Archive for: 11月 2023

プログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテック レッスン」熊本市の全公立中学校に導入

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO)は、プログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson(ライフイズテック レッスン)」が、熊本市の全公立中学校42校、中学生約19,500名の指導教材の一環として導入されたことを発表した。

 熊本市では「豊かな人生とよりよい社会を創造するために、自ら考え主体的に行動できる人を育む」教育を目指し、学校教育全体を通じて子どもの意欲・関心を高めるとともに、主体的に社会の課題を解決することのできる人づくりを推進している。2018年9月からは、GIGAスクール構想に先駆けてタブレット端末を配備し、ICTを活用した個別最適な学習、創造的な学びの実践を図っている。
 この「自ら考え主体的に行動できる人づくり」にライフイズテック レッスンを活用した学びが資するとして、導入に至った。この教材が個別最適な学びを実現するものであり、オリジナルWebサイト制作を通じて、自ら課題を見つけ、情報を発信する主体的な課題解決体験に寄与すると期待している。

スプリックス インドネシア共和国 ラモンガン県及びラモンガン教育局と覚書を締結

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、インドネシア共和国ラモンガン県(Lamongan Regency Government)とMOU(Memorandum of Understanding)を、ラモンガン教育局(Lamongan Regency Education Office)とMOA(Memorandum of Agreement)をそれぞれ締結した。これにより、スプリックスはラモンガン県の公立・私立全ての小中学校に国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)を導入する。インドネシア第二の都市であるスラバヤの一地域であるラモンガン県での導入をきっかけに、今後更なるTOFAS導入の拡大を目指す。

 国際基礎学力検定TOFASは2021年3月に開始して以来、世界各国で着実に導入が拡大しており、2023年9月末時点での受験者は44カ国で350万人を超えた。
 インドネシアでは、2023年2月に南タンゲラン教育文化局との業務委託契約締結を端緒に、ジャカルタ首都圏の地域で拡大をしてきたが、今回は第二の都市スラバヤのラモンガン県にてTOFASが評価され、県内の全小中学校での導入を計画している。ラモンガン県、ラモンガン教育局としても、今回の導入をきっかけに今後スラバヤの他県への拡大を期待している。

 2023年11月インドネシア共和国ラモンガン県にて、株式会社スプリックス 海外事業部マネージャー 安岡大輔と、ラモンガン県ユフロヌル エフェンディ知事(Yuhronur Efendi)、ラモンガン教育局ムニフ シャリフ局長(Munif Syarif)による調印式が行われた。調印式には、教育局関係者や校長先生等約40名が出席し、TOFASだけでなくDOJO等のスプリックスが提供する教育サービスに多大な関心が示された。

英会話イーオン、創立50年のノウハウを活かし「イーオン オンライン校」限定のビジネスコースを11月28日(火)より開講

 英会話教室を運営する株式会社イーオン(東京・新宿区、山﨑 高人 代表取締役社長)は、2023年7月に新規開校をした「イーオン オンライン校」限定でビジネスコースを2023年11月28日(火)より開講する。実際のビジネスでの場面を想定した会話練習で、自信を持ってビジネスの場に相応しい英語が使いこなせるようになることを目指す。開講時間は8時からの朝クラス、21時からの夜クラスなど、ビジネスパーソンが受講しやすい設定となっている。

 忙しいビジネスパーソンが、より受講しやすいようにオンライン校限定の特別コースとしてビジネスに特化したレッスンが受講できる「ビジネスコース」を開講する。ビジネスに必要なボキャブラリーを習得することやネイティブが使う自然な表現をレッスンで学び、ワークブックを用いて仕事では必要不可欠なビジネスメールの書き方が習得できる。
 レッスンは日本人教師あるいは外国人教師が担当する。どちらもレッスン中は英語のみで進行するが、日本人教師の場合、レッスン前後に日本語で質問ができ、わからないことをすぐに解決できるため、初めてのビジネス英語で不安な方も安心して受講できる。また実際に仕事でネイティブと話す場面に近い実践練習をしたい方は外国人教師から学ぶことも可能で、教師の希望やスケジュールの都合に合わせて受講スケジュールを選択できる。

■オンライン校Webサイト:https://www.aeonet.co.jp/school/kanto/tokyo/7159/ 
■ビジネスコース概要   :https://www.aeonet.co.jp/assets_top/962407971c90dd321a68b660f039bc3b.pdf

Space BD ライフサイエンス事業4回目となるISSへの打上げが完了し、ISS船内にてタンパク質結晶化の実験開始

 宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(東京・中央区、永崎将利 代表取締役社長)は、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」を活用したライフサイエンス事業において、国内外の企業・研究機関のサンプルのISSへの打上げが完了し、ISS船内での実験を開始したことを発表した。

 サンプルはSpaceX社が運用するNASA 29th Commercial Resupply Service mission (SpX-29)として打ち上げられるドラゴン補給船に搭載され、2023年11月10日(金)日本時間午前10時28分に米国フロリダ州のケネディスペースセンターから打上げられた。その後、2023年11月11日(土) 午後7時7分にISSにドッキングされた。

 Space BDは国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)様・丸和栄養食品様とのパートナーシップのもと、地上での結晶化条件探索、宇宙実験の適合性審査、サンプルの充填作業等をリードしている。今回の打上げではJAXAのアカデミア公募案件合計約50のサンプルに加え、学習院高等科・女子高等科の高校生を対象に行った「タンパク質結晶化体験ワークショップ」内で実際に高校生15名が結晶化実験を行ったタンパク質のサンプルも搭載されている。このワークショップは、学習院大学とSpace BDが2022年3月に締結した産学連携協定の協力内容の1つとして実施し、学習院大学理学部が一貫教育プログラムとして提供する高等科・女子高等科の生徒対象の企画として行った。サンプルの帰還後には地上で実験したサンプルと宇宙環境で実験したサンプルを比較する実験を予定している。Space BDは、高校生が宇宙実験に携わる機会を通じて、宇宙ビジネスやライフサイエンス(創薬領域)への興味関心を醸成させることを目指す教育プログラムも提供している。

 Space BDではISS「きぼう」船内実験設備を活用し、微小重力空間の特性を活かした高品質なタンパク質結晶の生成技術を使用しライフサイエンス事業「タンパク構造解析サービス」を展開している。このサービスは、創薬研究で重要となる、ターゲットタンパク質構造情報の決定と化合物等との相互作用の検証を支援している。
 通常の新薬開発プロセスで膨大な時間を要す候補化合物の選定において、高品質なタンパク質の構造情報を基づいて実験をすることで、リードタイムを大幅に短縮し、コスト削減に貢献する。

東京都立産業技術高等専門学校とみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 先端ICT人材育成に関する産学連携協定を締結

 東京都立産業技術高等専門学校とみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社は、令和5年11月20日に先端ICT人材育成に関する産学連携協定を締結した。
 この協定の目的は、情報セキュリティ技術者育成、ICTアーキテクト育成及び情報アーキテクト育成に関する事業並びに幅広い世代に対する情報セキュリティ教育及びICT教育等を企業と連携して実施することで、東京都の発展に貢献すること。
 東京都立産業技術高等専門学校は、令和3年4月に先端ICT人材の育成に特化した情報システム工学コースを開設した。日々進化するICTに対応した実践的な教育プログラムの実施に向けて、企業との協働関係を強化していく。この協定を通じ、より一層、東京都における先端ICT人材の輩出に貢献していく。
 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社は、協定を通じ、セキュリティ技術を学ぶ学生に民間企業として事例を交えた実践的な教育プログラムを提供することで、社会の発展及び繁栄に資する人材の輩出に貢献する。

<本協定に基づく協力事項>
〇 情報セキュリティ技術者育成に関すること
〇 ICTアーキテクト育成に関すること
〇 情報アーキテクト育成に関すること
〇 本校が実施するサイバーセキュリティTOKYO for Juniorに関すること
〇 本校が実施するICT基礎Lab.for Juniorに関すること
〇 ICT教育及び情報セキュリティ教育に関すること

大阪市立加美南部小学校5年生が『医誠会国際総合病院』を見学

 医療法人医誠会(大阪市北区、谷幸治 理事長)は、2023年11月22日(水)、大阪市北区南扇町の医誠会国際総合病院で市立加美南部小学校5年生の見学を受け入れる。大阪府での令和3年度救急搬送件数第1位であり、救急患者を同時に12床対応することも可能な救急車5台を所有する救急外来。AIで制御された搬送ロボット『ホスピ―』や『お掃除ロボット』等を案内し、子どもの教育支援と地域貢献を行う。

見学概要
大阪市立加美南部小学校 5年生 院内見学
日程:2023年11月22日(水曜日)
内容:ER(救急外来)見学/搬送ロボット ホスピ―、お掃除ロボット見学 他
スケジュール
13:00~  ヘルシーカフェ「さくらテラス」2階で昼食
13:30頃~ 院内見学
14:00頃  終了予定

エンサップ、小学生向けプログラミング動画を無償提供開始

 KENTEM(株式会社建設システム)(静岡・富士市、重森渉 代表取締役社長)は、情報モラル・ICT学習サービス「エンサップ」で、2020年度より全国の小学校で必修が開始されているプログラミング教育をサポートする、学校・自治体や教育機関へ向けて、小学生向けの「プログラミング動画」を新たに公開した。
「エンサップ」URL:https://ensupp.jp/

「エンサップ」は、GIGAスクール構想により一人一台端末が普及される中、児童生徒のICTリテラシーや情報モラル教育を促進するオンライン教材。プログラミング的思考を学ぶ小学生へ向けた“プログラミング体験”をサポートする動画として、Scratch(スクラッチ)を活用するための学習動画や、算数の教科書に登場するような題材の動画を用意している。今後も新作動画を提供予定。

 エンサップの動画視聴するには、無料の会員登録が必要となる。会員登録後、ログインして利用できる。個人での登録も可能だが、学校単位・自治体単位で一括登録が出来るので、自治体や学校にて利用希望の場合は、下記のお問合せへ。

■お問合せ窓口
株式会社建設システム エンサップ事務局
ensupp@kentem.co.jp

学校関係者様お問合せフォーム
https://ensupp.jp/school_introduction/

競技かるたの日本一を決める最高峰の戦い「第70期名人位・第68期クイーン位決定戦」

 一般社団法人全日本かるた協会(東京・文京区)は、小倉百人一首競技かるたの最高峰を決める「第70期名人位・第68期クイーン位決定戦」を、近江神宮・近江勧学館(滋賀県大津市)にて1月6日(土)に開催する。1995年(昭和30年)に始まり、今大会で70回を迎える名人位戦では、川瀬 将義名人が3期目の名人位に挑む。またクイーン位戦では、山添 百合クイーンが4期目のクイーン位を目指します。対する挑戦者は、いずれも名人位・クイーン位決定戦初出場となる堀本 秋水六段と、井上 菜穂六段が出場する。

■小倉百人一首競技かるた 第70期名人位・第68期クイーン位決定戦
【日  時】2024年1月6日(土)1回戦 9時40分~
      *大会の様子は、YouTubeにてライブ配信も予定している。
【会  場】近江神宮・近江勧学館
      (滋賀県大津市神宮町1-1 TEL.077-524-3905)
【主  催】一般社団法人全日本かるた協会
【後  援】文化庁
      滋賀県/滋賀県教育委員会/大津市/大津市教育委員会
      読売新聞社/NHK大津放送局/
      一般財団法人天智聖徳文教財団
      公益財団法人小倉百人一首文化財団
【協  力】公益社団法人 びわ湖大津観光協会
【協  賛】牛乳石鹸共進社株式会社/オリエンタルバイオ株式会社
      共栄火災海上保険株式会社/文化ネット合同会社
      株式会社イマジン 他
【大会URL】https://www.karuta.or.jp/meijin-queen/
【観 戦 席】受付窓口:公益社団法人びわ湖大津観光協会
      https://otsu.or.jp/information/karuta_meijin_queen 
受付開始 :2023年12月1日(金)9:00~
競技会場 :一般3,000円 *税込・おひとり様/1試合
公開解説室:一般1,000円・中学生以下500円 *税込・おひとり様/1試合

名人位・クイーン位決定戦は、毎年1月に近江神宮・近江勧学館(滋賀県大津市)にて開催する、小倉百人一首競技かるたの日本一を決める最高峰のタイトル戦。競技かるたは年齢や性別を問わず対戦する競技だが、名人位・クイーン位決定戦は、男性は名人位、女性はクイーン位の称号がそれぞれ与えられる。前年の勝者である名人・クイーンと、予選を勝ち抜いた挑戦者が対戦する。本戦は、5回戦を予定しており、いずれも先に3勝した者がその年の名人位・クイーン位となる。

出場選手紹介

第69期名人位
川瀬 将義(かわせ まさよし)
所属:三島せせらぎ会
出身地:愛知県
全ての札への反応が早く、指先で札に直接触れる正確さは華麗そのもの。なかでも、相手陣への攻め、特に鋭い突き手が最大の武器。

第67期クイーン位
山添 百合(やまぞえ ゆり)
所属:京都小倉かるた会
出身地:京都府
クイーン位戦9連勝中。
勝負強さに磨きがかかり、安定感のある取りには、凛としたなかにしなやかさも感じられる美しいかるた。

名人位挑戦者
堀本 秋水(ほりもと しゅうすい)
所属:東京大学かるた会
出身地:沖縄県
粘り強く相手陣を攻め続ける姿勢、知能をフルに使った戦略は、見るものを惹きつける。
*名人位初挑戦

クイーン位挑戦者
井上 菜穂(いのうえ なお)
所属:早稲田大学かるた会
出身地:富山県
バランスのとれた取りと落ち着いた試合運びが特徴。
*クイーン位初挑戦

駿台予備学校町田校 プレミアムサポートコース専門校としてリニューアルオープン

 2024年度、駿台予備学校町田校 高卒クラスは、『プレミアムサポートコース専門校』としてリニューアルオープンする。駿台予備学校では、全国の校舎にICTを最大限に活用したプレミアムサポートコースを設置し合格実績を上げている。町田校はプレミアムサポートコース専門校となることで、ICTをより効果的に活用できる体制を整え、次世代のEdTech校をめざし、フレキシブルな学習オプションを提供しながら、学生を第一志望大学合格へと導く。

 プレミアムサポートコースは、ICT教材を効果的に活用し、「駿台コーチング」と呼ぶLMSに蓄えられる履修状況のデータの分析から、講師と担任が連携し、学生一人ひとりの学力レベルや個性に応じて「個別最適化学習」を実現する。さらに、町田校ではプレミアムサポート生(プレサポ生)を孤独にさせないため、町田校に通わせる工夫を通じて、学生の学習意欲を上げ、学生たちに新しい学びの経験を提供する。

■設置コース詳細
国公立大文系プレミアムサポート ※1
私立大文系プレミアムサポート ※1
国公立大理系プレミアムサポート ※2
私立大理系プレミアムサポート ※2
国公立大医系プレミアムサポート ※3
私立大医系プレミアムサポート ※3
 
※1…全国の体育学、健康学系統も対応
※2…全国の薬学、農学、獣医学系統も対応
※3…全国の歯学、医療・看護・保健学系統も対応

■2024年度 駿台予備学校町田校(高卒クラス)の新しい施策
1.2024年2月より早期入学者を対象に町田校にて基礎徹底学習を開始する。
(4月の本コース開始前の早期学習の学費(春期講習は除く)はリニューアルキャンペーンとして無料。
なお、2024年度入試にて進学先確定時は本コースの入学キャンセル可能。)
1.1早期入学者にiPadを校舎で貸し出し、ICTを使った基礎教育を開始(atama+他)
1.2駿台のドリル教材の学習開始
1.3駿台講師との質問面談を開始
2.学力レベルに合わせてクラス編成を年に複数回行う。
3.同じ志望校群を目指す学生同士が学びあえる機会を設ける。
4.保護者向けのセミナーを毎月1回開催する。

「コノ塾」を運営するコノセルが、都立高校入試に特化したデジタル教材を11月21日にリリース

「個別指導塾 コノ塾」を運営する株式会社コノセル(東京・新宿区、田辺理 代表)は、都立高校入試に特化した自社教材を11月21日にリリースすることをを発表した。都立受験までの3ヶ月、生徒一人ひとりの状況・学力に合わせた学習プランを提供する。

 都立高校の受験は学力検査を700点、調査書を300点、スピーキングテストを20点にそれぞれ換算した合計点で合否が決まる。多くの受験生は2学期の期末試験まで学校のテスト対策に集中するため、本格的な都立高校入試の対策は11月下旬からとなる。例年、都立入試は2月下旬に実施されるため、3ヶ月という短期で結果を出す入試対策が求められる。一方で専門性の高い内容のため、教室、講師の質により、受験対策の格差が生じ合否に影響する課題もある。

 コノセルは、教室や講師の質に依存せず、全ての生徒が都立高校入試までの3ヶ月間を効率的に過ごせるように、都立高校入試に特化した教材を開発した。自社開発のアプリ・動画による高品質な授業と、学習データを活用した教室長による手厚いコーチング型の指導の融合という独自の強みを生かし、生徒の志望校合格を後押しする。