Archive for: 5月 2024

スプリックス、業容拡大に伴い本部を渋谷の新名所「Shibuya Sakura Stage」へ移転

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石博之 代表取締役社長)は、2024年6月に本部を渋谷の新名所「Shibuya Sakura Stage」に移転することを発表した。スプリックスの社名「春」に由来する新たな場所、日本の流行発信地“東京・渋谷”から、スプリックスメソッドを国内、そして世界へ広めていく。

 1997年に新潟県長岡市で創業したスプリックスは、「『教育』を通して、世界中の人に『人生の新たなステージ(春)』を届ける」をミッションに掲げ、塾事業を主軸に、検定事業、教育基盤事業など、多角的な事業展開のもと着実に成長を続けてきた。2018年の東証一部上場時には387名だった従業員も、グループ全体で1394名(2023年9月時点)へと増加し、今後の事業成長に向けて、従業員の拡大も計画している。国際基礎学力検定「TOFAS」を中心に、エジプトやフィリピン、インドネシアなどとの提携を進め、海外展開も加速している。スプリックスとしても、グローバルな飛躍を本格的に目指すこのタイミングで、本部を移転することとなった。
 今年4月にはリブランディングに関する取り組みの第一弾として、ブランドロゴも刷新している。
 新本部となる、「Shibuya Sakura Stage」は、日本を代表するターミナル駅である渋谷駅に隣接し、オフィス・商業・教育・⽂化施設のほか住宅等の多様な機能が立地する桜丘に建てられた。また、これまで別に本部を置いていた湘南ゼミナールも横浜から渋谷へ移転し、 経営の一体化、事業のさらなるシナジーを目指す。

■新本部の概要
新本部住所 :東京都渋谷区桜丘町1-1
渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー22F
移転予定時期:2024年6月10日(月)
※湘南ゼミナールは2024年6月17日(月)

滋慶学園COMグループ高等課程とT1 esportsアカデミーがesports教育発展に向けて業務協約を締結

 滋慶学園COMグループ高等課程は2024年4月、韓国に拠点を置くesports専門教育機関・T1 esportsアカデミーとの業務契約を締結した。滋慶学園COMグループは、esports、ゲーム、IT、AI、CG、アニメーション、音楽、ダンスなど、多様な専攻分野を学ぶことができる専門学校を全国に41校開校し、そのうちの9校でesports専攻を設置している。

 2024年4月、滋慶学園COMグループでは中学卒業者を対象とした高等専修学校(高等課程)にesports専攻が誕生。2025年度以降も全国の高等課程にesports専攻の設置が予定されている。

 T1Aは「League of Legends Champions Korea(リーグ・オブ・レジェンド チャンピオンズ・コリア/LCK)でも強豪として知られる韓国のesports組織・T1(https://www.t1.gg/)が運営するアカデミー。最高水準の専門講師によるesports教育サービスを提供している。今回の業務協約により、esports教育を基盤としたプログラム支援やアカデミー内の専門コーチ陣の交流、両機関の学生の相互発展をはじめ、esports教育分野での交流を促進し、学生がグローバルな観点からesportsを学ぶ機会を提供する。

日本最大級のインバウンド観光プラットフォーム「MATCHA」と北杜市が連携

 山梨県北杜市(上村英司 市長)は、タイ向け情報発信の強化を進めるため日本最大級の訪日外国人向けWEBメディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHA(東京・中央区、青木 優 代表取締役社長)と連携し、同メディアと協働で、北杜市エリアの情報を発信する。
 北杜市では独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力のもと、タイ外務省国際協力機構(Thailand International Cooperation Agency;TICA)が国際協力スキームのひとつとして実施するボランティア派遣事業「フレンズフロムタイランド(Friends from Thailand)」(FFT)において、令和5年12月から、国内で初めて1年間の長期間に渡るタイ人の派遣を観光コーディネーターとして受け入れている。今回の連携により、この派遣の目的である「インバウンド観光の拡大」のため、タイ人観光客向け情報発信を強化していく。
 また、「MATCHA」で発信される情報は、タイ国内大手旅行会社ほか、日本に興味があるタイの皆さまの情報取得のツールとしても利用していく予定だ。

埼玉県 令和6年度「埼玉県新たな地域クラブ活動実証事業」を行う団体募集

 埼玉県は、スポーツ庁から「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」が示されたことを受け、埼玉県地域クラブ活動推進計画を策定した。この計画に基づき、生徒が地域でスポーツに継続して親しめる環境整備を進める際の課題解決に取り組むため、昨年度に引き続き、実証事業を行う。
 そこで、市町村・市町村教育委員会と連携し実証事業を実施する総合型地域スポーツクラブ、スポーツ少年団、クラブチーム、プロチーム、フィットネスジム、民間事業者、大学や地域の体育・スポーツ協会、競技団体などを募集する。
 実証事業終了後には、各地域で開催する地域ミーティングにおいて、実証事業の成果と課題を共有する。

1 委託内容

⑴休日の部活動の段階的な地域移行等の推進に関する実証事業の実施

⑵県内各地で開催する地域ミーティング(情報交換会)に参加し、実証事業の成果・課題等を報告

2 事業の実施期間(委託対象期間)

契約締結日から令和7年2月末日まで(単年度事業)

(※経費対象期間は令和7年1月末日まで。)

3 応募資格

総合型地域スポーツクラブ、スポーツ少年団、プロスポーツチーム、市町村スポーツ・体育協会、大学、民間事業者など事業を円滑に実施できる団体

4 募集枠

20モデル程度

5 事業規模

予定総額636万円

6 応募手続き

⑴提出期限

令和6年5月31日(金曜日)午後5時必着

⑵提出先

埼玉県県民生活部スポーツ振興課

生涯スポーツ担当(TEL:048-830-6953)

⑶提出方法

電子メール(E-mail:a6940-04@pref.saitama.lg.jp)

⑷提出書類

様式は、埼玉県HP

https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0312/index.html

株式会社COMPASS 慶應義塾大学SFC研究所と連携し、大分県日田市における「キュビナ」の活用と学力への影響について効果検証を実施・結果を発表

 株式会社COMPASS(東京・文京区、佐藤 潤 代表取締役)はこのたび、慶應義塾大学SFC研究所(神奈川・藤沢市、飯盛 義徳 所長)上席所員(常勤)中室 牧子氏(総合政策学部 教授)と連携した「ICTを活用した学びにおける児童生徒および教員への影響に関する研究」の第三弾として、大分県日田市の小中学校におけるキュビナの活用による学力向上への影響についての効果検証を実施したことを発表した。

 検証の結果、キュビナの利用と学力向上には相関がみられ、小学校・中学校、教科共通の傾向としキュビナの学習ログの22項目の中でも特に「習熟度」が学力向上への影響が大きいことがわかった。
 また、検証結果は2024年6月9日(日)に開催予定のCOMPASS主催オンラインイベントにて、日田市教育委員会と日田市立大山小学校が登壇し、詳細を報告する。

 大分県日田市では、ICTを活用した「学び」の基本方針として三つの重点事項「子どもたち一人ひとりの反応を踏まえた双方向型一斉授業」「一人ひとりの教育的ニーズや学習状況に応じた個別学習」「全ての子どもが情報の編集を経験しつつ、多様な意見にも即時に触れられる協働学習」を掲げており、そのうちの「一人ひとりの教育的ニーズや学習状況に応じた個別学習」の充実に向けた取り組みとして、2021年よりキュビナを市内の全市立小中学校に導入し、学校内外での日々の学習に活用されている。

 市では「客観的な根拠を重視した教育政策の推進(Evidence Based Policy Making)」に取り組んでおり、市内小中学校におけるキュビナの活用について、慶應義塾大学SFC研究所の中室牧子氏とCOMPASSが連携して進めている「ICTを活用した学びにおける児童生徒および教員への影響に関する研究」の一環として、効果検証を実施した。

 効果検証の結果、キュビナの利用と学力向上には相関がみられ、学年・教科共通の傾向としてキュビナの学習ログの22項目の中でも特に、「習熟度※」が学力向上につながる傾向があることがわかった。
 また、教科ごとに、学力向上に影響の高い取り組み方(学習した時間や、学習に使った機能)の特性を確認することができた。※習熟度:解答の正誤・お手つきの有無・解答のスピードなど、キュビナ独自の指標により習熟度をA~Dで判定

<効果検証概要>
◆対象児童生徒:日田市の全市立小学校6年生 計494人・中学2年生 計468人 (学年は2023年1月時点の学年を記載)
◆対象科目:
・小学校:国語・算数・理科・社会
・中学校:国語・数学・理科・社会・英語
◆実証期間:2022年1月~2023年1月(キュビナ利用期間は2022年1月〜2023年1月)
◆実施方法:
・対象児童生徒の2022年1月と2023年1月に実施された「日田市学力調査」の2回の結果を事前・事後テストとして使用し、2回のテストの間の期間(2022年1月〜2023年1月)に利用されたキュビナの学習ログを収集した。
・キュビナの学習ログは利用頻度・問題解答数・時間帯・機能・使用した時間・取り組み方・取り組み結果などの計22項目を対象とした。
・キュビナの学習ログ22項目と事前・事後テストの学力の変化の相関を、各教科ごとに回帰分析により検証し、各指標が示すキュビナの活用状況の差が児童生徒の学力の向上へ与える影響を調査した。

<検証結果概要>
・小学校・中学校、教科共通の傾向としてキュビナを利用した児童生徒に学力向上の傾向があり、「習熟度」が高まるほど正答率が高くなる傾向があった。
・小学校、教科共通の傾向として、キュビナの取り組み問題数が増えるほど、正答率が高くなる傾向があった。さらに、「知識技能」の問題項目の正答率の向上のみならず「思考判断表現」の問題項目における正答率の向上もみられた。また、キュビナの利用頻度や解き直し率が高くなるほど正答率が高くなる傾向もみられた。
・中学校、教科共通の傾向として、キュビナの取り組み節数が増えるほど正答率が高くなる傾向がみられた。

今回の検証結果から、キュビナ独自の「習熟度」指標は学力調査の結果と相関があり、児童生徒の学習状況を把握する重要な指標であることがわかった。このことから、学力を向上させるためには「習熟度」のアップを目指しキュビナに取り組むことが効果的であると考えられる。

多摩美術大学、AIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート

 学校法人多摩美術大学(東京・世田谷区、⻘柳正規 理事⻑、内藤 廣 多摩美術大学学⻑) が東京ミッドタウン・デザインハブ内の多摩美術大学 TUBを拠点として2021年に立ち上げたヴァーチャル大学「Tama Design University」。その枠組みを展開させ、2024年度は、先端領域を扱うプラットフォームを立ち上げる。「AIとデザイン」「サーキュラーデザイン」「ストラテジックデザイン」「デザイン人類学」「遊びのデザイン」を5つのテーマとして掲げ、これからの社会を共に考える様々なプログラムを実施予定。

 大量消費やエネルギー依存から生じる気候変動や環境破壊、またAIをはじめとした技術の急速な進化に伴う問題など様々な課題に向き合う現代。課題解決の一つの視点としてデザインが急速に社会に浸透しあらゆる人々へ向け開かれていく中で、美術大学としてデザイン&アートの先端領域の視点から、これからの社会に改めて向き合い、共に考えていく。

■概要
 第一歩として、5つのテーマを挙げそれぞれに多摩美術大学で教鞭を執り第一線で活躍を続ける研究者や実務家をリーダーとして迎えた「Division(部門)」を立ち上げる。この5つのDivisionを中心として、各界で活躍する多彩なゲストとともに、シンポジウムや講義などはもちろん企業と連携した企画、参加型のワークショップなど、より幅広い層に向け、長期的に様々なプログラムの発信を行っていく。

静岡市美術館 「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」7月26日(金)開幕

 1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁等を約3万点収蔵している。洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇る。展示会では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧する。

 西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されていたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていった。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠の名画を通して、西洋絵画400年の歴史が感じられる。

■会期:2024年7月26日(金)-9月23日(月・祝)

■休館日:毎週月曜日

 ※ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日(火)は臨時開館。

■開館時間:10:00-19:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)

■観覧料:一般 1,400(1,200)円、大高生・70歳以上 1,000(800)円、中学生以下無料

 *( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金

 *障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料

 *前売券販売期間は6月8日(土)~7月25日(木)

■主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡新聞社・静岡放送

■後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会 

■特別協賛:清水銀行

■協力:NTY ニット美術センター

ベネッセ、「新課程入試」に対応するためのオンラインセミナーを開催

 ベッセコーポレーションは、学習塾や予備校が「夏期講習の入塾面談」に活かすためのオンラインセミナーを5月12日から14日にかけて開催する。(内容は4月25日~27日に開催したものと同様)
 テーマは、『新課程入試の変化を夏期講習集客に活かす方法』。大学入試改革の一環として2025年度から実施される新課程入試に対応するため、高校生を担当する講師をはじめ、小中学生を対象にした学習塾でも、「新課程入試に向けた具体的な対策が知りたい」、「そもそも新課程で中学と高校の教育内容がどのように変わっているのか知りたい」、「夏期講習の入塾面談で『新課程入試』の情報をうまく活用したい」など、大学入試に関する知識がこれまで以上に必要とされているとの声が多く寄せられている。

 今回は、ベネッセの豊富な情報力・データ力・分析力を基に小・中学校、高校の現場ではどのような点が課題になっているかという点を踏まえて、学習塾に求められる役割についても考察する。4月に開催された3回分のセミナー参加後アンケートでは、満足度が91.7%(とても満足+やや満足を合算した数値から算出)に達するなど、充実した内容となっている。

〈開催日程〉① 5/12(日) ② 5/13(月) ③ 5/14(火) ※全日同一の内容
〈時間〉12:00~13:00 
〈講師〉曽根 貴之/ベネッセコーポレーション 塾・教室サービス開発部 部長

〈講師プロフィール〉
ベネッセコーポレーション入社後、高校事業担当15年を経て小中学校・自治体事業担当、大学事業担当を経験した後、現職。  
  
▼参加申し込みフォーム
https://enquete.benesse.ne.jp/forms/o/we6fd7e975/form?utm_source=mail&utm_medium=dm&utm_campaign=zyuku

【主催者からのご案内】
※開催はオンラインで行います。
※お申込みは開催日の3営業日前を締切とさせていただきます。
※info-forj@mail.benesse.co.jpのアドレスからご連絡させていただきます。info-forj@mail.benesse.co.jpからメールが受け取られるように設定をお願いします。
 

★ご参加いただいた方には、ご参加の特典をプレゼント★
 \ 3大特典プレゼント / 

①当日の講演資料(抜粋版)
②小中学生向け・夏期講習前面談資料  
③高校生向け・夏期講習前面談資料

※当日ご参加いただきアンケートをお答えになった方に進呈させていただきます。
今回のセミナーのためにご用意した特別な資料です。ぜひお受け取りください。

塾・予備校様に向けてお話しさせていただく貴重な機会です。
ぜひこの機会を見逃すことなく、お申込みください。

株式会社イング 4月からFLENS School Managerの利用開始

 FLENS株式会社は5月7日、提供する塾生保護者のファン化が狙えるコミュケーションアプリ「FLENS School Manager(以下、FSM)」を、2024年4月より株式会社イングが利用開始すると発表した。これまでイングでは、保護者とのコミュニケーションにおいて複数ツールを利用したり、紙でも配布するなど、ルートが分散していた。今回のFSM導入により、スマートフォン向けに最適化されたアプリへ保護者とのコミュニケーションを一本化する。またFSM導入を機に、予約・申込/回答・請求額通知においてもデジタルコミュニケーションの提供範囲を拡大することで、顧客満足度向上・塾生保護者のファン化を促進し、社内業務においても基幹システムとFSMとのデータ連携により効率化を進める。

■株式会社イングの概要

 株式会社イングは「人を大切にした教育」を根幹に、地域に密着した教育事業に取り組む。幼児教育、小学校受験指導や小・中・高校生に対する学習・受験指導、オンラインを通じた幅広い学習機会の提供、さらに自治体・大学・法人から委託され実施する事業、社会人に対する資格取得指導事業など、幼児から大人まで、「学びたいその時に、あなたのそばにイングがある」を実現している。大学や学校法人、幅広い“教育”を通して、多くの人とかかわりながら、その人の成長・自己実現をサポートしている。学研グループの持つ幅広いコンテンツと当社の総合学習館としての特性を融合し、さらに質の高い教育の提供を目指す。

URL:https://ing-edu.co.jp/

■FLENS School Managerの概要

「FLENS School Manager(FSM)」は、2020年からFLENSがサービスを開始した、お知らせ、入退室、ポイント付与、ライブラリ、請求額通知、相互メッセージ、デジタル帳票、予約、申込/回答、成績回収、映像配信など、学習塾やフリースクール等での業務に必要な機能を揃えたコミュニケーションアプリだ。複数利用中のツールやサービスをFSMに一本化することで、業務効率化とコスト削減が期待できる。また、業務効率化・コスト削減とあわせて、FSM専用アプリに「内部広報」も一本化することで『保護者のファン化』が促進できる。さらにFSMには「社員のタスク管理機能」も備わっており、本部から社内全体の業務管理も一本化が可能となる。
URL:https://flens.jp/schoolmanager/

河合塾×実教出版 高校向け教材で提携~高校向けICT教材『tokuMo』に実教出版の学習コンテンツを搭載~

 学校法人河合塾(愛知・名古屋市、河合英樹 理事長)は、実教出版株式会社(東京・千代田区、小田良次 代表取締役)と業務提携した。この提携を通し、河合塾が高校向けに提供する6教科ICT教材『tokuMo(トクモ)』に実教出版の教科「情報」の学習コンテンツを搭載する。

 河合塾は高等学校を対象に6教科ICT教材『tokuMo』を2023年3月にリリースした。豊富な教科数や、基礎から全統模試レベルまで幅広い問題を搭載するなど、充実したコンテンツにより「高等学校における学習指導で使いやすい」ICT教材として、全国の高等学校で支持されている。一方、採用校の先生方からは来年度から大学入学共通テストで導入される「情報I」の対策について不安の声が多く寄せられている。

 実教出版は、発行する「情報I」検定教科書が多くの高校で採用されている。同時に、教科書傍用の教材や問題集など教科「情報」における豊富な指導コンテンツを持ち、現場の先生方からも高い評価を受けている。

 両者の提携により、『tokuMo』に実教出版の優れたコンテンツを搭載。「情報I」の対応に不安を持つ高校の先生方に、より充実した学習コンテンツの提供が可能となった。

■提携の内容と具体的な取り組み
【高校向け6教科ICT教材『tokuMo』に実教出版の「情報I」のコンテンツを搭載】
河合塾が高等学校向けに提供するICT教材『tokuMo』に、実教出版が提供する「情報I」のコンテンツを搭載する(今夏予定)。具体的には、同社が刊行する「最新情報I 学習ノート」と「ベストフィット情報I」から300題以上をセレクトし、『tokuMo』内で利用できるようにする。現状の100題から搭載問題数が大幅に増えるとともに、実教出版の優れたコンテンツを搭載することで、『tokuMo』採用校における「情報I」の指導がいっそう充実する。