Archive for: 7月 2023

「中退理由にコロナウイルスが関係している」 調査開始から通期で最多 ジェイック調査

 株式会社ジェイック(東京・千代田区、佐藤 剛志 代表取締役)が運営する中退者専門の就職支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」は、「ジェイック 中退就職カレッジ」の受講生に対して行った中退に関するアンケート結果を発表する。(回答者331名、調査日2022年4月1日-2023年3月31日)

■「中退理由にコロナウイルスが関係している」26.2% 調査開始から通期で最多

「新型コロナウイルスがなければ中退をしていなかったと思いますか」と質問したところ、26.2%が「中退理由にコロナウイルスが関係している」と回答しました。本設問の回答結果は、2020年度通期が14.0%、2021年度通期が15.5%であったことから、今回の結果は過去3年間で最多の結果となった。

■就活の進め方、「就活しようと思ったが、やり方がわからなかった」が36.1%

「就職活動をどのように進めようと思っていたか」質問したところ、1位「ネットの求人サイトで」が44.5%、2位「就活しようと思ったが、やり方がわからなかった」が36.1%、3位「民間の紹介会社等に相談」が11.5%となった。ジェイックに登録する中退者の方からは、「中退という状況は、新卒でもなく、正社員経験もなく中途採用の対象でもないため、どう就職活動を進めていけばよいかわからなかった」などの声が寄せられている。

 調査結果について、8年以上中退者を含む若年層の就職支援に携わっている小久保氏は、次のように述べている。

「『中退理由にコロナウイルスが関係している』との回答が通期で過去最多になった1つの要因として、約3年間続いたコロナ禍の影響で、思うような学生生活が送れなかった方の中退が現在も続いていることが挙げられます。中退された方からは『オンライン授業で友人関係が築けなかった』『演習科目がオンラインになったことで授業に興味を持てなくなった』『留学が中止になり、目指したいものが分からなくなってしまった』といった声が当社に寄せられています。また文部科学省が2023年6月に公表した『令和4年度 学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査結果』においても、中退理由として『学生生活不適応・修学意欲低下』が2番目に多い結果となっています。

『就職活動のやり方がわからなかった』との回答が3割を超えた要因としては、中退により、新卒としての就職活動ができなくなったことが挙げられます。少し古いデータになりますが、独立行政法人労働政策研究・研修機構は2015年に、「卒業者と中退者では、正社員就業の有無、離学からの期間は異なり、中途退学者では、正社員になっていない者、なったとしても離学から時間がかかった者が多い」と発表しており(※1)、大学中退者の正社員就職率は44.2%と、大卒の正社員就職率の72.1%より低い結果となっています(※2)。

就職活動の進め方や応募できる求人がわからないがゆえに、正社員就職を希望しながら非正規雇用を続けている中退者の方は多数いることが予想されます。当社は今後も、学校を中退し、新たな目標に向かって社会人になりたいと希望する方々が今後の人生を切り拓いていく一助となれるよう、就職支援を行ってまいります。」

※1 独立行政法人労働政策研究・研修機構『大学等中退者の就労と意識に関する研究』

※2 ※1の資料内「正社員就業までの期間(25~29歳)」をもとに当社算出

【調査概要】

調査名称:中退者、中退予定者に対するアンケート

調査対象:当社サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」受講生

調査機関:自社調査

調査方法:Webアンケート

回答者数:331名

調査期間:2022年4月1日-2023年3月31日

FCEエデュケーションが60カ国以上で活用されるデジタルスキル・プログラミングカリキュラム 「BSD」の提供を開始

 教育事業を運営する株式会社FCEエデュケーション(東京・新宿区、尾上 幸裕 代表取締役)は、iJapan株式会社(東京・千代田区、笠間 和喜 代表取締役)と提携し、60カ国以上、約90,000人の子ども達にデジタルスキルを学ぶ機会を届けるために開発されたカリキュラム『BSD(Build Something Different)』の提供を開始する。また、これを機に20校限定でカリキュラムの無料トライアル導入校を募集する。

 BSDはHTML、CSS、JavaScript、Pythonに対応し、児童・生徒がデジタルスキルを身につけることを目的に開発された学習カリキュラム。コンピューターサイエンス、ウェブ開発、インターネットセキュリティなど、児童・生徒のニーズや習熟度、学校の授業時間に合わせて、または主要教科と組み合わせてカリキュラムを作成することができる。また、日英両国に対応した学習ソフトウェアはもちろん、トレーニングや授業用の資料、ワークシートも用意があるため、授業準備の時間が短縮され、プログラミング未経験の教師にも教えることができる。

 文部科学省の指導要領に準拠しており、経済産業省の「未来の教室」実証事業として採択されたカリキュラム。英国においては、CPD(Continuing Professional Development )の承認も得ている。また、カリキュラムはCSTAスタンダード、ISTEスタンダードに準拠、Digital Promiseの認定を受けている。

  • 【小学校~大学対象】無料トライアル導入校を募集

 限定20校を対象に、「BSD」の無料トライアル導入校を募集する。夏休みを活用したサマースクールカリキュラムの実施や、今後の導入検討に是非ご活用ください。初級から上級まで幅広くカリキュラムを取り揃えているため、導入の対象となる教育機関は、小学校・中学校・高校・専門学校・大学までとしている。

【無料トライアル概要】

・トライアル期間:30日間

・カリキュラム:約200種類から1プロジェクトを選択。

【申し込み方法】

 ・申し込み先:株式会社FCEエデュケーション Global EdTech室

  03-5908-1400 /e-mail:bsd@fce-hd.co.jp

 ・申込期限:2023年12月1日(金)

  • サマースクールカリキュラム(例)

【初級】プログラミング言語の学習(JavaScript/HTML/CSS)、ChatbotやWebsite制作

【中・上級】ゲーム/VR/アプリ開発、eコマースサイト制作、Python

その他、学校の授業時間や学習目標、生徒の習熟度に合わせてカリキュラムを作成することも可能。詳しくはお問合せへ。

神田外語大学と昭和学院秀英中学校・高等学校 グローバル教育の提供を機に高大連携協定を締結

 神田外語大学(千葉市美浜区)と昭和学院秀英中学校・高等学校(千葉市美浜区)はグローバル人材育成を目的に、特別講座と海外短期研修プログラムを共催することから、包括連携協定を締結した。この締結をもって、神田外語大学は、特徴且つ強味である英語教育およびコミュニケーション指導を昭和学院秀英中学校・高等学校に提供し、同校との連携を強化していく。締結後は2023年度に高大連携の新講座を開講し、ポストコロナの時代にたくましく未来を切り拓いていく力を備えたグローバル人材を育成したいと考えている。

 神田外語大学は「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という建学理念のもと、1987年の開学以来、世界の懸け橋となる人材を育成してきた。キャンパス内には語学学習や、異文化理解教育を促す特長的な施設が多数あり、実践的な語学運用能力と高いコミュニケーションスキルを備え、国際社会で活躍できる、グローバル人材の育成を目指している。
 昭和学院秀英中学校・高等学校は「次世代を担う人材の育成を念頭に、異文化を尊重する理解力、語学力、グローバルマインドセットを養うプログラムを積極的に組み入れること」を教育方針の一つに掲げている。

 グローバルな視野をもって、次世代を担う人材育成に注力するという両校の教育方針が一致していることから、2023年度には、神田外語大学のELI(English Language Institute)教員による4技能を用いた独自の学習メソッドで、対話を通して英語の読む力と書く力を向上させる高大連携講座「Introduction to Collegiate Reading & Writing」を昭和学院秀英高等学校の1・2年生を対象に開講した。また、神田外語大学が提携している海外大学への研修プログラム「マレーシア スウィンバーン工科大学海外短期研修」を昭和学院秀英高等学校の生徒を対象として7月~8月にかけて共催する。
 上記連携講座や海外研修プログラムの企画などを機に、今後さらに交流関係を強化させたいと考え、連携協定を締結する運びとなった。

Introduction to Collegiate Reading & Writing講座 概要

開講時期:2023年5月9日(火)~12月1日(金)16:30~18:00 全15回

会 場:神田外語大学

講 師:Ashton Dawes(神田外語大学 ELI教員)

対 象:昭和学院秀英高等学校1・2年生(20名限定)

内 容:毎回事前課題に取り組んだ上で、授業に参加し、取り組んだ課題をもとに先生や生徒同士で対話をすることで考えを深めていくアクティブラーニング形式の授業。
※実施日には、本学の8号館で課題に取り組む、又はラーニングアドバイザーによる1to1のアドバイジングセッションを受けることが可能。
狙 い:以下のスキルを身につけることを目指す。
・ 新聞記事、学術論文、研究論文などを一定時間内に一定量読める読解力、速読力
・ 様々な話題について他の生徒と意見を交換できるディスカッション力
・ 新聞記事、学術論文、研究論文などを要約し、段落分けできるライティング力
・ さまざまなメディアから信頼できるリソースにアクセスし、情報を収集するメディアリテラシー


マレーシア スウィンバーン工科大学海外短期研修プログラム 概要

開講時期:2023年7月22日(土)~8月6日(日) 16日間

研修先 :スウィンバーン工科大学 サラワクキャンパス

同大概要:1908年に設立されたスウィンバーン大学(オーストラリア・メルボルン)のマレーシア校として2000年にサラワクキャンパスが設立された。教育システムやカリキュラムは、オーストラリア本校と全く同じ内容になり、本校と同じスウィンバーン工科大学卒業資格が取得できる。キャンパスは、マレーシアのサラワク州の州都クチンにあり、豊かな自然と多くの原住民族文化を体験できる恵まれた環境。サラワクキャンパスの学生数は約3,500名、このうち留学生は18%、45カ国の学生が学んでいる。

対 象:昭和学院秀英高等学校の生徒(60名限定)

特 色:

(1) マレーシア・ボルネオ島に関する学習を通して異文化理解を深める
(2) 海外留学に関する知識、体験を現役大学生から学ぶ
(3) 英語での授業、現地大学生・高校生との交流でコミュニケーション力を高める
(4) Raspberry Piを使った、理工学系の授業を英語で体験する

JAPANサッカーカレッジ 聖籠町立図書館移動図書と赤いふうせんによる読み聞かせ開催

 NSGグループのサッカー総合専門学校「JAPANサッカーカレッジ」は、聖籠町立図書館と赤いふうせんによる読み聞かせを2023年7月23日(日)に実施した。2023年7月23日(日)にJAPANサッカーカレッジにて北信越フットボールリーグ1部の試合が開催され、そのイベント会場にて、聖籠町立図書館移動図書と赤いふうせんによる読み聞かせを行った。

 サッカービジネス科の学生が、若い世代が図書館で本を借りることが減ってきたこと、巡回サービス日数が減少していること、そして新しい本との出会いを目的として、学生が企画し、聖籠町立図書館と共同でイベントを行った。

 当日は本の移動貸し出しサービスや、聖籠町立図書館のボランティア団体「赤いふうせん」による「紙しばい会」を実施し、当日参加した児童は「大型絵本が迫力あり、おもしろかった。」と話した。

 また、企画したサッカービジネス科の学生の川渕羽之蔵さんは「観戦をしに来場されたお客様や学生に、本を手に取ってもらうことや、本を借りていただくことが出来ました。今回の移動図書館をきっかけに聖籠町立図書館に来館し、本と触れ合っていただければと思います。」と話した。JAPANサッカーカレッジは、これからも地域とのつながりを大切にして、地域に愛される学校を目指す。

<JAPANサッカーカレッジホームページ>https://cupsnet.com/

学校法人 国際総合学園 JAPANサッカーカレッジ

所 在 地:新潟県北蒲原郡聖籠町網代浜925-1

代表者名:中村 勉 

森永ラムネ×河合塾 受験生応援企画でコラボ

 学校法人河合塾(愛知・名古屋市、河合 英樹 理事長)は、森永製菓株式会社(東京・港区、太田栄二郎 代表取締役社長)と、7月25日(火)から受験生を応援するコラボレーション企画を開始する。ぶどう糖を多く配合している森永ラムネは、「集中したい時」や「受験勉強」のお供として幅広い世代から支持を集めている。受験生にとって頑張り時であるこの夏の時期に、共に受験生を応援しようとコラボレーションを行うこととなった。

コラボ企画①|河合塾人気講師による「夏の勉強法3分動画」。
 コラボ企画の一つは、河合塾の人気講師による「夏の勉強法3分動画」。この夏の英語・数学の勉強法について、人気講師が3分でわかりやすくアドバイスする。動画は「森永ラムネ×河合塾」の特設サイトで閲覧できる。


コラボ企画②|河合塾の全国51校舎の受験生に夏期講習で「大粒ラムネ」を配付
 森永製菓より提供された「大粒ラムネ」を、河合塾の全国51校舎で夏期講習期間中に、河合塾に通う受験生に配付する。集中したい時にぴったりの「大粒ラムネ」は、夏期講習で頑張る受験生の心強いお供になるでしょう。

 なお、河合塾の夏期講習では、共通テスト対策講座・大学別対策講座・1学期のダイジェスト講座など、多彩な講座ラインアップで受験生のこの夏の学力アップを後押しする。

明日葉 塾、スイミング、商業施設内などの企業や私立小学校、幼稚園、保育園など民間法人向け「学童運営委託サービス」本格参入へ

 放課後児童クラブ(学童保育所)・児童館・子育て支援センターを運営する株式会社明日葉(東京・港区、山下 高明 社長執行役員)は、2023年7月より企業(塾、スポーツクラブ、商業施設など)や、私立小学校・幼稚園・保育園など民間法人向けの「学童運営委託サービス」の受付をスタートする。


■企業向けの運営委託(塾、スポーツジムやスイミングクラブ、商業施設内、企業内学童など)
 放課後から帰宅の時間まで「学童保育」の運営全般を明日葉が行う。
 既存で運営されている学童の継続運営や、新規参入が難しいとされる「学童保育」の立ち上げ・運営を専門企業である明日葉が担う。また、運営だけでなく、物件探しや内外装、家具、備品の提案や、会員募集活動、入会手続き、送迎バスの運行代行まで幅広い対応が可能。

■小学校や各種園向けの運営委託(私立小学校、幼稚園、保育園など)
 小学校や園の価値を高めると共に、共働き世代のニーズに対応ができるため、入学・入園志願者の増加も期待できる。また、空き教室の利用や、建て替え、内外装などの相談も受けている。
 学童保育だけでなく、園児に対する延長保育の運営委託や、既存運営されている学童保育の継続運営も可能。

◆ニーズに合わせた運営委託プラン
 学童保育の運営といっても、市場性や開校時期、予算などによって運営方法は変わる。法人の希望やニーズに合わせ、プランを用意している。英語学童や、プログラミングなど人気コンテンツを導入した学童など、細かなオーダーメイドも可能。

【株式会社明日葉】  

URL:https://ashita-ba.co.jp/ 

学研グループ運営、「自分らしく過ごせるフリースクール」が夏休みオープンスクール「自由工作ウィーク」を実施

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社学研ココファン・ナーサリー(東京・品川区、山崎 知恵 代表取締役社長)が運営している小学生向けのフリースクール「みらいゲート秋葉原」は、夏休みオープンスクールとして「自由工作ウィーク」を開催する。

 イベントに参加することにより、学校が長期休みの期間でも、生活リズムを整えるための外出機会創出や、家庭や学校以外にも居場所を見つけるきっかけとなることも目指している。

 施設では、子どもたちがこの先も自分自身の力で生き抜いていけることを目指し、STEAMS教育を取り入れている。イベントでは、その中から「アート&サイエンス」のプログラムを実施。室内での実施だが、「床や壁を汚さないように」「服を汚さないように」という制約なく楽しめるのも魅力のひとつだ。

「みらいゲートならでは」のオープンスクール
 学研グループのフリースクールとして、Gakkenの図鑑や実験キットなどを活用する。
 不登校傾向の子供と日常的に関わっているスタッフがサポートを行うので、初めての場所が苦手でも、集中し落ち着いて楽しむことができる。

オープンスクール概要
◎開催日:
【ストーンアート】 8月2・3・4日
【石けんづくり】  8月7・9・10・14日
◎時間:
【両プログラム】 ①午前10時~11時半/②午後14時~15時半(各4名)
◎参加費用(材料費など含む):1,500円(税込/親子での費用)
◎服装:汚れても良い服装
◎持ち物:水筒、作品を持ち帰る袋
◎お申込み:
参加は事前予約制。
下記フォームからお申し込みへ。
https://onl.tw/m6BnqhE

集客から入会、卒会までの管理業務のプロセスを効率化 CyberOwlとPOPER 業務提携契約を締結

 株式会社CyberOwl(東京・渋谷区、田中 啓太 代表取締役社長)は、運営する塾・予備校・家庭教師・オンライン塾などの習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラス by Ameba」において、株式会社POPER(東京・中央区、栗原 慎吾 代表取締役)が運営する教育事業者等向けSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」と、業務提携契約を締結したことを発表した。

 今回の業務提携により、塾・学習塾などへの集客から入会、さらに卒会までの管理業務のプロセスを効率化し、DXを推進するとともに、塾・学習塾などを検討されている保護者への新たな価値の提供を目的に、相互のサービスにおけるパートナーシップおよびシステム連携の強化を図る。

1.業務提携の背景と目的
 塾・学習塾などにおいて、集客やその教室に合った集客方法を見つけ出すこと、それらに時間やコストを要することは一つの大きな課題となっている。そのような課題に対して、相互のシステムを連携し、具体的な改善方法の検討を行うことで、塾・学習塾の課題解決を図るサービス提供を目指す。

2.今後の取組み
 今回の提携により、相互のクラウドサービスの利便性をさらに高める。塾・学習塾などを検討されている保護者さまにとって、より快適でスムーズな塾・学習塾などの検索、検討サービスを提供し、また塾・学習塾などにとっても合理化されていない集客情報の管理をその業務プロセスから見直すことが可能となる。

「テラコヤプラス by Ameba」から体験授業予約が直接可能に
「Comiru」を導入する塾・学習塾などへ「テラコヤプラス by Ameba」から直接、体験授業の日時指定予約がおこなえるシステムを導入する。従来、塾・学習塾などの体験授業の日程調整は電話やメールのやり取りによっておこなわれており、負担を感じる保護者もいた。しかし、今回の連携によってそのような煩わしさが軽減され、より快適にお子さまの教育・学習方法の検討に利用できるようになる。

 また、塾・学習塾などにおいても「Comiru」内で「テラコヤプラス by Ameba」からの体験授業の登録情報を管理することができ、加えて、体験授業の可能枠を管理することで、需給バランスを調整することができる。今後、CyberOwlと株式会社POPERは、両者のシステムなどの連携によりさまざまな機能やサービスの推進をおこなうことで、未来を担う子どもたちによりよい学習環境を提供する一助となるよう努めるという。

三菱総合研究所 文部科学省から「リカレント教育の社会実装に向けた調査研究・普及啓発パッケージ事業」を受託

 株式会社三菱総合研究所(籔田 健二 代表取締役社長)は、「リカレント教育の社会実装に向けた調査研究・普及啓発パッケージ事業」を文部科学省から受託した。この事業では、リカレント教育の効果やその評価指標を提示する。あわせて、個人や企業等の学習ニーズや期待される効果、影響要因を把握し、大学等、企業等におけるリカレント教育推進に向けた体制整備の促進を図る。

1. 事業の背景

 リカレント教育に関しては、教育未来創造会議において、学習成果の可視化やその発信が重要な論点としてあがっている。また、第6期科学技術・イノベーション基本計画では、リカレント教育の効果や社会への影響を評価できる指標の開発が求められている。さらにリカレント教育・学び直し・リスキリングは、経済財政諮問会議「骨太の方針2023」、新しい資本主義実現会議「三位一体の労働市場改革の指針」、こども未来戦略会議「こども未来戦略方針」、教育振興基本計画等にも、重要な政策のひとつとして位置づけられている。

 現状では、リカレント教育による個人の能力・スキルの向上に関する詳細な調査結果やデータ等が可視化されておらず、多くの企業等ではプログラム受講者の処遇改善や評価に繋げられていないことなどから、社会人の学び直しに対して十分なインセンティブが付与されていない。リカレント教育の普及のためには、効果の可視化やそれを受講者の処遇等につなげる仕組みの整備が急務となっている。

2. 事業概要

 この事業では、下記3つを実施し、リカレント教育の普及を図り、個人の学び直しや企業等の人材育成に関する機運を高める

①調査分析

 学び直しを行った社会人や人材育成を行った企業等、プログラムを提供した大学等に対する調査・分析により、リカレント教育がもたらす効果を明らかにする。

②指標開発

 ①の結果を踏まえ、リカレント教育の効果や社会に及ぼす影響を評価する指標を開発する。

③普及啓発

 リカレント教育がもたらす効果について、周知・普及啓発を行う。また、その対象となった個人や企業等、大学等に対して①②の結果を示し、普及啓発を受けた結果、リカレント教育に対する意向等がどのように変化したかについても把握する。

3. 今後の予定

 この事業では、リカレント教育がもたらす効果の普及啓発の一環として、個人や企業等、大学等を対象に、2024年2月頃にセミナーの開催を予定している。実施にあたっては、MRI公式サイトにて案内、参加募集を行う予定。

 MRIでは、どのようなリカレント教育および学び直し・リスキリング等が社会人に効果をもたらすのか、企業等が動的な人材ポートフォリオを実現するためにはどんな支援が必要か、どういった教育機関・教育サービスが有効なのかなどの検討を通じ、実効性の高いリカレント教育の推進、社会実装の促進に取り組んでいいく。

株式会社サクシードが、品川区立中学の吹奏楽部 部活動指導員案件を受託

 教育・福祉業界の人材派遣・紹介事業、家庭教師紹介事業、個別指導塾の運営事業を手がける株式会社サクシード(東京・新宿区、高木 毅 代表取締役社長)は、東京都品川区立の中学校より吹奏楽部の部活動指導員案件を受託した。サクシードが保有する教育系人材のデータベースを活用して指導者を選定し、部活動の運営を行う。

■教員の負担軽減を目指すとともに、子どもたちに質の高い部活指導を行うことを目指す

 部活動指導は顧問教員にとっての負担が大きく、担当教員の長時間労働が問題となっている。部活動指導というと運動部をイメージすることが多いですが、文化部の部活動指導もまた同じ問題を抱えている。

 専門外の教員が顧問につかざるを得ない部活動については、生徒に取って必ずしも満足度の高くない運営が行われていることが実情だ。サクシードは運動部活動向けのスポーツ系人材だけでなく文化部活動に対応できる人材も多数登録されており、吹奏楽部のほか演劇部や美術部、茶道部などの文化部活動の運営も行っている。これまでの運営実績や人材獲得のノウハウ、蓄積された人材データベースを活用して部活動指導を行うことで教員の方々の負担を軽減するとともに、生徒にとっても満足度の高い部活動指導を目指す。

 教員の加重労働問題には部活動指導をはじめ様々な原因があり、解決には時間がかかる。しかしながら今後わが国に訪れる人口減少・少子化社会の中で、学校教育の重要性はますます高まるものと考えており、この問題は優先的に解決すべき課題であると認識している。サクシードが全国の自治体や学校に人材サービスを提供することで、教員の負担軽減を図るとともに、結果としてすべての子どもたちに質の高い学校教育を提供できる社会の実現を目指す。