Archive for: 9月 2021

マイコン学習キットを使って簡単プログラミング 『4000円とPCだけで始められるマイコン入門』発行  技術の泉シリーズ、9月の新刊

 インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、『4000円とPCだけで始められるマイコン入門』(著者:HiroCom777,高橋 宣成)を発行する。最新の知見を発信する『技術の泉シリーズ』は、「技術書典」や「技術書同人誌博覧会」をはじめとした各種即売会や、勉強会・LT会などで頒布された技術同人誌を底本とした商業書籍を刊行し、技術同人誌の普及と発展に貢献することを目指す。

『4000円とPCだけで始められるマイコン入門』
https://nextpublishing.jp/isbn/9784295600367

著者:HiroCom777,高橋 宣成
小売希望価格:電子書籍版 1,600円(税別)/印刷書籍版 2,000円(税別)
電子書籍版フォーマット:EPUB3
印刷書籍版仕様:B5判/カラー/本文68ページ
ISBN:978-4-295-60036-7
発行:インプレスR&D

<<発行主旨・内容紹介>>
 ハードウェア、ソフトウェア技術の進歩によりパソコンのプログラミング学習に対するハードルは劇的に下がっている。それらの進歩はマイコンのプログラミングに対しても同様に起こっているにもかかわらず、その現実は思ったほど世間一般に認知されていない。
 本書ではGrove Beginner Kit For Arduino(以下、Beginner Kit)を使って、マイコンのプログラミングも安価で容易に取り組めることを紹介して、学習に対する最後のハードルを取り払うとともに、マイコンの存在を世間一般に普及させることを目的としている。
 Beginner Kitは価格約3000円(2021年4月現在)と安価な上に、無料のソフトウェアをインストールしたパソコン(Windows or Mac)を用意することで簡単に本格的な学習を始めることができる。
 マイコンを学習する場合、LEDライトの点滅(通称Lチカ)を最初に取り組む例がよく見られるが、その後何をしていいのかわからなくなってしまう事が多いようだ。 その点Beginner Kitでは、キット内にセンサー、モニター、ブザーなど一般的な電子工作に使用するモジュールがあらかじめ接続されていて、ハンダ付けなどをせずともプログラムを工夫することで色々な作品を作ることができる。
(本書は、次世代出版メソッド「NextPublishing」を使用し、出版されている。)

<<目次>>
第1章 マイコンって何?
第2章 プログラムしてみよう
第3章 マイコンに語ってもらう
第4章 ガジェットを作ろう

<<著者紹介>>
HiroCom777
2019年6月ノンプロ研(ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会)参加。工場勤務を通して、ソフトウェアによる製造業現場の設備開発に従事。ExcelVBAを使用した業務改善、ワンボードマイコンプログラミング、CADデータを使用したツール作成などを手掛ける。

高橋 宣成
株式会社プランノーツ代表。一般社団法人ノンプログラマー協会代表理事。コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」主宰。「ITを活用して日本の『働く』の価値を高める」をテーマに、Microsoft Office、VBA、Google Workspace、Google Apps Script、Pythonなどのプログラム言語に関する研修、セミナー講師、執筆、メディア運営、コミュニティ運営など、ノンプログラマー向け教育活動を行う。「IT×働き方」をテーマに運営するブログ「いつも隣にITのお仕事」を運営。

<<販売ストア>>
電子書籍:
 Amazon Kindleストア、楽天koboイーブックストア、Apple Books、紀伊國屋書店 Kinoppy、
 Google Play Store、honto電子書籍ストア、Sony Reader Store、BookLive!、BOOK☆WALKER、
 BOOK TECH
印刷書籍:
 Amazon.co.jp、三省堂書店オンデマンド、hontoネットストア、楽天ブックス

リブリー 京都ノートルダム「探究授業」で女高生ビジネスの立ち上げ支援

 株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)は、ノートルダム女学院 中学高等学校(京都市左京区、栗本 嘉子 学校長)のSTE@M探究コースの授業にリモートで参加し、学生たちの新規ビジネス立ち上げを支援することを決定した。ICTを活用して、情報収集、整理、発表の方法を学びつつ、各自が設定したテーマ別に探究活動を進めていくコースだ。

 VUCAの時代と言われており、学校では知識・技能の習得だけに留まらない課題発見能力、問題解決能力、論理的思考力、コミュニケーション能力を養う教育が求められている。今回は「探究」授業内でノートルダム女学院高等学校の生徒たちが「数学嫌いの児童、生徒のための問題集づくり」のビジネスを検討している。実現に向けては、産業界の接続が必要だという課題意識をもっていた。そこで学校でも導入されていた学習サービス「リブリー」への協力依頼があった。リブリーはデジタル教材とAIドリルの特性を併せ持つ、デジタル教材プラットフォームを提供するベンチャーで、全国600以上の中学高校で導入されており、ノートルダム女学院でも利用されている。リブリー社員がリモート形式で授業に参加し、事業構想・市場分析・販売などに関するアドバイスを行う予定。なお参加メンバーには、教員免許保有者や教員経験者もいる。

キャタル 小学生からの文法対策に対応 英文法カリキュラム強化がスタート

 株式会社キャタル(東京・渋谷区、三石 郷史 代表取締役)ではこれまで英語特有の規則性を体得することを通して英文法の定着化を図ってきた。2021年9月21日よりさらに英文法に強化したカリキュラムへ改訂することが決定した。

 英語塾キャタルでは学校の英語の授業と異なり、「過去完了」「関係代名詞」などの説明を行うことなく、実践的な練習を繰り返すことにより英文法対策を行ってきた。しかし、文法が中心である学校の試験成績向上などの要望が多く、英文法をさらに強化したカリキュラムに変更した。

【英語塾キャタル英文法カリキュラム強化について】
・対象校舎:東京5校・福岡3校
・対象レベル:英検5級程度レベル以上
・対象学年:小学3年〜高校3年 


◆キャタルの英文法カリキュラムの特徴

英語塾キャタル公式HP:https://catal.jp/
公式ブログ:https://study.catal.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/catalj

「メットライフ財団×日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」始動

 メットライフ生命保険株式会社(ディルク・オステイン 代表執行役 会長 社長 最高経営責任者)と日本財団 (東京・港区、笹川 陽平 会長)は、メットライフ財団からの約4億円の寄付により、「メットライフ財団 X 日本財団 高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」を開始することを9月16日発表した。

 このプログラムは、2021年9月から3年間で、高齢者ホスピス10施設と、困難な状況にある子どものための施設 「子ども第三の居場所」2施設の計12カ所開設し、豊かな地域社会の創造に寄与するもの。これらの施設は日本財団が各地域団体と協力して運営していく。メットライフ生命の社員は、日本財団が展開する全国の高齢者および子ども向け施設におけるボランティア活動を通じて、豊かな地域社会づくりに貢献していく。

【「高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」概要】
■高齢者ホスピス
 高齢化が進行する日本で、住み慣れた地域で家庭的な環境のもと最期まで安心して暮らせる終の棲家を提供する。地域のホームヘルパーや訪問看護師、ボランティアが連携し、医療・介護・予防の体制を整え生活支援を行なっていく。2024年上半期までに、国内10カ所(関東・関西・東北・九州)の開設を目指す。

■子ども第三の居場所
 ひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、課題に直面している子どもたちを対象にした放課後の居場所を提供する。食事、学習習慣や生活習慣の定着、様々な体験の機会を提供する。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていく。2022年9月までに、国内に2カ所(関東・関西)開設予定。

定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」、東海道・山陽新幹線の最新型車両で、厳選コンテンツを無料公開

 株式会社グロービス(東京・千代田区、堀 義人 代表)が提供する、ビジネスナレッジの定額制動画学習サービス「グロービス学び放題」(https://hodai.globis.co.jp/)は、2021年10月1日以降、東海旅客鉄道株式会社(愛知・名古屋市、金子 慎 代表)が東海道・山陽新幹線内に設置するビジネスパーソン向け「S Work車両」の一部を含む、最新型新幹線「N700S」の7号車・8号車の利用者に対し、厳選コンテンツを無料公開することを決定した。ビジネスパーソンの移動時間を活用した学びを支援する。

「S Work車両」は、JR東海がビジネスパーソンのために東海道・山陽新幹線「のぞみ」の7号車に設置する新しい車両。周りの乗客への配慮を前提に、座席でWebミーティングや携帯電話の通話を行うことができる。「S Work車両」の一部を含む、最新型新幹線「N700S」の7号車・8号車車両内では、新しい無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」が順次導入される予定。グロービス学び放題は「S Wi-Fi for Biz」利用者に対し、グロービス学び放題の3800本以上の動画から厳選されたコンテンツを提供する。

学習塾向け教育支援プラットフォーム「スマスタ」刷新

 福山市内で地域密着型の学習塾(個別指導のグランアシスト)として8教室を展開する、株式会社グランシップ(広島・福山市、福原 健太郎 代表取締役)は学習塾向け教育支援プラットフォーム「スマスタ」をリニューアルし、2021年9月より先行して無料体験版の提供を開始する。リニューアル版の提供は、2022年3月を予定している。価格は、初期費用が33,000円(税込)、動画使用の月額料金が4,400円~(税込)/法人、教室管理費が1,650円/教室、IDの月額料金が209円/人となっている。

「講師が思うように集まらない」「業務負担を軽減したい」という悩みの種を改善すべく、オリジナル教材の作成、動画による授業といった「運営の効率化」に着手。そこで誕生した『スマスタ』。『スマスタ』に生徒一人ひとりに細かな指示が行える「指示出し機能」を実装し、講師不足の解消に加え、講師は生徒の学習状況の把握・モチベーション管理に専念する時間の確保が可能になった。2時間かかっていた学習管理の時間を30分程度に短縮でき、講師の業務負担軽減につながった。同時に、生徒に細かな指示が可能なため、授業の個別最適化を実現した。

株式会社グランシップ

〒721-0031 広島県福山市三吉町2-13-20 山陽ビル202
TEL:084-959-6340

https://www.granassist.com

デジタル・ナレッジ調査 学習塾におけるオンライン授業の導入率58%

 eラーニング専門ソリューション企業、株式会社デジタル・ナレッジ(東京・台東区、はが 弘明 代表取締役社長)が運営するeラーニング戦略研究所は、関東・中部・関西地方の学習塾の経営者や講師らを対象に、オンライン授業の実施状況に関する調査を実施し、その結果をまとめた報告書を公開した。

 その結果、オンライン授業の導入率は58%で、そのうち「コロナの感染拡大を機に導入した」が4分の3を占めることが明らかになった。報告書では、アンケート結果から見えてきた2つのポイントを解説するとともに、一度はオンライン授業を導入したものの対面授業に戻したい塾が存在する点にも注目し、なぜ対面に戻したいのかその理由を探っている。そのほかオンライン授業の実施状況や課題、今後の展望まで全61ページの報告書で詳しく伝えている。

 ※本調査を実施したのは夏休みに入る直前の2021年7月中旬。その後、感染力の高い変異株の流行拡大により学習塾でのクラスターが発生するなど事態は変わってきている。こうした事態を受け8月以降オンラインへの切り替えを行っている塾もあり、今後の動向がより一層注目される。

 ▼塾の指導タイプ別・規模別クロス分析も!詳しいアンケート結果は調査報告書の無料ダウンロードは下記URLへ
https://www.digital-knowledge.co.jp/archives/category/report/

【アンケート調査概要】
調査目的 :コロナ禍における学習塾のオンライン授業の実施状況と課題を調査する
調査期間 :2021年7月15日(木)~7月19日(月)
調査方法 :Webアンケート方式
調査地区 :東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県
調査対象 :学習塾の経営者、教員・講師、運営スタッフ 計100名

Raspberry Pi 400 日本語キーボード、USキーボードを2021年9月16日に販売開始

 株式会社スイッチサイエンス(東京・新宿区、金本 茂 代表取締役)は、Raspberry Pi 400 日本語キーボードとRaspberry Pi 400 USキーボードを2021年9月16日に販売開始する。Raspberry Pi 400は、昨年発表され話題となったが、工事設計認証(いわゆる技適認証)の取得や供給の都合によりスイッチサイエンスからはこのタイミングで販売開始となった。また、タイミングを合わせ、EDA Technology社のRaspberry Pi 400で利用可能なリボンケーブルを4種販売開始する。

 Raspberry Pi 400(日本語キーボード)はRaspberry Pi 4を日本語キーボードに組み込んだパソコン。ディスプレイやマウスをつないで手軽に使い始めることができる。クアッドコア・64ビットのプロセッサーをそなえ、無線通信や4K動画の再生に対応している。インターネットや動画の閲覧、ドキュメントの作成や編集、プログラミング教育用のパソコンに使用できる。このほかに、Raspberry Pi 400 USキーボードも販売も開始する。

スイッチサイエンスのウェブショップ( https://www.switch-science.com/ ) にて販売している。

株式会社湘南ゼミナール AWS EdStartの日本初のコラボレーターに選出

 株式会社スプリックス(新潟・長岡市、常石 博之 代表取締役社長)は、同社グループ会社の株式会社湘南ゼミナール(神奈川・横浜市、 福村 賢一 代表取締役社長)が、「AWS EdStart」のコラボレーターに日本で初めて選出されたことを発表した。

「AWS EdStart」のコラボレーターに選出された経緯

 湘南ゼミナールは、エドテック・ツール「AI Classroom」の機能向上を目指し、Amazon Web Services(以下、AWS)と音声のテキスト変換において連携した。このことをきっかけに、同社のエドテック分野への注力が認められ、今回「AWS EdStart」の日本初のコラボレーターに選出されることとなった。

 湘南ゼミナールが開発した「AI Classroom」は、授業の様子を撮影した動画を AI によって分析し、データ化するエドテック・ツール。教室の前後に設置したカメラで撮影した講師や生徒の動き等を AI が分析、数値化し、遠隔でもチェックできる仕組みを構築することにより、指導技術の品質管理、品質向上を目指すもの。今回の協業で AWS が提供する音声のテキスト変換サービスである 「Amazon Transcribe」を導入することで、授業の音声データについてもAIによる分析を可能とすべく研究開発を進めている。

「AWS EdStart」は、AWSが2017年に開始したエドテック分野のスタートアップ企業のためのアクセラレータープログラム。AWS プロモーション・クレジットによる資金サポート、技術トレーニング ならびにサポート、エドテック分野の専門家によるグローバルコミュニティへのアクセスなどのメリッ トを通じて、エドテック分野のスタートアップ企業がより早く成長できるように設計されている。 AWS EdStartコラボレーターは教育に特化した組織として、AWS EdStartメンバーとAWS EdStartイノベーターに得意分野を活かしたソリューションやサポートを提供する。

城南進学研究社  9 月より、 オンライン学習教材「デキタス」を小・中学校向けに無償提供 を開始

 株式会社城南進学研究社(神奈川・川崎市、下村 勝己 代表取締役社長 CEO)は、小 中学生対象のオンライン学習教材「デキタス」を、2021 年 9 月から全国の小学校・中学校を対象に無償提供を開始する。

 城南進学研究社は、オンライン学習教材「デキタス」の利用を希望する小・中学校に対して、希望のアカウント数を新規または追加にて、無償で提供することを決定いたしました(期間は応相談)。短縮授業の補足や分散登校の際の家庭学習用、または学級閉鎖の際の備えとして、活用できる。生徒の未来への可能性を閉ざすことなく確実に広げることができるように、オンライン学習教材「デキタス」を通じてサポートする。

「デキタス」は “ワクワク”をキーワードに、学校の勉強を確実に理解することを目指し開発された、小中学生用オンラ イン学習教材。教科書に沿った授業や多彩な演習問題が 5 教科すべてにラインナップされており、 さかのぼり・さきどり学習で 1 学年前の授業に戻ったり、先に進んだりできるほか、定期テスト対策問題 を作成して挑戦したりすることも可能。監修は、「城南予備校 DUO」や「城南コベッツ」などで構成される城南進研グループの講師陣。


法人向けホームページ:https://dekitusbusiness.johnan.jp/ 

動画による学習の流れは下記のURLへ。
https://youtu.be/9mFMJsOi0vk