Archive for: 4月 2020

アオイゼミが3月の休校期間中の学習状況について、中高生にアンケートを実施。8割以上が「今後もオンライン授業を継続したい」

 Z会グループのグループ会社、株式会社葵(東京都千代田区、内藤正史代表取締役社長)が運営するオンライン学習塾「アオイゼミ」が、3月の休校期間中の学習状況について中高生にアンケートを実施。結果を公表した(回答数:2411件)。

 休校期間中、主に自宅で取り組んだのは「学校の宿題」(78%)に次いで「オンライン授業」(68%)。初めてオンライン授業サービスを使った生徒は51%だった。3月の休校を機に、中高生にオンライン授業サービスが浸透したことがわかる。

 オンライン授業サービスを知ったきっかけは、「ネットの情報」(53%)、次いで「家族の勧め」(26%)。生徒が自ら学習機会を探したこと、家族が学習手段を探したことが予想される。

 また、8割以上の生徒が「今後もオンライン授業を継続したい」と答えた。オンライン授業のメリットは「自宅で勉強できる」(86%)、「自分のペースで勉強できる」(71%)、「集中できる」(36%)という順に。

 オンライン学習の課題も質問している。「質問ができない」(37%)、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」(35%)、「周りの大人の理解が得にくい」(25%)という順になった。

 これについてアオイゼミは、「大人は、子どもがスマホやタブレットを見ていると遊んでいると思ってしまいがちだが、『集中して学習している最中かも』と少しの配慮を。生徒も、ノートや筆記用具など勉強する環境を整えて『勉強中』をアピールし、時には保護者と一緒に授業を見て理解を深めてもらうのもよいかもしれない」とコメントしている。

全国学習塾協会が国に対して、学習塾に向けた経済対策などを要望

 4月20日、公益社団法人全国学習塾協会(安藤大作会長)が、安倍晋三内閣総理大臣をはじめとした国に対して、新型コロナウイルス感染症に関する要望書を提出した。

 同協会は、新型コロナウイルス感染症対策に関して、1月下旬から情報発信を行い、指針やガイドラインを公表するなど、学習塾業界における感染拡大防止に努めている。

 現在、学習塾業は、セーフティネット5号(全国的に業況の悪化している業種)に追加指定され、IT導入補助金の特別枠が創設されるなど、国からの支援がなされている。しかし、依然として厳しい状況にある学習塾が多いのも事実だ。

「民間教育として子供たちの学習機会を確保していくためにも、相応の支援が必要と考え、要望書を提出するに至りました」と同協会の担当者は言う。

 要望書は多く分けて、「財政支援」、「金融支援」、「オンライン授業・テレワークに関する支援」、「子供たちの学習環境の整備」の4つにわたる。

 例えば、「財政支援」は、休業要請に応じた、または自主的に休業した学習塾に対して、地域を問わず、補償に変わる支援として協力金を支給すること。また、刻一刻と変化する状況に応じた財政支援を随時、検討・実施することを求めている。

 あるいは、「子供たちの学習環境の整備」では、子供たちが、学校再開後に安心して勉強できる環境を準備しておくために、公教育と民間教育の間に、休校期間中の学習内容等の情報共有・連携の推進。また、休校期間中に学校外に置いて、学習機会を確保しづらい子供に対して、期間限定で学校外教育バウチャーを支給する等の配慮を求めている。

アップル、新たに20の国と地域で音楽配信やアプリの提供開始

 4月21日米アップル(Apple)はアプリ販売の「アップストア」や定額制音楽配信の「アップルミュージック」などの各種デジタルサービスを提供する国や地域を拡大すると発表した。App Store、Apple Arcade、Apple Music、Apple Podcast、iCloudは、以下の国と地域でも提供が始まる。
• アフリカ:カメルーン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ガボン、リビア、モロッコ、ルワンダ、ザンビア
• アジアパシフィック:モルディブ、ミャンマー
• 欧州:ボスニア·ヘルツェゴビナ、ジョージア、コソボ、モンテネグロ、セルビア
• 中東:アフガニスタン(Apple Musicを除く)、イラク
• オセアニア:ナウル(Apple Musicを除く)、トンガ、バヌアツ
Apple Musicの提供地域は、上記に加えて、以下の国と地域にも拡大される。
• アフリカ:アルジェリア、アンゴラ、ベナン、チャド、リベリア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モーリタニア、モザンビーク、ナミビア、コンゴ、セネガル、セーシェル、シエラレオネ、タンザニア、チュニジア
• アジアパシフィック:ブータン
• 欧州:クロアチア、アイスランド、北マケドニア
• ラテンアメリカおよびカリブ諸島:バハマ、ガイアナ、ジャマイカ、モントセラト、セントルシア、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、スリナム、タークス·カイコス諸島、ウルグアイ
• 中東:クウェート、カタール、イエメン
• オセアニア:ソロモン諸島

明光 世界探究型オンラインスクール「アーススクール」が開校

 英語を教えない英語塾 ESL club (株式会社明光ネットワークジャパン、山下 一仁 代表取締役社長)は、国内初となる世界探究型オンラインスクールである「アーススクール」を2020年4月22日に開校する。

▼アーススクール 1週間の流れ▼

1.【事前課題】世界を知る
動画教材を視聴し、ディスカッションクエスチョンに答える形でレッスンに向けた準備をする。
事前課題例:What it’s like to be the child of immigrants 
訳)移民の子どもって、どんな感じ?

2.【レッスン】世界について対話する
オンラインシステムを用いて、ESL clubのバイリンガル講師1名につき、生徒3~4名で50分間ディスカッションを行う。
(※ESL clubのバイリンガル講師は全員、英検1級、TOEFL iBT 90点、TOEIC 900点レベル以上になります。)
ディスカッション例:Q. Have you met or talked to immigrants before? (If not, have you talked to someone who is from a different country?) What did you find different and what surprised you the most? Share your experience. 
訳)今まで移民や海外の人と話したことがありますか?その時、一番自分との違いで驚いたことは何ですか?

3.【調べ学習】世界を探究する
レッスンでディスカッションした内容について、関連動画を視聴したり、関連文献を読むことで、生徒自身が探究学習を行う。

4.【まとめ】世界を自分の言葉にする
自分が探究した内容について、エッセイを書きます。エッセイには講師からのコメントが必ず届き、そこから学びを深めることができる。
エッセイ例: Do you think immigrants in Japan should learn Japanese language? Do some research on other countries and share your own opinion. 
訳)日本に来る移民は日本語を学ぶ必要があると思いますか?海外の国を参考に、自分の意見を述べましょう。

【対象】
英検2級以上に挑戦されている方、またはそれに準ずる英語力をお持ちの方
タブレットまたはPC(カメラ、マイク機能付き)、及びインターネット環境のある方

▼アーススクール入会受付▼ 
https://eslclub.jp/earth-school/
(5/10まで限定、無料トライアル実施中)

国立科学博物館をVRで体験可能に 4月24日から 開催中止の「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」をYouTubeで解説中

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により休館中の国立科学博物館は、VR(バーチャルリアリティー)で館内の展示物を見られるサービスを始める。自宅にいながら館内を見学が可能となる。
 開始日は、4月24日。映像を見るにはVR専用のゴーグルが必要だが、映像は国立科学博物館のホームページで無料で公開される。
 また、2020年3月14日(土)〜4月12日(日)の期間で開催予定だったがコロナウイルス感染拡大のため開催中止となった企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」の展示紹介動画をYouTubeで無料配信中だ。動画は全部で3本。監修者の植物研究部長 樋口正信が、「ボタニカルアート」「日本の桜」「太田洋愛」の3つのテーマに沿って展示を解説。国立科学博物館公式YouTube(【国立科学博物館公式】 かはくチャンネル)にて配信している。

国立科学博物館ホームページ:https://www.kahaku.go.jp/ 
​国立科学博物館公式YouTube(【国立科学博物館公式】 かはくチャンネル):https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO/

個別指導塾テスティー、1対1のオンライン授業WEB個を体制強化 休校支援プログラムとして4月度授業を無料提供

 個別指導塾テスティー株式会社(東京・杉並区、繁田 和貴 代表取締役)は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大による休校で在宅学習を続ける全国の小学生・中学生・高校生に向けて、Zoomを活用した1対1のオンライン授業WEB個(ウェブコ)の体制を強化し、休校支援プログラムとして4月度授業を無料提供する。

 2010年から約10年間オンライン授業を提供してきた経験と実績を活かし、不慣れなオンライン学習に臨まざるを得ない全国の生徒たちに対し、入口の段階でなるべく抵抗感なく取り組めるようサポートする方針。

WEB個の詳細は以下へ
https://testea.net/webko/

Instagram スモールビジネス支援 ギフトカードの購入やオンラインによる食事の注文、募金キャンペーンをInstagram上で行えるように

 Instagramは、新型コロナウイルス感染拡大を受けスモールビジネス向けの支援として、ギフトカードの購入やオンラインによる食事の注文、募金キャンペーンをInstagram上で行えるようにしたと4月15日に発表した。個人店などのスモールビジネスは、Instagramコミュニティにとって重要な存在とし、現在その多くが新型コロナウイルス感染拡大により、経営難となっていることから支援に至った背景を説明している。

 ストーリーズおよびプロフィールで新しいギフトカードや注文スタンプ、募金キャンペーンのスタンプをシェアすることが可能となる。ギフトカードまたは注文スタンプのいずれもInstagramパートナーのサイトからタップして購入することができ、募金は、ビジネスオーナーやサポーターがFacebookで作成した個人用募金キャンペーンで行う。ギフトカードおよびデリバリーやテイクアウト向けの食事の注文は、15日より米国とカナダで利用開始。今後は、数週間のうちに世界中で展開される予定だ。また、募金キャンペーンもまもなく開始される予定としている。

ポケモン柄のオーダーシャツ「ポケモンシャツ」に新柄100種追加 さらに、シャツ生地を使ったマスクをプレゼント

 ポケモン柄を組み合わせて作る「ポケモンシャツ」に、4月17日より新たに『ポケットモンスター 金・銀』のポケモン柄100種が追加され、以前から注文できた151種と合わせて全251種のポケモンから、カスタマイズして作れるようになった。また、同日からシャツ購入者を対象にシャツの生地を使った簡易マスクを送るサービスを始める。マスクは、シャツを作る際に余った生地を利用し作られる。シャツ1枚に対しマスク1枚を提供。柄はランダムで交換不可。キッズシャツにはキッズサイズのマスクとなる。ただし、ファッションアイテムとしての使用を目的としているため、感染症を完全に予防する機能はないので注意が必要だ。

■「ポケモンシャツ」 商品概要
 全251種のオリジナルプリント生地(『ポケットモンスター 赤・緑』と『ポケットモンスター 金・銀』に登場するポケモン)、または無地の生地を組み合わせた、オリジナルのカスタムシャツが楽しめるサービス。シャツは、オンラインでオーダーしていただき、完成後ご自宅に配送される。
注文サイト: https://ja-jp.originalstitch.com/pokemon/

■Original Stitchについて
「Original Stitch」は、シリコンバレーで働くエンジニアの「服を買いに行く手間を減らしたい」という思いから生まれました。2013年にテストサービスを開始し、2015年ブランドの母体となる「Original Inc.」を設立後、「すべてのクローゼットにカスタムシャツを」というビジョンのもとサービスを展開しています。シャツの細部まで10億通りのパターンから自分好みにカスタマイズし、最短5分でオーダー可能です。シャツは日本国内の工場で、職人の手により丁寧に仕立てたものをお届けしています。
公式サイト:https://ja-jp.originalstitch.com/

ヒューマンアカデミー 新型コロナ休校でも自宅で参加可能なオンライン体験授業や映像授業を開始

 教育事業を運営するヒューマンアカデミー株式会社(東京・新宿区、川上 輝之 代表取締役)は、2020年4月17日(金)より、オンラインや動画を活用した映像授業や体験授業を、サイエンス教室やロボット教室、英語教室、学童保育施設を通じて順次提供する。まずは自宅からオンラインで参加できる理科実験の無料体験プログラムを開始。学習支援策を提供する。
 ヒューマンアカデミーでは、学習機会の提供と学びへの希望、楽しみながら身につく力を全国の子どもたちへ届けられるよう、オンラインを活用した無料体験会を実施する。加えて、ヒューマンアカデミーこども教育の会員向けに、自宅で受講できる動画での映像授業や、ヒューマングループの海外現地法人(アメリカ・カナダ)に所属するネイティブ講師とのオンライン英会話レッスンを提供する予定だ(別途有料)。

 自宅での学習機会と楽しい学びの提供を目的として、2020年4月17日(金)よりヒューマンアカデミーが提供する子ども向けのサイエンス教室「ヒューマンアカデミーサイエンスゲーツ」を皮切りに、ロボット教室、英語教室、学童保育施設を通じて、オンライン無料体験会の開催や動画授業を順次実施する。

「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」学校向けデジタル教材版を5月末まで無料提供

「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」を発行する朝日学生新聞社は、小・中・高校など学校、教育機関でのICT学習に対応した「デジタル教材版」サービスを2020年5月末まで、期間限定で無料提供する。小・中・高校など学校・教育機関が対象です。
「デジタル教材版」はパソコン、タブレット、スマートフォンでの閲覧が可能。インターネット環境がある場合に利用ができる。

 学校・クラスごとにIDを発行し、一つのIDで児童・生徒全員で閲覧可能です(ただし閲覧数には制限があります)。クラス単位での調べ学習や授業、宿題などに活用できます。パソコンでは、文字や単語を調べられるオンライン辞書「Weblio辞書」機能がついている(タブレット、スマートフォンには今後対応予定)。学習に役立つワークシートもついている。

※朝日小学生新聞は毎日、1面だけの配信。朝日中高生新聞は週1回、すべてのページを配信する。

■お申し込み・問い合わせ
「学校名、担当者、TEL番号、メールアドレス、閲覧希望数、使用する学年」をご記入いただき、下記アドレスまでお送りください。朝日学生新聞社 デジタルコンテンツ部 e-mail:digital@asagaku.co.jp