Archive for: 6月 2024

燕市による「アルビレックス新潟応援給食」6月11日より提供開始

 アルビレックス新潟のホームタウンである燕市が、子どもたちの食に関する意識向上と、アルビレックス新潟を応援する機運を醸成するため、「アルビレックス新潟応援給食」を6月11日(火)に提供開始する。同市内への応援給食の提供は、初めてとなる。

■主旨

・児童・生徒の食に関する意識向上を目指す

・地元のプロサッカークラブであるアルビレックス新潟を応援する機運の醸成

■実施日

6月11日(火)

■対象

燕市内の小学校14校、中学校5校、中等教育学校1校(全20校)

※児童・生徒数は約6,000名

■内容

(1)メニュー

チキンライス、かぼちゃの豆乳ポタージュ、クラブエンブレム入りメンチ、

グリーンサラダ、アルビレックス新潟ゼリー(みかん味)、アルビレックス新潟牛乳

※デンカビッグスワンスタジアムのピッチで躍動するオレンジのユニフォームを着た選手をイメージしている。

(2)給食の時間に島田譲選手(燕市子育てサポーター)・石山青空選手(燕市出身)からの動画メッセージ放映

 ※島田選手・石山選手は、県内各市町村を7エリアに分け、エリアごとに設定した担当選手が各市町村を応援する「ご当地応援選手」において、県央エリア(三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村)の担当。

(ご当地応援選手:https://www.albirex.co.jp/hometown/ouen/ 

※島田選手は、燕市の子育てに関するシンボルキャラクターとして、同市の豊富な子育て支援策を発信・拡散し、「子育てするなら燕市で」という認知の拡大に協力する「燕市子育てサポーター」に2023年に任命している。

https://www.city.tsubame.niigata.jp/soshiki/somu/4/30/kosodate/14690.html

高校の探究学習「必修化」から2年、校内組織の設置が8割にのぼるも、教員の9割が依然「課題を感じる」。カタリバ調査

 認定特定非営利活動法人カタリバ(東京・杉並区、今村久美 代表理事)は、日本全国の教育支援団体や学校と連携し、実践型探究学習「全国高校生マイプロジェクト」の推進に取り組んでいる。2023年12月から2024年1月にかけて、各学校で生徒たちの探究学習をサポートしている高校教員340名を対象に、探究学習に感じている課題などについてのアンケート調査を実施した。

必修化から2年経ち、探究を推進する組織の設置は8割超

 2022年度から高等学校では「総合的な探究の時間」が必修科目となり、そこから2年の月日が経過した。今回のアンケート調査では、探究学習に取り組む学校の82%が探究学習カリキュラムの企画や開発、推進を統括する組織が校内に設置されていると回答。探究学習の推進を組織的に行おうと試みる学校がある程度増えてきたことがわかった。

一方で依然9割超が「課題を感じている」結果に。特に「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」などが課題

 校内組織が設置されている学校であっても、教職員間の思いや認識に差がある等、運用についての課題感を挙げる声も多く寄せられている。前述のように、学校の中で探究学習を推進する組織が出来たとしても、探究学習の推進を担当している教員や生徒伴走にあたっている教員の約92%が、探究学習の推進に関して「課題を感じている」と回答した(「とても感じている」「まあ感じている」の合計)。
 課題だと感じていることの具体例としては「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」「校内で探究学習への理解が広がらない」への回答が多く見られた。

 また、自由記述の欄では以下のような声が上がった。

▼回答した教員の声(一部抜粋)
・教職員間における探究学習に対する指導の考え方が異なったり、熱量に差があったりする
・探究活動について他の校務分掌と揉めることがある
・少数の意識の高い教員がやっているだけの状態

外部人材の活用や探究学習を推進する風土がある学校ほど、教員の課題感が低い傾向

 今回の調査では、「コーディネーターなど外部人材の配置」、「活動の浸透や文化づくりを目指した校内風土の醸成」の2つの取り組みが進んでいる学校において、教員の課題感が低い傾向にあることがわかった。
 コーディネーターの配置は35%ほどだが、配置している学校ほど教員の課題感がやや低い傾向にあり、特に、コーディネーターが配置されていない学校と比べて、強い課題感を感じている教員の割合は約17%少ないことがわかった。一方、コーディネーターが配置されていない学校の教員は、「とても感じている」と答えた割合が51%、「まあ感じている」と答えた割合が43%で、より多くの教員が探究学習における課題を感じている可能性がある。

 また、探究学習の表彰や活動の掲示など、活動の浸透や文化づくりを目指した「校内風土の醸成」に取り組んでいるほど、教員の課題感が低く、探究学習を進めやすい傾向にあることも明らかに。外部の人材の活用、校内全体で探究学習の推進に取り組む風土が重要であるという傾向が見えてきた。

 このような課題を解決すべく、カタリバはこの度全国の高等学校を対象に「総合的な探究の時間」のカリキュラム開発研修「探究スタートアップラボ」の参加校を募集している。
 年3回の対面研修を中心とした年間を通じた伴走プログラム。大きな特徴として、以下の3つが挙げられる。
①各校3名程度のチームで参加し、自走できる組織的な推進を目指す
②先進校フィールドワークを通じて、知見やノウハウを効率的に学ぶ
③アクションプランを自校に持ち帰り、実際に改善実践に取り組む

▼詳細は以下のページへ
https://myprojects.jp/news/18788/

▼資料請求・説明会申込はこちら
https://forms.gle/rvWukYr3jTAXsRed7

調査概要
調査テーマ:探究学習の推進における課題
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査地域:日本全国
対象者:全国高校生マイプロジェクトを自校で推進した全国の教員340名
実施期間:2023年12月13日~2024年1月31日

海陽学園がBSA(Boarding Schools’Association)の国際正会員に認定

 海陽学園海陽中等教育学校は愛知県蒲郡市にある全寮制の中高一貫校。海陽学園は日本で初めて、イギリスに拠点を持つボーディングスクール協会(Boarding Schools’ Association:「BSA」)の国際正会員として認定された。

 海陽学園はイギリスの名門ボーディングスクール(全寮制学校)であるイートン校をモデルとして、2006年に愛知県蒲郡市で開校した。「将来の日本を牽引する、明るく希望に満ちた人材の育成」を建学の精神として、全寮制の特色を活かし、次世代のリーダーを育成している。

 BSAは、イギリスのボーディングスクールにおいて評価・確立された高い基準を活用して、「ボーディングの素晴らしさを支持し、世界的なボーディングサポートを提供する」ことを目的として活動している協会であり、全世界約40か国で約600校が会員となっている。
 国際正会員と賛助会員から構成されますが、今まで日本において国際正会員として認定された学校は無かった。

BSA公式サイト:https://www.boarding.org.uk/