Archive for: 6月 2023

進学イベント「彩の国進学フェア」が7月開催 埼玉県内外の公私高校が集まる

 読売新聞東京本社さいたま支局はさいたまスーパーアリーナで7月15日・16日、全国最大規模の進学イベント「彩の国進学フェア」を開催する。事前web予約による分散入場制。予約開始は6月中旬ごろの予定。
「彩の国進学フェア」は、受験生の志望校選びに向けて、埼玉県内外の公立高校と私立高校が一堂に集まる進学イベント。高校個別相談会において、各校の担当者が学校の特色やカリキュラム、授業の進め方、部活動、校内イベント等を紹介する。教育講演会や協賛企業展示ブースも予定している。
 出展校は5月16日現在、未公表。主催者によると今回と同じさいたまスーパーアリーナで開催した2019年の実績では、埼玉県内のほぼすべての公立高校と私立高校に加え、県外の国立・私立高校の参加もあり、約110校が出展した。
 参加対象は、中学3年生とその保護者。中学1・2年生と保護者のみも参加可能。入場無料。Webサイトからの事前予約による分散入場制。定員は、第1部(午前10時~正午)、第2部(正午~午後2時)、第3部(午後2時~4時)の各回3,800組。なお、1組2人以内。入場予約は、6月中旬ごろより受付開始予定。
◆2023彩の国進学フェア(公立・私立)
日程:2023年7月15日(土)、16日(日)
時間:10:00~16:00(最終入場15:30)
・第1部 10:00~12:00
・第2部 12:00~14:00
・第3部 14:00~16:00
会場:さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市中央区新都心8)
定員:各回3800組(1組2人以内)
対象:中学3年生とその保護者(中学1・2年生と保護者のみも参加可)
入場料:無料
予約開始:2023年6月中旬ごろの予定
申込方法:Webサイトより入場予約する

福島大 入試で出題ミス 後期日程「数学」

 福島大学は5月12日、2023年度の食農学類一般選抜(後期日程)の数学の大問Iの(3)において、出題ミスがあったと発表した。問題文の条件設定に誤りが判明した。出題ミスがあった設問は、受験者28人全員を正答として扱い、再採点を行ったが、合否判定に影響はなかった。

東京農大第一高2025年春から募集停止 完全中高一貫校化

 東京農業大学第一高校は5月14日、2025年春から高校募集を停止すると発表した。完全中高一貫化に伴う2024年・2025年の入試制度について、塾・教育関係者を対象にした説明会を開催する。説明会は6月13日に開催し、申込みはWebサイトで受け付ける。

 東京農業大学は、1891年(明治24年)明治の政治家・榎本武揚により徳川育英会の育英黌農業科として設立後、1950年(昭和25年)に「東京農業大学第一高校」の前身となる附属校を開校している。2023年度の高校入試では、一般105人の募集枠に対し、男子353人、女子222人の計575人が受験、男子242人、女子178人の計420人が合格した。

 大学入試では、併設校への進学の他、国公立・早慶上理・MARCHに卒業生・現役生あわせ551名が合格、2023年度は過去最高となる合格実績を更新した。

 高校入試は、2024年度の現中3生の入試が最後となり、2025年より募集を停止、完全中高一貫校として新たな一歩を踏み出す。同校で6月13日に開催する説明会では、完全中高一貫化にともなう2024年・2025年の入試制度や新校舎建築等にともなう新たな学習環境等について説明する。説明会終了後は、自由に校内見学・授業見学ができる。

 対象は塾・教育関係者。説明会内容は、後日動画配信を行う予定。来校での説明会参加、動画配信および同校の情報配信を希望する場合は、Webサイトフォームより登録する。

◆2024年・2025年入試制度の説明会
日時:2023年6月13日(火)11:00~12:00
会場:東京農業大学第一高校(東京都世田谷区桜3-33-1)
対象:塾の先生・教育関係者
申込方法:Webフォームから申し込む
※説明会終了後、校内見学・授業見学が可能
※後日、動画配信あり

神戸山手女子中高が学校改革の成果を発表 今後も新たな施策を積極的に展開へ

 神戸山手女子中学校高等学校が、5月18日に系列大学の関西国際大学尼崎キャンパスで、学習塾を対象にした学校説明会を開催した。同校の説明会は毎年、講堂が満員になる盛況ぶりである。数々の学校で学校改革を行い、成果をあげてきた平井正朗氏が同校の校長に就任したのは2年前。着任当初から数々の改革に乗り出し、早くもその成果が目に見える形になってきている。

 例えば、中高に新設したグローバル選抜探究コース。英語力を重視しつつ、中堅国公立、難関私大、海外の大学を視野に入れたシラバスの下、少人数制でネイティブの教師とチームティーチングや校内予備校を導入し、時代のニーズに合う取り組みを行っている。

 また、今年度から英語とプログラミングを組み合わせたイマージョン教育にも力を入れる。この組み合わせは、全国的にも珍しい試みだ。

「私自身も、英語プログラミングの授業を見学していますが、英語力だけでなく、生徒たちの論理的思考力を飛躍的に向上させていることを感じることができます」と平井校長は語る。

 加えて、グローバル教育を全教科で展開している。英語科だけでなく、社会科や国語科など、様々な教科において、国内外の情勢について学ぶことを重視。夏には大学三木キャンパスで英語による「グローバル探究キャンプ」が企画されている。

 また、2021年度は経済産業省「先端的教育用ソフトウェア導入実証事業」実証校、2023年度は文部科学省の「学びの保障・充実のための学習者用デジタル教科書実証事業校」になり、EdTechを活用した個別最適化学習にも力を入れている。

 「関西国際大学進学プロジェクト」と独自の高大連携教育もスタートし、教員・教師などに直結するプログラムを展開している。これまで、4年制大学への進学が少なかった同校だが、この2年で4年制大学への進学率が8割になり、神戸大学の推薦合格を始め、難関国公立大学、私立大学の進学実績も伸びている。

「これからは世界基準で生徒たちの背景知識、論理的思考力、そして課題発見・解決能力を養い、世界中で通用する人材を育てることが非常に重要です。大学は通過点であり、中高のキャリア支援教育で育んだ自分の夢を実現することにプライオリティを置いてほしい」と平井校長は強調する。

毎年恒例の同校の学習塾向け説明会は、今年も大盛況だ

 その一端が、同校の生徒の学外での活躍だ。全国レベルの陸上部、マンドリンギター部、アーチェリー部に加えて、リクルート社が主催する高校生向けのアントレプレナーシップ・プログラム「高校生Ring」では、同校の生徒が2年連続ファイナリストに選ばれた。全国で約6,000名以上がチャレンジする探究発表の場において、大きな結果を残している。

 来年、創立100周年を迎える神戸山手女子中学校高等学校。伝統を重んじながら、新たな教育の波に柔軟に対応する同校の改革への注目度は高い。

東京都 デジタルを活用した街の課題解決に挑戦する学生を募集

 東京都は、スマート東京先行実施エリアである西新宿で、先端技術を活用したサービスの都市実装を目指した取組を推進しており、その一環として、学生を対象にデジタルの力を活用して街の課題解決に取り組む人材を育成するプログラムを実施している。
 昨年度同様、西新宿をフィールドとした「デジタル社会人材育成プログラム」を開催する。事前説明会も実施する。
1 事前説明会の概要
 参加を検討されている学生の皆様を対象に事前説明会を開催する。
(1)日時    令和5年6月25日(日) 13:00開始 (60分程度)
(2)会議方法  オンライン
(3)応募URL:
https://deloitte.zoom.us/webinar/register/WN_TjDcqlciScWVuaj01u2YiQ
(4)応募期間  令和5年6月8日(木)から令和5年6月24日(土)まで

2 プログラムコンテンツの概要

(1)デジタル講座
 デジタルの力を活用した街の課題解決をテーマに、1回180分程度×全5回のデジタル講座をオンラインにて実施する。第一線で活躍する専門家による講義とグループワーク実習を通じ、課題の発見からデジタルの力を活用した解決策まで、幅広く学ぶ。

(2)インターン
 「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」参画企業等へのインターン参加者を募集する。インターンでは、先端技術を活用したサービスの都市実装を推進する企業の現場を体験する。

(3)アイディアコンテスト
「デジタルの力で街の課題を解決するアイディア」をテーマに、アイディアコンテストの参加者を募集する。一次審査を通った5つ程度のグループ・個人は、専門家等のアドバイスを受けながらアイディアの試作品の製作に挑む。コンテスト当日には、審査員やオブザーバーの前でプレゼンテーション・デモンストレーションを行い優勝者を決定する。

(4)コミュニティ
オンラインコミュニティ上で参加者同士が交流できる場を提供する。デジタルへの関心、社会課題解決等、共通の関心を持つ仲間と出会い、親交を深めることができる。

3 公募要件
 大学(院)、高等専門学校、専門学校等の教育機関に所属する18歳以上の学生
・ 専攻は問わない。デジタル関連分野を専攻している学生はもちろん、それ以外の学生の方も大歓迎。必要な知識等はデジタル講座を通じて学ぶことができる。
・ 在住地域は問いません。ただし、インターンやアイディアコンテストでは必要に応じて都内開催地にて参加していただきます。

4 参加費用
 本プログラムの参加費用は無料。ただし、交通費等は自己負担。

5 デジタル講座の応募期間・応募方法等
 令和5年7月3日(月)から7月31日(月)までにお申し込みください。
 応募方法の詳細は以下のサイトをご確認ください。応募者には、
8月10日(木)までに参加の可否をご連絡いたします。
URL:https://www.5gconsortium.metro.tokyo.lg.jp/news/20230608-1100/

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略「TOKYO Data Highwayプロジェクト」 
【問合せ先】
デジタルサービス局 デジタルサービス推進部 
デジタルサービス推進課 電話 03 (5320) 7622
メール S1100301@section.metro.tokyo.jp

文京学院大学 神奈川県藤沢市と日本文化交流促進連携等協力協定を締結

 文京学院大学(福井 勉 学長)は、2023年6月7日、本郷キャンパスにて、地域の活性化から学びのグローバル展開まで幅広い文化交流の促進に寄与することを目的として、神奈川県藤沢市と日本文化交流促進連携等協力協定を締結したことを発表した。

 文京学院大学と藤沢市は、藤沢市の歴史・魅力を本学の外国人留学生が中心となって学ぶ産官学国際連携教育プログラム「GLOBAL BLUEHANDS PROJECT」を昨年9月から11月に実施したほか、今年5月には藍と藤沢市を題材にサステナビリティについて考えるグローバルカリキュラムを実施するなど、藤沢市をフィールドに文化交流を行ってきた。
 この度の締結では、より一層密接に連携することで、地域振興、研究・教育活動、国際交流等での協働を進めることを目的としている。
 締結式の中で福井学長は「これまでのプロジェクト成果をいかし、本学が持つ4つの学部の特性をいかした新たなプロジェクトを藤沢市と実施できるよう推進していきたい」と述べ、鈴木市長は「藍から始まった文京学院大学との縁を大事にし、これからも藤沢市をフィールドとした日本文化交流プロジェクトなどを実施してもらいたい。また、プロジェクトに参加した外国人留学生には、藤沢市の魅力を母国で広げてもらい、藤沢市へのインバウンドに繋がることを期待している」と挨拶した。

藤沢市との日本文化交流促進連携等協力協定締結式 概要
締結名:藤沢市及び文京学院大学の日本文化交流促進連携等協力協定締結式
締結日:2023年6月7日
締結式登壇者:藤沢市 鈴木恒夫市長
       学校法人文京学院 島田昌和学院長・理事長
       文京学院大学 福井勉学長
       文京学院大学 人間学部 小林剛史教授
締結内容:①藤沢市の美術や歴史、藤沢市をフィールドとした日本文化に係る研究、教育、交流促進
      及び人材育成に関する連携
     ②藤沢市における学びを通した産業振興、環境問題といった地域課題の解決や地域の活性化に
      関する連携
     ③外国人留学生等の視点で感じた藤沢市の魅力の発信やインバウンド事業の振興等に関する連携
     ④その他、本協定の目的を達成するために必要な連携

不登校支援事業に保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」 のサービス提供を開始

 Classi株式会社(東京・新宿区、加藤 理啓 代表取締役社長)は、2023年6月より、オンラインでの不登校支援事業に対し保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の提供を開始した。従来の電話や連絡帳などで行われていたコミュニケーションがデジタル化され、支援担当者からの連絡配信や保護者からの欠席連絡をオンラインでスムーズに行うことができるようになった。

 Classiは、オンラインでの不登校支援事業に対し小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の提供を開始し、支援担当者と保護者とのスムーズなコミュニケーションに寄与する。

 tetoruは「学校(オンラインスクール)からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。リリースから1年を迎えた2023年4月、2,020校が導入し、登録児童生徒数は70万人となった。

詳細はこちら:https://tetoru.jp/

東京工芸大学写大ギャラリーが「博物館相当施設」に指定

 東京工芸大学(東京・中野区、吉野 弘章 学長)写大ギャラリーは、2023年2月10日付で、東京都教育委員会から「博物館相当施設」に指定された。ギャラリーは写真家・細江英公(本学名誉教授、写大ギャラリー初代館長)の提案で1975年に、日本で初めて写真の「オリジナルプリント」を収集・公開する常設施設として開設。これからも学生たちへ写真教育と研究の場として開放するとともに、多くの国内外の優れた写真作品を世の中へ発信する施設として常設展や特別展を開催する。

  東京工芸大学中野キャンパス内にある「写大ギャラリー」は、現在約1万2000点の作品を収蔵している。 国内でも随一の写真作品コレクションであり、教育機関だけでなく、国内の写真や美術の歴史から見ても先駆的な存在。 所蔵作品は授業などで日常的に活用され、また学外の研究者からも、実物の写真作品プリントの閲覧を受け付けており、写真教育・研究の拠点として機能している。 

 また、日本国内には写真を常設展示する美術館が数館しかないことから、学外展を開催することにより多くの人々が写真の名作をオリジナルで鑑賞できる機会を創出する活動も続けている。

  東京工芸大学は1923年に日本で初めての写真専門の高等教育機関「小西寫眞専門学校」として創立し、2023年で創立100周年を迎えた。このたびの「博物館相当施設」への指定申請は、東京工芸大学創立100周年を契機に、社会貢献や教育の充実、写大ギャラリーの運営体制の安定的維持及び強化を目的として行われたもの。ギャラリーは、歴史と伝統のある写真の高等教育機関が設置した文化施設として、これからも国内外の優れた写真作品の展示公開、教育研究、収集管理を行い、写真界だけでなく広く社会教育に貢献し、創造的な写真教育・研究の場としてさらに活動していく。 

■東京工芸大学 写大ギャラリー

 ・住所:〒164-8678 中野区本町2-4-7 5号館(芸術情報館)2F

 ・電話:03-3372-1321 (代)

 ・最寄り駅:地下鉄丸ノ内線/大江戸線 中野坂上駅下車 1番出口・徒歩7分

 ・開館時間:10:00 ~ 19:00 

 ※開館時間の詳細は、各展覧会ページをご確認ください

 ・休館日:木曜日・日曜日・祝日 休館

 ・入場料:無料

 【URL】 http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/

■関連記事

 ・工芸ヒストリー18話「中野キャンパスに写大ギャラリーを開設」

 【URL】 https://100th.t-kougei.ac.jp/kougeihistory/18/

福島県とライフイズテック、未来を切り拓くための情報教育モデル構築に向けた連携協定を締結

 福島県教育委員会と、プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO) は、高等学校における情報教育モデル構築に関する連携協定を締結した。2023年5月29日に、福島県とライフイズテックの連携協定締結式ならびに共同記者会見を実施した。

 福島県では、全ての子どもに必要な資質・能力を育成するため、一方通行の画一的な授業から、個別最適化された学び、協働的な学び、探究的な学びへと変革させるため「学びの変革推進プラン」を進めている。
 また、新高等学校学習指導要領に基づき2022年度より共通必履修科目「情報Ⅰ」が新設されたが、専門性を有する教員の不足が全国的に課題となっている。
 さらに、2025年1月実施の大学入学共通テストに「情報」が出題教科に入ることとなり、これまで以上に生徒の学習環境と指導体制の充実が求められている。

 こうした課題を背景に、今般の連携協定において福島県とライフイズテックは、「情報Ⅰ」に対応したプログラミング・データサイエンスの教員向け研修、県立高等学校全校へのEdTech教材「ライフイズテックレッスン」の提供を行う。これら取り組みを通じて、テクノロジーとデータの活用による、学習者主体の個別最適、協働的、探究的な学びの実現に寄与するとともに、「多様な個性を活かし、対話と協働を通して、社会や地域を創造することができる人」の育成を目指す。

 また、効果測定においてはプログラミングの知識・スキルの定着に加えて、社会課題への取り組み意欲や効力感など非認知能力に関する効果検証も行うことで、Society5.0に向けた福島県の教育のアップデートを目指す。

協定締結日
令和5年5月29日
連携協力事項
(1)県立高等学校の情報科教員の指導力向上及び授業実践方法の研究に関すること
(2)県立高等学校における情報教育の実施及び教材の利用に関すること
(3)情報教育の在り方の検討及び情報教育がもたらす生徒への教育効果の実証等を目的とした調査に関すること
(4)前号に掲げるもののほか、福島県教育委員会及びライフイズテック株式会社が必要と認めること


具体的な取り組み内容
【連携内容1:教え手の育成】
より専門的な内容となる「情報Ⅰ」に向け、指導力強化のための研修を実施
 令和4年度から実施されている高等学校の新学習指導要領において、高校の普通科では「情報Ⅰ」が必修となっている。県教育委員会と連携しながら、教員の方々向けにライフイズテックレッスンを用いた研修を実施し、教員自身がプログラミングやデータサイエンスを実習を通して学ぶ手触り感のある体験を通じて、「情報Ⅰ」対応に向けた情報科教員の指導力強化を図る。
【連携内容2:学習プログラムの提供】
県内全校へライフイズテックレッスンを導入
 福島県立高等学校全校に、オンライン完結プログラミング教材「ライフイズテックレッスン」を導入することで、個別最適な学習環境を格差なく提供することが可能。全校導入による指導ノウハウの横展開を通じた、授業の質の向上も目指す。

【連携内容3:効果測定】
プログラミング教育の学習効果測定による学びのアップデート
 プログラミング教育による影響は、プログラミングスキルの向上に加えて、社会課題への取り組み意欲や効力感など非認知能力の向上にも資することが、これまでのライフイズテック レッスンの利活用を通じて見えてきている。福島県の高校生においても、プログラミング学習を通じた意識変化を検証するとともに、検証結果を通じた、授業内容の振り返りや指導案の改善へと繋げていく。これらデータを通じた学習効果・成果の検証を通じて、福島県のプログラミング教育をアップデートし続けることを目指す。

「エデュマッチ」、 ChatGPTを組み込んだ専用ボットを搭載し、6月6日に正式リリース

 エデュマッチ事務局(共同代表:佐藤 雄太・田口 健吾)は、教育ICTサービスの紹介サイト「エデュマッチ」について、教育現場の先生が探したいICTサービスにより早く辿り着くことを実現するChatGPTを組み込んだ「サービス選び専用AIコンサルタント(オリジナル専用ボット)」のβ版を組み込み、サイト自体の大幅リニューアルを実施した。


 教育現場の先生が、数ある教育ICTツールの中から、実際にツールを利用している先生の声や事例紹介を通じて、自塾に最適なツールを見つけ出すことを支援するサイトとなっている。2月から限定的に先行公開し、実際の教育現場の先生方に利用してもらい、フィードバックを受けていた。その声を反映し、リニューアルの体制が整い、さらにChatGPTの登場で教育現場の先生が探したいICTサービスにより早く辿り着ける仕組みが実装でき、大幅リニューアルを発表した。

■サイトの特徴
(1) ユーザーレビュー(導入校の声)
実際にサービスを導入している先生の「活用事例・感想」など豊富なレビューを掲載。塾の先生がレビューを読みたいツールを探しやすくするために、「映像教材」「生徒管理」などカテゴリー別の検索、「新規生徒の増加」などの導入目的での検索など検索機能も充実。

(2) カテゴリー別の一覧表
サービスを比較しやすくするためにカテゴリー別の一覧表を用意。
各学校・塾との相性が良いサービスが一目で分かるようなUIを意識して制作。

(3) お役立ち情報
「ツールの選び方」など塾運営に必要な情報が凝縮された記事を掲載。お役立ち記事以外にも、塾に関するセミナーや展示会の情報も充実。

(4) 資料請求機能
気になるサービスを一括で資料請求できる機能を実装する予定です。これにより、先生方の問い合わせにかかる労力を大幅に削減することができる。

(5) サービス選びAIコンサルタント
ChatGPTを組み込んだオリジナル専用ボットによるサービス選定機能も実装し、塾の先生が塾運営に困ったら見に行きたくなるサイトを目指す。

▼「サービス選びAIコンサルタント」の利用イメージ
https://youtu.be/F1ZBqV8Zdj4

■「教育現場×AI生成」の動向に注目
エデュマッチは、教育現場でAIをどのように活用すべきかを議論する「教育現場AI活用フォーラム」の後援をしていることもあり、「教育現場×AI生成」に関する情報を集約し、その動向に注目していく方針だ。エデュマッチのAIコンサルタント(ChatGPTを組み込んだ専用ボット)を制作したAIサービス開発エンジニアも内部に抱えているので、教育現場でのAI活用やAI組み込みサービス開発についての相談にも対応できる。

▼教育現場AI活用フォーラムの概要・紹介
https://edu-match.com/kyoiku-ai-forum/

■学習塾・各種スクールの先生向け「エデュマッチ」説明会の実施
・説明会内容
エデュマッチに対する創業者の想い、コンセプト、利用することの価値、会員特典について、分かりやすく説明する。

・開催日時
□ 6月23日(金)10:00~11:00

※Zoomでのオンライン会場にて開催

▼説明会申込フォーム
https://forms.gle/GH4b2uFJwzBP5JnN6

■教育サービス提供者(ベンダー)・報道関係者向け説明会の実施
・説明会内容
エデュマッチの目的・効果、サイト概要、正式リリース特別キャンペーンでの掲載料を端的にお伝えいたします。

・開催日時
□ 6月13日(火) 10:00~10:30
□ 6月21日(水) 16:00~16:30

※Zoomウェビナー(URLは別途ご送付いたします)

▼説明会申込フォーム
https://forms.gle/EjrsbDG7H4dKNb3M9

■サイト概要
サイト名: エデュマッチ
URL   : https://edu-match.com/
利用料金: 無料