来春から使われる高校教科書の検定結果が3月18日、公表された。英語以外の科目で英文が数多く盛り込まれるなど、最近の教育改革の動きを反映した内容が目立つ。英語以外の6科目9点の教科書に英文の記述が盛り込まれた。東京書籍の数学1は「国際バカロレア」の最終試験を演習問題として初めて掲載。二次関数や三角比を扱った問題文は全て英語で書かれ、正確な読解力が求められる難題だ。その他、2020年東京五輪・パラリンピックをはじめ、世相や社会問題に関する新たな記述も登場した。
ルネサンスアカデミー(株)(代表取締役社長:桃井隆良)は 、オンライン学習サービス「スタディサプリ」の開発元である(株)リクルートパートナーズ(東京都中央区/代表取締役社長:山口文洋)の開発者を招き、ICT教育をテーマにした講演会をルネサンス大阪高等学校にて開いた。「ICTが学校現場を変える」と題した本講演会には、これからの教育の在り方を考えようとする教育関係者が集った。
「スタディサプリ」は、リクルートマーケティングパートナーズ社が、2011年10月に高校生向けオンライン学習サービス「受験サプリ」をリリース後、小中学生向け「勉強サプリ」、英語学習をサポートする「英語サプリ」など、それぞれの学習領域に特化する「サプリ」を提供していく過程で、より多様な「学び」を総合的にサポートしていくために、「スタディサプリ」としてそれらのサービスブランドを統一したもの。ルネサンスアカデミー(株)では、この「スタディサプリ」を最大限活用し、生徒一人一人の学習の理解度に応じて最適化されたオーダーメイド型の「完全個別対応学習」を目指し、独自のアダプティブラーニングの構築に努めていく。
東京大学、京都大学を初めとした難関校への合格実績が著しい西大和学園高等学校(奈良県)でも、今期は全生徒に導入された「スタディサプリ」。今後も目が離せない。