Archive for: 6月 2023

こども家庭庁、「こどもまんなかマーク策定」の一般投票を開始

オンライン投票の手段に「PoliPoli Gov(β版)」行政に声を届けるウェブサイトを活用

 株式会社PoliPoli(東京・千代田区、伊藤 和真 代表取締役)は、こども家庭庁が「こどもまんなか」関連のプロジェクトを実施する際に利用する「こどもまんなかマーク」を策定するため、このマークの一般投票に、行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov(β版)』が活用されることを発表した。

こども家庭庁によるPoliPoli Gov (β版) 活用の背景・目的
 こども家庭庁は、こどもまんなか社会の実現に向けて「こどもまんなか応援」プロジェクトを開始した。こどもまんなかの趣旨に賛同いただいた方は誰でも「こどもまんなか応援サポーター」になることができる。サポーターには、自身が考える「こどもまんなか」アクションを実践し、その内容を発信したり、地域社会に広く参加を呼びかける。

「こどもまんなか応援サポーター」の方が実践するアクションの発信の際や、こども家庭庁が関連する活動を実施する際などに使えるように「こどもまんなかマーク」を策定するため、このマークの一般投票を行う。
 オンライン投票は、PoliPoli Gov(β版)にて実施する。なお、投票に年齢制限等は一切なく、こどもを含む誰もが投票することができる。

投票の概要
開催期間:2023年6月6日(火)から 2023年6月30日(金)23:59まで
開催場所:PoliPoli Gov(β版)
投票テーマ
「みんなでえらぼう!こどもまんなかマーク」
 URL: https://polipoli-gov.com/issues/s3kBrvM2xCXLZ9y3lAiY
 ※URLをクリックすると投票ページへ遷移します

各マークの作成テーマは以下の通り。
A:文字にさまざまな色を使うことで、こどもの多様性や個性をあらわし、また多くの人の思いやアクションがあることを表現。
B:さまざまな形を組み合わせて文字をつくり多様性や個性を表現。濁点を「目」に見立てたアクセントのあるデザイン。
C:こどもが色とりどりのクレヨンで書いたような文字で、やわらかく楽しく表現。
D:こどもがクレヨンで書いたような文字を、こども家庭庁のキーカラーであるオレンジ色を使って見やすく表現。

行政に声を届けるウェブサイト・PoliPoli Gov (β版) とは
 人々と行政がともに社会を創るための「政策共創プラットフォーム」。オンラインで気軽に、行政にアイデアを届けることができます。国民や住民の行政に対する意見や要望を聴く活動(=広聴)をデジタル時代に対応した新たな仕組みへアップデートし、人々の幸せな暮らしに貢献する。

【今後の展望:住民と行政が政策を共に創る時代へ】
 PoliPoliは、企業理念である「新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。」を実現するため、サービス提供を通じて政策立案プロセスのアップデートを、引き続き提言していく。

 日本は自らの意見が社会に反映されていないと感じる国民が約7割と高い水準になっている。この課題を解決するためには誰でも気軽に行政との仕組みづくりに参加できるツール。サービス提供を通じて、住民と行政が共に政策を創る「政策共創」ができる社会を目指す。
■ 官公庁・地方自治体向け
『PoliPoli Gov (β版) 』サービス紹介ページ:https://about.polipoli-gov.com/

第一工科大学 鹿児島高等学校との「高大連携」の締結

 6月19日(月)、学校法人 都築教育学園 第一工科大学(鹿児島・霧島市、都築 明寿香 学長)と津曲学園鹿児島高等学校(鹿児島・鹿児島市、須田 勝広 校長)は、相互の信頼関係に基づき双方の教育機能について交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学の求める学生像及び教育内容への理解を深めかつ高校教育・大学教育の活性化を行うことを目的として協定を締結致した。

■協定の概要
1.「第一工科大学と鹿児島高等学校との高大連携に関する協定」

2.大学と高校が行う教育交流・連携の活動内容
大学と高校が行う教育交流・連携の活動内容は、次のとおりとする。
(1) 大学の授業科目への特別聴講生の受入れ
(2) 大学の各種公開講座への聴講生の受入れ
(3) 大学の体験授業への高校生の受入れ
(4) 大学教員による高校への出張講義
(5) 大学教員および在籍学生の高校部活動への指導派遣
(6) 大学の高校教員向け講座の開催および受入れ
(7) 大学主催高校生イベントの開催および参加
(8) 大学の教育研究施設および付帯施設等の利用
(9) 大学の留学生と高校生との交流
(10) 教育についての情報交換及び交流
(11) 大学・高校間の相互のインターンシップ受入れ
(12) 教育実習生の受入れ
(13) 大学入試への弾力的協力対応
(14) その他、双方が協議し同意した事項

■開催概要
日 時:2023年6月19日(月)/午前10時20分~11時00分
場 所:鹿児島高等学校 (鹿児島高等学校 大会議室(本館2階))

ドワンゴと日本財団がオンラインの「ZEN大学」を新設 1学年5千人の規模

 ドワンゴと日本財団は、2025年4月に通信制のオンライン大学「ZEN大学」を設立することを発表した。この大学は通信制高校生の進学先としてニーズがあり、1学部のみで入学定員は5千人となる。大規模なオンライン大学の設立は異例であり、既存の私立大学にも大きな影響を与える可能性がある。学部は「知能情報社会学部」で幅広い学生を受け入れる予定だ。オンライン授業が基本となるが、部活動や文化祭、職業体験などを通じてリアルなつながりを大切にする。授業料は1年あたり38万円。ドワンゴはすでに通信制高校「N高校」と「S高校」を運営しており、通学が難しい生徒や自分のペースで学びたい生徒から人気を集めている。

令和5年度「未来の教室」実証事業の公募要領発表

 経済産業省が推進している2018年から始まった「未来の教室」事業は、民間教育サービスとの連携を通じて学校内の改革を進めている。2019年には「未来の教室」とEdTech研究会がビジョンをまとめ、学びのSTEAM化、学びの自律化・個別最適化、新しい学習基盤づくりなどの課題とアクションを設定し、教育改革を推進してきた。2022年には産業構造審議会の教育イノベーション小委員会が「中間とりまとめ」を発表した。
 この実証事業では、「中間とりまとめ」を踏まえ、現場での導入や実装を進めるための課題検証やユースケースの創出を目的としている。具体的な実施は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が受託して行い、経済産業省との協力のもと、全体企画や再委託、事務局業務、実施支援・管理、効果測定などを行う。 公募期間は令和5年6月5日から6月26日まで。詳しい応募資格や公募要件、応募方法は下記のPDFファイルで確認できる。

詳細資料
https://www.learning-innovation.go.jp/cms/wp-content/uploads/2023/06/r5_demonstration_project.pdf

提案書フォーマット は下記よりPPTをダウンロードの上ご使用ください。
https://www.learning-innovation.go.jp/cms/wp-content/uploads/2023/06/PresentationFormat_LearningInnovation2023.pptx

スタディプラス、東京都が先端プロダクトを有するスタートアップと協働して社会課題解決に取り組む事業「King Salmon Project」に採択決定

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬高志 代表取締役)は、東京都が先端プロダクトを有するスタートアップと協働して東京の成長と社会課題の解決を目指す事業「King Salmon Project(キングサーモンプロジェクト)」に、採択されたことを発表した。

■ 採択案概要
 都立学校では、きめ細やかな教育の実現に必要不可欠である、教員の生徒一人ひとりと向き合う時間の確保に向けて、教員・保護者間の連絡業務の効率化・高度化に向けた検討を進めている。
 スタディプラスはこの事業において、学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」における保護者とのコミュニケーション機能を主に活用し、都立学校教員の連絡業務の負担軽減を目指す。

■ 東京都「King Salmon Project」概要
 東京都が令和元年度より実施する「King Salmon Project」は、先端事業と都政課題のマッチング、都政の現場を活用した実証実験と販路拡大のための戦略立案等の支援、事例のモデル化による水平展開を行う事業。
 今後のロールモデルとなるような、グローバル市場を席捲する課題解決型のスタートアップ企業(「キングサーモン企業」)を東京から輩出すると共に、「起業→拡大→イグジット(株式公開等による利益回収)→次の起業(又は支援)」という「起業のサイクル」を確立し、先端事業(イノベーション)による東京の成長と社会課題の解決を目指す。
 https://kingsalmon.tokyo/

Sky株式会社「2023年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会(通称:緑の甲子園)」に特別協賛

 Sky株式会社(東京、港区・大阪府大阪市、大浦 淳司 代表取締役)は、一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(大阪府・大阪市、中曽根弘文 会長)が主催する「2023年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権大会(通称:緑の甲子園)」に特別協賛する。
 高ゴ連は、1979年の創設以来40数年にわたり、高等学校および中学校における教育活動としてのゴルフを通じて「心身を鍛え、社会生活を営むにふさわしい生徒を育て、ゴルフ界の健全な発展に寄与する」ことを目的に活動してきた。これまでの卒業生には、宮里優作、石川遼、時松隆光、宮里藍、渋野日向子、古江彩佳などゴルフの技術と併せて人間性も高く評価されている選手たちだけでなく、多くの人材がさまざまな分野で活躍されている。

■大会名称
Sky presents
2023年度 全国高等学校ゴルフ選手権大会
文部科学大臣旗争奪 第44回団体の部
文部科学大臣杯争奪 第67回個人の部
Sky presents
2023年度 全国中学校ゴルフ選手権大会
文部科学大臣旗争奪 第31回男子団体の部
文部科学大臣旗争奪 第16回女子団体の部
文部科学大臣杯争奪 第67回個人の部

■日時
団体の部 2023年8月5日(土)・6日(日)
個人の部 2023年8月8日(火)・9日(水)

■場所
高校の部 サンヒルズカントリークラブ
     〒321-2112 栃木県宇都宮市上横倉町1000番地
中学の部 ピートダイゴルフクラブVIPコース
     〒321-2354 栃木県日光市嘉多蔵668番地

明光義塾調べ「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」

中学生の夏休みのルール、最多回答は「ゲームプレイ時間の制限」

 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、山下 一仁 代表取締役社長)は、中学生の子どもを持つ保護者1,000名を対象に、「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」を実施した。

「中学生の夏休みの過ごし方に関する意識・実態調査」結果概要

結果概要 ①

・夏休みの過ごし方、計画通りに過ごせている中学生は43.1%

・夏休みの1日の平均学習時間、最多回答は「1時間以上2時間未満(27.8%)」

・保護者が望む夏休みの1日の平均学習時間、最多回答は「2時間以上3時間未満(24.8%)」

・2023年夏休み、中学生の47.8%が通塾予定あり

結果概要 ②

・中学生の夏休みのルール、最多回答は「ゲームのプレイ時間の制限(32.3%)」

・中学生保護者が感じている夏休みの不安、最多回答は「生活リズムの乱れ(54.3%)」

・51.7%の保護者が夏休みの外出時、子どもにマスクの着用を推奨すると回答

・中学生保護者の半数が、夏休み中の子どもに対してストレスを感じている

【Topics】あなたのご家庭で設定している、お子さまの夏休みのルールを教えてください。(n=1,000、複数回答方式)

※子供が中学生になってからの夏休みについて調査。

中学生の夏休みのルール、最多回答は「ゲームプレイ時間の制限(32.3%)」

 明光義塾では、中学生の子供を持つ保護者1,000名を対象に、子供の夏休みの過ごし方について調査した。

 夏休み期間中の子供のルールについて質問したところ、最多回答は「ゲームプレイ時間の制限(32.3%)」、次に「スマホ利用時間の制限(31.1%)」、そして「起床就寝時間の設定(29.4%)」、「学習時間の設定(29.4%)」が並ぶ結果となった。

Q1.あなたの子供の夏休みの過ごし方としてあてはまるものをお選びください。(n=1,000、単一回答方式)

夏休みの過ごし方、計画通りに過ごせている中学生は43.1%

 夏休みの過ごし方について質問したところ、43.1%が「計画通りに過ごしている」(計画通りに過ごしている:12.1%、どちらかというと計画通りに過ごしている:31.0%)、22.3%が「計画通りに過ごしていない」(計画通りに過ごしていない:6.9%、どちらかというと計画通りに過ごしていない:15.4%)、16.4%が「計画を立てていない」と回答した。

Q2.子供の夏休み中の1日の平均学習時間を教えてください。(n=1,000、単一回答方式)

夏休みの平均学習時間、最多回答は「1時間以上2時間未満(27.8%)」

 夏休み中の子供の1日の平均学習時間を質問したところ、最多回答は「1時間以上2時間未満(27.8%)」、次に「2時間以上3時間未満(19.4%)」、「1時間未満(16.2%)」と続いた。

Q3.あなたは今年の夏休み、1日に子供にはどれくらい勉強して欲しいですか?(n=1,000、単一回答方式)

中学生保護者が望む、夏休みの平均学習時間、最多回答は「2時間以上3時間未満(24.8%)」

 今年の夏休み、子供にどれくらい勉強して欲しいか質問したところ、最多回答は「2時間以上3時間未満(24.8%)」、次に「1時間以上2時間未満(22.8%)」、「3時間以上4時間未満(16.8%)」と続いた。

Q4.あなたの子供は、今年の夏休みに通塾する予定はありますか?(n=1,000、単一回答方式)

2023年夏休み、中学生の47.8%が通塾予定あり

 今年の夏休みに通塾する予定があるか質問したところ、47.8%が「通塾する予定がある」(通塾する予定がある:33.0%、どちらかというと通塾する予定がある:14.8%)と回答した。

Q5.あなたは子供の夏休みの過ごし方について、どのような不安がありますか?(n=1,000、複数回答方式)

中学生保護者が感じている夏休みの不安、最多回答は「生活リズムの乱れ(54.3%)」

 子供の夏休みの過ごし方についてどのような不安があるか質問したところ、最多回答は「生活リズムの乱れ(54.3%)」、次に「学力低下(34.8%)」、「経済的な負担(19.1%)」と続いた。また、「特に不安はない」と回答した保護者は18.6%でした。

Q6.あなたは夏休み期間中子供が外出する際、マスクの着用を推奨しますか?(n=1,000、単一回答方式)

51.7%の保護者が夏休みの外出時、子供にマスクの着用を推奨すると回答

 新型コロナウイルス対策としての「マスクの着用」については、令和5年3月13日から個人の判断が基本となった。そこで、子供が外出する際、マスクの着用を推奨するか質問したところ、51.7%が「推奨する」(推奨する:20.8%、どちらかというと推奨する:30.9%)と回答した。

Q7.あなたは夏休みの期間中、子供に対してストレスを感じることはありますか?(n=1,000、単一回答方式)

中学生保護者の半数が、夏休み中の子どもに対してストレスを感じている

 夏休みの期間中、子供に対してストレスを感じることがあるか質問したところ、50.1%が「ストレスを感じる」(ストレスを感じる:16.0%、どちらかというとストレスを感じる:34.1%)と回答した。

<調査概要>

調査対象 中学生の保護者1,000名

調査期間 2023年5月11日~2023年5月16日

調査方法 インターネットリサーチ調べ

調査結果から読み取れる内容について、詳しくは下記のURLで紹介している

https://www.meikogijuku.jp/meiko-plus/junior-high-school/20230601.html

株式会社明光ネットワークジャパンhttps://www.meikonet.co.jp

愛媛県今治市においてオンライン学習サービス『スタディサプリ』利用決定

 株式会社リクルート(東京・千代田区、北村 吉弘 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、愛媛県今治市において2022年12月から一部の中学校で利用が開始され、2023年6月より全中学校での本格利用が開始した。

愛媛県今治市における利用概要
 学校向けの『スタディサプリ』は、基礎知識学習から、進路選択、非認知能力の育成まで先生の業務をサポートし、児童・生徒一人ひとりの可能性を切り拓くことを目指し、児童・生徒が利用できる講義動画や演習などの学習機能と先生向けサポートツール『スタディサプリfor TEACHERS』を提供している。
 今回、今治市立中学校の全生徒を対象に、個々の習熟度や環境・状況に応じた支援を行うことにより、生徒の学力底上げと確かな進路保障を目指すことを目的に利用拡大が決定した。

メタバースで職業体験するワークショップを渋谷区「みらいの図書室」で実施

 一般社団渋谷未来デザイン(渋谷未来デザイン)と、大日本印刷株式会社(DNP)は公益財団法人日本財団の助成のもと行う、子ども第三の居場所「みらいの図書室」にて、渋谷区の子どもたちを対象に、「メタバース職業体験プログラム」のワークショップを2023年5月10日(水)~11日(木)に実施した。
 このワークショップは、インターネットのバーチャル空間「メタバース」の展開の可能性を探るため、「子ども第三の居場所」のコミュニティモデルとして、さまざまな環境の子どもたちが集まり、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めることを目指す地域支援事業「みらいの図書室」の体験学習プログラムとして、DNPと協業して行った。

【本ワークショップの背景と主な特長】
 DNP・渋谷未来デザイン・宮下公園パートナーズの三者は、2021年にバーチャル空間「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」を構築して以来、謎解きイベントやアート展等のさまざまな企画を実施し、メタバースの利活用を推進している。今回、教育分野でのメタバース利活用の可能性を検討するため、子どもたちが身近な“店員”の仕事を体験するワークショップを実施した。メタバース上でのオリジナルストアづくりや接客体験を通じて、子どもたちの好奇心や創造性を育み、メタバースで新しい価値をつくる楽しさや接客・販売等の職業に対する興味の喚起を促した。

 今回のワークショップには、小学生15名が参加した。1日目の5月10日(水)には、メタバース空間に自分が開設するオリジナルの店舗のデザインのほか、飲料のPETボトルやトートバッグなど、店舗に陳列する自分のオリジナル商品の制作などを行った。2日目の5月11日(木)には、メタバース空間の店舗に什器を設置して、1日目に制作した商品を陳列し、子どもたち同士が店員役と顧客役を決めて、接客の体験を行った。
 子どもたちは積極的な様子でワークショップに参加しており、「オリジナルストアづくりが楽しかった」「もっと時間をかけて取り組みたかった」といった感想がありました。地域支援事業「みらいの図書室」の運営者からは、「メタバースのような最先端のデジタル技術に触れることができて、子どもたちにとって良い体験になった」という意見があった。

「子ども第三の居場所 みらいの図書室」拠点とは

「みらいの図書室」は、子ども第三の居場所コミュニティモデルとして、主に小学生を対象に宿題のサポートに加えて様々なデジタルツールを活用したクリエイティブプログラムや、SDGs 視点での社会教育、実験、体験学習のプログラムを提供し、未来への関心や共感性、生き抜く力を高めていくことを目的とした地域支援事業。

「子ども第三の居場所」とは

 子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設している。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担う。現在全国に152ヵ所設置され、2025年度までに全国500拠点の開設を目指している。(2023年3月現在)

⼀般社団法⼈渋⾕未来デザイン
 渋⾕未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋⾕に住む⼈、働く⼈、学ぶ⼈、訪れる⼈など、渋⾕に集う多様な⼈々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学⺠連携組織。都市⽣活の新たな可能性として、渋⾕から世界に向けて提⽰することで、渋⾕区のみならず社会全体の持続発展につながることを⽬指している。

神戸女子大学 バーレーン王国 王立女子大学と学生の交流など協定締結

 神戸女子大学と王立女子大学(バーレーン王国・リファー市)は、学術的および文化的な絆を強化するために基本合意書を締結した。今後は学生交流や学術的共同研究の取り組みなどを推進する。5月30日(火)日本時間の17時15分からオンラインで署名式が行われ、神戸女子大学の栗原学長が「新型コロナウイルスのパンデミックを経て、両大学の協定締結に至ったことを大変うれしく思う」とあいさつ、その後、王立女子大学のYusra Mouzughi学長が「両大学の学生が異なる文化や背景、考え方に触れる機会となり、より幅広い教育につながる」と述べ、共同で協定書に署名した。

【協定の目的】
 王立女子大学と神戸女子大学は、双方に有益なプログラムの恩恵を認識し、両当事者の承認を得た上で、以下の目的を推進する。
・研究者交流及び教育における研究者との共同研究を進める。
・両大学の学生交流を促進する。
・学術的プログラム、ワークショップ、学会、研修を企画する。

【王立女子大学(RUW)について】
設立:2005年
 2002年2月、Royal University for Women(RUW)設立委員会を設置する為の教育プロジェクト会社の最初の会議が行われた。同年に女子大学設置が認可され、“Royal University for Women”という名前が承認された。
 2005年10月に入学生受け入れを開始し、2006年8月にリファー市のキャンパスを開設した。

学部: 5学部を設置
    芸術デザイン学部・ビジネス学部・工学部・法学部・情報学部