Archive for: 3月 2021

エデュケーショナルネットワーク 特別支援学校の新校舎建築のための寄付金募集をサポート

 株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社で、教育機関の支援事業を行う株式会社エデュケーショナルネットワーク(東京・千代田区、二瓶 嘉男 代表取締役社長)は、学校応援コミュニティサイト「Yellz(エールズ)」を運営している。この「Yellz」において、特別支援学校の新校舎建築のための寄付金を募集する「”生きる喜びを学ぶ校舎”建築プロジェクト」が、学校法人カナン学園(岩手・二戸郡一戸町、齊藤 芳弘 理事長)により開設された。
 このプロジェクトは、カナン学園が運営する特別支援学校「三愛学舎」の新校舎建築資金として寄付金を募集するもので、「Yellz」を通じて、個人・法人問わず全国から幅広く寄付を募ることを目的としている。
【”生きる喜びを学ぶ校舎”建築プロジェクト】https://yellz.jp/detail/030097/project/320/

 カナン学園三愛学舎は、岩手県内で唯一の私立の特別支援学校。知的障がい等のある生徒が学ぶ高等部単独の特別支援学校として、本科3年と専攻科2年、5年間の青年期教育を行っている。

​ 1学年10名定員規模で1980年に建てられた校舎を使っているが、現在定員15名を受け入れており、かなり手狭になっている。昼食時、生徒と職員がテーブルに並ぶと、お互いの肩がぶつかるほどになる。加えて、至るところが老朽化で傷んできており、新しい校舎が必要な状況になっている。外壁だけではなく、内壁にもひび割れが見受けられ、天井には漏水した跡も残っている。
 2013年から新校舎の建築計画をすすめてきたが、建築資金300万円が不足している状況だ。学校法人としての責もあるが、在校生やこれから入学してくる生徒に、より広く安心安全な校舎でのびのびとした学びを提供するとともに、多様な時代を生き抜く生徒を輩出できる環境づくりに対する支援を募るため、このプロジェクトを開設しました。

【”生きる喜びを学ぶ校舎”建築プロジェクト】
https://yellz.jp/detail/030097/project/320/

【募集金額について】
個人:一口5,000円以上
(できましたら2口以上のご協力をお願いいたします)
法人:一口10,000円以上
(できましたら2口以上のご協力をお願いいたします)
※Yellzのシステム上、金額は任意となっております。1口未満でも有難くお受けいたします。

【税制優遇措置について】
本プロジェクトから頂戴しましたご寄付につきましては、寄付金控除を受けていただくことができます。詳細につきましては以下をご確認ください。
http://sanaigakusha.net/newbuilding/index.html#sec03

AI型教材「Qubena(キュビナ)」奈良県奈良市で正式採用 市内全小中学校で2月より利用開始

 株式会社COMPASS(東京・千代田区、小川 正幹 CEO)は、提供するAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ) 」が奈良県奈良市の市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2021年2月より利用が開始されたことを発表した。

 Qubenaを採用した奈良市では、文部科学省が打ち出したGIGAスクール構想に基づき、児童生徒1人1台の学習者用端末が昨年9月にいち早く整備された。さらに、ハードウェアの整備と並行して、市が目指すICT を活用した個別最適化学習の実現を図るため、市の教育の方向性に合致したソフトウェアの選定を行う中で、Qubenaの採用を決定した。

SDGsについて全国の小学生1万5千人にアンケート 全国の新聞社21社による調査、「SDGsを知っている」小学生は約5割

 子ども新聞、子ども向け紙面をつくる全国の新聞社21社が協力し、全国の小学生を対象に「よりよい世界をつくるためには」という内容でアンケートを実施した。有効回答数は15,104件。SDGsを知っていた子は全体の48.5%、環境のために何か取り組んでいる子は92%以上など、小学生のSDGsについての意識が浮かび上がった。2021年3月26日(金)にリモートで開催する第4回「こども新聞サミット」で「よりよい世界」について議論を深める。

■アンケート概要
調査方法: 子ども新聞、子ども向け紙面の読者を対象にインターネット、はがきで実施
調査対象: 全国の小学1年生~6年生  有効回答数:15,104
調査期間: 2020年12月4日~2021年1月31日

■アンケートから見えてきた主なトピック
①SDGsを知っていた子は全体の48.5%
②SDGs17つの目標で興味があるのは、1位:海の豊かさを守ろう 2位:安全な水とトイレを世界中に 3位:人や国の不平等をなくそう
③85%以上の子が地球の未来を心配している
④環境のために何かに取り組んでいる子は92%以上
⑤今住んでいるまちに住み続けたいと答えた子は約8割
⑥多様性という言葉を聞いて、一番思い浮かぶのは、障がいのある人もない人もいっしょに働いたりスポーツをしたりできること
⑦日本が世界と協力して取り組むべき課題は、争いを減らすこと、地球温暖化防止

■第4回「こども新聞サミット」参加新聞社
北海道新聞社  道新こども新聞 週刊まなぶん
河北新報社  こども新聞 週刊かほピョンプレス
茨城新聞社  週刊いばらきこども新聞
上毛新聞社  子ども新聞 週刊風っ子
下野新聞社  週刊しもつけ子どもタイムズ
朝日学生新聞社  朝日小学生新聞
毎日新聞社  毎日小学生新聞
読売新聞社  読売KODOMO新聞
新潟日報社  まいにちふむふむ
信濃毎日新聞社  信毎こども新聞
中日新聞社  中日こどもウイークリー
神戸新聞社  子ども新聞 週刊まなびー
山陽新聞社  子どもしんぶん さん太タイムズ
中国新聞社  ちゅーピー子ども新聞
愛媛新聞社  ジュニアえひめ新聞 スマイル!ピント
高知新聞社  読もっか こども高知新聞
西日本新聞社  親子で読む こどもタイムズ
大分合同新聞社  GXジュニア
南日本新聞社  南日本こども新聞オセモコ
沖縄タイムス社  ワラビー
琉球新報社  琉球新報小中学生新聞 りゅうPON!

公益財団法人 日本財団およびNPO法人 Chance For Allが運営する学童保育などにIoTブロック「MESH(メッシュ)」を寄贈

 ソニービジネスソリューション株式会社(東京・港区、古田 了嗣 代表取締役)は、ソニー株式会社と共同で、公益財団法人 日本財団およびNPO法人 Chance For Allに、IoTブロック「MESH™(メッシュ)」を合計200セット寄贈する。この寄贈に関わる費用は、ソニーが2020年4月に設立した「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」から拠出される。

 今回、日本財団が運営する放課後の子どもの居場所「子ども第三の居場所」、Chance For Allが運営する学童保育「CFAKids(シーエフエー・キッズ)」に「MESH」本体 合計200セットと周辺機器、関連教材を寄贈する。あわせて、「MESH」を活用したプログラミング体験ワークショップをオンラインで開催し、子どもたちの学びをサポートする。

 ■主な寄贈内容
・「MESH」本体:合計200セット
・充電クレードル:合計50個
・アクセサリー(ティンカリングキット/スマートカーなど):合計50個
・ガイドブック(『MESHではじめるIoTプログラミング』など):合計50冊

■関連リンク
・「MESH」公式ページ
https://meshprj.com
・子ども第三の居場所
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
・CFAKids
https://www.chance-for-all.org/cfakids

ユーグレナ社のスポーツ用飲料「SPURT(スパート)」が日本女子サッカーリーグ1部の大和シルフィードとパートナー契約を締結

 株式会社ユーグレナ(東京・港区、出雲 充 代表取締役社長)と、神奈川県大和市を中心に活動する女子サッカークラブである大和シルフィード株式会社(神奈川・大和市、大多和 亮介 代表取締役社長)は、2021年3月より、ユーグレナ社が展開するスポーツ用飲料ブランド「SPURT(スパート)」が「栄養サポートパートナー」となる契約を締結し、選手の健康増進を目指した取り組みを開始することを発表した。

本田圭佑が代表を務める「NowDo株式会社」が、「進研ゼミ高校講座」にコンテンツ連携を3月20日(土)より開始

 プロサッカー選手(ネフチ・バクー所属)の本田圭佑が代表を務める Now Do株式会社(東京・中央区)は、株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役)が提供する高校生向け通信教育「進研ゼミ高校講座」に3月20日(土)よりコンテンツ連携を開始いたしましたことを発表した。


Webページ: https://nowdo.net/cp/koukou
 

 3月20日(土)から開始したこの連携においては、ソーシャルオンラインスクールNowDoの「世界中の誰もが夢を追い続けられる世界を創る」というコンセプトと、進研ゼミ高校講座の「自分で、切り拓く力。」というコンセプトのもと、高校生年代のキャリア形成を両社連携にて新しい形で支援していく。

 その一環として、NowDoのサービスの一部であるアーカイブ動画の中から、進研ゼミ高校講座の会員数約15万人(2020年4月実績)にNowDoで提供している動画の一部を届ける。また NowDoが提供する様々な業界・分野のプロフェッショナルの方々が行う講義と、進研ゼミ高校講座で提供している進路情報や受験対策などの教育を組み合わせ、多くの高校生にこれから変わり続ける社会での生き方や働き方のヒントをつかみ、自分の将来を真剣に考えるきっかけを提供し、自ら学び、自ら夢を切り拓ける人づくりを目指していく。

AI先生「atama+」、高校生向け「生物」の提供開始

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)は、2021年3月23日より、AI先生「atama+(アタマプラス)」にて、高校生向け「生物」の提供を開始する。高校生向けに5科目(英語、数学、物理、化学、生物)に対応できるようになる。

 大学入試センターが公表するデータによれば、令和3年度の大学入試共通テストにおける「生物」と「生物基礎」を合わせた受験者数は約18.6万人※1と、多くの高校生が生物を選択した。

 atama+の生物は、AIが生徒の理解度をもとに、しくみを理解するための教材や暗記項目の定着をはかる教材を提案し、「自分専用カリキュラム」を作成する。

※1 独立行政法人大学入試センターHP「受験者数・平均点の推移(本試験)大学入学共通テスト」より 
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/suii/R3_.html

知育アプリ「シンクシンク」が初の書籍化「思考センス育成公式ブック シンクシンク」が小学館より発売

 子ども向けアプリ教材開発・運営などを行うワンダーラボ株式会社(東京・文京区、川島 慶 代表取締役)が開発するアプリ「シンクシンク」の書籍「思考センス育成公式ブック シンクシンク」が小学館より発売された。

 思考力を育てる知育アプリ「シンクシンク」は、150か国累計120万人から高い評価を得ている。これまでにiOS、Androidの両プラットフォーム「子ども向けカテゴリー」でダウンロード1位を獲得。Googleの全世界対象のアプリアワード「Google Play Awards」では、2017年と2019年に異例の複数回受賞を果たすなど、子ども向け知育アプリとしては類を見ない実績を残している。

 アプリでお馴染みの問題に加えて、アプリ未収録のオリジナル問題も80問収録。アプリ経験者も新鮮な気持ちで楽しめる。さらにこの本の問題をすべて解くと、デジタルでワンダーラボ渾身の超難問に1問挑戦できるおまけ付き。子どもだけでなく大人も脳トレとして、家族全員で楽しむことができる1冊。

定 価:1,320円(税込)
発売日 :2021/3/18
判型/頁:B6判 / 384頁
ISBN :9784092272330

<電子版情報>
価 格:各販売サイトでご確認ください
配信日:2021/03/18
形 式:ePub
Jp-e : 092272330000d0000000

旺文社ベンチャーズを通じて、子ども向けアプリ・タブレット教材開発・運営などを行うワンダーラボ株式会社へ出資

 教育出版の株式会社旺文社(東京・新宿区、生駒 大壱 代表取締役社長)は、株式会社旺文社ベンチャーズ(東京・新宿区、粂川 秀樹 代表取締役)が運営するファンドを通じ、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手掛けるEdTechスタートアップのワンダーラボ株式会社(東京・文京区、川島 慶 代表取締役)へ出資したことを発表した。

 ワンダーラボは、「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」をミッションに掲げる、STEAM教育領域の子ども向けデジタル教材の開発・運営を手掛けるスタートアップ。旺文社はプロダクトを通じ、STEAM領域の学びのみならず、非認知的能力の土台であるモチベーションや意欲を「内発的」に引き出すというアプローチは非常にユニークであると考えている。ワンダーラボの思考力育成アプリ「シンクシンク」は、抽象的思考の土台となる思考センスを育てるプロダクトで、150ヵ国の延べ150万人に利用されている。

 今回の出資を通じ、旺文社はワンダーラボ社と連携を進めていく。STEAM・非認知的能力を育むプロダクトと、旺文社が培ってきた学習コンテンツ・サービスや営業チャネルなどの資産を有機的に組み合わせ、支援を推進していく。

「第7回 数理工学コンテスト」受賞作品決定 コロナや環境問題に関する作品が多数

 武蔵野大学工学部数理工学科は、中学生・高校生を対象に毎年開催している「数理工学コンテスト」の各賞の受賞作が決定したと3月19日に発表した。「数理工学コンテスト」は、数理工学の普及や数理工学教育の推進に貢献することを目的に2014年から毎年開催。第7回となる「数理工学コンテスト」は、新型コロナウイルス感染症関連、ゴミ問題などの環境問題等に焦点を当てた作品が多く見られた。58作品の応募があり、17作品を優秀作品として選出。3月27日(土)にオンラインで授賞式を開催する。

【受賞作品】
■最優秀賞(1作品)
作品名 渋谷駅周辺地域におけるゴミ箱設置の最適化
学校名 豊島岡女子学園高等学校 2年生(1名)

■優秀賞(3作品)
作品名 Unityを用いた新型コロナウイルス感染症のシミュレーション
学校名 京都市立堀川高等学校 2年生(1名)

作品名 ゴミ箱案内板の設置によるゴミのポイ捨て抑制効果の検証
学校名 広島大学附属高等学校 3年生(5名)
グループ名 ポイ捨て撲滅委員会

作品名 重回帰分析を用いた特殊詐欺の都市部、
地方における構造的違いの発見とそれぞれの要因分析
学校名 東京都立白鷗高等学校 2年生(1名)

※他、奨励賞5作品、選考委員賞4作品、ジュニア奨励賞4作品が受賞。
詳細は「第7回数理工学コンテスト」HPへ。

【授賞式】
■日時:令和3(2021)年3月27日(土)13:00~15:30
■会場:オンライン(Zoom)で実施(取材希望者は、企画・広報課へご連絡ください)
■主催:武蔵野大学工学部数理工学科/数理工学センター

【選考委員によるコメント】
■工学部数理工学科 西川 哲夫教授
今年度はコロナ禍の下、新型コロナウイルス感染症関連作品が多くありました。最適化を活用した作品も多く、ゴミ問題などの環境問題に焦点を当てたものが複数ありました。最優秀賞を受賞したのは、ポイ捨て削減を目的に、実地調査に基づきゴミ箱設置の最適化を行った作品です。重回帰分析によって特殊詐欺を分析した作品や、セミの鳴き声・動物の寿命などの日常的テーマを統計的に扱った作品も多くありました。

【関連リンク】
■「第7回数理工学コンテスト」受賞作品発表HP:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/mathematical_engineering/mathematical_engineering_contest.html

■武蔵野大学工学部数理工学科HP:
https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/engineering/mathematical_engineering/