Archive for: 3月 2024

POPER、ティエラコムから学習塾経営支援システムに関する事業を承継

 株式会社POPERは、2024年3月7日開催の取締役会において、株式会社ティエラコム(兵庫・神戸市)との間で学習塾領域における業務提携契約を締結すること、及び2024年5月1日(予定)を効力発生日として、ティエラコムの事業のうち、学習塾経営支援システムとして提供する「BIT CAMPUS」に関する事業を会社分割の方法により、承継することを決議した。

 POPERは、教育事業者等向けSaaS型業務管理プラットフォーム事業を行う。
 ティエラコムは、受験学習指導、合宿教育、語学教育、留学、国際交流、環境教育、研修企画、教育旅行、塾経営支援システム提供などの総合教育サービス事業を行う。「BIT CAMPUS」は、学習塾における教室、講師、生徒・保護者の情報やスケジュール管理、請求管理などのあらゆる情報を一元化し、煩雑で非効率な事務作業を支援するクラウドサービスとして、10年以上多くの学習塾の運営を支援している。

 POPERは、この業務提携を通じて、ティエラコムの学習塾経営のノウハウを「Comiru」の導入教育機関に提供し、さらに、同社がティエラコムの「BIT CAMPUS」を承継することで、顧客基盤の拡大及びシェア向上を図り、ひいては同社として、より競争力のある強固なビジネスへと進化させていくことが可能であると考えている。また、両社がそれぞれの強みを活かし、学習塾の運営及びシステムサポートの両面から、業界全体の発展に貢献し、両社の事業拡大に資するものと考えている。

 両社は、ティエラコムが有する学習塾経営に関する知見、当社が有するシステム構築・運用ノウハウを基に、両社の経営資源やノウハウを相互活用し、相乗的な事業拡大に向けて共同して行う取り組みを協議・検討していく。

海士町×ボーダレスアカデミー 地域課題解決のための包括連携を開始

 海士町(島根・隠岐郡)は、社会起業家を輩出するソーシャルビジネススクール ボーダレスアカデミー(福岡市、半澤 節 代表)・AMAホールディングス株式会社(島根・隠岐郡海士町、大野佳祐 代表取締役)と連携し、同町内の地域課題の解決に資する起業家の輩出に向けた包括的なプロジェクトを開始した。

 海士町内での地域課題解決を目指す起業支援のため、海士町で地域に根差した事業活動をしているAMAホールディングス株式会社と、100名以上の起業家を輩出してきたノウハウ・知見を持つボーダレスアカデミーとが連携し、同町内からの起業に挑戦する人を増やし、地域起業家の誕生を後押ししていく。

 ボーダレスアカデミーは社会起業のノウハウの提供やプログラムの事務局運営を、AMAホールディングスは、町内のハブとして地域コミュニティの設置と学びをサポートするための仕組みを構築をしていく。

《AMAホールディングスのサポート》
 ●学びの機会
  ・オンラインでボーダレスアカデミーを受講
  ・島側でスクールの内容などをサポートする伴走役の設置
  ・オンライン授業の予習・復習や、宿題の確認等の対面相談
  ・ZOOMやGoogle Slideなどの必要なツールの使い方や、起業に関する用語解説などのフォローアップ

 ●サポートコミュニティの設置
  ・組織や世代の垣根を越えたつながり重視のコミュニティづくり
  ・近しい悩みや想いを持った同志が集い、応援し合いながら共に学ぶ場づくり
  ・アイデア、着想の共有とブラッシュアップ
  ・仮に起業・新規事業が創出された場合、次世代のメンター役に

 ●奨学金制度
  ・集中講座や、3ヶ月のプログラムを受講するための奨学金制度を設置

 ●基金からの資金調達
  ・起業や新規事業をスタートしたい人向けに、未来共創基金というファンドの仕組みを通して、
   ファンドの仕組みを活用して、島内で資金調達(審査あり)
  ・起業・新規事業創出後も実践へ一貫した経営サポート・伴走役

 地域住民の誰もが学ぶ機会を得られるよう、なるべく制約を排除し、自ら学ぶ意思を尊重しながら学べる事を大切にする。アカデミーで学び合い、地域コミュニティで応援し合い、場合によっては、一般社団法人海士町未来投資委員会が運営する「海士町未来共創基金」へのエントリーへと促すことで、「海士町未来共創基金」を活用して起業・新規事業の創出を目指す。

 一般社団法人海士町未来投資委員会は、起業後も約10年を目処に長期で伴走支援する仕組みも備えている。このプロジェクトで、ゼロから挑戦するために必要な要素や仕組みを準備することで、起業や新規事業の創出から資金調達支援まで一気通貫した支援を提供することが可能となった。

 また、”挑戦の島”を目指す海士町で、AMAホールディングスが新たに仕掛けるのは、20〜40代を中心とした地域住民のための挑戦者を生み出すためのプラットフォーム「いぃだねっか倶楽部」。いぃだねっかは方言で「いいんじゃない。やってみればいい。」という意味。

 海士町は、本土から約60キロ離れているため、知識やスキルマインドを学ぶ場所や機会が少なく、ロールモデルも少ないことから、起業へのハードルが高いと言われている。地方独特のハンデを考慮し、小さな芽の段階からサポートするプラットフォームを設立する。

ライフイズテック、神山まるごと高専のプログラミングを学ぶ中学生の奨学金制度と連携

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO)は、私立高等専門学校「神山まるごと高専」(徳島県神山町)と連携し、5名の中学生を受け入れ、神山まるごと高専から奨学金の支援を受けながら「ライフイズテック スクール」でAI・プログラミングを学ぶ機会を提供する。

 神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した、5年制の私立高等専門学校。「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指している。ライフイズテックは、「神山まるごと高専」が掲げる想いに共感し、テクノロジーを利活用できるイノベーション人材の育成に寄与するため連携に至った。

奨学金プログラム概要
募集期間:2024年3月7日(木)13時00分〜2024年3月26日(火)17時00分
結果通知:2024年3月29日(金)
応募方法:フォームにて、生徒の情報と選考課題を送信
選考課題:
あなたが過去に作ったモノを、その特徴や工夫した点、それを見た周りの反応や変化の様子とともに、400字以上800字以内で教えてください。
選考方法:神山まるごと高専の奨学生選考委員により実施
選考基準:
神山まるごと高専のアドミッションポリシーから、「モノづくりに興味や関心がある人」と「正解のない問いに対して、独自の解を出せる人」におけるマッチ度を重視し選考(参照 https://kamiyama.ac.jp/admission/ 
応募資格:2024年度中学1年生〜中学3年生
定員:5名
費用:無償(年間331,100円をサポート)
対象コース:
iPhoneアプリプログラミングコース、Androidアプリプログラミングコース、Unity®ゲームプログラミングコース(2D・3D)、Webデザインコース(HTML/CSS)、Webサービスプログラミングコース(Ruby)、AIクリエイティブコース
※出願時に志望コースを指定いただきます。
対象期間:2024年4月~2025年3月
スクール詳細:https://life-is-tech.com/school/
応募フォーム:https://lstep.app/BUYNM7X

タンスのゲン、九州大学と共同研究を開始

 家具・インテリアのEC事業を展開するタンスのゲン株式会社(福岡・大川市、橋爪 裕和 代表取締役)は九州大学の産学官連携プログラムの一つとして、九州大学 未来デザイン学センター(福岡市、田村 良一 センター長)との共同研究を開始した。

 これまでリビングなどにおけるリラックス空間では一人~複数人でテレビを視聴することを前提としたソファなどのアイテム設計が主流だった。しかし、現代においてはテレビの視聴は必ずしも主流ではなく、スマートフォンやタブレット等各々デバイスを操作している時間など、居住空間での過ごし方、寛ぎ方は多様化している。そこで、タンスのゲンは九州大学大学院芸術工学研究院・九州大学 未来デザイン学センター(兼務)の西村英伍助教とタッグを組み、動画解析技術を活用し人々のリラックス時の行動観察をすることで、より現代の生活環境に適合した新たな居住アイテムの開発を推進する。

 この研究はスマートフォン操作時にビーズクッションで寛ぐ際の行動を観察し、姿勢の変化や特徴的な動きを定量化・分析することで、今日の生活環境・生活習慣に適合した新たな居住アイテムの開発を推進するものとなる。

 実験では実験の目的と内容についてあらかじめ同意を得た2人1組の実験参加者10組が協力し、幅4m、奥行き3mの実験空間内にビーズクッションを2個設置し、その空間内で1組ずつ1時間ビーズクッションとスマートフォンを使用して過ごすように指示し、その行動を観察した。
 身体のキーポイント検出技術やその時系列データを解析することで観察対象者の姿勢の変化や特徴的な動きを定量的かつ効率的に発見することが可能となる。これは実験の一例だが、研究の結果からスマートフォンのある生活スタイルに対応した、従来のソファなどのアイテムに替わる現代的な居住アイテムの開発を今後も進めていく。

学研塾ホールディングス社長に勝野哲也氏が就任、創造学園社長には中島竜也氏

 学研グループの教室・塾事業を統括する株式会社学研塾ホールディングス(HD、東京・品川区)は3月1日、勝野哲也氏が代表取締役社長に就任したと発表した。

学研塾HDの勝野哲也社長

 勝野氏は、2015年から学研塾HDのグループ会社である株式会社創造学園(神戸市中央区)の代表取締役社長を務めており、18年には学研塾HDの取締役に就任。創造学園の社長としては、海外教育事業の展開、ICT教育とライブ授業との融合型教育の実現、教職員のメンタリングスキル向上をめざす測定システムの開発、創造学園独自のアクティブ・ラーニング手法の構築という四つの主要ミッションを掲げ、事業改革を牽引してきた。学研塾HDと創造学園はこれまで通り連携を維持しつつ業務を進めていくとしている。なお、創造学園の代表取締役社長には、同社の常務取締役を務めていた中島竜也が就任した。

駿台予備学校 新課程入試 『 情報Ⅰ 』特別講義 全国16校舎で開催

 駿台予備学校は、2025年度からの新課程新出題科目 『情報Ⅰ』に特化した特別講義を全国16校舎で開催する。講義では、受験に必要な知識とやるべきことを駿台予備学校教育DX本部長・樋田 稔が説明をする。この講義は、2025年度大学入学共通テストに向け、どのように学習を進めていけばいいのか、抑えるポイントはどこなのか、などを明らかにすることができ、スタートができます。本人のみ、保護者の方のみのご参加も可能。

特別講義 : なぜいま、新出題科目の「情報Ⅰ」を学習すべきなのか?
◆講義テーマ 
・なぜ、高卒生は旧課程ではなく新課程の「情報Ⅰ」で共通テストを受験すべきなのか?
・共通テスト新科目「情報Ⅰ」はどのような山でどのような登り方をすればよいのか?
(出題方法、プログラミングレクチャー、DNCL、出題ポイント、今後の学習の対策他)
◆実施会場
札幌校、仙台校、お茶の水校2号館、池袋校、町田校、大宮校、横浜校2号館、千葉校、津田沼校、名古屋校、

丸の内校、京都校、大阪校、神戸校、広島校、福岡校
◆対象
高校生、高卒生、保護者
◆参加無料・事前申込制
お申し込みはこちら www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/event/event_D/1539885213474.html

自治体×SDGs×ゲーミフィケーション 市民参加型のまちづくり「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)【ののいち版】」を開発

 株式会社LODU(石川県野々市市、代表:島田高行)は、野々市市、金沢工業大学、石川県立大学との産学官連携により、THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)【ののいち版】を開発した。
 野々市市は、SDGsの達成に向けた優れた取組を行う都市として、2023年度の「SDGs未来都市」として選定され、さらにその中でも特に先導的な取り組みを行っている「自治体SDGsモデル事業」に選定された。
 同ゲームは、市民参加型のまちづくりのためのツールの一つとして、活用する予定。
 2月21日(木)には、開発に携わった皆さまと共にカードゲームをお披露目するイベントを実施した。
 お披露目会では、【ののいち版】のカードゲームの体験や、オンラインツール「Liqlid(リクリッド)」の体験ワークショップを行い、野々市市オリジナルカードを用い、市の課題解決に向けてアイデアを出し合った。
 同ゲームは、昨年の6月から野々市市職員によるSDGs推進ワーキングチーム、金沢工業大学、石川県立大学、株式会社LODUの「産学官」の若者が集まり、野々市市の魅力と課題についてディスカッションを幾度も重ねることで、今回の【ののいち版】の開発に至った。

【ののいち版】では、野々市市の課題を提示する「トレードオフカード」と、課題を解決するための要素となる「リソースカード」をそれぞれ9枚ずつ加えており、市内のSDGs推進や教育機関の地域学習などに活用される予定。

 株式会社LODUは野々市市と「サステナブルシティののいち」の実現に係る連携協定を締結し、
・市民協働によるサステナブルなまちづくりに関すること
・SDGs推進に向けた教育及び学習の支援に関すること
を柱として、今後も野々市市のSDGsの推進に貢献していくとしている。

リソー教育オンラインストアを開設 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」提供開始

 株式会社リソー教育(東京・豊島区、天坊 真彦 代表取締役社長)は3月1日(金)にリソー教育オンラインストアを開設した。その第一弾として記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」のサービス提供を開始する。全国各地、TOMAS会員以外の方も利用ができる。

 リソー教育では「2〜3ランク上の夢の志望校をめざすすべての受験生へ」をコンセプトにオンラインストアを開設した。オンラインストアではこれまでの知見を活かした取り組みを予定しており、第一弾としてMonoxer(モノグサ)と連携した学習サービスの提供を開始する。
 これまで記憶定着は紙のプリントによる学習がメインでしたが、Monoxer(モノグサ)の「あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる」という点に魅力を感じ、昨年より活用を開始。今後はリソー教育グループに所属する生徒はもちろん、全国各地の幅広い学習者に向けて、Monoxer(モノグサ)を活用した質の高い教育を提供する。

Monoxer(モノグサ)を活⽤したTOMAS⽣徒の今年度合格実績(2月28日時点の実績から一部抜粋)
・中学受験 合格実績 
開成中・桜蔭中・聖光学院中・栄光学園中・渋谷教育渋谷中・駒場東邦中・慶應義塾普通部・慶應義塾湘南藤沢中・早稲田中・浅野中・東邦大付東邦中・海城中・鷗友学園女子中・浦和明の星女子中・西大和学園中・ラ・サール中・桐朋中・洗足学園中
・高校受験 合格実績 
慶應義塾高・慶應義塾志木高・早稲田実業高等部・桐朋高
・大学受験 合格実績 
防衛医科大(医)・順天堂大(医)・北里大(医)・東京医科大(医)・昭和大(医)・国際医療福祉大(医)・早稲田大(文化構想、基幹理工、国際教養、人間科学)・慶應義塾大(文、理工、経済、総合政策)

リソー教育オンラインストア第一弾 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」概要
■名称:Monoxer(モノグサ)
■対象学年:小学生・中学生・高校生
■料金:プラットフォーム提供料月額770円および教材費
■申込:リソー教育オンラインストア(URL: https://shop.riso-kyoikugroup.com/

 TOMASでは少しでも生徒の暗記にまつわる負担を軽減すべく、AIを活用した学習プラットフォームを導入している。このプラットフォームは「Monoxer(モノグサ)」と言い、問題を繰り返し解いて覚えるという特徴がある。近年の脳科学の研究により、最も暗記に適している方法は、音読でも書き写しでもなく、「たくさん思い出すこと」であることが明らかになっているからだ。このプラットフォームはすべての知識事項を問題として出題してくれるため、解いているうちに自然とたくさん思い出して記憶が進むという仕組みになっている。

久保田学園グループが、2024年3月より「FLENS School Manager」を久保田学園・河合塾マナビスの全教室で利用開始

 FLENS(フレンズ)株式会社(東京・港区、大生 隆洋 代表取締役)は、同社が提供する塾生保護者のファン化が狙えるコミュケーションアプリ「FLENS School Manager」を、「久保田学園」を中心に運営する株式会社神戸教育研究所(兵庫・神戸市、久保田 勤 代表取締役)が、2024年3月より久保田学園・河合塾マナビスの全教室で利用開始されることを発表した。

 これまで久保田学園グループでは、保護者・生徒向けの情報発信、相互コミュニケーションの手段として、自社ポータルサイトを中心に入退室管理・通知システム、外部のチャットアプリ、予約、申込システムなど、目的別に複数のツールを利用していた。そのため、複数ツールを利用することで生じる、社内業務効率と顧客満足に課題があった。今回FSMアプリに情報の経路を一元化することで、業務効率化と顧客利便性の向上を図り、同社が掲げる「協育空間」の提供の加速のため、教室と保護者・生徒間のコミュニケーションをより円滑にすることを目指す。

 久保田学園グループは、神戸市・明石市を中心に27拠点を展開する創業50年以上の学習塾「久保田学園」を中心にした学習塾グループ。創塾時から変わらぬ『生徒一人ひとりに適切な指導』を常に心掛け、『受験指導を通じて人間教育も行なう』という大きな方針のもと、現在は公立トップ高校専門集団授業の「久保田学園」(高校部4教室、小中学部10教室)、成績アップにとことんこだわる「進学個別指導スリーアップ」(4教室)と、現役大学受験予備校の「河合塾マナビス」(9校舎)を運営し、『わかる感動』『できる喜び』を通して自ら学ぶ人が育つ”協育空間”を提供している。

URL :https://www.kubotag.com/group

閉校を利活用した野球科学の集積地を目指す『球都桐生野球ラボ』3月2日(土)開設

 一般社団法人桐生南スポーツアカデミー(群馬・桐生市、荒木 重雄 代表理事)は、2024年3月2日(土)にKIRINAN BASE(閉校になった群馬県立桐生南高校跡地)内に球都桐生野球ラボを開設する。野球ラボが設置される場所は、KIRINAN BASE体育館内1階に新たに改築された(ピッチング1レーン、バッティング2レーンの)室内野球練習場に加え体育館の多目的スペースやメイングラウンド、サブグラウンドなども活用することで、国内でも類を見ない廃校を利活用した最先端かつ多様な野球ラボ環境を提供する。
 

 測定種目に関しては、競技に依存しない(1)フィジカル測定と、野球に特化した(2)パフォーマンス測定に大別される。フィジカル測定では運動能力や体組成の測定・分析、パフォーマンス測定では昨今注目されているピッチングやバッティングのデータを分析するラプソードやブラストをはじめ野球科学系の最新機器を活用した測定・分析が行える。これらの測定機器を使い、小学生から高齢者まで、野球競技者のみならず、様々なスポーツ競技者に広く利用できるのも野球ラボの特徴となる。

 利用者の測定データ管理については、ユーフォリア社(東京・新宿区、橋口寛 代表取締役)と提携し、同社のデータ管理アプリ「ONE TAP SPORTS」(ユーフォリア社)を活用することでそれぞれの測定記録が可視化、分析できる仕組みを導入し、利用者の経年変化も把握することが可能となる。