Archive for: 9月 2023

2023年8月度派遣求人 3大都市圏の平均時給は1,574円 3ヵ月連続で過去最高時給を更新

 ディップ株式会社は、2023年8月度 3大都市圏の派遣時給データを発表した。この調査は、社員・派遣・パートの求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載された派遣・紹介予定派遣の求人広告データをもとに集計したもの。 
全国版 派遣時給レポートはこちら: https://www.dip-net.co.jp/files/1820

 8月の派遣平均時給は1,574円(前年比29円増、前月比4円増)となった。また派遣・紹介予定派遣の求人件数は約165,000件となり、前年比4.5%増、前月比7.8%増となった。

【エリア別】 関東は2ヵ月連続、関西は5ヵ月連続で過去最高に
 各エリアの平均時給について、関東エリアは1,665円(前年比20円増、前月比5円増)、東海エリアは1,398円(前年比18円増、前月比3円減)、関西エリアは1,453円(前年比45円増、前月比±0円)となった。

【職種別】4職種の大カテゴリが前年比プラス IT・エンジニア系は3ヵ月連続で過去最高に
 4職種の大カテゴリで前年を上回った。職種別の平均時給について、「事務・オフィス系」は1,544円(前年比33円増、前月比9円減)、「販売・営業・飲食・サービス系」は1,483円(前年12円増、前月比2円増)、「WEB・クリエイター系」は1,810円(前年比14円減、前月比1円減)、「IT・エンジニア系」は2,327円(前年比101円増、前月比3円増)、「医療・介護・研究・教育系」は1,526円(前年比14円減、前月比15円増)、「工場・軽作業・物流・土木系」は1,338円(前年比28円増、前月比8円増)となった。

■調査概要
集計対象
 ディップが運営する社員・派遣・パートの求人サイト「はたらこねっと」に掲載された求人情報より、雇用形態「一般派遣」「紹介予定派遣」を抽出し、募集時の平均時給を集計した。サンプル数が10件以下未満のものは”-”表記となっている。

対象エリア
(関東)東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県
(東海)愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
(関西)大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県

集計対象職種
・事務・オフィス系
└一般事務、営業事務、データ入力、テレフォンオペレーター、英文事務、金融事務、経理・会計・財務、総務・人事・法務、秘書、貿易事務など
・販売・営業・サービス系
└アパレル販売、携帯・家電販売、テレマーケティング・テレアポインター、営業・ラウンダー、接客・ショールームカウンター、旅行関連など
・WEB・クリエイター系
└DTPオペレーター、WEBディレクター、WEBデザイナー、制作、映像・音響、制作・編集・校正・ライターなど
・IT・エンジニア系
└CAD、SE・プログラマ、ネットワークエンジニア、ヘルプデスク、運用管理・保守、設計、評価・テストなど
・医療・介護・研究・教育系
└介護系、看護系、保育系、医療事務、研究・開発・検査、薬剤師・栄養士など
・工場・軽作業・物流・土木系
└ドライバー、軽作業、食品製造、製造(組立・加工)など

「地域別最低賃金」改定によるパート・アルバイトの募集時時給への影響に関する調査

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)は、「地域別最低賃金」改定によるパート・アルバイトの募集時時給への影響を調査・分析し、その結果を発表した。
 この調査は、各地域の地方最低賃金審議の答申により改定が決定した2023年度の「地域別最低賃金」と、アイデム運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表されたパート・アルバイトの時給データをもとに調査・分析した。これにより、新たに設定される「地域別最低賃金」が、パート・アルバイトの募集時賃金にどの程度影響を与えるかの予測をまとめている。

※ データは2023年6月から8月までにおける当社運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』のデータベースから集計。対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・栃木県・静岡県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・岡山県・福岡県の16地域

令和5年度地域別最低賃金の改定による影響が最も高い地域は神奈川県
改定の影響を受けやすい業種は「飲食業」、「ビル管理・警備業」、「小売業」
改定の影響を受けやすい職種は「飲食・フード」、「販売・接客サービス」、「清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行」

◆都府県別集計結果
 2023年6月から8月の募集時時給データのうち、令和5年度地域別最低賃金額よりも低い募集時時給データの割合(以下、改定影響率)を求めた。
 東日本の集計地域では、改定影響率が最も高い地域は神奈川県の57.3%、次いで埼玉県の41.7%、東京都の39.7%となった。改定後の金額が1,000円を超える地域は、特に改定影響率が高くなっている。
 西日本の集計地域では、改定影響率が最も高い地域は京都府の51.1%、次いで大阪府の43.8%、和歌山県の39.2%となった。京都府は今回の改定で時給1,000円では出せなくなるが、この影響が大きく出ているようだ。

◆業種・職種別集計結果
 都府県ごとに、業種別・職種別改定影響率を求めた。
 業種別改定影響率が4割以上に上る地域が多かったのは、「飲食業」(12都府県)、「ビル管理・警備業」(12都府県)、「小売業」(11都府県)となった。「製造業」については、改定影響率が5割以上の地域が4か所あった。
 一方で、改定影響率が1割未満の地域が多かった業種は「教育、学習支援業」(13都府県)だった。募集時の時給が他の業種より高めのことが多いため、大きく影響は受けない予想となった。
職種別改定影響率が4割以上に上る地域が多かったのは、「販売・接客サービス」(11都府県)、「飲食・フード」(11都府県)、「清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行」(10都府県)だった。「ファッション・アパレル」や「ドライバー・配達」においては、改定影響率が5割を超える地域が4か所あった。
 一方で、改定影響率が1割未満の地域が多かった職種は「教育・保育」(12都府県)だった。

<調査概要>
 2023年10月以降に改定される地域別最低賃金が、パート・アルバイトの募集時賃金にどの程度影響を与えるのかを予測するため、アイデム運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表されたパート・アルバイトの時給データをもとに、改定前パート・アルバイトの募集時時給額を当該年度に改定される地域別最低賃金と比較した。
・集計対象データ
(1) 対象地域:東日本エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、静岡県)
         西日本エリア(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、岡山県、福岡県)
(2) 集計期間:2023年6月~8月
(3) 雇用形態:パートまたはアルバイト
(4) 賃金分類:時給
(5) 業種:掲載件数の多い業種を記載
サービス業(他に分類されないもの)、医療・福祉業、教育、学習支援業、飲食業、小売業、製造業、運輸業、ビル管理・警備業
(6) 職種:掲載件数の多い職種を記載
オフィスワーク・事務、医療・介護・福祉、ファッション・アパレル、教育・保育、飲食・フード、販売・接客サービス 、軽作業・製造・物流、ドライバー・配達、清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行
(7) 他条件:「深夜ワーク」を除く
・集計対象データ数
(1) 東日本エリア:237,864件
(2) 西日本エリア:129,837件
・ 集計項目
(1) 平均時給:対象のデータを集計し、単純平均値を小数第一位で四捨五入した値。単位は円。
(2) 切上げ平均時給:対象データのうち、令和5年度地域別最低賃金を下回るデータを、
    令和5年度地域別最低賃金と同額に切上げたのち集計し、小数第一位で四捨五入した値。単位は円。
(3) 差額:切上げ平均時給から平均時給を引いた値。切上げたことで上昇した時給額。
(4) 改定影響率:対象データのうち、令和5年度地域別最低賃金の改定により、賃金の引き上げが必要となる(改定により地域別最低賃金を下回ってしまう)賃金データの割合。単位は%。

調査の詳細はホームページへ
https://apj.aidem.co.jp/wage/list/1/

Z会 大学生・社会人向けTOEIC(R)テスト対策講座「Adaptie」に「単語」の学習機能を追加しバージョンアップ

 株式会社増進会ホールディングスのグループ会社である株式会社Z会は、9月14日に大学生・社会人向けキャリアアップコース『TOEIC(R)テスト対策講座 Adaptie』のバージョンアップを行い、「単語」の学習機能をリリースした。

 Z会の大学生・社会人向けキャリアアップコース『TOEIC(R)テスト対策講座 Adaptie』は、2016年の開講以来、その名の通り、“Adaptive Learning”の先駆けとして、学習者の英語力向上・目標スコア達成を支え、講座の改良を重ねてきた。
 今回要望の多かった「単語」の学習機能を追加したことで、本番に強い「実践重視」のコンセプトはそのままに、「基盤学習」も充実させ、ハイスコアを狙う方はもちろん、初めてTOEICを受験される方に活用できる講座へと進化した。

「単語」の学習機能の特長

  1. TOEIC頻出単語を分析し、約1000語の必修単語・上級単語を厳選
  2. レベル別・Part別に学習が可能
  3. 「単語チェック」と「単語テスト」で、インプットから確認まで万全
  4. すべての見出し語にTOEIC本番レベルの例文+音声付きで、実践力に直結
  5. Adaptieの問題と関連性の高い例文で、復習・定着効果大

「必修」と「上級」の2つのレベルで学習できる。
「単語チェック」で単語の知識を身につけ、「単語テスト」で覚えられたかを確認できる。

【単語チェック】
付箋を外しながら、TOEIC本番レベルの例文の文脈ごと、単語を覚えていく。音声も活用することで、単語知識だけではなく、リーディング力・リスニング力も含めた実践力も引き上げる。

【単語テスト】
4択の問題形式で、単語の知識を確認できる。ここでも、例文形式なので、単語力・実践力の両方を高めます。苦手な方は、先に訳を表示して解くこともできる。

■「単語」の学習機能リリース日
第1弾:2023年9月14日
第2弾:2023年12月中旬予定

価格:2,900円(税込)/月(個人受講・12カ月一括払いの場合)

「英検ESG祭り」 開催 全国の小学5・6年生が対象

 公益財団法人 日本英語検定協会は、実用英語技能検定(英検)の準会場登録された全国の塾を対象に、第3回「英検ESG祭り」を開催する。  この企画は、英検Support Program 「英検ESG」を、英検準会場登録をされている、全国の塾に無償で提供し、その塾を試験会場として、所属児童に限らず、近隣の小学5、6年生を対象に、「英検ESG」を全国一斉で実施する。 (挑戦したい小学3年生、4年生も参加可能) 


 第3回「英検ESG祭り」は小学校の指導要領に準拠しており、合格/不合格ではなく学習到達度を、客観的指標(CSEスコア=数値)を用いて評価するアセスメント。友達との比較ではなく、「自分は英語を使って何ができるのか?」「どうしたら英語を使ってできることが増えるのか?」を子ども達自身で確認できる。また、英検と同じCSEスコアも付与されるので、英検への指導にも役立てられる。技能数は2技能(リスニング、リーディング)で、試験時間は30分となっている。

■第3回英検ESG祭りの概要

申込期間 2023 年 8 月 14 日(月)〜 9 月 29 日(金)
申込方法 ウェブサイトから団体責任者による申し込み(https://www.eiken.or.jp/eiken-esg/festival/
実施日時 2023 年 11 月 18 日(土)~ 11 月 26 日(日)
※開催時間は各団体が自由に設定可能
※複数日程での実施可、1日の実施回数も各団体にて自由に設定可能
受験料 無料 ※試験後の解答用紙等の返送費は試験実施団体の負担。
技能数 / 試験時間 / 出題範囲 技能数:2技能(リーディング、リスニング)
試験時間 30分 ※問題配布・回収時間除く
出題範囲 小学校の教科化された外国語学習指導要領に沿う
第1回、第2回英検ESG祭りで使用した問題にて実施。
受験対象団体 英検団体登録・準会場登録をしている塾/英会話教室
受験対象者 / 対象学年 団体に通われている生徒、ならびに地域の子どもたち
対象学年は2023年度小学5年生、6年生
最少受験人数 10名以上(現時点で貴団体に所属していない地域の子ども達も受け入れ可能)

プログラミング能力検定の言語にJavaを追加

 株式会社プログラミング総合研究所(東京・豊島区、飯坂 正樹 代表取締役社長)は、プログラミング能力検定(プロ検)において、2023年12月検定よりJavaを導入することを発表した。

 2022年度から高校で「情報Ⅰ」が必修化され、2024年度の大学入試から「情報」が受験科目として含まれることとなり、よりプログラミング教育が重要視されるとともに学習におけるニーズが広がっている。
 プロ検は、これまでビジュアル言語に加えて、テキスト言語に対応していたが、専門学校、大学、社会人に普及する中で、実務で使用される言語で受験したいというニーズが高まっていた。こうした背景を受け、実際に開発での利用率が高く、世界でもJavaScript、Pythonに次ぐ人気言語であるJavaを導入するに至った。
 Javaはシステム開発、Web開発、アプリケーション開発と、様々な揮発に利用されている言語となっている。この導入を実施し、今から実務に役立つプログラミング能力をつけておくことで将来の選択肢を広げることに繋がる検定を目指す。

 プロ検へのJava導入は2023年12月試験より開始する。検定レベルについては、JavaScriptやPythonと同様、CFRPをベースとした6段階のレベルで提供予定となっている。また、12月に実施する検定にてレベル1、2をリリースし、レベル3以上は年明けから順次リリース予定。。

『プログラミング能力検定』(プロ検)概要
 2020年12月にスタートしたプロ検は、主旨に賛同したプログラミングスクール、学習塾、パソコン教室、学校、学童など、多様な教育機関にて実施されており、子ども達のプログラミング学習への意欲喚起や学習継続のきっかけとして、また、受験者や教育者が個人のプログラミング能力・技能を可視化した上で、効果的な学習・指導に繋げることができるツールとして活用されている。現在、プロ検はビジュアル言語版、テキスト言語版のどちらにも対応しており、様々なレベルの方が受験できる。

『スタディサプリ 小学講座』リニューアル 小学1、2年生向けコンテンツより提供開始

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ 小学講座』は、サービスをリニューアルし、2023年9月19日(火)より小学1、2年生向けサービスの提供を開始したことを発表した。

『スタディサプリ 小学講座』は、手持ちのタブレットで利用できる。リニューアル前は、動画を受動的に見て学習するため集中力が持たないとの声もあったため、リニューアルでは、自分で回答を選んだり、書き込んだり、ゲーム要素のあるコンテンツを取り入れ、小学生が自ら学びやすい仕掛けを組み込んでいる。
 また、ミッション機能や正誤状況による自動出題機能により、個々の子どもの学習状況に合致したコンテンツを提案。無学年学習のため、先取りはもちろん過去の学習に戻るなど、子どもの興味関心に広く対応している。
『スタディサプリ 小学講座』では、「子どもが自ら学び、その子に一番合った最高の学習体験が提供される」ことを目指す。

子ども一人でも迷わず学習できるミッション機能
 取り組むべきコンテンツを毎週リコメンドするなど、小学生が迷わずに自ら学習を進めることができる。学習の進捗具合などによってやるべき内容を提案するので、自分に合った学びを効率よく進めることができる。また、写真やイラストも多く、視覚的に分かりやすく操作をしやすい画面を提供する。

自分に合った難易度の問題に取り組める自動出題機能
 学習の正誤状況に応じて学習者に適した問題を自動出題する。得意な問題には応用を、苦手がある場合は基礎的な出題を行う。※正誤状況に応じた自動出題機能は算数のみでの提供となる。

手書き回答機能
 手書き機能を追加することで、ひらがな、カタカナ、漢字などの書き込みが可能となっています。学習者は、自らの手を動かすことで飽きずに学習に取り組みやすくなっている。

ゲーム要素を取り入れたコンテンツ(ゲーミフィケーション)
 受動的に動画を視聴するだけでなく、能動的に回答をアウトプットしながら、アニメーションを視聴することで、飽きずにコンテンツに取り組める。また、学習した分だけコインが獲得できコインを活用しバトルなどに利用できる「サプモン」も引き続き活用できる。

『スタディサプリ 小学講座』概要
https://studysapuri.jp/course/elementary/
対象学年:小1〜高3(無学年学習)
小1〜高3までのコンテンツが利用できます。※リニューアル版は、小学校1、2年生向けのコンテンツより提供開始
金額:月額2,178円(税込み)

フォーバル 長野県信濃町「DXイノベーション推進プロジェクト事業」を受託

 株式会社フォーバル(東京・渋谷区、中島 將典 代表取締役社長)は、「長野県信濃町のDXイノベーション推進プロジェクト事業」を受託した。

 長野県信濃町は、若者の定着やUターンを促進するため、新たな雇用環境の創出に向け、DXに取り組むことで生産性の向上や業務プロセスの変革によって様々な課題の解決を目指している。
 長野県信濃町では、基幹産業である農業と観光サービス関連業は、農産物価格の低迷や、コロナ禍の影響などによって、時代のニーズをとらえ切れず、設備や施設の更新も進んでいない状況だ。また、若者が希望する職種が少ないことが人口減少を加速させる大きな要因となっている。
 前年度の調査では、信濃町内中小・小規模企業においてはAIやIoTの導入に対し50%以上の方が消極的と答えており、 DXの前段階である、デジタル化にすら約20%程度しか取り組めておらず、要因は知識不足や人材不足であると判明した。

 以上から、本町及び企業についてDXを推進するための施策や人材支援フォローを行う必要がある。さらに地域住民においても、デジタル技術の活用や可能性についての理解を深めながら、デジタルへの接触機会を増やし、その価値を実感できるような取り組みが求められており、高齢者だけではなく、町の全ての住民がデジタルの恩恵を享受できる機会を創出し「誰一人取り残さない」取り組みが必要とされている。

委託内容と具体的な取り組み
▪前年度調査結果に基づく事業者DX推進に関する支援業務
 前年度に実施した町内事業者向けニーズ調査の結果を踏まえて、町内の事業者に対するDX推進に係る  
 支援業務を行う
 
①DX先進事例の創出
 ニーズ調査結果の内容を踏まえて、町内事業者1者以上に対して新規デジタルツール実装に係る支援     

②DX先進事例の横展開

③①のDX先進事例を基に他の町内事業者に対してセミナー・相談会などの周知・広報活動を行い、  
 5者以上にデジタルツール実装に係る支援を行う

▪デジタル・ディバイド対策を含む住民DX推進に関する支援業務
 今年度リリース予定の信濃町の公式LINEをはじめとした行政サービス提供に伴う、
 デジタル・ディバイド対策・住民DX推進に係る支援業務

 ①公共施設などにおける「書かない窓口」の実装支援
 役場(窓口数:10)において
 「書かない窓口」を実装することで、住民が身近でデジタル機器を活用する機会を創出する支援を行う

 ②「デジとしょ信州」の活用支援
 昨年リリースした市町村と県による共同電子図書館サービス「デジとしょ信州」について、
 住民がより活用できるよう支援を行う
「デジとしょ信州」とは・・・昨年リリースした市町村と県による共同電子図書館サービス

 ③デジタル・ディバイド対策支援
 行政によるデジタルサービス拡大に伴い、高齢者向けデジタル相談会などを含むデジタル・ディバイ
 ド対策を実施し、DXに対する住民の不安を解消できるよう支援を行う

▪その他、信濃町DXイノベーション推進プロジェクト(地域再生計画)の目的を達成するために必要に  
 なると考えられる業務

実施体制
 信濃町の住民と町内中小・小規模企業へ向けてDX支援を行う。

FLENS School Managerが「先生アプリ」をリリーススマートフォンやタブレットから、一部の業務対応が可能に

 FLENS(フレンズ)株式会社(東京・港区、大生 隆洋 代表取締役)は、同社が提供する塾生保護者のファン化が狙えるコミュニケーションアプリ「FLENS School Manager」が、新たに「先生アプリ」のリリースを発表した。

 これまでFSMを先生が利用する際は、主にパソコンからWebブラウザ上の組織アプリにアクセスし、保護者や生徒のアプリにお知らせを配信したり、メッセージをやりとりするといった流れだった。FSMの導入塾が増える中、個人経営の学習塾からは「塾長のスマートフォンから、お知らせ配信やメッセージの送受信を行いたい」というご要望、また大手学習塾からは「業務用タブレットあるいは業務用スマートフォンで遅刻欠席連絡の確認や、振替日対応などをタイムリーに行いたい」等のご要望が寄せられていた。

 今回FSMの「先生アプリ」は、これらの要望をふまえ、タブレットやスマートフォンに対応するアプリとしてリリースする。組織アプリ機能の中で、遅刻欠席連絡の確認、お知らせ配信、メッセージの3つの機能を「先生アプリ」から利用できるようになる。また、この「先生アプリ」には「プッシュ通知設定」も可能にしており、保護者・生徒からのメッセージに、タイムリーに返信したいという要望にも対応している。

URL :https://flens.jp/schoolmanager/

法務省矯正局が解説:オンライン見学「法務省矯正局と行く!360°見学 刑務所バーチャルツアー」チダラボ・リベラルアーツPRG2023

 特定非営利活動法人チダラボは,チダラボ・リベラルアーツプログラム2023の「刑事政策」単元として、標記オンライン見学授業を開催する。今回は、法務省矯正局の解説で普段見ることのできない刑務所の内部にVRで潜入。法教育や刑事政策を通して「私達はいかに生きていくか」という普遍のテーマについて考えるこの授業は、バーチャルキャンパス「チダラボ・リカレント市民大学」でオンライン開催。アプリのダウンロードや機器は一切不要。参加費無料。
【イベント詳細ページ】https://kyoseichidalabo.peatix.com

■VRツアーの紹介
 リベラルアーツとは簡単にいうと「教養」。チダラボは義務教育外の「生きるちからと心を支えて人生を豊かにする学び」をリベラルアーツの定義としてプログラムを組んでいる。同VRツアーは法務省矯正局の解説により、なかなか一般人が見ることのできない刑務所の中にVRで潜入する。
 刑務所では受刑者に対してどのような働き掛けがなされているのか、受刑者はどんな毎日を送っているのか、そして刑務所の改善指導や職業訓練等の取組みなどを紹介する。
 チダラボは、元検察官・元検察事務官のほか、アカデミア・社会事業家等からなるシンクタンク・教育法人。彼らが検察の捜査官時代に向き合った被疑者・被告人の中には成長過程で適切な教育の機会、福祉等の支援や成育環境が欠けていたという人たちが少なくなかったという。そのような人達が犯罪を重ねないために、法務省は担当各局がさまざまなタイミングで、個々の人権を尊重して再犯防止に取り組んでいくといしている。刑の執行が終わった人々を受け入れる側の国民にとっても、法務省の再犯防止や刑務所での働き掛けを知ることで出所者等への偏見や不安が解消され、誰もが過ちを犯したとしてももう一度やり直せるという社会の輪が広がっていくのではないだろうか。

■オンライン見学「法務省矯正局と行く!360°見学 刑務所バーチャルツアー」について
【開催概要】
イベント名:オンライン見学「法務省矯正局と行く!360°見学 刑務所バーチャルツアー」チダラボ・リベラルアーツPRG2023「刑事政策」単元
開催日時:2023年10月11日(水)17:00-19:00
開催場所:バーチャルキャンパス「チダラボ・リカレント市民大学」オンライン講座(ホワイトボード機能搭載で双方向のオンライン授業。アバターでキャンパスにログインするだけの手軽なメタバースキャンパス。アプリのダウンロードや機器は不要)※画面サイズの都合上,PC使用を推奨
講師:法務省矯正局
 ファシリテーション:NPO法人チダラボ
参加費:オンライン参加無料
定員:200名
主催:特定非営利活動法人チダラボ
詳細:https://chidalabo.com/liberal
後援:早稲田大学社会安全政策研究所
公益財団法人日本フィランソロピック財団 第2回「青少年自己探求支援基金」助成事業

【プログラム】
16:45-17:00
オンライン参加者ログイン開始 バーチャルキャンパスやホワイトボードなどの操作説明)
・バーチャルキャンパスは「OVICE」を使用。初めての方はこの操作説明には参加推奨。
17:00 授業開始
・刑事手続きなどについて(前単元「刑事政策」のハイライトなども紹介)
・矯正局と刑事施設等の全体概要
・バーチャルキャンパスで法務省矯正局のガイドによるVRツアー
・刑務所で行われている再犯防止の取組み
・改善指導等について
18:40 意見交換
19:00 授業終了

【お申し込み方法】
イベント詳細ページ(https://bousai-chidalabo.peatix.com)よりお申し込みへ。
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURL等が送られる。

■NPOチダラボとチダラボ・リベラルアーツPRG2023 について
【法人概要】
法人名:特定非営利活動法人チダラボ
本社所在地:東京都港区南青山2-2-15ウィン青山531
理事長:千田早苗
設立:2019年4月1日
ホームページ:https://chidalabo.com
リットリンク:https://lit.link/NPOchidalabo

柏の葉国際キャンパスタウン構想を推進させる新施設「Rugby School Japan」9月4日開校

 三井不動産株式会社(東京・中央区、植田俊 代表取締役社長)は、 Rugby School International Limited(英国法人、以下「RSIL」)、一般財団法人Rugby School Japan設立準備財団(東京・千代田区、Fei Fei HU 代表理事)、国立大学法人千葉大学(千葉市、中山 俊憲 学長)およびCEAMS合同会社(東京・港区、Fei Fei HU CEO)と推進していた、国立大学法人千葉大学柏の葉キャンパス内へ、英国式Year 7~ Year 13の男女共学の通学制・寮制選択可能なインターナショナルスクール「Rugby School Japan(以下、RSJ)」を、2023年9月4日に開校したことを発表した。

「柏の葉国際キャンパスタウン構想」の中でも重要なピースとなる世界に誇れる教育インフラであるRSJが開校することで、より多様で、より優秀な人材が柏の葉に、首都圏に、そして日本に集い、様々な分野でのイノベーションが加速されることを期待している。