Archive for: 1月 2024

深圳大学東京校、日本文部科学省より「外国の大学等の日本校」として正式指定

 東京 深圳大学は、2024年1月24日付けで東京校が日本文部科学省文部科学大臣より外国大学等の日本校(外国の大学、大学院又は短期大学の課程を有する教育施設)として正式に指定されたことを発表した。この指定は、平成16年文部科学省告示第176号第1条に基づいて行われた。

  この指定により、深圳大学東京校は、日本国内でその教育プログラムを提供することが公式に認められ、政府関連団体による奨学金や通学定期の割引制度などを申請することが可能となる。

 深圳大学東京校は、海外で学歴教育を提供する深圳大学初の分校として、2023年4月に新宿四谷に設立した。学科は中国語・ビジネス中国語学科を備え、副専攻として経営学、情報コミュニケーション学を選択できる。中国語能力の高い生徒に対しては、奨学金や飛び級制度を用意している。卒業時には、US Newsランキング271位で世界でもトップクラスのランキングを誇る深圳大学本校から、学士の学歴が授与される。

 中国の教育システムに基づく質の高い高等教育を提供するだけでなく、中国深圳に息づく起業家精神や実践志向などの深圳スピリットを伝えていくことで、今後の国際社会に対応できるグローバル人材の育成を目指している。

■外国大学等の日本校

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shitu/08052204/1417852.htm

城南進学研究社 能登半島地震による被災地域の個人や教育機関に向け学習支援を実施

 株式会社城南進学研究社(神奈川・川崎市、下村 勝己 代表取締役社長 CEO) は、令和6年能登半島地震による被災地域の個人の方及び、小中学校、学習塾などの教育機関に対し、小中学生向けオンライン学習教材『デキタス』の無償提供を通じた学習支援を実施する。

 城南進学研究社は2023年より、「みんなにまなびをプロジェクト」として、『デキタス』などオンライン学習教材を通じて、全国の子どもに“学び”を届ける取り組みを行っている。また、2021年にも、コロナウィルスの影響による休校が相次ぐ中、「学びをとめない」という目標のもと、小・中学校に対し『デキタス』の無償提供を実施してきた。

【提供概要】
■対象サービス
小中学生向けオンライン学習教材『デキタス』
 学校の勉強を確実に理解していくことを目指し開発された、小中学生用オンライン学習教材。教科書内容に合った映像授業や、演習問題。さかのぼり学習で前の学年前の授業に戻ったり、定期テスト問題を作成して挑戦したりと、学校の勉強を自宅で、自分のペースで自由に行える。

https://dekitus.johnan.jp/

■対象
 令和 6 年能登半島地震で被災された石川県在住の個人の方、石川県内の各自治体、石川県内の 小中学校、各種教育機関。

■対象期間
・利用期間:ID 発行日から 3 月 31 日まで

■ご利用方法
・インターネット環境と端末(スマートフォン、タブレット、PC 等)の利用環境があれば、利用可能。
・下記申し込み専用フォームに必要事項をご記入の上、送信をすれば、数日のうちに入力いただいたメールアドレス宛に ID を送付される。

申込フォーム
https://forms.gle/41QuecA9RgGPkG6M7

東進 能登半島地震被災者特別支援制度 石川県内の高校生への学習支援を実施

 東進ハイスクール・東進衛星予備校などを運営する株式会社ナガセ(東京・武蔵野市、永瀬 昭幸 代表取締役 社長)は、能登半島地震で被災された高校生を支援する被災者特別支援制度を設置した。

東進 能登半島地震被災者特別支援制度

A:石川県内の高校生への学習支援

東進への入学金、授業料の免除( 18 万 7 千円相当)

(1)被災した高校生・中学生に対して、東進への入学金(3.3 万円)および通期2講座(90 分授業×40 回分・ 15.4 万円相当)を無料とする。申込期限 2024 年 3 月 31 日。

(2)東進の校舎に通学できない高校生は、東進ハイスクール 在宅受講コース(自宅学習)にて、上記(1)と同条件で学習することができる。

B:東進生への学習支援

ホテル宿泊費の補助 他

(1)避難生活を余儀なくされ、学習環境確保のためにホテルなどに宿泊する東進生の宿泊費用を補助する。受験生は国立二次試験終了まで。高2生以下は 2024 年 2 月末まで。
(2)2024 年度生のうち被災した東進生の通期2講座(90 分授業×40 回分・15.4 万円相当)を無料とする。申込期限は 2024 年 3 月 31 日。

東進 能登半島地震被災者特別支援制度ウェブサイト https://www.toshin.com/noto_shien 

※ウェブサイトの申込フォームより申込・お問い合わせへ。

 石川県内に8校舎の東進衛星予備校を構え、地域と共に歩んできた民間教育機関である株式会社ナガセは「地域の高校生たちがしっかりと勉強に取り組める体制を整える」ことであると考えており、逆境の中、若者が学びを止めず将来のために勉学に励むことは、地域再生の一歩であり、石川県の将来にとっても大いなる希望となると信じている。東進 能登半島地震被災者特別支援制度が、被災された高校 生の学習環境の復旧・向上の一助になることを望んでいる。

早稲田アカデミー 幼児未来教育社の全株式を取得 子会社化へ

 株式会社早稲田アカデミーは、2024年1月25日開催の取締役会において、株式会社幼児未来教育(東京・渋谷区)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。

 株式会社幼児未来教育は、「ベンチャースクール サン・キッズ」のブランド名で、1歳から6歳までの未就学児を対象とする幼児教室を経営し、東京都心部の3教室において独自のプログラムによる学びを提供している。加えて、幼稚園受験や小学校受験への対策プログラムも充実している。

 早稲田アカデミーグループの中期経営計画(2024年3月期~2026年3月期)では、将来に向けた重点施策として、新収益基盤の創出を掲げている。今回、株式会社幼児未来教育が早稲田アカデミーグループに加わることで、新たな事業領域に進出できると同時に、同社が持つ未就学児向けの教育ノウハウの共有、並びにこれまで早稲田アカデミーと接点が少なかった顧客層との接点強化により、顧客生涯価値を高めることができ、一層の業容拡大を推進することができる。

 さらに両社の理念や事業の親和性も高いことから、今回の子会社化により、女性活躍の場を広げていく取り組みも含め、早期のシナジー創出が実現できるものと考える。

国際基礎学力検定「TOFAS」第12回、2024年2月15日(木)より開始

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第12回検定を、2024年2月15日(木)より、受験料無料にて実施する。これまでの累計受験者数は350万人を超え、実施国数も増え40カ国以上にいたっている。日本国内においても、基礎学力の重要性がこれまで以上に強く叫ばれる中、海外・国内ともに、TOFASの受験者数は飛躍的に伸長している。
「TOFAS」公式Webサイト:https://tofas.education/jp


TOFAS第12回検定の概要
受験日・時間
 2024年2月15日(木) ~ 2024年2月21日(水)
申込期間
 ~ 2024年2月12日(月)
基本情報
 対象科目 :計算、英単語、漢字・語い
 検定時間 :各40分
 合格ライン:正答率80%以上
 出題形式 :解答選択方式(一部、解答入力方式および解答書き込み方式)
 必要な物 :PCまたはタブレット、受験情報が示されたメール、計算用紙、筆記用具
        (漢字・語い、はタブレットおよびタブレットに対応したペンが必要)

 受験結果 :受験期間終了から2週間後以降にメールを配信。Web上で結果の閲覧が可能
      :合格者には合格証(サーティフィケート)をデータにて発行
 受 験 料 :無料

申込方法
「TOFAS」公式Webサイト(https://tofas.education/jp)より申込へ。申込みページにてメールアドレスを入力後、フローに従い必要情報を登録、科目やレベルなどを選択すると手続きが完了する。

カシオ計算機 エジプト・バングラデシュにおける教育事業が文部科学省「EDU-Portニッポン」応援プロジェクトに採択

 カシオ計算機は、エジプト・アラブ共和国とバングラデシュ人民共和国での数学教育事業が、文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」応援プロジェクトに採択されたことを発表した。1月より順次、両国の教育省・教育関係者と連動しながら、関数電卓を活用した数学授業を開発し、教師トレーニングやパイロット授業を通じて教育現場の支援を図る。

 カシオ計算機の教育事業では、「Boost Your Curiosity(「学び」の支援を行い、あなたの学びへの「好奇心」を高めます)」をステイトメントに掲げ、世界各国の学校での関数電卓活用を促進する「GAKUHAN」活動を展開し、授業開発や教師の支援などを行っている。

「EDU-Portニッポン」は、官民協働で取り組む、日本型教育の海外展開を推進する事業。今回、カシオ計算機が取り組む両国における「GAKUHAN」活動が評価され、採択に至った。

■エジプトにおけるプロジェクトの主な取り組み
 2016年にエジプトは持続的開発戦略「エジプトビジョン2030」を掲げ、暗記型の学習から脱却し、探究型学習を目指す新しい教育改革プロジェクト「エデュケーション2.0」を始動している。今回、2024年10月にカリキュラム改定を予定している前期中等教育の7年生(日本の中学1年生に相当)を対象に、教員と生徒が探究型学習を体感できるパッケージを提供する。初年度は関数電卓を活用した教材の提供、数学教師のトレーニング、パイロット授業の実施、授業のモニタリングや効果測定など、教育現場の支援を行う。

■バングラデシュにおけるプロジェクトの主な取り組み
 バングラデシュでは、2020年に策定された国家の長期開発計画「Vision 2041」に沿って、2023年から学年ごとに新カリキュラムへの改定が進められている。前期中等教育の8・9年生(日本の中学2・3年生に相当)のカリキュラムが2024年1月に改定される時期にあわせ、パイロット校を対象に新カリキュラムに対応した教材の提供、教師のトレーニング、フォローアップを実施する。

 また、カシオ計算機社の関数電卓の偽物が多数流通しているという課題に対しても取り組み、品質の高い本物の関数電卓を学生が使用できるよう本物訴求に努めていく。

■ことば解説:「EDU-Portニッポン」
 EDU-Port ニッポンは、官民協働のオールジャパンで取り組む、日本型教育の海外展開を推進する事業。文部科学省、経済産業省、外務省、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)をはじめ、地方公共団体、教育機関、民間企業、NPOなどが会するプラットフォームをつくりだし、日本の魅力ある教育を海外展開していく機運を醸成する。2016年度~2020年度までの5年間は「日本型教育の海外展開推進事業」として事業を推進し、パイロット事業を世界36の国と地域で実施してきた。2021年度からは新たに「コロナ禍を踏まえた新たな日本型教育の戦略的海外展開に関する調査研究事業」(EDU-Portニッポン2.0)として事業を推進していく。

大正大学 被災地に入学試験会場を設置

 大正大学(東京・豊島区、神達 知純 学長)は、「令和6年能登半島地震」で被災した受験生に対する支援措置として、2024年度入学試験で石川県に試験会場を設置することを決定した。
 3月8日(金)に実施の一般選抜【後期】では、試験会場として、当初より設置を予定していた東京巣鴨キャンパスに加えて石川県金沢市にも試験会場を設置する。
 その他、1月以降の入学試験において、条件を満たす被災者には、入学検定料免除をおこなう他、授業料減免等の対応も予定している。

■金沢会場 試験実施概要
・試験種類:
一般選抜【後期】 マークシート3科目方式・2科目方式 
・試 験 日:
2024年3月8日(金)
・会  場:
金沢勤労者プラザ(〒920-0022 石川県金沢市北安江3-2−20) 

■出願情報
出願期間:
[郵送]2024年1月9日(火)~3月5日(火)必着
[Web登録]2024年3月4日(月)16時
申請方法:
出願書類送付時に書類(検定料免除申請書、り災証明書、死亡または行方不明を証明する書類)を同封して提出
※詳細は下記URLへ。 
https://kokokara.tais.ac.jp/3246.html?_gl=113g91ou_gcl_au*MTQ1ODYwNDAxMS4xNzA0NzY5MDU4 
受験生の問合せ先:大正大学 アドミッションセンター(TEL:03-5394-3024)
<参考> 本学受験生応援サイト ココカラ:https://kokokara.tais.ac.jp/

再春館製薬所、キッザニア福岡に「漢方研究所」パビリオンをオープン

 株式会社再春館製薬所(熊本・上益城郡益城町、西川 正明 代表取締役CEO)は、KCJ GROUP 株式会社(東京・中央区、圓谷 道成 代表取締役社長 )が企画・運営するこどもの職業・社会体験施設「キッザニア福岡」(福岡県福岡市)に、再春館製薬所がオフィシャルスポンサーをつとめる「漢方研究所-Kampo Laboratory-」を、2024年2月28日(水)にオープンする。なお、全世界に展開するキッザニアに、熊本県の企業が出展するのは初の事例となる。

 キッザニアは3歳〜15歳のこども達が、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる職業・社会体験施設。病院、バス会社、通信会社など、実在する企業が提供する本格的なユニフォームや道具を使った職業・社会体験ができる。各パビリオンでは仕事の手順だけではなく、仕事の意義や本質、周囲との関わり合いなどの教育的要素が高い学びが楽しみながら得られるため、学校の課外授業として活用されることも多いキッザニア。現在、日本国内では、キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡の3施設で展開され、2022年度での総来場者数は2,250万人を突破している。

 漢方の考え方や生活への取り入れ方を学ぶ本パビリオンでの体験が、「ものづくりの楽しさ」や「自然への感謝」につながることを期待し、今回の出展に至った。

■「漢方研究所」アクティビティ内容

 「漢方研究所」では、「漢方研究員」として漢方の考え方に基づく、「旬の植物の力を人の力に活かす知恵や考え方」を学び、四季をテーマに、お湯に溶かすと中から旬の植物が出てくるバスボムを作る。

 バスボム作りの前に、例えば春は、「冬に蓄えた毒素を抜く」ために、かぜ、せき、冷えなどにも用いられ、強い生命力を持つヨモギが適していることなどの漢方理念の知識を座学で深める。季節に合わせた2種の春の植物から外側にデコレーションする素材を選択し、入浴が楽しくなるような香りや色も含めてデザインを施す。こうして完成したバスボムに「商品名」を付け、各々が作ったサンプルを見せ合うまでが一連の流れとなる。

  • パビリオン概要

パビリオン名 :漢方研究所

職業名    :漢方研究員

定員     : 8名/1回

所要時間   : 約30分

お給料    : 8キッゾ

成果物    :バスボム

体験内容   :季節の植物を使ったバスボムのサンプル作り

スポンサー  :株式会社再春館製薬所

オープン日  : 2024年2月28日(水)

越谷アルファーズ 松伏町教育委員会へのバスケットボール寄贈式を実施

 越谷アルファーズは、埼玉県内の企業・事業所とともに、県内の小、中学校へバスケットボールの寄贈を行う「バスケットボール寄贈プロジェクト」を行なっている。

 松伏町への初めての寄贈として、1月23日(火)に越谷市教育委員会に小学生用と中学生用のバスケットボール7球を寄贈した。

 松伏町役場で行われた寄贈式では、協賛をした株式会社カンノ 菅野善男 代表取締役、関連会社の越谷アルファーズサポートカンパニー株式会社菅野福島商事 大塚節子 代表取締役も出席し、松伏町の鈴木勝町長、岡田直人教育長にバスケットボールを寄贈した。

大阪府教育委員会と公益財団法人ベネッセこども基金が連携協定を締結

 大阪府教育委員会(大阪市・中央区、橋本 正司 教育長)と、こどもの学びの機会支援を行う公益財団法人ベネッセこども基金(東京・多摩市、五十嵐 隆 代表理事理事長)は、連携協力に関する協定を締結した。

 人権教育・インクルーシブ教育を始め、先進的な教育活動をいち早く取り入れ実践している大阪府教育委員会と、公教育のダイバーシティ&インクルージョンの推進を行っている公益財団法人ベネッセこども基金が、互いの人的・知的資源を活用し、障がい理解等における教育上の諸課題に適切に対応することにより、教育・研究の充実、発展に資することを目的としている。

◆日時 

 令和6年1月25日13時30分

◆場所 

 高槻城公園芸術文化劇場 会議室

また、連携協力による事業として、障がい理解教育研修会を実施する。

◆日時 

 令和6年1月25日13時30分~16時30分

 令和6年1月26日9時30分~12時30分

 令和6年1月26日13時30分~16時30分

◆場所 

 高槻城公園芸術文化劇場 サンユレックホール

◆研修目的

 小・中・高等学校等における、障がい理解教育の推進と指導の充実を図る

◆内容

 ・ダイアログ・イン・ザ・ダーク(暗闇での対話)体験

 ・一般社団法人UNIVA理事 野口晃菜氏基調講演「インクルーシブ教育とは」

 ・リフレクション

◆対象

 市町村教育委員会指導主事 府教育庁指導主事

 府立学校管理職等

大阪府教育委員会 https://www.pref.osaka.lg.jp/kyoikusomu/homepage/

公益財団法人ベネッセこども基金 https://benesse-kodomokikin.or.jp/

ダイアログ・イン・ザ・ダーク https://did.dialogue.or.jp/about/