一つのアプリで完結できる。企業の担当者は、管理者画面から受講者の学習時間やテストの結果を確認でき、効率的に学習管理ができる。

「Japany」の5つの強み
①技能実習生・特定技能人材向けにJLPTと各種試験対策コンテンツを完備
 技能実習ビザや特定技能ビザで入国した外国人材が日本での生活・仕事に馴染み、長期的に活躍できるようワンストップで学習をサポートする。円滑な就業のための日本語会話講座や日本文化マナー講座に加えて、ビザ切り替えのために必要な日本語能力試験や特定技能2号の試験対策講座を提供している。

②質の高い学習コンテンツ
 教育のプロ・明光キャリアパートナーズの専属日本語講師が作成した体系的なカリキュラムと分かりやすい授業動画で、効率的に日本語を習得できる。

③企業担当者様の学習管理の負担を軽減
 法人のご担当者様に管理者アカウントを付与します。管理者画面にて受講者の日々の学習時間やテストの点数・学習進捗率を確認でき、一括で学習レポートを出力できる。

④操作画面・コンテンツは9言語に対応
 英語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語・タガログ語・タイ語・中国語・モンゴル語の計9か国語に対応している。初級の方でもスムーズに学習を始められる。

⑤学習の継続を支えるスマートフォンアプリ
 2024年7月に、AndroidとiOSのアプリをリリース。スマートフォンでいつでもどこでも学習を進めることができ、忙しいスケジュールの中でも継続的な学習が可能。

「Japany」の詳しい内容や費用については https://meikoglobal.jp/lp/japany_/
または japany@meiko-career.jp まで。

千葉県野田市の既存シェアハウスにマンガ家支援プロジェクトを導入

 株式会社シェア180(名古屋、伊藤 正樹 代表取締役)は、特定非営利活動法人LEGIKA(東京・品川区、小崎 文恵 理事長)と提携し、千葉県野田市にある既存のシェアハウスに、新たにマンガ家支援プロジェクト「柏北トキワソウルーム」を導入することを発表した。このプロジェクトは、マンガ家の創作活動を支えるための環境を提供し、キャリア形成の長期的な支援に加え、既存の入居者への新たな価値の提供をすることを目的としている。

 シェア180は、「シェアを通じて人生を180°変えよう」という理念のもとこれまで数多くのシェアハウスを運営し、居住者が通常の生活では出会えない人と出会う家づくりを通して、人生を180°変化させる場を提供してきた。人生の変化は「人・場所・仕事」で起きるとしている。
 今回の提携は、シェア180が運営する既存のシェアハウスに、マンガ家専用の支援プログラムを導入することで、プログラムの参加者に最適な居住環境を提供し、さらなる創作活動を促進するのみでなく、既存のシェアハウス入居者にとっても新たな人・仕事との出会いを通じたコミュニティ価値の提供を実現する。
 LEGIKAが展開する「トキワ荘プロジェクト」は、これまでに多くのプロマンガ家を輩出してきたが、シェア180は、この取り組みを支援し、マンガ家が創作活動に集中できる環境づくりに貢献し、さらなる入居者間のコミュニティ価値と人生変化の創造のため、このプロジェクトへの参画を決定した。

台湾雲林科技大×福工大、TSMC設立の「日本人プログラム」募集協力開始

 福岡工業大学・同短期大学部と附属城東高校は、台湾の国立雲林科技大学と協力して、同大と半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が設立する、「日本人プログラム」への学生受入れに向けた高校生・短大生向けの募集説明会を開く。

日時:9月27日(金)12:00~ 場所:福岡工業大学E棟3F R1教室
 TSMCの熊本進出をはじめ、半導体後工程受託の最大手、日月光投資控股(ASE)が北九州市への工場建設を計画するなど、九州には今、半導体をめぐる海外企業進出のビッグウェーブが到来している。こうした中、福岡工業大学は、学術交流を目的とした協定を結んでいる雲林科技大学が、このたびTSMCからの出資を受けて設立する、半導体産業の専門人材を実践的に育てる同プログラムに学生を優先的に入学させる協力関係を打ち出す。


TSMCが設立 半導体産業をリードする人材育成目指す「日本人プログラム」
 TSMCは来年(2025年~)、雲林科技大学内に台湾と日本の半導体産業で活躍する高度な専門人材を育成することを目指す、「日本人コース」を設立する。コースには日本の高校と短大などの卒業生が参加し、4年間のプログラムで半導体メーカーでの実務に欠かせない計測工学などの単位を修める。プログラムはTSMCから出資を受けて設立されているため、参加学生には以下のメリットがある。

TSMCが獲得・育成目指す「日本人専門人材」
 世界最大手の半導体メーカー、TSMCはことし2月に熊本工場を開所した。年末には第2工場の建設を開始し2027年末からの運用開始を目指すなど、九州で急速に生産拠点の開発を進めている。グローバル展開を進める中で同社が必要としているのが、日本の生産拠点の中核となる、実践的な知識と技術を持ったエンジニア。中長期的に日本の生産現場で責任を持ちながら、台湾と日本のパイプ役にもなれる人材を育てたいという背景から雲林科技大学に初の日本人コースを設立した。半導体の専門知識を持った九州の若者には国内外から需要の大きな波が寄せられている。福岡工業大学は、雲林科技大学と協力しながら学生・生徒の可能性を広げ、この人材需要の波にいち早く対応する。

革新的な教育、産学連携で台湾トップクラス。 国立雲林科技大学とは
 台湾の雲林県斗六市にある国立の科技大学。工学部や管理学部など5つの学部で約1万人の学生が学んでいる。1991年に設立された新しい大学だが、2024年の世界大学ランキングでは、台湾の全大学の中で7位になるなど、革新的な教育プログラムと産学協力の分野で高い評価を受けている。また、半導体分野では、担当する教員の70%以上が実務経験を有し、企業と密接に連携した教育プログラム展開し、TSMCをはじめ台湾の多数の半導体関連企業に多くの人材を送り出している。

プログラムの募集内容、スケジュール
半導体産業への就職を目指す日本人学生にとってはTSMC入社への近道になる可能性はもちろん、半導体産業のフィールドで活躍できる確かな力を養うチャンスを得ることにつながる。コースの卒業生は、全員TSMCへの入社を目指しますが、不合格の場合でも生活補助金返還の必要はない。福岡工業大学と附属城東高校には、このプログラムに優先枠が割り振られる。

コース種類対象定員入学者要件入学時期
TSMC 0+4学士課程(学士期間4年)高校卒業者30名機械、工業、およびマネジメントを学んだ高校生2025年9月
   TSMC 2+2学士・修士課程  (学士期間2年+修士2年)  高専、短大卒業者30名機械系学科の卒業生2025年9月
大学生向け中長期留学大学生若干名全学部生2025年2月、9月

埼玉県のプロバスケットボールチーム「さいたまブロンコス」、株式会社国大セミナーとの2024-25シーズンパートナー契約締結

 株式会社国大セミナーは、2024-25シーズンよりB3リーグ所属プロバスケットボールチームさいたまブロンコスのオフィシャルパートナー契約を締結した。

 国大セミナーは「教育事業を通じて、1人ひとりの子どのも成長に責任を持ち、次世代で活躍する子どもたちを育てる」というミッションを掲げ、1985年に浦和市領家(現さいたま市浦和区)で創業。1クラスの学習効果を最大値化するために生み出した「全員が最前列の1クラス6名限定グループ学習法」を用い、現在は埼玉県を中心に104校舎を展開している。
 2024-2025シーズンにさいたまブロンコス様が掲げる「WINNING EDGE」というスローガンは、まさに「成績アップ」「第一志望校合格」といった子どもたちの夢・希望の実現に拘り、我々がわかるまでできるまで子どもたちと寄り添う指導理念に通じている。

【さいたまブロンコス 公式サイト】
https://broncos20.jp/news/partner/2110/

子どもの「体験格差」解消を目指すチャンス・フォー・チルドレン 墨田区内の子どもの送迎を支援するトライアルを開始

 子どもの体験格差の解消に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(東京・墨田区、今井悠介 代表・奥野慧 代表)は、ケアプロ株式会社(川添高志 代表)と連携し、墨田区内の「ハロカル」の利用者のうち、子ども、またはその家族が障害や疾病などの理由で送迎が困難な場合において、送迎サービスの利用を支援するトライアルを開始する。
 このトライアルを実施することで、送迎の支援が必要な子どもたちやその保護者のニーズを集め、取組の効果を検証する。

「体験格差」を解消する上での課題のひとつが、子どもの送迎が困難な保護者をどのように支援するか。
 CFCが実施した『子どもの「体験格差」実態調査 最終報告書』では、「子どもの体験をさせてあげられなかった理由」として、年収300万円未満の家庭の51.5%が「保護者に時間的な余裕がないから(送迎、付き添いなど)」と回答している。

 中でも、子ども、またはその家族の障害や疾病などを理由に、子どもたちが体験への参加を諦めざるを得ないという声が届いている。
【チャンス・フォー・チルドレンに届いた声(保護者)】
・ ひとり親家庭であるため、子どもの送迎のための時間的余裕がない。
・ 子ども自身が障害や疾病を有しており、保護者が定期的に送迎するためには、とても大きな労力が必要である。
・ 子どもの家庭に障害や疾病を持つ家族がいるので、保護者がそのケアのために自宅を離れることが難しい。


■トライアル支援の内容
 CFCは、体験の参加費として利用できるクーポンを利用する墨田区内の家庭のうち、条件を満たす家庭(障害や疾病などにより送迎が困難である家庭)に対して、ケアプロの移動支援サービス「ドコケア」と連携して送迎を支援する。送迎は、ケアプロの看護師等の専門スタッフが行う。
「ドコケア」の利用料は、チャンス・フォー・チルドレンが株式会社ケアプロに支払うため、各家庭は無償で送迎のサポートを受けることができる。
ドコケア(運営:株式会社ケアプロ) URL:https://dococare.com/
送迎支援制度の利用者要項 URL:https://www.cfc.or.jp/sumida2024/archives/news/transport

Daigasエナジー 学校法人京都産業大学と包括連携協定を締結

 大阪ガス株式会社(藤原 正隆 社長)の100%子会社のDaigasエナジー株式会社(福谷 博善 社長)は、学校法人京都産業大学(山田 啓二 理事長)と、包括連携協定を締結した。
 この協定は、京都産業大学とDaigasエナジーが緊密に連携し、エネルギーの利用など広範な分野において協働することで、京都産業大学全体のカーボンニュートラルの推進と地域との繋がり強化を目的としている。
 具体的な取り組みとして、京都産業大学が掲げる「学校法人京都産業大学 カーボンニュートラル宣言」の実現に貢献する。京都産業大学は、2030年度までに法人全体のCO2排出量を75%削減する目標を掲げ、大学、附属中学校・高等学校、幼稚園など全ての施設における消費電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指しており、DaigasエナジーはオフサイトPPAサービス「D-Green Premium EX」や、再生可能エネルギー100%の電気メニューである「D-Green」により、全ての施設に再生可能エネルギー電力を供給する。

 また、キャリア教育、グリーン人材育成に向けた取り組みとして、一昨年度より参画中の京都産業大学が行う課題解決型授業(PBL)における連携を軸に、グリーン人材育成手法を確立する。附属中学校・高等学校や幼稚園においても、それぞれの階層に応じたグリーン教育プログラムを策定すべく協働していく。最終的には、成長したグリーン人材、京都産業大学と共に、カーボンニュートラルに向けた地域共創および地域貢献活動に取り組んでいく。

◇学校法人京都産業大学との連携事項
(1) 電力需要地におけるCO2排出量を2030年度までに75%削減することを目標とした、カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用に関する事項
(2) 大学生や付属中学校・高等学校の生徒、幼稚園児に向けたキャリア教育、グリーン人材育成に関する事項
(3) 地域共創・地域貢献に資する事項
(4) その他、相互に連携協力を行なうことが有益と認められる事項