Archive for: 5月 2024

野々市市立館野小学校とIoT文具を用いた家庭学習習慣化に関する実証実験を開始

 コクヨ株式会社(大阪市、黒田 英邦 社長)と野々市市立館野小学校(石川・野々市市、小山内 裕之 校長)は、小学校低学年の課題である家庭学習の習慣化について、IoT文具を活用した実証実験を開始した。

 IoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することによって、家庭学習の習慣づくりをサポートする商品。主に小学校低~中学年を対象とし、累計出荷台数は5万台を突破した。2019年の発売以来、家庭学習における「親子のコミュニケーション」に着目し、「書く⇔褒める」の好循環を回すことで子どもの「やる気」を育むサービスとして多方面から評価を得ている。

 今回、このIoT文具を活用することで、家庭学習における親の伴走環境のあり方を野々市市立館野小学校と共同で実証検証を行う。現在の教育課題である学力の2極化、学習データを用いた学校教育の2点に着目し、しゅくだいやる気ペンを活用することで、それぞれどの程度の改善効果、気づきや新たな課題の発見等を抽出することで、具体的な学校教育と家庭学習支援のあり方を探っていく。
 実証実験は、野々市市立館野小学校の新3年生の全ての児童(79名)を対象に、各家庭で数か月間にわたって実施し、実証検証終了後、結果を発信する。

実証実験概要

■期 間:2024年5月1日(水)~2024年7月31日(水)*2024年9月30日まで延長の可能性あり
■対象者:野々市市立館野小学校 新3年生79名
■内 容:担任教師から保護者を通じて、合意を得た家庭に対して『しゅくだいやる気ペン』を提供し、児童の日々の家庭学習に『しゅくだいやる気ペン』を使用する。定期的に、アンケートやデータ集計を用いて家庭学習の意欲の変化、習慣化、学習意欲や学力の変化を分析する。
■目 的:『しゅくだいやる気ペン』による家庭学習に関するさまざまな変化(教員、保護者、生徒の変化)を把握し、家庭学習に対する学校と家庭との新しい関係を見出し、教育の新しい形を創造する。

 この実証実験には、館野小学校の先生方からも多くの期待が寄せられている。コクヨは「しゅくだいやる気ペン」を通じて、学びの入口に立つ親子を応援すると共に、今後も、勉強が親子の共同プロジェクトになるような新しいアイデアを生み出し続けます。

河合塾グループ、アセスメントツール「PROG」を電通総研を通じ販売開始

 河合塾グループの株式会社ピックアンドミックス(東京・港区、松村 直樹 代表取締役)は、同社が開発した汎用的技能と職業志向を測るアセスメントツール「PROG」について、株式会社電通総研(東京・港区、岩本 浩久 代表取締役)を通じ、販売を開始する。
「PROG」の開発パートナーであり、販売を担う株式会社リアセック(東京・港区、平田 史昭 代表取締役)が電通総研との販売代理契約を締結したことにより実現された。この締結を通し、企業の人材データを活用した人的資本経営および従業員のキャリア自律支援を強力に推進していく。
 近年、DX推進や事業の多様化など、企業の変化に伴い、従業員に求められるスキルセットも大きく変化する。働く人の意識や働き方も変化し、従業員への有用なキャリア開発・能力開発の機会提供がエンゲージメントを高める要素になっている。企業においても、人的資本情報の開示が求められる中、従業員のスキルを適切に測定したうえで、整理・可視化し、人材育成や経営戦略に生かすことが、持続的な成長を遂げる上で不可欠となっている。

「PROG」は、汎用的技能(ジェネリックスキル)や職業志向等のスキル情報を可視化し、人材育成に活用するためのアセスメントツール。2012年のリリース以来、累計200万人以上の高校生・大学生・社会人が受験し、国内外の教育機関のキャリア教育と企業の人材育成に活用されている。

AIとリアルタイムで会話ができるロープレ・トレーニングツール「iRolePlay」が「GPT-4o」に対応

 株式会社インタラクティブソリューションズ(東京・千代田区、関根 潔 代表取締役)は、AIとリアルタイムで会話ができるロープレ・トレーニングツール「iRolePlay」が 、2024年5月14日未明(日本時間)OpenAIが発表した最新モデル「GPT-4o」に対応したことを発表した。
「GPT-4o」対応と、高密度要約をベースとした高い専門性の会話内容生成、ユーザの発話内容を高精度に取得する音声認識を組み合わせることで、リアルタイムでの会話速度のさらなる向上を実現した。いずれもインタラクティブソリューションズ特許技術を使用。弊社は会話解析、会話評価、音声認識などの特許を120件以上取得している。


「GPT-4o」は、2024年5月14日未明(日本時間)に米国OpenAIが発表したChatGPTの新しい技術基盤。OpenAIによると、GPT-4oはテキスト、ビジョン、オーディオを統合したマルチモーダルモデルであり、ChatGPT4-Turboと比較して応答速度とAPIの処理速度が格段に高速化した。

「iRolePlay(アイロールプレイ)」は、【AI】を相手に、【担当者】が企業特有の情報を加味して“話す”トレーニングができる「プレゼン&ロープレ・トレーニングツール」として、各方面からの注目を集めている。決まった受け答えをするのではなく、毎回AIがリアルタイムで担当者に話しかけながら受け答えをするため、人間相手に対話しているかのような体験ができます。さらに、AIに人格を設定して対話を再現するシーン設定ができるほか、担当者の弱点をAIが指摘し、会話をその場で評価することもできる。顧客ニーズを引き出すための「深掘り質問」を設定することも可能で、通常の社内ロープレ練習と比べても飛躍的に教育効果が高まる。また、数百人~数千人規模のトレーニング実施にも対応できるため、大幅に研修コストを削減しながら、顧客満足度を向上することも可能。

○特徴
学習データに基づき、シナリオ作成不要で、専門知識を学習したAIとの一問一答ラリーが音声で行える。

○利点
 ・スキマ時間に気が済むまで会話練習ができる。
 ・繰り返し練習で会話力不足を解消し即戦力を養成。
 ・短期間で営業担当者の説明力・質問力が大幅アップ。

○用途
 ・コールセンターでのカスタマーハラスメント対策
 ・医療機関での医師と医療スタッフ、製薬会社営業との会話練習
 ・店舗スタッフ向けの接遇スキル対策

FCEとリンクアンドモチベーションが資本業務提携に関する基本合意を締結

 株式会社FCE(東京・新宿区、石川 淳悦 代表取締役)は、株式会社リンクアンドモチベーション(東京・中央区、小笹 芳央 代表)と資本業務提携に関する基本合意書を締結したことを発表した。今回の提携により、「『人』×『Tech』で人的資本の最大化に貢献する」というミッション実現をさらに加速させていく。

 FCEグループは「チャレンジあふれる未来をつくる」というパーパスのもと、人的資本の最大化に貢献することを使命とし、DX推進事業と教育研修事業を展開していく。また、LM社は、「モチベーションエンジニアリングによって組織と個人に変革の機会を提供し意味のあふれる社会を実現する」というミッションのもと、個人から選ばれる組織(モチベーションカンパニー)創り、組織から選ばれる個人(アイカンパニー)創り、組織と個人をつなぐマッチングを支援している。

 今回資本業務提携に関する基本合意は、両社の目指す姿の実現に向け、両社の強みを掛け合わせることで更なる価値提供を生み出すことを目的としたもの。

 FCEは、LM社との間で、2024年8月を目途に資本業務提携に関する最終契約の締結を目指す。なお、本基本合意書において、LM社は株式会社FCE社株式を20%取得して当社を持分法適用会社とする方針について合意した。

 LM社の関連事業との協業を通して、下記の5つの分野に関して新たな価値創出を企図している。なお、個別の業務提携の詳細については、今後、両社で協議し、必要に応じて契約を締結していく。

京進グループサイトがリニューアル すべての事業内容を整理したサイトへ

 株式会社京進および京進グループは、2024年5月9日(木)にグループサイトをリニューアルオープンしました。新しく生まれ変わったWebサイトでは、教育、語学、保育、介護など、私たちが提供する様々な事業内容を整理してお伝えしています。
また、このリニューアルは、お客さま、ビジネスパートナーの皆さまに、より快適にWebサイトをご利用いただくことも目的としており、学びに役立つ情報も発信します。

京進グループ サイト(グループ企業情報を再構成): https://group.kyoshin.co.jp/

学習塾・英会話のサイト(リニューアル)

京進の中学・高校受験TOPΣ: https://tyuko.kyoshin.co.jp/
京進の大学受験TOPΣ: https://daigaku.kyoshin.co.jp/
京進の個別指導スクール・ワン: https://s1.kyoshin.co.jp/
京進の英会話ユニバーサルキャンパス: https://uc.kyoshin.co.jp/

 京進グループは、学習塾、保育園、英会話教室、日本語学校、資格取得支援、就業支援、高齢者施設、フードサービスなど、人の一生を支援する事業を通じて、皆さまの学びと成長をサポートしていく。

パリオリンピック 競泳日本代表内定の本多 灯選手・花車 優選手 株式会社ナガセ入社・イトマン東進所属へ

 株式会社ナガセ(東京・武蔵野市、永瀬 昭幸 代表取締役社長)は、 競泳選手・本多灯(22 才)、花車 優(24 才)が 2024 年 4 月 1 日付で株式会社ナガセに入社し、イトマン東進所属となったことを発表した。
 同社は、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ことを教育哲学としている。その人財(=リ ーダー)に求められる素質として、高い志を持ち、自らの力で自立し努力することができる「心・知・体」が備わ った高い人間力が必要であると考えている。本多灯選手は、2021 年東京オリンピック 200m バタフライ銀メダル、 世界水泳選手権 2024(ドーハ)金メダルなどの実績をあげ、日本水泳連盟から 2023 年度最優秀選手に選ばれた。また、花車優選手は、世界水泳選手権 2022(ブダペスト)200m 平泳ぎ銀メダル、3 月に開催された 国際大会代表選手選考会において、自己ベスト記録を更新し、パリオリンピックの出場権を獲得した。
 両選手とも、2024 パリオリンピックでの金メダル獲得という夢に向かって、日々の努力を怠ることなく、技術を磨いて成長する真摯な姿は、多くの人々に勇気と感動を与えてくれます。まさに「心・知・体」を兼ね備えた、 当社の教育哲学と合致した人物であると考え、採用の運びとなった。
 イトマンスイミングスクールでは、トップレベルの選手育成環境をさらに充実させるべく、国内で初めて長水路 水深 3m を備え、世界で他に類を見ない独自の泳法解析装置を有する世界最高峰の練習施設「AQIT」を2016年に完成している。

異文化理解と共存のための教育改革「学校法人 東福岡学園」×「元気日本語文化学校 福岡校」外国人留学生と中高生との日常的な国際交流における連携協定を締結

 株式会社ウィザスのグループ会社である株式会社グローバルウィザス(愛知・名古屋市、 鈴木 貴之 代表取締役)が運営する元気日本語文化学校(Genki Japanese and Culture School)福岡校は、学校法人 東福岡学園(福岡市、德野 光博 理事長)と、地域における多文化共生施策の推進に向け、人的交流 および知的資源の活用を図り、相互の教育の充実・発展に資することを目的とした連携協定を締結した。

 両校は、これまでも「生きた英語」をテーマとした、元気日本語文化学校 福岡校の留学生と東福岡高等学校・東福岡自彊館中学校の生徒との国際交流を行っていたが、今回の協定締結により、日常的なグループワーク、フィールドワーク、アクティビティなどを実施していく予定だ。異なる文化や価値観を持つ学生達が互いを尊重し協力し合える体験の中で、より豊かな感性を持つグローバル人材の育成と併せて、教育を通じた多文化共生の推進に寄与していく。

早稲田アカデミー、青春スポーツアニメ「ハイキュー‼」とライバルと育つをテーマにしたスペシャルコラボレーションを開始

 小学生・中学生・高校生を対象とした進学塾を運営する株式会社早稲田アカデミー(東京・豊島区、山本豊 代表取締役社長)は、創業以来変わらない「本気でやる子を育てる」という教育理念に基づき、早稲田アカデミー独自の価値「ワセ価値」を提供している。早稲田アカデミーの教育理念・企業姿勢を広く発信するためのキャンペーンとして、バレーボールに懸けた青春を描く国民的スポーツアニメ「ハイキュー!!」とのコラボレーションを開始したことを発表した。

特設ページURL : https://www.waseda-ac.co.jp/special/haikyu/

<Webムービー概要>
 5月13日(月)より新Webムービー2種類を特設ページ、Xにて公開致する。Webムービーでは「ライバルと、育つ。」をテーマに、作品に登場する人物の姿や印象的なシーンと、目標に向けて学習に取り組む生徒の姿を重ねて描く。ライバルと切磋琢磨しながら努力を重ねる姿を描く「どんなことだって“やってみる”から始まるんだ」篇、壁にぶつかっても諦めずに挑戦し続ける姿を描く「負けたくないことに理由って要る?」篇の2種類を展開する。

・公開期間:2024年5月13日(月) 10:30~
・動画URL
「どんなことだって”やってみる”から始まるんだ」篇 15秒
https://youtu.be/8FpJs0FL-UA
「負けたくないことに理由って要る?」篇 15秒
https://youtu.be/2wV8_7unYGM

<新聞広告概要>
 日向翔陽・影山飛雄が描かれた、本キャンペーン限定デザインの新聞広告を5月14日(火)、読売新聞・日本経済新聞にて掲出。
・掲出日:2024年5月14日(火)(予定)
・展開先:読売新聞・日本経済新聞(主に関東圏)

<交通広告概要>
 ライバルであり相棒でもある作中の人気キャラクター2人が描かれる全10パターンの交通広告を、5月13日(月)~5月19日(日)の1週間、広告掲出する。掲出駅は、全6箇所:新宿駅(JR東日本)、渋谷駅(京王電鉄)、池袋駅(西武鉄道)、横浜駅(東急電鉄)、武蔵小杉駅(東急電鉄)、大宮駅(JR東日本)。

・掲出デザイン一覧
①日向翔陽・影山飛雄 ②月島蛍・山口忠 ③日向翔陽・孤爪研磨 ④黒尾鉄朗・孤爪研磨 ⑤宮侑・影山飛雄 ⑥及川徹・岩泉一 ⑦宮侑・宮治 ⑧及川徹・影山飛雄  ⑨木兎光太郎・赤葦京治 ⑩日向翔陽・星海光来

株式会社文理「全国 到達度テスト」をリリース

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社文理(東京・品川、安達健一 代表取締役社長)は、2024年6月、「全国 到達度テスト」(小4~中2対象)をリリースいたします。

 全国規模で生徒の学習到達度を確認することで、これからの学びに対する的確なアドバイスを提供します。また、夏期講習前に入塾テストとしてご活用いただくことで、新規生に適切な講座やクラスへの提案が可能です。新規生獲得にもご活用ください。

 また、「全国 到達度テスト」と思考力・判断力・表現力を診断する「明日の学力」診断(以下「あすがく」)をご活用いただくことで、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「非認知能力・学習状況」の3観点の評価が可能になりました。3観点の評価とその指導が、生徒の学力アップにつながり、そのことが学習塾の価値となります。
 ぜひ「あすがく」導入をご検討ください。

*「全国 到達度テスト」受検は、「明日の学力」診断(「あすがく」)のご採用が条件となります。詳細は事務局宛にお問い合わせください。

■WEB紹介ページ
https://asugaku.bunri.co.jp/

■全国到達度テストのポイント
 ●全国のライバルとの比較!「全国順位」「塾内順位」で、自分の位置を確認できます。
 ●基礎的な問題で、『現時点』の自分の学習到達度が確認できます。
 ●得意分野・苦手分野の「見える化」で、次の学習目標がわかります。

■対象
  中学1・2年、小学4~6年

■教科
  中学1年、2年:英語[リスニングテスト含](35分)、数学(35分)
  小学4~6年:国語(35分)・算数(35分)
  出題範囲は、前学年+当該学年4月までの学習内容

■スケジュール  
前半日程 申込期間 4月22日(月)~5月26日(日)
実施日 6月9日(日) *推奨
テスト結果資料データ返送日 6月24日(月)
後半日程 申込期間 5月27日(月)~6月16日(日)
実施日 7月7日(日) *推奨
テスト結果資料データ返送日 7月22日(月)
  日程についてのお問い合わせは、事務局まで

■成績表サンプル
 ・個人別成績資料は、PDFデータで塾様にご提供します。

■お申込み・販売価格
 学習塾からのお申し込みに限ります。個人販売はしておりません。詳しくは、「明日の学力」診断(あすがく)実施事務局までお問い合わせください。

■販促物データ(ガイドbook、保護者様用パンフレット、ポスターなどをご用意しております。

■お問い合わせ先
「明日の学力」診断(あすがく)実施事務局
TEL:049-257-5734 Mail:support@asugaku.jp

■株式会社 文理
 https://www.bunri.co.jp

代表取締役社長:安達健一
住  所:〒141-8426 東京都品川区西五反田2-11-8
電話番号:0570-05-1950
事業内容:市販品学習参考書の出版、学校・塾採用教材の出版、アセスメントの出版

株式会社 成学社 医学部・難関大学に特化した「一会塾」を子会社化へ

 株式会社 成学社(大阪、永井 博 代表取締役社長)は、株式会社一会塾の発行済株式を取得し子会社化することを決定したことを自社ウェブサイトで発表した。成学社はは「乳幼児から社会人までの教育および保育を基本とする教育企業」を事業ドメインに掲げ、あらゆる教育分野での事業の拡大、発展を図っている。主力ブランド「個別指導学 院フリーステップ」では「大学受験に強い」ことに定評がある。
 株式を取得する株式会社一会塾は、医学部・難関大学に特化した「一会塾」を2教室運営している。一会塾は、塾生一人ひとりに合わせた授業形態(少人数制クラス指導、マンツー マン個別指導)を設け、独自に開発した医学部・難関大学に特化したカリキュラムを実施することで、毎年良好な合格実績をあげている。
 株式取得により、医学部・難関大学受験マーケットに進出し、双方の持つノウハウを共有することで同社グループの更なる発展を図る。