Archive for: 1月 2021

早稲田アカデミー オンライン校を開校

 株式会社早稲田アカデミー(東京・豊島区、山本 豊 代表取締役社長)は、「早稲田アカデミー オンライン校」を2021年4月より開校することを決定した。

 早稲アカの「志望校別対策コース」を、首都圏外・海外にも“対面同様に”提供する。早稲田アカデミー オンライン校では、早稲田アカデミーの合格実績を牽引する「NN(何がなんでも)志望校別コース(小6生対象)」と「必勝志望校別コース(中3生対象)」の授業を、オンラインで提供する。Web会議システムZoomを利用した「双方向Web授業」で、校舎での対面実施の授業と同様の授業をオンラインで受講できる環境を整えた。

 模試も、宿題も、プリントも、質問も…対面と変わらぬサポートを新システムで実現。早稲田アカデミー オンライン校では、校舎において対面で受けられる周辺サービスを、オンラインで提供する。それを可能にするのが、新システム「早稲田アカデミーEAST」と「早稲田アカデミーOnline」。模試も、宿題も、プリントも、質問も、添削も、学習相談も、校舎と変わらぬサービスを提供する。 

■早稲田アカデミー オンライン校 開校説明会
 早稲田アカデミー オンライン校開校に先立ち、以下の日時で開校説明会を実施いたします。開校説明会は、いずれの日程もZoomを用いて行う。

【新小学6年生】
 2月 7日(日) 10:00~11:00
 2月27日(土) 10:00~11:00

【新中学3年生】
 2月 7日(日) 11:15~12:15
 2月27日(土) 11:15~12:15

■早稲田アカデミー オンライン校 サービス詳細について
 早稲田アカデミー オンライン校に関する詳細は、1月18日(月)10時公開予定の特設サイトへ。

 早稲田アカデミーのIRHP:https://www.waseda-ac.co.jp/corp/ir/
 早稲アカ早わかり     :https://www.waseda-ac.co.jp/corp/ir/waseaca/

2021年度、駿台予備学校と代々木ゼミナールが 「早大入試プレ」「慶大入試プレ」での連携を強化

 駿台予備学校を運営する学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)と、代々木ゼミナールを運営する学校法人高宮学園(東京・渋谷区、髙宮 英郎 理事長)は、代々木ゼミナールが提供する「早大入試プレ」および「慶大入試プレ」の共催をはじめ、慶應義塾大学、早稲田大学入試対策において連携を推し進めていく。 入学定員厳格化の影響により私大入試が難化しているなかで、特に難関とされる慶應義塾大学および早稲田大学の受験対策においては、これまで以上に、より正確な受験情報やデータが求められており、両校が保有する受験データを結集することで、より精緻なデータを提供することが可能となる。    駿台予備学校と代々木ゼミナールでは、それぞれに所属する校内生をはじめ、受験生に対してより手厚い受験指導を推進していく。

概 要

(1)「早大入試プレ」「慶大入試プレ」の共同開催および関連業務での連携・ 代々木ゼミナールが運営する「早大入試プレ」および「慶大入試プレ」について、2021年度より、駿台予備学校の早大コース・慶大コースをはじめとする高卒生クラスに所属する学生に提供する。

【2021年度 実施スケジュール(予定)】
早大入試プレ〈代ゼミ・駿台共催〉 2021年10月24日(日)
慶大入試プレ〈代ゼミ・駿台共催〉 2021年10月31日(日)
※ いずれの日程も代々木ゼミナール公開会場の実施基準日
※ 2021年度については、代々木ゼミナールが当該模試の募集および運営を行い、販促活動および公開会場の提供等で駿台予備学校と連携を図っていく。


(2)共同開催をはじめとした模試部門での連携強化・ 駿台予備学校および代々木ゼミナールそれぞれが主催する模試の公開会場に関して、それぞれ会場を提供する。
・ 2022年度以降、より多くの受験生に受験する機会となるよう、高等学校等への紹介活動を推進する。

市進 大学コンソーシアム市川産学官連携プラットフォームとの 「連携に関する包括協定」締結

 1 月 22 日(金)、株式会社市進ホールディングス (千葉・市川、福住 一彦 代表取締役社長)は、大学コンソーシアム市川産学官連携プラットフォームとの間で「大学コンソ ーシアム市川産官学連携に関する包括協定」を締結したことを発表した。 
 市進は市川市を発祥の地として、地域に支えられながら今年で創業55 年の歴史を刻んでいる。市川市の施策推進及び課題解決、地域産業の発展・振興、地域活性化や地域課題解決等に資する学生の教育・育成、学生のキャリア支援等について双方が連携し、取組みを進めるため、大学コンソーシアム市川産学官連携プラットフォーム(原科 幸彦 千葉商科大学学長)と、包括協定書を締結する。この包括協定では、大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォームの取組目標である、「経営マインドを持ち地域活性化に貢献する人材の育成」、「ゆとりのある子育て環境の実現と人材の育成」、「現代社会のニーズにあった都市型ビジネスの展開」、「在留外国人の増加に対応した地域づくりと国際化への対応」、「人生 100 年時代に向けた生涯学習への対応」、「都市部女性のキャリアパス構築支援」、「地域つながり力の素質をもった優秀な学生の確保」等の達成に向けて双方で連携した施策を行う。具体的には、今後、「市川学」(大学コンソーシアム市川参画校による共同授業科目)における講義等を予定している。 


【大学コンソーシアム市川産学官連携プラットフォームについて】 
千葉商科大学、和洋女子大学、東京医科歯科大学教養部、昭和学院短期大学、東京経営短期大学の5 つの高等教育機関からなる「大学コンソーシアム市川」(2018 年 11 月設立、千葉商科大学学長 原科幸彦 会長)が、市川市、市川商工会議所と産官学連携包括協定を締結し、2018 年 11 月に形成された。首都近郊地域特有の地域課題に対し協働して取り組み、各高等教育機関のリソースを共同活用し、「ゆとりある子育て環境の実現と人材の育成」「少子高齢化社会に対応できる地域医療・福祉」「現代社会のニーズにあった都市型ビジネスの展開」等の具体的課題を実践的な学びの中で解決することを目的としている。

Preferred Networksとやる気スイッチグループ、プログラミング教室の フランチャイズパッケージを塾、学童・保育サービス、習い事教室等に提供開始

 株式会社Preferred Networks(東京・千代田区、西川 徹 代表取締役 最高経営責任者)と、株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、高橋 直司 代表取締役社長)は、2020年12月25日付で、「プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™」のフランチャイズパッケージの開発と拡販・導入支援を実施する合弁会社を設立した。新会社は、今春以降、やる気スイッチグループの教室を皮切りに、一般の学習塾や学童・保育サービス、習い事教室等にHALLOへの加盟募集を開始する。

Playgramのミッションモードでプログラムを組む様子

 PFNとやる気スイッチグループは、2020年7月に、PFNが開発する、小学生から始められるプログラミング教材 Playgram™と、「やる気スイッチ」が入る指導メソッドを組み合わせたプログラミング教室パッケージの展開で提携した。HALLOは同年8月から順次、やる気スイッチグループの直営教室(Kids Duo有明ガーデン校、やる気スイッチスクエア武蔵小杉校、オンライン校、三鷹校)に導入し、1か月強で目標の生徒数に到達している。現在は小学生を中心に、未就学児や中学生も含む幅広い年齢の生徒が在籍し、教材のPlaygramおよび指導メソッドは、生徒および保護者からも高い評価を得ている。

HALLOレッスンでの作品発表の様子(小学校3年生)

■ HALLOフランチャイズパッケージの特長
・PFNが開発するプログラミング教材Playgramを使用して、一人ひとりに最適な学習を提供することで大人顔負けのプログラミング力を育てる
・やる気スイッチグループが教室経営・販促等のノウハウを提供
・生徒が自律的に学ぶ力をつける(やる気スイッチの入る)指導メソッドを提供
・既存教室の空き時間、空きスペースを活用するため、一般的なフランチャイズ加盟に比べ、初期投資や必要設備が少ない
・既存教室の生徒からの入会を促進しやすい設計で、3名の生徒で黒字化が可能
・eラーニングやオンラインでのOJT研修、さらに教材による学習進捗管理アシストがあり、教室側に事前のプログラミング教育のノウハウ・IT知識は不要

・プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ
・プログラミング教材Playgram

学研 教育・介護市場のスタートアップ企業との協創を加速させる総額30億円規模のCVC(Corporate Venture Capital)投資プロジェクトを開始

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)は、Ed-Tech/Care-Tech領域を中心に、国内外の教育・介護市場のイノベーションを目的とした投資活動、「Gakken Innovation-Tech Fund(Gakken Capital)」プロジェクト(仮称)を開始いたする。この投資プロジェクトは、学研グループの「新規事業の創出」「協業・オープンイノベーション」「既存事業の成長・変革」を狙いとし、Ed-Tech/Care-Tech領域で事業展開をしている国内外のスタートアップ企業を投資の中心対象する。今後、本取組において、2025年までに総額30億円規模の投資実行を予定している。

 • 本投資プロジェクトの概要
(1) 名称
「Gakken Innovation-Tech Fund(Gakken Capital)」プロジェクト(仮称)

(2) プロジェクト主体
株式会社学研ホールディングス 投資検討チーム 
投資検討チームは、会計財務、経営戦略、デジタルを主管する社内戦略部門とCVC(Corporate Venture Capital)関連の知見・経験を有する外部専門家で構成する

(3) 投資対象
・Ed-Tech/Care-Tech領域の魅力あるサービス・顧客基盤・技術等の特徴を有するスタートアップ企業

・“学研グループ”および“学研グループが提携・協業する企業”との技術・販売・人材等の事業/経営シナジーが期待されるスタートアップ企業

・学研グループの事業拡張において重要となるDX推進に関連するITサービス・システムの企画・開発力などを有するスタートアップ企業

(4) 投資の形態・投資方針
・ミドルステージからレイターステージを中心としつつ、高い事業シナジーが見込まれる場合はシードステージからプレシリーズAも想定 ※

・案件の発掘、投資対象の企業価値・リスク調査、投資先の決定、投資先のモニタリング・バリューアップ、エグジット等の一連の投資プロセスを外部専門家との協働体制で推進しつつ、投資形態としては、学研からの直接投資を想定

・マイナー投資を中心に想定しつつも、事業戦略上の必要性に応じて過半数以上のマジョリティ投資も検討

※ 語句の補足説明
一般的に、シードステージ:事業アイデアはあるが起業前の段階、アーリーステージ:起業直後の段階、ミドルステージ:事業が本格成長し始めた段階、レイターステージ:事業/サービスが安定して継続成長している段階を指す。プレシリーズAは、アーリーステージの前半段階の呼称。

「LINEカーナビ」2021年5月末で、サービス終了

「LINEカーナビ」のサービスを2021年5月31日で終了すると、同サービスを運営するLINEが1月13日に明らかにした。LINEカーナビは、iOSとAndroidのスマートフォン向けに提供しているカーナビアプリ。2019年9月にリリースされ、LINEのAIアシスタント「CLOVA」やトヨタの純正カーナビと同じナビエンジンを採用し、SmartDeviceLink対応で車載器と連携して使用可能。
 2021年4月末に当該アプリのダウンロードが終了。翌月5月末にサービスが終了。約1年8ヶ月でサービス終了となった。サービス終了後にユーザー情報は破棄される。

 LINEカーナビは終了するが、同社は今後もLINE CLOVAを通し、人の負担を減らす『ひとにやさしいAI』によって、生活やビジネスのAI技術利用の一般化を目指す。

東京メトロ 1都3県への緊急事態宣言受け終電繰り上げ

 東京メトロは1月13日、全路線で20日(水)から終電時刻を10~20分程度繰り上げると発表した。1都3県への緊急事態宣言に伴う自治体と国土交通省からの要請を受けた措置。実施期間の終了については改めて発表する。

■平日ダイヤ
東京メトロ全路線で、終電時刻を現行より概ね10~20分繰上げ。
なお、千代田線北千住発松戸行きの終電は現行の時刻のまま。
■土曜日・休日ダイヤ
一部の路線及び運転区間で、終電時刻を現行より概ね10~20分繰上げ。
なお、運転区間によっては、繰上げを行わない箇所もある。

 メトロは2021年春にダイヤを改正し、終電時刻を10分程度繰り上げる予定だが、今回はあくまで緊急事態宣言に伴うものであり、春のダイヤ改正の前倒しではないとしている。

 JR東も13日、緊急事態宣言に伴い、首都圏11路線で20日から当面の間、終電付近の一部列車の運転を取りやめると発表している。これにより終電が8~32分早まる。

「Studyplus for School」、学習プラットフォーム「Google Classroom」との接続を開始

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、教育事業者向けプラットフォーム「Studyplus for School」と「Google Classroom」との接続を開始した。今回の「Studyplus for School」 と「Google Classroom」の接続により、「Google Classroom」上での課題の提出、返却、再提出状況が、「Studyplus for School」上でも学習記録として登録されるようになる。その結果、「Studyplus for School」を通して、連携している生徒用の「Studyplus」にも「Google Classroom」の学習記録が反映される。これにより、「Studyplus for School」がこれまでに実現しているデジタル教材や紙教材の学習管理だけでなく、「Studyplus for School」のタイムライン上に登録された課題提出記録から「Google Classroom」の該当課題へワンクリックで遷移することができるため、両サービスのよりシームレスな活用が可能になる。

◆ Google Classroom との接続によって実現すること
①「Google Classroom」で生徒が課題を提出すると、「Studyplus for School」に勉強記録として自動記録される。
他の教材の学習状況と同様に、「Google Classroom」での課題の提出状況についても「Studyplus for School」を通して確認することができる。

②「Studyplus for School」の勉強記録から、「Google Classroom」の課題を確認する。
勉強記録の「詳細を確認」を押すと、該当生徒の提出物を確認する「Google Classroom」画面が開かれるため、すぐに返却や採点作業を行うことができる。

③ 先生が課題の返却や採点を行うと、該当の勉強記録へコメントが通知される。
生徒は「Studyplus」アプリから、勉強記録へのコメントを通して先生の課題返却や採点が完了したことを確認することができる。

※ Google for Education、Google Classroom は Google LLC の商標。

FCE 緊急事態宣言に伴い、2021年度内定者向けeラーニング研修「Smart Boarding」を無料公開

 人材育成事業を行う株式会社FCEトレーニング・カンパニー(東京・新宿区、荻野 純子 代表取締役)は、2021年1月7日(木)に発令された緊急事態宣言に伴い、年度の新入社員・内定者向け研修実施に関する相談が急増している状況を受け、eラーニングシステム「Smart Boarding」の内定者向け学習コースを無料公開する。
• 取り組みの背景
 1都3県に発令された緊急事態宣言やコロナ感染拡大の現状を受け、今年度の新入社員・内定者研修等に関する「実施方法」や「開催時期」などについて、多く相談が来ている。株式会社FCEトレーニング・カンパニーでは、「働くをもっとおもしろくする」という企業ミッションに基づき「社会人のスタートという不安を抱える時期に、さらに環境的な要因において大きな不安が募っている新入社員(内定者)および企業様のサポートを行えないか」と考え、eラーニングシステム「Smart Boarding」の内定者向け学習コースを無料で公開をすることを決定いたした。 
• 無料公開実施概要
■実施期間 
公開期間:2021年1月12日~2021年3月31日 

■受講対象
全国の2021年度にご入社予定の内定者の方/企業様

■コース内容:
内定者向けのコンテンツを7コース(85コンテンツ)。

■対象コース: 
• 成果を出すための大切なこと 入社直後編 
• 知っておきたいソーシャルメディアリスク 
• ビジネスマナー講座 
• 生産性を上げる仕事の進め方講座 
• 実践コミュニケーショントレーナーによる「コミュニケーション基礎」: 
• 【テスト】ビジネスマナー講座 
• 【テスト】生産性を上げる仕事の進め方講座

■内定者向け無料学習コース お申し込みはこちら
https://go.training-c.co.jp/l/578701/2021-01-07/4w9v3y

■2021年度「全国新入社員WEBテスト」も開催決定
なお、2021年春には「全国統一新入社員WEBテスト」も開催する。コロナ感染拡大の状況を受け、2020年9月に開催した際には、1160名以上の申し込みがあり、参加企業より「新入社員の実力を測るテストとして、助かった」「自社の教育レベルが全国結果からわかるのでおもしろい」「来年度の新入社員研修の計画の中に、一般的な物差しで、自分のレベル感を把握できるテストを含みたいと考えているので、来年度の開催が決まっていたら教えてほしい」などの声があがった。
「全国新入社員WEBテスト」お申込み:https://go.training-c.co.jp/l/578701/2020-10-12/4n2rds

三省堂の中学生向け辞典が新課程に対応して全面改訂 紙面もリニューアルし、モリサワの「UDデジタル教科書体」を採用

 株式会社 三省堂(東京・千代田区、瀧本 多加志 代表取締役社長)は、最新改訂版の中学生向け国語辞典『例解新国語辞典 第十版』、中学生向け漢和辞典『例解新漢和辞典 第五版』を2021年1月15日(金)より発売する。2021年4月から新学習指導要領下で新しい中学校教科書が使用開始されるのにともない、最新の語句・語義を収録。生き生きとした用例と群を抜く量の言語情報で、語彙力・表現力・漢字の知識が身につく。さらに今回、それぞれ紙面をリニューアル。株式会社モリサワ(大阪・浪速区、森澤 彰彦 代表取締役)が開発した「UDデジタル教科書体」を、昨年の小学生向け国語辞典・漢字辞典に続き見出し他に採用。

重要になる語彙学習に対応した『例解新国語辞典 第十版』の改訂ポイント

• 唯一の“教科書密着型辞典”
令和3年度版の中学教科書から集めた語句・語義を約2,000項目分増補。類書中最大級の60,000語を収録しました。
《語例》「額縁構造/業が深い/高度経済成長/再話/主述/主題図/タイムライン(世界線)/人間存在/メインビジュアル/ワールドカフェ」「BLM・CEFR・CLIL・ESD・NYMBY・SSW・3R/4R」など

• 学習語彙の激増についていくために
生き生きとした用例と群を抜く量の類義語・対義語、[表現][参考][由来][敬語][注意]ラベル、囲み記事で語彙力・表現力・読解力が飛躍的に身につきます。中学入学前から高校受験までの学習を強力にサポートします。

• より使いやすく、紙面をリニューアル
読み取りやすさで話題の「UDデジタル教科書体」を見出しに採用しました。書き取りテストにも出やすい同音異義語の使い分けを示すために、見出しにマーキングを施しています。

• 独自の発展的内容、多彩な付録
[方言]欄で共通語と同じ姿をした意外な方言を紹介。和製英語は本来の英語との違いを説明。ものの数え方情報と、付録「欧文略語集」を新設しました。

■株式会社モリサワが開発した「UDデジタル教科書体」
 三省堂の小学生向け国語辞典・漢字辞典にも採用されている「UDデジタル教科書体」を、今回の中学生向け国語辞典・漢和辞典でも見出し他に採用。「UD」とはユニバーサルデザインのこと。教育現場の多様な子どもたち、その子どもたちを教える先生がたや支援者の方々のヒアリングを基に開発された。
 一般的な教科書体は、線の強弱によって細い部分が見えにくい、はらいやハネの先端が鋭いことが怖いと感じる、グッと筆を抑えた形状が気になって文字を読めないなど、実は現場の子どもたちにとってストレスに感じる場合がある。一方、太さが一定でシンプルな形状のゴシック体は、手書きの文字と形や画数が異なる文字もあり、学習する上で不都合がある。
「UDデジタル教科書体」はそれらの書体の欠点をカバーした教科書体。

• 筆書きの楷書ではなく硬筆やサインペンを意識し、手の動きを重視した教科書体。
• 書き方の方向や点・はらいの形状を保ちながらも、太さの強弱を抑えたデザインで、子どもたちのストレスをやわらげ、子どもたちに理解しやすく読みやすい書体。
• 同じ部首や同系列の構成要素を持つ漢字字形をルール化し、ばらつきを無くすことによって、ひとつの書体としてのデザインを統一した。
• ICTを活用する教育現場で、電子黒板に表示されたときに遠くからでも読みやすいと好評されている。