Archive for: 3月 2022

京進グループが運営する「これから保育士」のWEB全国模試「実践編」が4月3日より無料提供開始
WEB問題集の問題を約1.7倍の2,783問に大幅増強し、合格に近づく内容へとバージョンアップ

 京進グループが運営する、保育士資格取得のためのeラーニングサービス「これから保育士」は、来月4月に行われる令和4年[前期]保育士試験合格を目指す受験生を支援するため、WEB全国模試「実践編」を4月3日より無料で提供開始をする。また、保育士試験対策講座の受講生には、「実践編」に先駆けた限定模試「基礎編」を3月27日に実施する。来月4月17~18日に実施される、保育士試験の筆記試験に向けた直前支援策として、最難関科目である「社会福祉」の重要事項をしっかりと確認できる「基礎編」と、これまでの本試験問題と同難易度の「実践編」の2種類の模試を提供することで、保育士資格の早期取得を目指す受験生をサポートする。

「これから保育士」は、より多く学びしっかり定着できるようコンテンツをリニューアルした。各科目の講義動画を最新の試験情報やシラバスにも完全に一致させるとともに、WEB問題集の問題を約1.7倍の2,783問に増量。

【これから保育士、およびWEB全国模試概要】
<単科コース>
■料金:一科目990円(税込)
■科目:
「保育原理」、「教育原理」、「社会的養護」、「子ども家庭福祉」、「社会福祉」、「保育の心理学」、「子どもの保健」、「子どもと食と栄養」、「保育実習理論」
■詳細・申込み:https://tanka.hoikushi.biz/
※WEB全国模試「基礎編」受験を希望の方は、3月26日(土)までの講座申し込みが必要

<WEB全国模試「基礎編」「実践編」について>
■実施科目:社会福祉
■日程、および対象:
①「基礎編」3月27日(日)配信。これから保育士受講生限定(1科目から対象)
※受講生へは別途案内がありますので「基礎編」はエントリー不要

②「実戦編」4月3日(日)以降、3回実施予定(問題3回共通)。要事前エントリー
■エントリー締切:
・4月3日受験  →4月2日までにエントリー
・4月10日受験 →4月3~9日にエントリー
・4月14日受験 →4月10~13日エントリー
■エントリーURL:http://www.ko-re-ka-ra.com/news/practice-test/
<WEB全国模試受験費用> 無料 ※基礎編の受験は講座への申込みが必要

メタバース内に個別指導塾「めたこや」がオープン

仮想空間Virbelaを使用し、VRゴーグルを使わず、PCのみで受講可能。

 学習塾を運営する桜華総合学院(相模原市、林部 直樹 代表)は新たなサービスとして、メタバース(仮想空間)内に個別指導塾「めたこや」(https://metakoya.com/)をオープンした。

 めたこやは「寺子屋」という伝統的な教育と「メタバース」による仮想空間をかけあわせた新しいオンライン個別指導塾。
 桜華総合学院は寺子屋(無学年制のフリースクール)のような学習塾を仮想空間内に開校した。講師が一方的に教えるだけではなく、同じ空間内にいる仲間同士で教え合うアクティブラーニングを実現し、双方向対話型の授業をおこなう。オンライン会議システムのように常に画面を見る必要もなく、自由に教室に出入りすることができ、分からない箇所を何度でも聞くことができる。また、全国各地から集まった塾生同士でコミュニケーションが取れるような特別講座も随時開講し、モチベーションアップを図る。

東大2996人が合格 合格点は大幅低下

 東京大学は3月10日、2022年度(令和4年度)一般選抜(前期日程)の合格者の受験番号を大学Webサイトに掲載した。合格者数は2996人。合格者の平均点と最低点は文科1~3類、理科1~3類の全てで昨年度から30点程度下がっており、過去10年で最も低かった。
 合格者数は、文科一類405人、文科二類357人、文科三類469人、理科一類1121人、理科二類547人、理科三類97人。
 Webサイトでは、科類ごとに合格者の最高点、最低点、平均点を掲載しており、最低点は、文科一類302・5889点、文科二類306・1444点、文科三類305・4111点、理科一類303・2333点、理科二類287・3778点、理科三類347・5111点。前年度と比較すると、全ての科類で30点程度、最低点と平均点が低下している。

大学入学共通テスト 平均点低下科目が多数

 昨年から始まり今年1月、2回目が行われた大学入学共通テスト。平均点が昨年を下回り、記録的な低得点だったことで、大学からは合否判定に使いづらいと不満の声が上がっている。大学入試センターは検証を進めるが、問題の作成方針など取り組むべき課題は多い。
 今回の共通テストでは、受験生の間で差がつかず、選抜に使いにくくなってしまっている。数学1・Aは前回比19・7点ダウン。平均点が43・06点だった数学2・Bも同16・9点下がった。前身のセンター試験時代も通じて過去最低となった科目が数学1・A(37・96点)、日本史B(52・81点)、化学(47・63点)、生物(48・81点)など7科目。本試験の全30科目中19科目で平均点が昨年を下回った。

エプソン「3Dプリンター」2023年実用化へ、特殊材料を使わずコスト削減

 2023年実用化を目指し、セイコーエプソンは3Dプリンター事業に参入することが明らかになった。3Dプリンターとは、設計データから立体物を造形する装置のこと。これまで製造コストが高く、強度面に不安があり生産手段としては普及していなかったが、エプソンは印刷用プリンターの噴射技術を応用し、ステンレスなど硬い金属や樹脂などあらゆる硬さの材料を精密に押し出す独自技術を開発。特殊素材を使わないことで、従来に比べ約10分の1にまで製品の製造コストを削減した。自動車や航空機など幅広い業界で活用に期待される。装置の価格は1台2千万~3千万円程度で2023年にも生産、販売をスタートさせるという。

トライグループ、4月に”オンラインLIVE集団塾”をオープン

 株式会社トライグループ(東京・千代田区、平田 友里恵 代表取締役)は、小学4年生~高校3年生を対象に、オンライン上での集団授業を通年で提供する”オンラインLIVE集団塾”を2022年4月から開始する。
 住んでいる地域による教育格差、所得による教育格差を取り払うことに取り組み、「DXによる教育改革への挑戦」を続けるトライは、2021年の夏期講習・冬期講習合わせて全400コマ以上の授業を“完全オンライン×完全無料”にて提供する”オンラインLIVE季節講習”を実施してきた。

 “オンラインLIVE集団塾”では、オンラインでの指導に長けた講師が、トライオリジナルの「“動く”教材」を使用しながら、直感的にわかりやすく、生徒が興味・関心を保ち続ける授業を提供する。通年でカリキュラムが組まれているため、定期テスト対策や受験対策など幅広い目的に活用することができる。リアルタイムで受講できない時のために、アーカイブ動画も用意している。

子ども向け電子書籍のサブスクリプションサービス『学研図書ライブラリー』が、35を超える海外の日本人学校や現地団体に採用

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川、南條 達也 代表取締役社長兼COO)が運営する、学研グループから出版された1,000冊以上の電子書籍が読める、子ども向け電子書籍のサブスクリプション(読み放題)サービス『学研図書ライブラリー』が、35を超える海外の日本人学校や現地団体に採用された。

学研図書ライブラリー』は、子ども向けの出版物を発刊する出版社・株式会社学研プラスが運営する、子どもの興味・関心を引き出し、知的好奇心を育む書籍1,000タイトル以上が月額550円(税込)で読めるサブスクリプションサービス。読み物、絵本、図鑑、学習まんがなど学習に役立ち読書習慣が身につく書籍を提供している。子どもたちがわかりやすい簡単な操作方法で書籍を読み進めることができるのが特長だ。
 その利用者は日本だけではなく、2022年2月末時点で35を超える海外の日本人学校や現地団体に採用された。現地で生活する子どもたちが日本の書籍に触れる機会が減少するなか、アメリカ・ドイツ・ベトナム・オーストラリア・中国など、たくさんの子どもたちが楽しんでいる。

文科省・「富岳」共用開始一周年記念イベント
スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム シンポジウム「富岳百景」オンライン開催

  文部科学省は、スーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」の共用開始から1年の節目を迎え、一周年記念イベントとして、「富岳」の研究成果を広く情報発信するシンポジウムを3月29日に開催すると発表した。高度情報科学技術研究機構が主催で、オンラインで行われる。シンポジウムサイトの申込みフォームより参加を受け付ける。当日まで申込可能。各分野の第一線で活躍する研究者が、はじめての人にもわかりやすく成果を説明する。

<シンポジウム概要>
開催名称:スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム シンポジウム「富岳百景」
開催日時:2022 年3 月29 日(火曜日) 10時00分~17時05分
開催場所:オンライン
開催内容:講演・ポスター展示
参加申込URL:「富岳」成果創出加速プログラム シンポジウム・研究交流会「富岳百景」
申込期日:当日まで申込可能
主催:高度情報科学技術研究機構
(企画:文部科学省、スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム)

■スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムとは
「富岳」を用いた成果を早期に創出することを目的として文部科学省が設置。(1)人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓、(2)国民の生命・財産を守る取組の強化、(3)産業競争力の強化、(4)研究基盤の4領域について課題の選定が行われている。選定された課題は、「富岳」の計算資源を優先的に無償で使用し、速やかな成果創出を目指す(2020~2022年度)。

イーオン、実践的な学びを体験できる全8ジャンルの小学生向けオンライン学習プログラムを4月1日よりトライアル提供開始

 英会話教室を運営する株式会社イーオン(東京・新宿区、山﨑 高人 代表取締役社長)は、KDDI株式会社 (東京・千代田区、髙橋 誠 代表取締役社長)と共同し、2022年4月1日(金)から、英語やSTEAM、プログラミング、アート思考等の実践的な学びを身につけられる世代別オンライン学習プログラムの提供を開始する。小学生向けプログラムは2022年4月1日(金)から6月30日(木)までをトライアル提供期間とし、3月10日(木)から事前予約を特設サイトにて受付開始する。
特設サイトURL:https://aeonconnect.jp/elementary/

 今回トライアル提供する小学生向けプログラム「興味発見プログラム for Kids」は、科学、プログラミング、絵画・工作、英語、ダンスなど、学校や家庭では学べない8種類の学び領域について、各専門領域のプロの講師が教えるレッスン。レッスンはオンラインのライブ配信で実施され、参加者は自宅から受講可能。講師による高品質なライブレッスンが、1レッスン990円(税込)から受講できる。送り迎えがないためお子さまの習い事の幅が広がり、他の習い事のない日や週末など、好きな時間でさまざまな学びを体験できるプログラムとなっている。
 今後は社会人向けのプログラムとして、問いを立てるための複眼的な視野の獲得を目的とし、アート思考や哲学といったリベラルアーツをテーマにした内容のプログラムも予定している。

食用コオロギ国内生産量No.1のグリラスが徳島県美馬市との間に災害時応援協定を締結

 徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(徳島・鳴門市、渡邉 崇人 代表取締役)は、グリラスの生産拠点と研究拠点が所在する徳島県美馬市(藤田 元治 市長)との間に災害時応援協定を締結した。
 今回の協定は、グリラスの食用コオロギ生産拠点である美馬ファームと、研究拠点である美馬研究所に併設する市の指定避難所における、災害時のグリラス職員による避難所の開設・運営の協力と、食用コオロギを使用した自社商品「C. TRIA(シートリア)」の提供を約束するもの。

 グリラスは2020年冬より、廃校となった旧芝坂小学校を美馬市より借り受け、食用コオロギの生産拠点「美馬ファーム」として整備・運営している。また同じく2021年夏より、旧切久保小学校(美馬市美馬町字入倉657)を研究拠点「美馬研究所」として整備し、ゲノム編集技術を用いてコオロギの品種改良を進めている。これら2拠点は共に近隣の指定避難場所となっている施設が併設されており、災害時にグリラス職員が避難所の開設や運営に協力することで、より迅速な対応が見込める。
 これまでに美馬市との連携があり、2021年11月より、美馬市のふるさと納税返礼品として「C. TRIA」商品5種をポータルサイト「さとふる(https://www.satofull.jp/city-mima-tokushima/)に出品している。今後も、美馬市との連携を強めることで、雇用の創出や環境教育の推進・有事の際の支援など、地域への貢献を進めていく。