文部科学省は、デジタルや脱炭素技術など新しい分野での高い専門性を持った教員が不足している問題について、国公私立大学の教員らを、複数の大学に在籍できるよう大学設置基準を緩和する方針を固めた。運用は2023年度から始まる見通しだ。複数の大学でこうした教員を共有し、文理横断のカリキュラム作りなど学部の運営に携われるようにする。
株式会社学書(愛知・名古屋市、田村 茂彦 代表取締役)は“話す”に特化した英語教材【Hodoo English】にタブレット・スマホ版【Hodoo English Mobile】を2022年9月5日にリリースした。
Hodoo Englishはネイティブの発音・アクセントで英会話を学べ、英語で会話をしながら物語を進める「話す」に特化した教材。学習意欲を向上させるためにゲーミフィケーションも取り入れているので、英語学習のモチベーションが上がらない生徒や英語の「読み」「書き」はできるが「話す」ことが苦手な生徒にお勧めだ。またPC・タブレット・スマホを使用して各生徒に合わせたペースで英語学習を進めることもできる。
■学習の流れ
Hodoo Englishは、英語を習得するうえで重要な3つのポイントを抑え、楽しみながら英語を習得できるように設計されている。
< STEP 1 >
チャンク学習、エピソードをクリア
いくつかの単語がまとまった、日常生活の中で利用される表現まずは、実生活でよく使用する表現であるチャンクを、聞く、話す、書き写す、などのアクションを通して学習する。生徒はストーリーの主人公になり、キャラクターたちとのリアリティのある会話を体験し、エピソードをクリアしていく。チャンクなど学んだ表現を織り交ぜた会話を通して、自然に英会話能力と思考力が向上する。
< STEP 2 >
キャラクターとの会話や、単語のミニゲーム
ストーリーの本編以外でも、キャラクターに話しかけることで短い会話や、会話を通したミニクイズを体験できる。また、英単語を集めるというミニゲームを通して、楽しみながら単語学習もでき、さまざまな方法で英語に慣れ親しむことができる。
< STEP 3 >
学習するとたまるポイントで着せ替えや買い物
ストーリー体験や単語学習など、学習をすればするほど、ベティアの世界で利用できるポイントをためることができる。
このポイントで主人公の着せ替えや、買い物ができ、べティアの世界をより楽しめるようになり、学習するモチベーションにもつながる。
< STEP 4 >
各エピソードの会話を復習
体験したストーリーを再び行い、学習した内容を復習する。生徒が話すセリフの一部分が隠されるストーリーの復習を通して、ストーリーを暗記し、流暢に会話をする練習をする。
< STEP 5 >
バトルで全体復習
エピソードをクリアしたり、ストーリーが完了すると、主人公はチャンクモンというモンスターを倒すためのバトルを行う。学習したチャンクや単語の理解度や適用能力、会話の遂行能力などを評価する。声に出して読む・空欄を埋める・並べ替え・正しいチャンクを選択するなど、多様なパターンの問題を出題する。
“話す”に特化した英語教材【Hodoo English】&タブレット・スマホ版【Hodoo English Mobile】
→ https://www.gakusho.com/hodoo-english/
株式会社学書(愛知・名古屋市、田村 茂彦 代表取締役)は「あい・キャン/プレミアムドリル(6冊セット)+タッチペン(赤緑)」の特別販売をAmazon(アマゾン)にて取り扱いを2022年9月5日より開始した。
2021年の学習指導要領改訂に伴い、中学で学ぶ英語の難易度が大幅に上がりました。中学に進学する前段階で小学英語では語彙600 ~700 語の習得や「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能の理解が求められている。この「あいキャンプレミアムドリル(6冊セット)+タッチペン(赤緑)」は小学英語はもちろん、中学1年の学習内容を「楽しく」「効率よく」学習できる。
「あいキャンプレミアムドリル(6冊セット)+タッチペン(赤緑)」
Amazon(アマゾン) https://www.amazon.co.jp/dp/B0BBVBBBJZ
〇 専用タッチペンで楽しく英語学習
簡単な操作で手軽に使えます。
教材に触れるだけネイティブ音声をくり返し聞くことが可能。
〇 場所を選ばずにどこでも
イヤホンを装着できるので、場所を問わず自分のペースで学習ができる。
〇 録音機能で正しい発音を習得
付属の「録音カード」を利用することで、
発音の聞き比べやスピーキング練習に効果的。
〇 プレミアムドリルの特徴
新学習指導要領に対応
小学・中学の新教科書から単語や対話表現を精選。
表現の学習は、対話表現をより実践的に
通常の読解問題ではなく、対話表現を実践的に演習できる紙面構成。
教科:英語 プレミアムドリル
本冊・ページ:BOOK1~6 ・・・・・・・各24ページ フルカラー
付録:別冊解答、理解度チェックテスト、修了証付
タッチペン白:microSDカード含む
「あいキャンプレミアムドリル」詳細は下記のURLへ
HP https://www.gakusho.com/ican-eigo/premium/
株式会社Progress(秦有樹 代表取締役CEO)は、業務委託型オンラインスクール「Cyberse(サイバース)」への加盟校募集を開始した。
「Cyberse」は、小学生・中学生を対象とする「AI・プログラミング」と「金融リテラシー」の各講座を塾・スクールからの業務委託にて同社が運営する。各講座は2023年1月開講予定で、スモールスタートのため、先着順にて限定的に募集を行う。
小学生や中学生のプログラミング学習への興味や関心が高まりを見せる一方で、多くのスクール事業者は、講師の確保や育成、保護者へ学習内容や学習成果を提示することに対して課題感を抱えている。同スクールでは熱量高く、指導経験のある講師が担当し、「ジュニア・プログラミング検定」の合格を支援する。また、プログラミングによるAI(人工知能)への理解を深める取り組みも行う。カリキュラムは指導実績豊富な㈱インフィニットマインド(福岡)からライセンスの提供を受け、また「ミラプロ」を運営する㈱ヒューマンリソース(新潟)監修のもと体制を強化している。
また、「金融リテラシー」講座においては、同社CFOが直接授業を担当。「お金と社会のつながり」「ファイナンシャルプラン」など講義主体ではなくディスカッション等を通して理解を深める取り組みを行う。金融教育においては特に指導者やカリキュラムが不足しているため、同社がオリジナルで開発を行い業務委託による運営を行うことで、スクール事業者が開講しやすい環境を提供する。
なおCyberse受講者は、同社が随時実施予定の「社会人交流座談会」や「国際交流イベント」にも優先的に無料参加できる。
同社では、「指導者不足」「カリキュラム不足」を解消する取り組みとして委託型による運営を行うことで、スクール事業者の新年度に向けた新規顧客の開拓と経営効率を高める取り組みを支援する。
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茨城県教委、県教育研究会、県高校教育研究会主催の「英語プレゼンテーションフォーラム県大会」が8月30日に茨城県つくば市竹園のつくば国際会議場で開催された。同大会は、中高生が英語を通して課題を発見、解決し、考えや気持ちを積極的に発信する力を高めることを目的に企画された。各部門で、英語の正確性や発表内容で競う。各学校5名以下の生徒でチームを組み、合計49組が参加した。
審査は、AとBの2つのグループで別れて行われ、中学の部では、A・B両グループともに「県内の外国人に茨城県の魅力を知ってもらう」という設定で、近場の観光をアピールした。
高校生の部は、Aグループは自由に設定した課題に基づく提案と審査員との質疑応答、Bグループが学校や地域などの紹介をした。
大会は2020年度から開催予定であったが、初年度は新型コロナウイルス感染拡大のため中止、翌年は動画審査となり、今年度が初めての対面審査となった。
■上位入賞校(各賞ともAグループ、Bグループの順)。
・中学生の部
県知事賞 つくば市立吾妻中、笠間市立笠間中
県議会議長賞 水戸英宏中、古河市立三和中
県教育長賞 県立日立一高付属中、水戸市立見川中
・高校生の部
県知事賞 江戸川学園取手高、岩瀬日大高
県議会議長賞 茨城高、土浦日大中等教育学校
県教育長賞 東洋大牛久高、茨城キリスト教学園高(今井俊太郎)
アメリカのスタンフォード大学は、昨今の世界的な気候変動による環境問題を受け、気候変動対策など環境に特化した新学部を9月1日に設立した。新たな学部は、持続可能な社会を実現するための資源や環境に配慮したテクノロジーやサービスのための技術開発や人材育成を目指す。エネルギー技術のほか、食料や水の安全保障、それに持続可能な都市の在り方などを学ぶ。
新設された学部名は、「スタンフォード・ドア・スクール・オブ・サステナビリティ」。学部名の一部となっているベンチャーキャピタリストのジョン・ドア氏とその妻で元環境防衛基金の理事・現顧問であるアン・ドア氏から11億ドル(約1443億円)の寄付と、その他の寄付者からの約6億ドル(約787億円)の寄付によって設立された。
同大学に学部が新設されるのは約70年ぶり。環境に特化した学部新設はアメリカでも珍しいという。
株式会社小学館集英社プロダクションと株式会社白泉社は9月1日、FUNFAM株式会社が展開する離乳食宅配ボックス「ごかんごさい」に「親向け育児冊子」「ベビー向け絵本」を同梱する取り組みを開始すると発表した。乳児期の子育てに多面的に貢献することを目的とした連携を図る。出版社である各社の幼児教育のノウハウを活かし、親が楽しく学びながら、日々の食事を通して子どもに向き合える月齢別の育児冊子を制作した。冊子は、9月下旬より同梱される。
■ごかんごさいとは
ごかんごさいは、離乳食研究家でもあるFUNFAM株式会社の代表である藤岡康代(YASUYO)氏が、自身の育児経験の中で感じた悩みからスタートしたサービス。生まれた赤ちゃんが安心して食と向き合えるように、無添加・乳児用規格適用食品を一つひとつ手に取り、使いやすさや栄養バランスを考えて選定し、赤ちゃんにとって本当に良いものをキュレーションした離乳食の宅配ボックス。選定した離乳食を届けるだけのサービスではなく、オリジナルレシピや食材チェック表、オンライン離乳食教室までセットになっている。
■今回の取組内容
これまでの「ごかんごさい」サービスのコンセプトであった「5歳までに五感を育む」というコンセプトはそのままに、食育を核とした既存サービスを拡張。子育てにおける悩みの解消に寄与しつつ、乳児の健やかな成長に貢献するために、新たに子育てを応援する親向け育児冊子とベビー向け絵本が同梱される。
【同梱冊子の特徴】
(1)月齢ごとのタイムリーな親向け育児冊子
日々の変化が著しい乳児期の子育てに寄与すべく、月齢に合わせた冊子が隔月(会員のお子さまの月齢が奇数の月)で届きます。
(2)ベビー向け絵本
月齢が偶数の月にはオリジナルの絵本が届きます。あきやまかぜさぶろう、新井洋行、大森裕子、八木佳奈/キッチンミノル(50音順)という人気の作家の手による、赤ちゃんとその親がともに楽しめる絵本が届く。
(3)教育的観点を盛り込んだ内容
当社と白泉社のこれまでの知見を活かし、親が子育てに負担を感じることなく、子どもとのコミュニケーションをとる中で、自然と学びを取り入れられるような工夫を育児冊子・絵本ともに講じている。
■概要
【取組開始日】2022年9月1日(木)より
※9月下旬にご自宅に届く「ごかんごさい」から本取組の冊子が同梱される。
【サイトURL】https://www.clubyasuyo.com/gokangosai/
九州大学は1400点以上の3Dモデル生物標本をオンラインで公開したと発表した。鹿野(かの)雄一特任准教授が開発した「バイオフォトグラメトリ」により、生鮮時のカラフルな状態での生物標本を3Dモデル化している。公開された3DモデルのほとんどはCC BY 4.0ライセンスの下、誰でも自由にダウンロード・利用できる。
水生生物を中心に1400点700種以上の生物標本の3Dモデルをオンライン公開している。
生物標本の多くは、博物館や研究室で保管されている。しかし、管理は煩雑で、くわえて標本の劣化や退色が免れない。また、多くの重要標本は厳重に管理されており、それが故にアクセスが困難で、結局あまり利用されないといったジレンマも抱えていた。
九州大学持続可能な社会のための決断科学センターの鹿野雄一特任准教授は世界に先駆けて、独自かつシンプルなフォトグラメトリの手法、「バイオフォトグラメトリ」を開発。糸でつるして500枚以上写し、標本が乾いて傷まないよう、撮影にかける時間は2分ほどだ。
今回公開されたような生物3Dモデルは生物学のみならず、様々な分野に応用できると考えられ、例えば生物図鑑は現在2次元画像は、将来的に、3Dモデルによるデジタル図鑑へと変容していくと考えられる。また、生物多様性・環境教育などに関するメタバースやバーチャルリアリティにもこれら3Dモデルが利用できるとしている。
公開ページはこちら
https://sketchfab.com/ffishAsia-and-floraZia/models