Archive for: 9月 2015

「日本式教育」輸出します 文科省

文部科学省は来年度、日本独特の学校教育の仕組みを新興国に“輸出”する取り組みを始める。来春以降、外務省や経済産業省、教育関連企業などとともに窓口となる「日本型教育の海外展開官民協働プラットフォーム」(仮称)を設立する。2016年度予算の概算要求に関連予算として1億5千万円を計上した。想定しているのは主にソフト面だ。クラス内で役割を分担する掃除や給食、集団で練習を重ねる運動会や部活動、防災訓練などは海外では珍しく、協調性などをはぐくむ手段として評価する新興国は少なくない。

フリースクール法案、今国会の提出断念 超党派議連

フリースクールなど学校以外の教育機会を義務教育制度に位置づける「多様な教育機会確保法」について議論している自民党や民主党など超党派の議員連盟は9月15日、総会を開き、今国会での法案提出を断念することを決めた。秋の臨時国会での提出を目指す。法案は不登校の子供の学習を支援するのが目的。保護者が学校や教育委員会などと相談して「個別学習計画」を作ることや、市町村の教育委員会が認めれば就学義務の履行とみなす規定などを盛り込む。

私塾界リーダーズフォーラム 2015 in 京都

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  • 私塾界主催のイベントは他とは違うとご好評をいただいております。誠にありがとうございます。さすがは違いの分かる皆さま。そのご期待に応えるべく、今回も5つのセッションからなるフォーラムに趣向を凝らしました。
    高大接続システム改革を始めとして、異業種の参入、海外進出、幼児・低学年向けサービスの拡充、教育ICTの導入、官民連携など、目まぐるしく取り巻く状況が変化しています。その変化の現況、そしてどう変わるかを本フォーラムにて皆さまと共有し、未来の教育サービスのあり方を共に探してまいりましょう。
    会場は私塾界初の京都。10月12日(月)は、塾の日シンポジウムです。是非、前日入りを御願い致します。

  • 2015年10月11日(日)13:00〜18:00

<<会場>>
  • 同志社大学 新島会館本館大ホール
  • 京都市上京区寺町通丸太町上ル 同志社校友会

各セッションのご紹介

  • セッション1 対談

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地域塾のNo.1戦略とは

登壇者
 武田塾 代表   林 尚弘
 同立有志会 代表   中村 尊裕
  • セッション2 鼎談

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保育園・学童保育・プログラミング学習は塾経営の新基軸となるか

登壇者
 開成教育グループ 代表  太田 明弘
 株式会社アーテック 代表取締役  藤原 悦
 『月刊私塾界』編集長  山田 未知之
  • セッション3 鼎談

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ICT利活用の最新事例に学ぶ

登壇者
 株式会社ウィザス 代表取締役  生駒 富男
 東日本電信電話株式会社
ビジネス開発本部 第二部門 部門長
 原田 元晴
 株式会社COMPASS CEO  神野 元基
  • セッション4 対談

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グローバル人財はこう育成する

登壇者
 AIC.NZ.LTD. 代表取締役(AIC鷗州グループ)   桑原 克己
 東京インターナショナルスクール 代表   坪谷ニュウエル郁子
  • セッション5 パネル

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高大接続システム改革に向けていま何をすべきか

登壇者
 成基コミュニティグループ 代表  佐々木 喜一
 西大和学園 会長・大和大学 学長  田野瀬 良太郎
 文部科学省 高等教育局 主任大学改革官
(高大接続改革プロジェクトチーム リーダー)
 新田 正樹
 鹿児島県立楠隼中高一貫教育校 校長  山崎 巧

タイムテーブルのご紹介

TIME テーマ コンテンツ
12:30 開場
13:00 開演
13:10-13:55 Session1
【対談】
地域塾のNo.1戦略とは
「日本初!授業をしない塾」のキャッチフレーズで、急速に教室展開を進める武田塾の林尚弘代表と、奈良県の小さな町で2000人の生徒を集める同立有志会の中村尊裕代表に「地域塾のNo.1戦略とは」をテーマに対談をしていただきます。
14:10-14:45 Session2
【鼎談】
保育園・学童保育・プログラミング学習は塾経営の新機軸となるか
保育園や学童などの展開も始め、学校経営も軌道に乗せた開成教育グループの太田明弘代表と、学研エデュケーショナルとともに、ロボット・プログラミング教育のプログラムを学習塾向けに展開するアーテックの藤原悦代表、そして『月刊私塾界』編集長の山田未知之の3人で鼎談していただきます。
14:45-15:05 SHOWCASE 1
 ご出展企業のブース紹介
15:20-16:05 Session3
【鼎談】
ICT利活用の最新事例に学ぶ
「スクールZ」や通信制高校「第一学院高等学校」などで積極的にICTの導入を図っている株式会社ウィザスの生駒富男社長と、学習塾・スクール向けのクラウド型学習管理システムを開発する東日本電信電話株式会社(NTT東日本)ビジネス開発本部第二部門の原田元晴部門長、そして、人工知能型教材Qubena(キュビナ)を開発する株式会社COMPASSの神野元基CEOに、これからの教育現場に求められるICTの利活用について鼎談していただきます。
16:10-16:55 Session4
【対談】
グローバル人財はこう育成する
2003年にニュージーランドにAuckland International College(AIC)を開校し、海外の名門大学に続々と合格者を輩出ししているAIC.NZ.LTDの桑原克己代表と、札幌の練成会、神戸の若松塾、福岡の英進館と提携し、インターナショナルスクールやアフタースクールを続々と開校させている、東京インターナショナルスクールの坪谷ニュウエル郁子代表に、お二人が考えるグローバル人財育成について対談をしていただきます。
17:00-17:45 Session5
【パネルディスカッション】
高大接続システム改革に向けていま何をすべきか
京都・成基コミュニティグループの佐々木 喜一代表、文部科学省高等教育局の新田正樹主任大学改革官(高大接続改革プロジェクトチーム・リーダー)、西大和学園の会長で、開校2年目で2016年には政経学部を新設する大和大学の田野瀬良太郎学長、そして公立の全寮制の中高一貫の男子校として鹿児島県肝付町に今春開校した、鹿児島県立楠隼中高一貫教育校の山崎巧校長にご登壇頂き、「高大接続システム改革に向けていま何をすべきか」について、パネルディスカッションをおこなっていただきます。
17:45-18:00 SHOWCASE 2
 ご出展企業のブース紹介

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米フェイスブック、「よくないね」も表示

米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は9月15日、近く新たに「よくないね」も表示できるようにする方針を明らかにした。ザッカーバーグ氏は欧州の難民危機や家族の不幸を例に挙げ、「世の中で起きていることは、いいことばかりではない」と指摘。「いいね」以外の選択肢の必要性を認めた。フェイスブックは2009年に「いいね」ボタンを導入。クリック1つで友人とコミュニケーションできる便利さが受けている。ただ、否定や反対を表す「よくないね」ボタンの導入には最近まで慎重だった。

「スター・ウォーズ」特別機第1弾、全日空が公開

全日本空輸(ANA)はこのほど、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するロボット「R2―D2」をデザインした特別塗装機を公開した。機体は米シアトル郊外にあるボーイング・エベレット工場で公開された。ボーイング787―9型機「ドリームライナー」の外装にR2―D2を描き、機内の装飾にも取り入れた。機内エンターテインメントでは、スター・ウォーズのシリーズ全6作が楽しめるようになるという。

ひとり親家庭に学習指導…千葉県、市町村へ補助

千葉県は今年度から、ひとり親家庭の子供の学習指導に本格的に乗り出している。県は今年度、5年ごとに改定する「県ひとり親家庭等ふれあいサポートプラン」に推進政策を新たに加えた。学生ボランティアらが子供の学習指導を無料で行う事業推進のため、国の補助金も活用し、政令市、中核市を除く市町村には、おおむね国が半額、県が4分の1を補助する。ひとり親家庭は経済的に困窮している世帯が多く、市町村への補助を通じ、無料で勉強を教わる機会の拡大を狙う。

 県児童家庭課によると、県内のひとり親家庭は2010年時点で5万1257世帯(同年国勢調査に基づく)。県が14年8月に行ったひとり親家庭へのアンケートでは、収入が200万円に満たない世帯が母子家庭では約57%、父子家庭では約19%に上った。また、行政に期待する施策では、母子、父子家庭ともに、1位が「子供の進学などの貸し付け事業」、2位が「子供の学習支援事業」だった。

18歳選挙権 高校生の政治活動容認 文科省案 教師に「中立」要請

来年の参院選からの「18歳選挙権」実現をにらみ、高校生の政治活動や選挙運動の在り方をまとめた文部科学省の学校現場に対する新通知案が9月14日、判明した。校内の政治活動は原則禁止するが、校外では一定の条件の下、容認する。主権者教育に関し、教師が個人的な主義や主張を述べるのを避けるよう求め、公正中立な立場での生徒指導を要請する。通知見直しは46年ぶりとなる。

ベネッセ、学習相談拠点にペッパーを導入  10月から

ベネッセホールディングスは10月、学習相談拠点の「エリアベネッセ」にソフトバンクグループのヒト型ロボット「ペッパー」を導入する。東京都渋谷区の店舗を皮切りに、都内2カ所のほか大阪、広島、福岡の計5店舗で導入し、今後拡大を検討する。「ペッパー」前面のパネルに同社のキャラクター「しまじろう」が現れる。「しまじろう」のアプリは幼児向けで、音楽にあわせてペッパーと踊れるほか、英語と触れ合う機能もある。小学生から高校生向けには勉強の仕方を診断する別のアプリを用意した。集客力を高める狙い。

バイト情報誌の「an」休刊発表

人材サービス大手のインテリジェンスはアルバイト情報誌「an」の紙媒体の発行を一部休止すると正式に発表した。全国に14ある地域版のうち関西の2版を9月14日、首都圏の4版を11月23日の発行を最後に休刊する。求人情報の発信はインターネットに集約し、内容を頻繁に更新できるようにする。

浜学園の代表取締役に竹森勝俊氏が就任

株式会社浜学園(兵庫県西宮市甲風園)は、専務取締役だった竹森勝俊氏が代表取締役社長に就任したと発表した。前代表取締役社長の竹森勝昭氏は取締役理事長として、理事長職に専念する。

浜学園の竹森勝俊社長

浜学園の竹森勝俊社長

浜学園は、勝俊氏が入社以来、水平・垂直展開を縦横に繰り広げ、拡大戦略を取ってきた。2013年には駿台予備学校との提携により「駿台浜学園」、名古屋市においては進学会との合弁会社「浜進学会」の設立したほか、14年12月にはウィザスグループと業務提携を結んでいる。また、ICT化の取り組みについても、NTTや小学館などと組んで推進している。今後は、名実ともに浜学園の代表となり、事業のさらなる発展が期待される。