Archive for: 10月 2023

累計受験者数が、200万人を突破国際基礎学力検定「TOFAS」第11回、2023年10月23日(月)より開始

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第11回検定を、2023年10月23日(月)より、受験料無料にて実施する。これまでの累計受験者数は2,000,000人を超えた。基礎学力を正しく評価することに対する世界的なニーズを背景に実施国数も増え、41カ国に至る。海外・国内ともに、TOFASの受験者数は飛躍的に伸びている。

「TOFAS」公式Webサイト:https://tofas.education/jp

TOFASとは
 国際基準で基礎学力を「評価」することができるTOFASの主な特徴は以下の通り。
(1)基礎に特化した学力の「評価」ができる
 全ての学力の土台となる基礎学力は、教育を受ける子どもたちの環境が大きく変わろうとしている今、その重要性が再認識されています。TOFASは、基礎に特化し学力を正しく「評価」する。
(2)世界規模で基礎学力の「比較」ができる
 世界11ヵ国の保護者のうち75%*は「グローバルに学力を測定できる仕組みがあれば利用したい」と回答している。グローバルで実施するTOFASは世界規模での基礎学力の「比較」が可能。
(3)一人ひとりの基礎学力定着に必要な「のびしろ」が分かる
 TOFASは、正答率や合否結果に加え、受験データを分析し学力向上に必要な「のびしろ」をフィードバックする。分析結果を一人ひとり個別に可視化することで、基礎学力の確実な定着につなげていく。

TOFAS第11回検定の概要
(1)受験日・時間
 2023年10月23日(月) ~ 2023年10月29日(日)

(2)申込期間
 ~ 2023年10月18日(水)

(3)基本情報
 対象科目 :計算、英単語、漢字・語い
 検定時間 :各40分
 合格ライン:正答率80%以上
 出題形式 :解答選択方式(一部、解答入力方式および解答書き込み方式)
 必要な物 :PCまたはタブレット、受験情報が示されたメール、計算用紙、筆記用具
        (漢字・語い、はタブレットおよびタブレットに対応したペンが必要)
 受験結果 :受験期間終了から2週間後以降にメールを配信。Web上で結果の閲覧が可能
      :合格者には合格証(サーティフィケート)をデータにて発行
 受 験 料  :無料

(4)レベル別詳細

(5)申込方法
 「TOFAS」公式Webサイト(https://tofas.education/jp)より申込みができる。申込みページにてメールアドレスを入力後、フローに従い必要情報を登録、科目やレベルなどを選択すると手続きが完了する。

海洋ごみ問題学習カードゲーム「Recycle Master」が「2023年度 グッドデザイン賞」を受賞

 一般社団法人日本プロサーフィン連盟(細川 哲夫 理事長 JPSA)は、海洋ごみ学習カードゲーム「Recycle Master(リサイクルマスター)」において「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した。
「Recycle Master」は、ビーチクリーンに参加していたサーファーたちの会話をきっかけに「もっと多くの人に海洋ごみ問題に関心をもってもらう」ために企画開発された。
 カードゲームのデザインでは、多種多様な海のごみをコミカルなキャラクターとして表現。ゲームで遊びながら、海洋ごみ問題について楽しく学べるように設計されている。
 茅ヶ崎市の小学校の特別授業で採用されたほか、企業とともに、海洋ごみ問題の啓蒙活動の一環としてワークショップも行なってきた。このたび、これらの活動の意義および、カードゲームのデザイン性を高く評価いただき、グッドデザイン賞の受賞となった。

【グッドデザイン賞受賞ページ】
https://www.g-mark.org/gallery/winners/17918

明治大学図書館、博物館、大学史資料センターの資料を横断検索 明治大学デジタルアーカイブを公開

 明治大学は、教育研究活動を通じて、歴史的・文化的資料を収集・蓄積してきた。明治大学が所蔵する学術的価値のある貴重資料を一般に広く公開し、教育研究の発展及び社会貢献活動の充実に資することを目的とし、「明治大学デジタルアーカイブ」サイトを2023年10月2日に公開した。
 同サイトでは、図書館、博物館及び大学史資料センターが所蔵する資料のうち、合計2,481件(画像数:約68,000点)をデジタル画像として閲覧することが可能。今後、全学的なデジタルアーカイブシステムとして更に充実を図り、明治大学と社会を繋ぐ「知の架け橋」を一層強化する。

<名称>
 明治大学デジタルアーカイブ
<URL>
 https://m-archives.meiji.jp/
<登録データ数>
 2,481件(画像数:約68,000点)
<主な資料>
 図書館:約1,070件
  特色あるコレクション及び貴重書・準貴重書の一部
  https://www.meiji.ac.jp/library/search/collection.html
 博物館:約660件
  刑事部門:十手などの捕者道具や刑法典、江戸時代の絵図など
  商品部門:時田昌瑞ことわざコレクションなど
  考古部門:旧石器時代から江戸時代までの考古資料など
 大学史資料センター:約750件
  明治期のキャンパス風景、歴代役職者人物画像など

※明治大学デジタルアーカイブシステム構築事業は、公益財団法人図書館振興財団の2023 年度の助成を受けて実施している。

宮城県教育委員会、県内9市町におけるLITALICO教育ソフトのトライアル導入開始

「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を展開する株式会社LITALICO(東京・目黒区、山口 文洋 代表取締役社長)は、宮城県教育委員会(佐藤 靖彦 教育長)との連携協定の締結を受けて、県内9市町に対し、学校現場の特別支援教育を支えるICTサービス「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を開始したことを発表した。

■ 導入の背景
 今年度5月に締結をした連携協定において掲げていた「未就学の段階から、小・中学校および高等学校段階までの切れ目のない支援の実現」を目指すため、今年度当初よりトライアル導入を進めていた4市(大崎市、気仙沼市、白石市、多賀城市)に加えて、新たに以下9市町にて「LITALICO教育ソフト」のトライアル導入を新たに開始することとなった。

・石巻市 
・栗原市 
・登米市 
・松島町 
・美里町 
・村田町 
・利府町 
・涌谷町 
・亘理町 
(五十音順)

英語学習アプリ『ELST®』のブランドアンバサダーに鈴木福さんが就任

 株式会社サインウェーブ(東京・千代田区、赤池 雅光 代表取締役)が小学生~社会人向けに提供している英語学習アプリ『ELST®︎』シリーズのアンバサダーに、鈴木福さんが就任した。
https://landing.sinewave.co.jp/

 ELST® シリーズは小中高の英語検定教科書や英検®・TOEICといった外部試験対策用テキストを収録。豊富な教材と連動した学習が『いつでも・どこでも・何度でも』可能。世界トップクラスのAI技術で学習者の発音・発話を自動採点。音読、シャドーイング、ディクテーションなどの英語学習をテクノロジーがサポート。
 学習者個人ごとの学習履歴や習熟度の確認はもちろん、課題の配布や解答(採点結果・音声データ)の確認までシステム上で一元管理が可能。

● ELST® シリーズラインナップ
・【小学生向け】ELST® Elementary
 https://www.sinewave.co.jp/elst-elementary
・【中高生向け】ELST®
 https://www.sinewave.co.jp/elst
・【大学生・社会人向け】ELST® Biz
 https://www.sinewave.co.jp/elst-biz

 鈴木福さんは「自分の話した英語をアプリに100点満点で採点してもらうのは初めての体験だったので、とても驚きましたし、面白いと思いました。目標の点数を目指して、夢中になって何回もチャレンジしてしまいました。私自身が英語を勉強する中で、できるだけ毎日英語に触れることが大切だと感じています。英語を話すことを日常化するのは、自らが意識的にその機会を作りに行く必要があるので、アプリで手軽に英語を学ぶことができる『ELST®』なら無理なく続けられると感じました。」とコメントした。

日本システム技術とNTT西日本、大学DX推進に向けた協業を強化

 日本システム技術株式会社(大阪市、平林 武昭 代表取締役社長)と西日本電信電話株式会社(大阪市、森林 正彰 代表取締役社長)は、大学における事務業務や教育環境のDXに向け、両社が強みを持つサービスの連携・開発などの協業強化に取り組むことを発表した。

 両社の協業は、JASTが提供する戦略的大学経営システム「GAKUENシリーズ」(437校へ導入)を、NTT西日本が大学へ販売をするという販売連携、NTT西日本が有する地域創生クラウドをGAKUENシリーズの基盤としてJASTへ提供する相互販売連携の実施に始まり、NTT西日本が2016年に、日本で初めて全国のコンビニエンスストアでの成績証明書等の各種証明書の発行を可能とする「証明書発行サービス」(70校以上へ導入)をリリースして以降は、両社のシステムのデータ連携を、案件毎に開発してきた。
 第一弾として、「NTT西日本の証明書発行サービスとJASTの教務システム」、「NTT西日本のLinkU-ID認証連携サービスとJASTの卒業生ポータルサービス」に関して、標準連携の仕組みを相互に開発し、大学における課題解決に対応すべく、2023年度末から順次、全国の大学への提供を開始する。

ChatGPTを活用したAI自動採点「DEEP GRADE」国語の記述問題にも対応開始

 株式会社EduLab(東京・渋谷区、廣實 学 代表取締役社長兼CEO)グループは、2023年5月19日より、ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューションを、教育業界向けに提供開始した。第一弾として、主に英語のライティングやスピーキングテストの採点を対象としていたが、今回、国語の記述問題にも対応することが可能となった。

 EduLabグループは、一度に約100万人が受ける大規模な学力調査など、数多くの採点業務を、10年以上にわたって受託している。英語や国語の記述問題をはじめ、様々な教科の、多様な形式の問題について、数千万枚を超える答案を採点してきた。また、採点業務においては、多数の答案を短期間で正確に採点する必要があり、EduLabグループは、数多くの実施を通して、採点業務のノウハウを培ってきた。
 こうした実績と採点業務のノウハウを活かして、EduLabグループでは、採点業務の効率化に向け、自然言語処理技術を独自に開発し、OpenAI社のChatGPTを組み合わせることで、AIが問題文の意味や出題の意図を解析できるようになった。これにより、採点精度の向上に加え、採点結果の説明を可能にした、次世代のAI自動採点ソリューション「DEEP GRADE」を開発した。

詳細については、「DEEP GRADE」公式サイトへ
https://www.edulab-inc.com/deepgrade/

実用英語技能検定(英検) 一部の評価・採点業務に AI 活用実施へ

 公益財団法人 日本英語検定協会(英検協会)は、9月12日(火)に AI を活用した研究開発を再開したことを発表した。英検協会は、AIを活用した実証実験を継続して行っている。この結果として、協会内規定を上回る高い水準の結果が得られたため、実用英語技能検定(英検)の2023年度第2回検定から、一部の評価・採点業務で AI を活用していくことを決定した。
 今後、AIの活用については、英検の制作業務だけでなく、協会内の様々な業務にも積極的に活用していく予定だ。検定試験の提供における生産性と品質を高めていくことを目指す。評価・採点領域以外のAI活用の状況については、方針が決まり次第、追って発表するという。

KEC教育グループが、2023年10月より「FLENS School Manager」を集団指導・個別指導の全教室で利用開始

 FLENS株式会社(東京・港区、大生 隆洋 代表取締役)は、同社が提供する塾生保護者のファン化が狙えるコミュニケーションアプリ「FLENS School Manager」を、「KEC近畿教育学院」を中心にブランド展開するケイ.イー.シー.株式会社(大阪・枚方市、木村 剛 代表取締役)が、2023年10月より集団指導・個別指導の全教室で利用開始されることを発表した。これまでKEC教育グループでは、入退出管理を中心としたツールやチャットアプリなど、部門ごとにサービスを保護者に提供していたが、今回スマートフォン向けに最適化されたアプリへのサービス転換によりFSMに一本化する。さらに、お知らせ配信・予約・申込/回答などコミュニケーションの提供範囲を拡大し、さらなる顧客満足度向上・塾生保護者のファン化、また社内業務の効率化を目指す。

「FLENS School Manager(FSM)」は、2020年からFLENSがサービスを開始した、学習塾向けコミュニケーションアプリ。お知らせ、入退室、ポイント付与、ライブラリ、請求額通知、相互メッセージ、デジタル帳票、予約、申込/回答、成績回収、映像配信など、学習塾業務に必要な機能を揃えている。複数利用中のツールやサービスをFSMに一本化することで、業務効率化とコスト削減が期待できる。また、業務効率化・コスト削減とあわせて、FSM専用アプリに「内部広報」も一本化することで『塾生保護者のファン化』が促進が可能。さらにFSMには「社員のタスク管理機能」も備わっており、本部から社内全体の業務管理も一本化できるコミュニケーションプラットフォーム。

URL :https://flens.jp/schoolmanager/

福井県高浜町教委が学テCBT化を見据え取り組み本格化

 株式会社すららネット(東京千代田区、湯野川 孝彦 代表取締役)が提供する「すららドリル」は、福井県高浜町教育委員会で採用され、2023年9月から同町の小中学生約700名が利用を開始した。「すららドリル」の教育データを活かした指導の高度化と業務効率化を、高浜町教育委員会と目指す。

 福井県高浜町は、教育分野の変化に対応しつつ、子どもの資質能力を育成するための個別最適化された学びを学校教育で実現しようと、「すららドリル」の導入に至った。「すららドリル」の活用により、児童生徒一人ひとりの個性や取り巻く環境などを鑑み、個に応じた指導を可能にし、学校教育の充実に取り組んでいく。

 高浜町での個別最適化された学びの実現に向け、「すららドリル」を活用して児童生徒一人ひとりに応じた“指導の個別化”の実践と“学習の個別化”による自己調整学習の促進を目指す。

 ICT教材の活用に向けては、スタートアップ研修に加え、導入を決定した教育員会だけでなく、操作への不安や活用が進まない学校現場へのサポートを充実させることで、学習プロセスを円滑に回すための支援を行う。特に、「すららドリル」から出力される児童生徒の学習データをどのように確認し児童生徒と対話や指導を行うのかといった利活用に関するサポートは、株式会社NTT ExCパートナーとの協同により対応していく。