Archive for: 3月 2021

駿台予備学校、「オンライン授業」を新規開講

 学校法人駿河台学園 駿台予備学校(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、2021年4月より駿台の主要コース・講座の授業をライブ配信によりオンライン受講できる「オンライン授業対応コース(高卒クラス)」「現役オンライン授業(高校生クラス)」を開講する。
 近隣に駿台の校舎がなく通学が困難だった高卒生・高校生に対して、駿台各校舎で実際に教壇に立つ講師の授業を、ライブ配信で提供する。また、オンライン専任のクラス担任・進路アドバイザーによる学習コーチングや、多彩なICTコンテンツを組み合わせることにより、一人ひとりの学力向上を徹底サポートする。オンライン授業でありながらも、モチベーションを高く保ち学力を最大限伸ばせる環境「全国どこにいても」を実現する。

 オンライン授業の受講生は、受講コース・講座の配信授業をタブレット・パソコン・スマートフォンのいずれかを使いリアルタイムで受講できる(一部選択科目は録画配信を予定)。また、駿台模試の自宅受験、ICT学習コンテンツの利用、オンライン専任のクラス担任・進路アドバイザーによる進学相談・学習コーチング等により、校舎通学生と同等の学習サポートを受けることができる。
 開講初年度となる2021年度の設置コース・講座は、駿台が最も強みとする「東大・京大・国公立大学医学部医学科、北大・東北大・名大・阪大・神戸大・九大・早慶上智大などの難関国公私立大学志望者向け」を中心とした講座ラインナップとなる。今後は、講座レベル・ラインナップを順次拡大していく予定。

□設置コース・講座概要
<2021年4月15日(木)より開講>

「オンライン授業対応コース」(高卒クラス)
・設置コース:
スーパー東大文系コース
スーパー東大理系コース
スーパー京大文系コース
スーパー京大理系コース
スーパー国公立大文系コース
スーパー国公立大理系コース
スーパー国公立大医系コース
スーパー早慶大文系コース
・学費: 入学金+授業料¥790,000~¥860,000(年間授業料)
・学習サービス: ICT教材、タブレット貸与、駿台模試、担任による進路指導・学習コーチング、入試情報提供など

「現役オンライン授業」(高校生クラス/現役フロンティア)
・設置講座: 難関大を対象とした計35講座
・対象学年: 高1~高3
・対象科目: 英語、数学、国語(現代文・古典)、物理、化学、生物、日本史、世界史、地理
・学費: 入学金+授業料¥112,000~¥180,000(年間授業料)※1講座あたり
・学習サービス: ICT教材、駿台模試、専任アドバイザーによる進路指導・学習コーチング、入試情報提供など

全国学習塾協会がIT導入普及推進などを目的とした「JJA IT コンソーシアム」を新設

 公益社団法人全国学習塾協会(東京・豊島区、安藤 大作 会長)は、ITベンダーを中心とした企業集合体である「JJA IT コンソーシアム」を新設した。

 2021年2月、全国学習塾協会は、ニューノーマルに適応した持続可能な学習塾運営の確立や業界の課題である低い労働生産性の解消等に取り組むため、生産性向上推進事業部(地福 武史 常任理事)を創設した。「JJA IT コンソーシアム」は、公益目的事業として様々な取り組みを行うために創設された本事業部の活動主体として、目下のところ、IT導入補助金2021の普及推進や学習塾とITベンダー間の情報共有などに注力する。さらに、コンソーシアムの創設とあわせて、学習塾で使えるITツールのポータルサイト「塾ツール」を開設。

 コンソーシアム参画企業は随時募集中でセミナー等も定期的に開催予定。全国学習塾協会はITベンダーの英知を結集して学習塾業界のさらなる発展に努める。

Epic Gamesが「Fall Guys」の開発スタジオMediatonicを買収

 エピックゲームズは人気ゲーム「フォールガイズ:アルティメットノックアウト」の開発スタジオであるメディアトニックを含むグループ企業トニックゲームズグループを買収したと発表した。

 発表では、フォールガイズのゲーム性に変化はなく、今後もプラットフォームを問わず開発を続けていくとしており、この夏予定のニンテンドースイッチ版やXbox版リリースも変更はない。

 なお、エピックゲームズはPCゲーム販売でSteamとしのぎを削っているが、メディアトニックによればSteam版は今後も引き続き配信される。

 メディアトニックは当初の35人だったフォールガイズの開発チームを、150人以上に増員したが、今後予定している展開やコンテンツは数多く、ゲーム作りに対し同じ志を持つエピックゲームズに加わることで、サポートを継続しながら、フォールガイズのゲームプレイ向上やさらに多くのプレーヤーに拡大する目標に向けて加速できると判断した。

セイハネットワーク、AICエデュケーション(鷗州塾)と子ども英会話のセイハネットワーク、相互送客に関しての業務提携を開始

 セイハネットワーク株式会社(福岡市、坂口 正美 代表取締役)と株式会社A I Cエデュケーション(広島市、桑原 克己 代表取締役社長)との間で、業務提携を行うことで合意したことを発表した。

 セイハネットワークは、0歳からの子ども英会話教室などを全国で750の教室をショッピングセンターに展開しており、幼少のころから英語を楽しみながら学ぶ環境を提供している。 セイハネットワークに通っている子供は、成長と共に学習塾に移行することが多い。そこでセイハネットワークから学習塾に通う子供に、鷗州塾を紹介し、いっぽうAICエデュケーションは、セイハネットワークの自宅型オンライン英会話レッスンを鷗州塾の在校生に紹介をする、新たな相互送客で業務提携を開始することとなった。
 AICエデュケーションが展開する鷗州塾等にセイハネットワークが展開するセイハ英語学院などの生徒が入会するときには、入塾料無料などの特典がある。

学書 デジタルドリル 中学版を先着50拠点限定で期間利用登録&生徒ID(20名分)を無償提供

 教育図書教材の出版社の株式会社学書(愛知・名古屋、田村 茂彦 代表取締役)は中学単元の徹底学習 繰り返し学べる【デジタルドリル(中学版)】の期間利用登録&生徒ID(20名分)の無償提供を開始した。拠点数に限りがあり先着順で50拠点までとなっている。

 学書の【デジタルドリル(中学版)】は中学単元を繰り返し徹底学習できるオンライン教材。表⽰された問題を⾒て解答をノートに書き、画⾯上で答えを確認し⾃⼰採点する学習形式だ。「BUILDER受験版」をはじめとした様々なテキスト教材から集めた問題を、単元(Chapter)ごとに集約して収録している。各Chapterは⼤きく6つのStepを⽤意しそれぞれ、Step1・2は基本問題、Step3・4は応⽤問題、Step5・6は発展問題にレベルが分かれている。

〇 対象学年:中学1~3年生(高校入試向け)。

〇 対象教科:英語・数学・理科・社会。
〇 民間教育業界向け
〇 先着50拠点迄:期間利用登録&生徒ID(20名分)を無償提供
〇 利用受付:2021/03/01~2021/03/31
〇 利用期間:2021/03/08~2021/03/31
〇 申込の流れ:株式会社学書/【デジタルドリル(中学版)】特設WEBサイトへ。(https://www.gakusho.com/digital-drill-jh/

産学連携による『観光映像プロモーション機構』を設立 和歌山大学、日本航空ら11社が参画

 産学連携による『観光映像プロモーション機構』を設立したと3月2日、参画する11社が共同で発表した。参画するのは、和歌山大学観光学部木川研究室、日本航空(株)、(株)JTB、大日本印刷(株)、西日本旅客鉄道(株)、(株)青森銀行、あおもり創生パートナーズ(株)、(株)Jストリーム、一般社団法人日本巡礼、日本ユニシス(株)、パロニム(株)。
 本機構は、代表理事に前国立大学法人京都工芸繊維大学 学長の古山正雄氏を迎え、産・学・官・民のネットワークを構築し、持続可能な観光地経営の実現を目的として、国内外の課題抽出と良質な観光映像の制作による観光振興を推進していく。この取り組みの一環として、3月2~3日に開催される「第3回日本国際観光映像祭」に協賛・協力する。

■第3回日本国際観光映像祭(2021年3月2~3日開催)(URL:https://jwtff.world/)
日本が世界の平和や文化振興に貢献し、観光立国を進めていくうえで重要となる「観光映像」の在り方を考える映像祭。国際部門1,207本、国内部門120本の作品を上映するほか、今回初めて、与論島(鹿児島県与論町)をフィールドにして、観光と住民との関係について、クリエーターたちが現地滞在して考えながら観光映像を制作したアートプロジェクト「ART&FACTORY JAPAN」の報告も行う。期間を通じて、VR(仮想現実)などの映像技術や、デジタルマーケティングとの連動施策などを活かした映像の配信、SDGsを考慮した観光映像についての議論、優れた観光映像の表彰などを実施。加えて、フォーラムにて観光映像プロモーション機構の活動概要などを含めた発表を予定。(主催:日本国際観光映像祭実行委員会)

■観光映像プロモーション機構 参画企業・団体一覧
国立大学法人和歌山大学観光学部 木川研究室所在地:和歌山県 代表:木川剛志
株式会社JTB本社:東京都 代表取締役社長執行役員:山北栄二郎
大日本印刷株式会社本社:東京都 代表取締役社長:北島義斉
西日本旅客鉄道株式会社本社:大阪府 代表取締役社長:長谷川一明
日本航空株式会社本社:東京都 代表取締役社長:赤坂祐二
株式会社青森銀行本社:青森県 取締役頭取:成田晋
あおもり創生パートナーズ株式会社本社:青森県 代表取締役社長:越田健一
株式会社Jストリーム本社:東京都 代表取締役社長:石松俊雄
一般社団法人日本巡礼所在地:千葉県 代表理事:船田幸夫
日本ユニシス株式会社本社:東京都 代表取締役社長:平岡昭良
パロニム株式会社本社:東京都 代表取締役:小林道生

※記載された内容は発表日現在のもの。今後予告なしに変更されることがある。

NEC、GIGAスクール構想の推進に向けて教育ICT事業を強化

 NECは、政府が推進するGIGAスクール構想に向けた教育ICT事業強化の一環として、教育機関を対象にNEC教育クラウド「Open Platform for Education (NEC、学校・事業者・家庭をつなぐ教育プラットフォーム)」、学習者用端末、教育支援サービスなどの製品群を拡充し、販売活動を開始する。NECはこの取り組みにより、同事業について2021年度から2025年度までの累計で約1,000億円の売上を目指す。 

 今回新たに、NEC教育クラウド「OPE」について、デジタル教科書への対応や各種デジタル教材の拡充、文部科学省が推進する「学習eポータル」の仕様準拠を行う。加えて、Wi-Fi6対応の学習者用端末・学校向けネットワーク機器のラインアップを強化する。さらに、SDGsをはじめとする社会課題に関する探究的な学習やキャリアデザインを支援するサービスを提供する。 

 NECは、GIGAスクール構想で導入される学習者用端末から、全教科対応ドリル教材、実践的英語力を鍛える教材、プログラミング教材などを、シングルサインオンでシームレスに利用可能とするNEC教育クラウド「OPE」を昨年7月から提供開始している。教育機関や学校からのNEC教育クラウド「OPE」の申込ID数は、昨年12月末時点で100万IDを超え、今年度中に150万IDに達すると見込んでいる。
 NEC は、デジタル活用が進む学校教育現場に向けて、以下の製品群を拡充し提供していく。

1.文部科学省が推進する「学習eポータル」の準拠を目指す教育クラウド

2.Wi-Fi6に対応した学習者用端末・ネットワーク機器

3.児童生徒の非認知能力の向上を目指す教育支援サービス

英語学習アプリ「booco」が英語4技能学習に対応 英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX」を導入

 株式会社アルク(東京・千代田区、天野 智之 代表取締役社長)は、スマートフォンアプリ「booco(ブーコ)」にて、アイード株式会社(東京・品川区、宮澤 瑞希 代表取締役社長)の英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX(チボックス)」を導入した音読トレーニングをリリースした。同時に、英作文の基礎を学ぶ語句並べ替えトレーニングも搭載し、英語4技能を総合的に学べる環境が整った。

「英語の勉強をもっと便利に」をコンセプトに2020年4月に誕生した「booco」は、英語学習の参考書や問題集をアプリ内で学習できるスマートフォンアプリ。

 これまでは、「読む」「聞く」といったインプット学習を中心に提供していたが、今回新たに「話す」「書く」というアウトプット学習を追加。このアップデートによって、アルクのベストセラー書籍を使った学習を「便利にする」だけでなく、インプット・アウトプット両面のトレーニングで、より一層の学習効果を得られるようになる。

 4技能学習に対応したコンテンツは、個人ユーザーはもちろん、企業・団体などが対象の「法人向けオンライン自己学習サービス」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001404.000000888.html)でも利用できる。

<アプリ情報>
【タイトル】英語学習 booco(ブーコ)
【提供開始日】2020年4月30日
【価格】無料(アプリ内課金あり)
【対象OS】iOS 11以降、Android 6.0以降

<アプリURL>
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id1507203854
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.alc.booco