Archive for: 8月 2020

プリント教材作成システム「KAWASEMI Lite」 中学入試・高校入試の国語文章問題の掲載を開始

 株式会社英俊社(大阪市、久保博彦 代表取締役)は、同社が運営するプリント教材作成システム「KAWASEMI Lite」に9月1日から中学入試・高校入試の国語文章問題(読解問題)の掲載を開始する。システム内の既存の問題と同様に、著作権を気にせず自由に制限なくプリントアウトできる。

 同社は四十余年にわたり、全国の中学・高校の過去問題集、いわゆる〝赤本〟を発行。そのリソースをデータベース化し、教育者側がWEBブラウザ上で自由に問題を抽出・作問できるようにしたのが「KAWASEMI」。鳥のカワセミが川魚を捕えるときのように、狙った問題のみを一直線・ピンポイントで選べることが由来となっている。「KAWASEMI Lite」は「KAWASEMI」の簡易版で、学習塾の規模に関係なく、幅広い学習塾関係者に利用されている。ただ国語に関しては著作権の問題があり、現場サイドからも、長年、その改善の要望が上がっていた問題の一つであった。今回のリニューアルで、大幅に使いやすさを推し進めていくことになる。

「KAWASEMI Lite」の国語問題のメニュー画面

 今回の国語の文章問題の内容は、日本文藝家協会所属の作家様や個人の作家様を中心に許諾が得られた約3,000題程度を初期掲載。今後の新たな入試問題に対しても許諾数を増やしていく方針だ。

 この国語文章問題はオプションとして、中学入試・高校入試でそれぞれ6ヶ月―1万円、12ヶ月―2万円という設定になっている。

■プリント教材作成システム「KAWASEMI Lite」

http://www.eisyun.jp/education/kawasemilite2015.html

お問い合わせ先

株式会社英俊社 担当:金子 

TEL 06-6704-9535

Email: na-kaneko@eisyun.co.jp

セイハネットワーク 2020年9月に「セイハ英語学院」「そろばん教室88(ぱちぱち)くん!」を開校

 英語教室運営を中心に展開するセイハネットワーク株式会社(福岡・福岡市,坂口 正美 代表取締役)は、2020年9月に「セイハ英語学院」を兵庫県姫路市飾磨区、京都府京田辺市、兵庫県伊丹市に3教室を開校する。「セイハ英語学院(https://www.seiha.com/)」は、「セイハ英語学院」「ラビスクール」「セイハイングリッシュアカデミー」など全国で496教室あり、兵庫県では、28,29番目、京都府では12番目の教室となる。
 さらにセイハネットワーク株式会社は、「そろばん教室88(ぱちぱち)くん!(https://88-soroban.com/)」を神奈川県横浜市泉区、広島県広島市中区、愛知県名古屋市緑区、大阪府和泉大津市に4教室を開校。「そろばん教室88くん」は、全国で158教室となり、神奈川県では、14番目、広島県では12番目、愛知県内では16番目、大阪府内では、15番目の教室となる。セイハネットワークは他に「セイハダンスアカデミー」「パパイヤ式キッズダンスアカデミー」などの教室運営やオンライン英会話「UPトーク」や留学事業などを展開している。

「学校・学習塾に求める新型コロナ第3波対策」に関する保護者アンケート Comiru調べ

 株式会社POPER(東京・中央区、栗原 慎吾 代表取締役CEO)が提供する、スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru(コミル)」は、全国の公立学校と学習塾に通う小学校高学年~中校生の子どもをもつ保護者を対象に「学校・学習塾に求める新型コロナ第3波対策」をテーマに調査を実施した。

• 学校と学習塾とで対応分かれる「オンライン授業への移行」 85%の学習塾が4月中に移行を完了。一方、学校は約3割
• 連絡・対応スピードへの評価を左右する連絡方法。LINE連絡と電話連絡とでは、満足度に10ポイント弱の差が
• オンライン授業の良かった点で、半数以上が「通塾に時間・手間がかからない」
• 感染者数が少ない状況でも6割以上がオンライン利用した対応を希望
• 再度の緊急事態宣言発令時に学習塾に求められるサポート 保護者は「コミュニケーション」関連が約4割 子どもには「オンラインフォローアップ」求める人が4割以上

【調査背景】
東京都の公立学校では今日から2学期がスタート。一方、新型コロナウイルスの影響は長期化し、冬を見据えた今後の教育現場の対応には注目が集まっている。全国の公立学校と学習塾に通う小学校高学年~中校生の子どもをもつ保護者を対象に「学校・学習塾に求める新型コロナ第3波対策」に関する調査を実施した。

【調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:全国の公立学校と学習塾に通う小学校高学年~中校生の子どもを持ち、
オンライン授業を経験したことがある保護者
有効回答数:300
調査実施日:2020年7月29日~31日
調査主体 :スクール専用業務管理&コミュニケーションアプリ「Comiru」

埼玉県北本市 電子黒板を全小・中学校に整備へ

 埼玉県北本市は文部科学省の「GIGAスクール構想」により、令和5年度までにPC端末1人1台環境の整備を計画してきた。新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休校により、家庭での遠隔教育にもICT機器の活用による学びの継続が必要とされており、北本市においてもGIGAスクール構想による整備を加速している。すでに6月議会において児童・生徒へのPC導入の予算を計上しており更なる整備として、全小中学校に電子黒板を導入することとした。
 電子黒板を使った授業の様子電子黒板は、写真や動画の説明資料等を画面に提示し、画面への書き込み等を活用し分かりやすく説明することができ、1人1台導入する端末と連携し、共同学習や意見交換、発表などお互いを高めあう学びを通じて、思考力、判断力、表現力などを育成することが可能となり、さらに、デジタル教科書の効果的な活用も広がる。

整備機器
・電子黒板、実物投影機

補正予算額
事業費総額119,553千円(195台)
・小学校74,797千円(122台、普通教室・特別支援学級・特別教室)
・中学校44,756千円(73台、普通教室・特別支援学級・特別教室)

駿台とatama plusの共催オンライン模試、2.8万人が受験

atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役)と学校法人駿河台学園(東京・千代田区、山﨑 良子 理事長)は、7月27日〜8月9日に実施した「駿台atama+共通テスト模試」受験者が約2万8千人となり、オンライン模試として国内最大規模となりましたことを発表した。今後のオンライン模試の受験体験をより良いものにすべく受験者を対象に実施したアンケート結果を公開した。

 アンケートにて高い満足度となった「いつでも、どこでも受けられる」「結果がすぐにわかる」などのオンライン模試ならではの良さを活かし、「駿台atama+共通テスト模試」は今後も継続して年に3回実施する。2021年1月より、高1・2年生向けオンライン模試「駿台atama+学力判定テスト」を年に6回実施(隔月開催)することを決定した。コロナ禍で模試の会場開催が実施しづらくなっている状況をふまえ、「駿台atama+共通テスト模試」、「駿台atama+学力判定テスト」のいずれも2021年度中は全てのオンライン模試を無料で提供する。

■ アンケート概要
実施期間  :2020年7月27日〜8月9日(駿台atama+共通テスト模試期間中)
実施方法  :web回答
対象    :駿台atama+共通テスト模試受験終了者による任意回答(回答数3,085)

■ アンケート結果
Q 駿台atama+共通テスト模試の特徴について、各項目の満足度(1〜5)を教えてください。
「受験完了後、結果がすぐわかる」「自由な場所、時間で受けられる」といったオンライン模試ならではの特徴に関する満足度の平均は、全て4.0以上の評価となった。

Q 駿台atama+共通テスト模試について、会場での受験と比較した場合の各項目の満足度(1〜5)を教えてください。
会場で受験する紙模試との比較においては、オンライン模試は「志望校登録のしやすさ」「マークシートの塗りやすさ」といった点では満足度4.0以上の評価である一方で、「問題用紙の見やすさ」「設問の解きやすさ」では満足度2程度の評価となった。

Q:次回の模試で会場受験・オンライン受験が選択できる場合、オンライン受験を選択したいと思いますか?
「選択したい」と答えたのは19%。理由には新型コロナウイルス感染を懸念する声や、「近くに会場がない」「好きな時に受けられる」など場所や時間の制約がない点をメリットに上げる声が寄せられた。

また、41%は「どちらとも言えない」と回答した。理由としては、「新型コロナの状況次第で判断する」「新型コロナの関係もあるため、外出せずに自宅で受験できるのはとてもいい。ただ、本番は会場受験になるので、どちらにするか迷う。」など、オンライン受験のメリットは感じつつも、新型コロナウイルスの状況を見て検討したいという声が多数を占めた。

対して、「選択したくない」と回答した人は40%で、パソコン操作の不慣れや目の疲労、家では緊張感が足りないといった理由が挙げられた。

今回のアンケート結果からは、問題の読みやすさなどには課題は残りつつも、好きな時に好きな場所で受験できるといった点や、すぐに結果がわかるなどオンライン模試ならではの良さを評価する声が多くい届いた。コロナ禍の長期化により、オンライン模試のニーズは今後も続くと予想される。

お盆休みの成田出入国社数 前年比98%減で2万人

 東京出入国在留管理局成田空港支局は、お盆休みの期間(8月7日~16日)の成田空港の出入国者数が約2万1800人(前年同期比97.9%減)だったとの速報値を8月21日に明らかにした。約98%減となった要因は、新型コロナウイルス対策による出入国制限や、航空便の激減が影響とみられる。現統計法を開始した2012年以降で最少の出入国者数であった。
 日本人と外国人を合わせた渡航先1位は、中国本土で約3070人。2位は米国で約2450人、3位は韓国の約800人。出国のピークは8月7日、入国・帰国は16日。

三重高1いじめ自殺 再調査を開始

 三重県は8月21日、2018年に三重県立高1年の男子生徒=当時(16)が自殺した問題で、遺族が「加害者の生徒から直接、聞き取りを行っていない」としてもう一度調査するよう要望したことを受け「加害者の生徒から直接、聞き取りを行っていない」としてもう一度調査するよう要望したことを受け、教育の専門家や弁護士ら6人でつくる「県いじめ調査委員会」の初会合を津市内で開き、再調査を始めた。

『SCHOOL OF LOCK!』×鳥取県地域みらい留学プロジェクト オンライン学校訪問

 TOKYO FMをはじめとするJFN38局で放送中の10代向けワイド番組『SCHOOL OF LOCK!』(月-金22:00~23:55放送)は、鳥取県と共同で「SCHOOL OF LOCK! 地域みらい留学プロジェクト オンライン学校訪問 鳥取編」をスタートした。今回のプロジェクトでは、鳥取県で地域みらい留学に参画している青谷高校、倉吉農業高校、日野高校の学校紹介動画を、在校生とパーソナリティのさかた校長・こもり教頭が共同でオンライン制作し、(2020年8月21日)より公開となった。(https://www.tfm.co.jp/lock/2020/tottori/)8月31日からは、3校の在校生とTOKYO FM が共同して制作した学校PRのためのラジオCMを番組内で全国に向けてオンエア。「SCHOOL OF LOCK! 地域みらい留学プロジェクト」では特色ある学校紹介を通じ、10代の“みらい”の選択肢を増やしていく。
 地域みらい留学とは、今住んでいる地域から離れて、日本各地の特色がある学校で自身に合った高校生活をおくる制度で、一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォームが中心となって進めている取組。現在は全国60以上の公立高校が地域みらい留学に参画しており、年間350名の生徒が全国各地で学んでいる。

• 番組「SCHOOL OF LOCK!」とは
“全国の蒼き若者たちの未来の鍵(LOCK)を握るもうひとつの学校!”をコンセプトに、パーソナリティのさかた校長・こもり教頭が人気アーティストをレギュラー講師陣に迎え、TOKYO FM をはじめとするJFN38局ネットで放送中のラジオ番組。

放送日時: 毎週月曜日~金曜日22:00~23:55
放送局 : TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット(※一部 東京ローカル)
番組HP: https://www.tfm.co.jp/lock/

リアル脱出ゲームのSCRAPが「ナゾ解き入試」を制作 2021年2月1日藤村女子中学校入試にて実施決定

 株式会社SCRAP(東京・渋谷区、加藤 隆生 代表者)は、藤村女子中学校にて2021年2月1日(月)に実施される新たな形式の中学入試、「ナゾ解き入試」の制作を行ったことを発表した。
 「ナゾ解き入試」とは、履修科目の範囲内から出題されるこれまでの入試形式とは異なり、学力だけでは測りきれない力が必要となる「謎解き」を中心に設計された、新しい入試形式。「ナゾ解き入試」を開催する藤村女子中学校は、「多様な人材の育成」「様々な角度からの問題解決能力」の育成を目指し、独自の入試形式を模索してきた。入試問題の作成を手掛けたSCRAPは謎解きイベントの他にも、「ひらめき力」や「注意力」など全部で5つの力を総合的に判定することができる「謎解き能力検定(通称「謎検」)」をはじめとした、教育事業へのアプローチも行ってきた。「既存の科目だけでは測ることが難しい力を評価できる、新しい入試形式を実現したい」という双方の想いが合致し、「ナゾ解き入試」を実施するに至った。
 入試の内容は大きく2つ。国語・算数・社会・理科の内容に即した全10問の謎を解く「謎検型」と、グループ形式で45分程度の謎解きをしながら課題を解決し窮地からの脱出を目指す「脱出ゲーム型」です。「謎検型」では考察力・発想力などを測り、「脱出ゲーム型」は、行動力・会話力・洞察力などを測る。

-藤村女子中学校「ナゾ解き入試」概要-

■試験日時
2021年2月1日(月)
8時30分点呼
■募集コース
特進コース
■応募資格
2021年3月 小学校卒業見込みの者
■出願方法
インターネット出願(2021年1月10日(日)~1月31日(日)まで)
■受験料
20,000円
■試験内容
・謎検型(15分)
・脱出ゲーム型(45分)
※試験所要時間は90分となる。
■結果発表
2021年2月1日(月)14:00〜
■入学手続き
2021年2月6日(土)まで

詳細は、下記へ
詳細ページ:https://www.fujimura.ac.jp/junior-bosyu

『スタディサプリ』利用決定自治体 7月利用決定校数は128校に

 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(東京・品川区、柏村 美生 代表取締役社長)が提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、2020年7月中に利用が決定した自治体・学校を発表した。

『スタディサプリ』の利用自治体が以下の通り決定した。対象となる自治体・学校では、児童・生徒が利用できる学習機能、先生向け教育支援ツール『スタディサプリfor TEACHERS』全機能が利用可能となる。

■自治体
【自治体名・対象学校】鳥取県・高等学校 (学校単位の希望制)
【自治体名・対象学校】山口県・高等学校 
【自治体名・対象学校】兵庫県丹波市・中学校
【自治体名・対象学校】大阪府泉佐野市・小学校、中学校
【自治体名・対象学校】京都府長岡京市・中学校
【自治体名・対象学校】埼玉県坂戸市・中学校
【自治体名・対象学校】山形県三川町・中学校

7月利用決定校数合計:128校 (開示可能先のみであり、全件ではありません。)

■スタディサプリについて 
https://studysapuri.jp/
『スタディサプリ』は、サービス累計有料会員110万人(2019年度)が利用するオンライン学習サービス。小学校高学年から大学受験生まで4万本以上の講義動画を利用することができ、個人の利用者の他、高校を中心に自治体や学校単位でも活用されている。全国約5,000校のうち2,598校での導入実績がある。

■学校向けスタディサプリについて 
https://teachers.studysapuri.jp/

『学校向けのスタディサプリ』では、教職員向けの機能『スタディサプリfor TEACHERS』を提供することで、学習を児童・生徒頼りにするのではなく、宿題配信や進捗管理、コミュニケーション機能を活用し、先生方からの学習の伴走・サポート、よりよい指導の実現を目指している。