Archive for: 4月 2023

カシオ計算機の「ClassPad.net」が英語学習アプリとの連携を開始

 カシオ計算機は、デジタルノートや辞書などICT教育に幅広く活用できる機能を一つに統合したICT学習アプリ“ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)”にて、発音を含めたスピーキング練習アプリ「プロンテストシリーズ」や構文解析アプリ「enHack」など英語学習に役立つ外部アプリとの連携機能を追加し、提供を開始した。

 “ClassPad.net”は、辞書やリスニング教材、用語集など電子辞書“EX-word(エクスワード)”より厳選した教材をはじめ、デジタルノート、先生と生徒間のやりとりをサポートする授業支援機能、数学ツールを一つに統合したICT学習アプリ。

 4月25日(火)より英語のスピーキング練習アプリ「プロンテストシリーズ」と構文解析アプリ「enHack」の2つのアプリとの連携機能を追加、提供を開始する。「プロンテストシリーズ」は英語の発音判定・矯正指導を受けることができ、「enHack」は構文や係り受け構造の解析など効率的な英語学習に役立つ機能を備えている。“ClassPad.net”上の辞書や単語帳で調べた英文もすぐに解析できるほか、“ClassPad.net”にログインしていれば、IDとパスワードの入力が不要で各アプリをスムーズに使用できる。今後も英語だけでなく、他教科で使用できるアプリとの連携も進めていく。

【アップデートの概要】
追加コンテンツで問題集の販売を開始
英検®過去6回全問題集、GTEC®過去問題集を追加コンテンツにラインアップ。デジタルノートへのふせん化機能も搭載しており、先生が生徒の課題として使用することもできる。

(注)英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。 
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
「GTEC」は株式会社ベネッセコーポレーションの登録商標です。この商品・サービスの内容は、株式会社ベネッセコーポレーションの承認や推奨を受けたものではありません。

検索機能も強化
国語便覧での検索機能や漢和・漢字辞典に「単漢字を読み/画数から探す」検索を追加、電子書籍上での辞書検索などに対応し、より使いやすさを向上。

管理者機能の改善

学校の先生方からの要望の多かった、複数の先生を授業に登録、転出への対応機能も追加。


【連携アプリ概要】
プロンテストシリーズ
「プロンテストシリーズ」は、ユーザーが発音した音声を録音し、個々人の発音の分析評価を行う。ユーザーは口の中の動き等、個人に対応した改善点を確認することができ、各々の発音の課題に対応した学習を行うことができる。
「プロンテストシリーズ」の詳細はこちら


enHack
「enHack」は、教科書や問題集などさまざまな英文を解析するアプリ。英文をフォームに入力すると、その英文内の単語の意味や品詞などを表示し、文の構造を理解するのをサポートする。
「enHack」の詳細はこちら


【有償版アプリ価格一覧】

コンテンツ名ライセンス年数価格(税抜)
プロンテストコール1ヶ月2,500円
6ヶ月9,000円
1年間12,000円
プロンテストコールジュニア1ヶ月2,500円
6ヶ月9,000円
1年間12,000円
発音特訓パック1ヶ月2,000円
6ヶ月7,200円
1年間9,600円

伸芽会 代表取締役社長に中西克弥が就任

 株式会社伸芽会(東京・豊島区)は、中西克弥が代表取締役社長に就任したことを発表した。
 中西克弥 代表取締役社長は、大学卒業後に公立小学校の教師として教壇に立った経験を持ち、1998 年に株式会社リソー教育に入社後、営業部門を経て個別指導塾 TOMAS 川崎校で教務現場を経験。その後、TOMAS 川崎校 教室長、TOMAS 神奈川ブロック長などを歴任。リソー教育グループの伸芽会に転籍した 2012 年より、伸芽会が掲げる「幼小一貫教育」を実践する託児・学童施設「伸芽’Sクラブ」の立ち上げと運営などに携わってきた。

伸芽会 代表取締役社長 中西克弥

 就任にあたって、中西克弥 代表取締役社長は次のように抱負を述べている。
「温故知新の発想で、伸芽会 67 年の伝統を引き継ぎながら、良いものは積極的に取り入れ、新しいものを生み出していく。そうして常に顧客の開拓に取り組んでいきたいと思っています。これまでは幼稚園・小学校受験層が集中する首都圏が主なマーケットでしたが、今後はセカンドブランドの開発など事業の裾野を広げていくことも目指していきます。伸芽会の教育理念と TOMAS のホスピタリティ精神を更に融合させ、幼児教育における質の高いサービスを提供する企業として、成長を加速させてまいります。」

■略 歴
氏   名
(生年月日)
略歴および当社における地位および担当
(重要な兼職の状況)
なかにし かつや
中 西 克 弥

(1959年1月10日生)
1998年 1月  株式会社日本教育公社(現㈱リソー教育)入社
2012年 8月  株式会社伸芽会 入社 託児局局長
2017年 5月  同 取締役託児局局長
2018年 5月  同 常務取締役
2021年 5月  同 専務取締役
2023年 3月  同 代表取締役社長(現任)

MIXI、渋谷区立中学校の「部活動改革」プロジェクトを今年も支援 AIが学べる新コンテンツを提供

 株式会社MIXI(東京・渋谷区、木村 弘毅 代表取締役社長)は、2022年4月より本格始動した、渋谷区立中学校の部活動を渋谷区にゆかりのある地域企業・団体の協力を得て学校を横断して行う同区の取り組み「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」において、昨年度に引き続きコンテンツ提供や講師派遣などの支援を行う。今年度は5月より「デジタルクリエイティブ部」において、MIXIが年間を通して全ての講座を担当。昨年度に実施したテキストプログラミングやグラフィックデザインの講座に加え、AIやセキュリティ、サウンドデザインなど、当社のリソースを活用して新たに開発したクリエイティブスキルを学べるコンテンツを提供し、渋谷区の部活動改革に協力する。

 学校における「働き方改革」推進の必要性の高まりや少子化による生徒数の減少により、子どもたちの部活動を教育現場だけで担うことは難しくなってきており、文部科学省は地域の実情に沿ってできるだけ早期に、部活動の地域移行を目指す方針を示している。

 渋谷区ではこうした状況に対し、地域の企業・団体の協力を得て2021年11月より全国に先駆けて「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を立ち上げ、区立中学校8校の生徒が参加できる合同部活動の試験実施を開始。昨年度から本格的に活動を開始した。2022年度の合同部活動参加者はおよそ230人におよび、各種目で精力的な活動を行っている。

 MIXIは2021年の試験実施時から本プロジェクトに参画しており、2022年度は、MIXIを含む渋谷区内の企業3社が担当した「デジタルクリエイティブ&eスポーツ部」において、年間活動日の半数にあたる「デジタルクリエイティブ」の領域を担当。プログラミングに加えデザインが学べるコンテンツも新たに開発し、社員を講師とした部活動を展開した。同部には計26名が入部し、複数回実施したアンケートでは、「当日の満足度」について「とても満足」「まあまあ満足」と答えた人が全体の9割近くに上がった。
 
今年度の具体的な支援内容
今年度、MIXIは新しくなった「デジタルクリエイティブ部」において、全日程を担当する。「プログラミング」「AI/テクノロジー」「デザイン」の3つの分野で、MIXI社員を講師とした部活動を、年間を通して展開する。

<実施概要(予定)>
【コンテンツ】
■ プログラミング(全8回)
・Pythonプログラミング実践と課題解決
プログラミング言語「Python」をオリジナルソフトウェアと講義で習得し課題をクリアしていく。作品づくりを通して、言語を楽しく身につけることができる。

・オリジナルゲーム制作Pythonプログラミング
「Python」を使用してオリジナルゲームを制作する。ゲームの企画や使用するイラストの作成など、自由なゲーム作りに挑戦できる。

■ AI/テクノロジー(全9回)
・会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミング!
プログラミングツール「Romi シナリオエディター」を使ってMIXIが開発する会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミングすることができる。

・「機械学習」を理解してアイディアを広げよう
画像検索や検索、文章生成など実社会で今後ますます活用されていくことが予想される、AIがデータから学ぶ技術「機械学習」や、より高度な学習をする「ディープラーニング」について、デモアプリケーションを体験しながらその仕組みを学び、自らのアイディアを広げていくことに挑戦できる。

・情報セキュリティ学習
SNSやスマートフォンなどを安全に使うための方法や情報セキュリティについての知識を、ゲームを通じて学ぶことができる。

■ デザイン(全11回)
・情報デザイン
Webやアプリのデザインを通して、文字や画像、ボタンなどをどのくらいの大きさで、どこに配置すれば使う人が使いやすくなるのか、デザインを通して体感することができる。

・グラフィックデザイン
ロゴのデザインを通して、色、形、大きさ、文字、動きなどの要素をうまく使って、どうやったらロゴを見てくれる人に伝えたいことが伝わるのかを体験することができる。

・サウンドデザイン
リズム、ベースなどのパートを組み合わせたり、メロディを付けたりして、オリジナルの楽曲を作成することができる。

【日程】
2023年5月10日〜2024年3月13日までの毎週水曜16:00〜18:00
※夏季・冬季休業期間を除く

【会場】
MIXI本社(東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 36F)

【参加生徒数】
最大30人

【実施概要詳細】
https://shibuyaunited.tokyo/information_digital-creative/

そろばん式暗算が習得できるアプリ「そろタッチ」がイタリアで教室開講

 そろタッチを開発する株式会社Digika(東京・千代田区、橋本 恭伸 代表取締役社⻑)は、HELLO KIDS SRL(本社:Milano 8 Via Michelangelo Buonarroti Silvia Bruno/Viviana Vutan 代表)が、2023年4月からイタリア ミラノにそろタッチ教室を開講することを発表した。Digikaは国内外におけるそろタッチ教室の展開を推進しており、今回イタリアにおける初開講によりヨーロッパへ初進出した。

【イタリア開講教室】
 イタリア開講教室HELLO KIDSは、2009年にミラノ初の子供向け英会話スクールとして開講、その後、ドラマクラスや様々なコンテンツ(算数、理科など)を英語で教えるプロジェクトを公立の学校と協力し実施。”Maximize the results” 結果を最大限にをモットーに人気の英会話スクールとして注目されている。HELLO KIDSを運営するSilvia氏は、『イタリアの算数教育は6歳からのスタート、そろばん教育も導入されているが、そろタッチのようなものは全く新しく、ゲーム要素も重視するイタリアやヨーロッパでの、今後のそろタッチの広がりが楽しみです』と述べている。

【そろタッチ公式SNS】

Twitter:https://twitter.com/SoroTouchJP

初級練習の様子はこちら
Instagram:https://www.instagram.com/sorotouch_official
 
 【そろタッチの歩み】
 2010年9月、東京都千代田区にそろばん教室を開校。暗算習得に特化した学習法を求め、国内外の暗算教室を訪問し、ラボ校の生徒と保護者・教室が一体となって2014年に両手式のオリジナルカリキュラムをスタート。2016年、「そろタッチ」に関する特許を取得、同年App Storeで一般販売開始、翌年には日本eラーニング大賞「最優秀賞」を受賞、2023年4月現在、世界12カ国地域で230以上の教室を展開している。

ジールス、松尾研究所と共同で「チャットコマースGPT」実証実験ソリューションの提供を開始

 株式会社ZEALS(東京・目黒区、清水 正大 代表取締役)は、東京大学 松尾研究室に併走しAI技術の社会実装に強みを持つ株式会社松尾研究所(東京・文京区、川上 登福 代表取締役)と共同で実証実験ソリューション「チャットコマースGPT」の提供を開始したことを発表した。

「チャットコマースGPT」で実証する成果主義のGPT活用
 OpenAI社が開発・公開する大規模言語モデルを用いたChatGPTは、昨今様々な分野で注目を集めており、自然言語処理や人工知能技術がますます進歩し、社会に浸透していることを示している。

 ジールスでは、成果の出るAI技術活用を掲げ、2016年からマーケティング領域における新たなソリューションとしてチャットコマース®︎の提供を行ってきた。これまでは、社内でGPTを活用しチャットコマースの生産性向上において成果を上げてきたが、今後この技術をさまざまな業界の企業へ届けるべく、実証実験ソリューション「チャットコマースGPT」の提供を開始することにした。

 このソリューションの提供は、AI技術の機械学習や数理最適化に深い知見を持つ松尾研究所と共同で実施する。これにより、高度なAI技術と専門知識を活用し、高い品質の実証実験を推進していく。

「チャットコマースGPT」の提供内容例
■ゼロパーティデータのGPT活用
チャットコマースで取得したゼロパーティデータを元に、ユーザーの意図を検出するモデルに転換することで商品提案の最適化や購買後のフォローを実施し、CV獲得増とLTVの向上に貢献する。

■プロンプトエンジニアリングによる会話最適化
GPTへの指示となるプロンプトの改善・改修を繰り返し実施し、各業界・各企業・各ユースケースごとの最適化を実現する。これにより、意図しない会話体験を抑制し、質の高いユーザー体験を提供することができる。

■ファインチューニング、ラングチェーンを用いたモデル構築
特定のタスクにおけるGPT活用を最適化するためには、モデル自体を微調整させるファインチューニングが有効な手段になる。また、ファインチューニングの課題である情報のリアルタイム性等をラングチェーンを活用して解決することで、最適なモデルを構築する。

国立科学博物館 牧野富太郎ゆかりの植物を紹介する ミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」

 国立科学博物館 筑波実験植物園(細矢 剛 園長)において、4月29日(土・祝)から6月4日(日)まで、ミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」を開催する。

 日本の植物学の草分け的存在である、牧野富太郎博士を題材にし、国立科学博物館の田中伸幸(植物研究部 陸上植物研究グループ長)が植物監修を務める、NHK連続テレビ小説「らんまん」が現在放送中。それにより、一般の方に対して、植物への興味・関心を高めることが期待されることから、日本植物園協会と高知県立牧野植物園の協力を得て、牧野博士に関する展示を企画した。
 植物相解明や普及活動などでも大きな業績を残し、名付けた植物は1500種類以上におよぶ牧野博士の業績と、当館研究員がおすすめする牧野博士ゆかりの植物をパネルや標本、生きた植物を用いて紹介する。また、国立科学博物館に収蔵されている牧野博士がつくばにて採集した標本も一部、特別公開する。
 なお、5月4日(木・祝)はみどりの日(植物園の日)として、また、5月18日(木)は国際博物館の日として、入園無料となっている。

実施要項
ミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」
【会  期】令和5年4月29日(土・祝)~令和5年6月4日(日)計33日間
【休 園 日】5月8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月)
【入園無料日】5月4日(木)[みどりの日]、5月18日(木)[国際博物館の日]
【開催場所】国立科学博物館 筑波実験植物園 教育棟
【主  催】独立行政法人 国立科学博物館 筑波実験植物園
【展示構成】
①解説パネルによる牧野富太郎博士の業績の紹介

②研究員がおすすめする牧野富太郎ゆかりの植物

【関連事業】YouTubeライブ配信「牧野富太郎と植物を観る眼」
内  容:連続テレビ小説「らんまん」の植物監修者である、当館の田中伸幸を講師として、牧野博士
     の業績を紹介し、ライブにて質問にお答えします。
日  時:5月6日(土)13:30~14:30(最大15:00まで延長の場合あり)
講  師:国立科学博物館 植物研究部 陸上植物研究グループ長 田中伸幸 
URL:https://www.youtube.com/watch?v=zSLqGWIM3So

明光キッズが運営をする「ちべんアフタースクール」を智辯学園和歌山小学校で開始

 株式会社明光ネットワークジャパン(東京・新宿区、山下 一仁 代表取締役社長)が運営する、学びの根っこを育てる民間学童保育『明光キッズ』は、智辯学園和歌山小学校(和歌山市、藤田 清司 理事長)内で2023年9月から始まる学童保育『ちべんアフタースクール』の運営を受託した。
 在校生向けの説明会は4月29日(土)、新たに智辯和歌山小学校への入学を希望するお子様向けの説明会は5月20日(土)に実施する。

 『明光キッズ』は、学びの根っこを育てる民間学童保育。
 放課後の「せいかつ」「あそび」「たいけん」そして「まなび」それぞれの時間で独自のプログラムを実施し、子どもの持つ可能性を広げていく教育サービスを提供している。
 智辯学園和歌山小学校は、教育の理念に「能力の最大伸長」と「人間性の陶冶」を掲げ、子・親・学校が三位一体となって子どもの能力の可能性を信じ、豊かな心を持つ人に育ってほしいとする、愛のある教育を進めている。

 智辯学園和歌山小学校に通う児童の更なる成長とその保護者様のニーズに応えるため、『明光キッズ』が学校と連携しながら「ちべんアフタースクール」の運営を行うことになった。子どもの未来につながる有意義な放課後を提供していく。
 『明光キッズ』の私立小学校内学童保育の運営受託は全国で11校目になる。

【運営開始】
2023年9月1日(金) ※2023年8月最終週にプレオープン予定

【説明会】
在校生向け :2023年4月29日(土)
入学希望者向け :2023年5月20日(土)・2023年7月1日(土)
※説明会の参加方法等詳細については、改めて智辯和歌山小学校からお知らせします。

【対象】
智辯学園和歌山小学校に通う児童

【預り時間】
通常時 :学校の放課後から最長18時30分まで
長期休暇時:8時30分から最長18時30分まで
※詳細は説明会でご確認ください

【提供予定サービス】
・学校の宿題タイム:学校の宿題に取り組みます
・アクティビティタイム:工作やキッズSDGsなどに取り組みます
・おやつタイム:育ち盛りのお子様におやつを提供します
・フリータイム:自由に遊びます
・学習タイム:国語または算数の授業に取り組みます
・習い事タイム:チアダンス、探求学習、硬筆習字、英語、プログラミング、サッカーなど
・長期休暇時の体験イベント:サマーキャンプやスキー教室、社会体験など
・下校の見守り:黒江駅までスタッフが付き添います
※実際のサービスは変更される場合があります。
※別途料金がかかるものがあります。
※詳細は説明会でご確認ください。

岐阜聖徳学園大学短期大学部が保育士志望学生減少のため閉校へ、2026年3月末に閉校予定

 岐阜市中鶉にある岐阜聖徳学園大短期大学部が、少子化や保育士志望の学生の減少などが理由で閉校することが、判明した。短大部は、1966年に岐阜南女子短期大学として創設され、現在は、2年制の幼児教育学科第一部(定員200人)と、午前のみの授業で3年制の同第三部(同150人)が設置されている。しかし、ここ数年は定員割れが続き、志願者も減少しており、学生募集は今年度から順次停止される予定です。閉校は2026年3月末を目処に行われる予定。

「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部」第1回会合開催、意見交換で施策検討

 4月13日、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策推進本部」の第1回会議が開催された。この会議には、文部科学省から永岡大臣、簗副大臣、伊藤大臣政務官が出席し、こども家庭庁からは渡辺こども家庭庁長官が出席した。
 この日は、「誰一人として取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」を発表し、今後の取り組みについて関係部局と意見交換が行われた。意見交換では、不登校特例校の新名称の意見募集を開始し、設置や運営の経験のある者を派遣すること、不登校特例校や教育支援センターの設置の参考事例の周知や施設整備の支援を行うこと、教員業務支援員等の支援スタッフの配置支援による学校の働き方改革の推進などが話し合われた。
 このプランは、不登校の児童生徒が学校に限らず学べる多様な環境を整備し、学びにつながることができない子供をゼロにすることを目的としている。できるだけ早く取り組める内容については速やかに実施するとともに、時間を要するものについては夏頃までに今後の取組を検討するという。

ヒューマンアカデミー 社会人対象教室のFCビジネスを開始

 ヒューマンアカデミー株式会社(東京・新宿区、川上 輝之 代表取締役)は、「リスキリング・学び直し」のニーズが拡大する中で、社会人対象教室のフランチャイズビジネスを開始したことを発表した。

 ヒューマンアカデミーの直営教室は、各専門分野ごとに担当講師1,800名以上、講座数800以上をラインナップし、日本全国に23教室を配置している。2020年より、独自の「ヒューマンアカデミーGIGAスクール構想」からDX学習支援プラットフォーム「assist」を開発し、担当講師とカウンセラーが「学習相談、質問対応、進捗やレベル確認」などを行い、学習支援を推進してきた。ヒューマンアカデミーは、日本全国でFC教室を展開することにより、全ての人に「リスキリング・学び直し」に対応したプログラムの提供を進めていく。導入講座については、800以上ある講座の中から、学び直しニーズのある講座を提供する。趣味や副業・フリーランス、仕事を目的とした学び直しに人気の「動画編集講座」から提供開始するという。
 FCコンテンツの特徴はヒューマンアカデミーがもつVOD講座で教育事業がスタートでき、加盟金、保証金不要。VOD講座が学習できるパソコン環境程度の初期投資で開校が可能。

FC教室詳細
https://haa.athuman.com/lpo/kozateikei/

 初年度は全国33店舗の展開と約700名の修了生輩出を目指す。動画編集講座だけでなく、今後はプログラミング教育(Python、プログラミング)や英語教育など、学び直しニーズに対応したパッケージで全国展開をすすめるという。