Archive for: 5月 2015

「相談相手いない」高校生4割 

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2014年、全国の中学・高校生1200人に調査したところ、最大の悩み事について「相談している人はいない」という高校生は全体の41%、中学生は16%に上った。相談相手で最も多かったのは高校生が「学校の友達」で22%、中学生は「母親」で48%。最も悩んでいる事は「勉強」が最多で高校生は29%、中学生は45%を占めた。次いで高校生は「将来」(20%)、中学生は「学校生活」(9%)を挙げた。「悩みはない」高校生は14%、中学生は19%だった。

県立高校で学力テスト、来年度から 秋田県

秋田県教育委員会は来年度から、県立高校2年の生徒の学力を把握するテスト「学力・学習状況調査」を実施する。学力テストは、国語、数学、英語の3教科。基礎的学力を問う問題や知識を生かして考えさせる問題で、高校2年の秋に実施する。学科によって学習進度が異なるため、出題範囲の多くは高校1年までの内容になる見込みだ。小・中学校は同様のテストを実施してきたが、高校では初めて導入する。

大学教員「任期付き」4割 主要11大学、6年で4000人増 文科省調査

文部科学省が、北海道、東北、筑波、東京、早稲田、慶応義塾、東京工業、名古屋、京都、大阪、九州の計11大学でつくる懇談会「RU11」の全教員を対象に調査したところ、有期雇用に当たる任期付き教員が2013年度までの6年間で4千人以上増えたことが分かった。特に若手研究者で増えており、特定の研究プロジェクトに対する外部資金を財源にした雇用の増加が背景にある。

「母親に優しい国」日本32位

国際NGOのセーブ・ザ・チルドレンは5月4日、「母親に優しい国」ランキングを発表した。トップのノルウェーをはじめ上位5位を北欧諸国が独占し、日本は32位。最下位はソマリアだった。ランキングは、世界179カ国を対象に、母子保健や教育、所得水準、女性の社会的な地位などの項目を調査して比較した。米国は先進諸国の中で妊産婦の死亡率が最も高く、日本より1ランク低い33位だった。下位には、紛争に見舞われている国々が並んだ。

新教育長 28%が任命 都道府県・政令市

文部科学省の調査で5月1日、「新教育長」を任命した都道府県と政令指定都市は28%だったことが分かった。政令市を除く全国の市区町村では16%だった。経過措置として旧教育長の任期切れまでは在職が認められており、文科省は「新制度への移行は円滑に進んでいるといえる」としている。4月1日時点の各自治体の状況を調べたところ、都道府県と政令市の67自治体のうち、新教育長を任命したのは19自治体(28.4%)で、47自治体(70.1%)は旧教育長が在職している。

受験料のクレジットカード払い全体の6割に ネット出願サービス利用の首都圏の私立中高で

大学などのネット出願や入学検定料(受験料)収納代行サービスを提供する株式会社オプト・ジャパン(東京・新宿区、柳田謙治代表)が、私立中学高等学校における2015年度入試のネット出願サービスの利用調査結果を発表した。

同社が提供する「ASP型インターネット出願(ネット出願)サービス」は、これまで、主に大学向けに提供してきたネット出願サービスをもとに、「学校・入試 説明会ウェブ予約システム(2015年4月より提供開始予定)」、「ネット出願」、「受験料のコンビニ・クレジットカード支払いシステム」をワンパッケー ジにして提供する私立中高専用のサービス。今回の調査は、2015年度入試に同サービスを導入した東京・神奈川・千葉の私立学校10校を対象としている。

受験料の支払い方法同社によると、受験料の支払い方法は、全体の59%が「クレジットカード」、37%が「コンビニ」だったと報告している。中学・高校別にみると、「中学」の クレジットカード利用率は69%、「高校」では45%となっており、20%以上の差が出ている。また、「中学」のコンビニ利用率は、30%、「高校」では 48%と差が出ており、「高校」のコンビニ利用率がクレジットカードを上回る結果となっていることから、「高校」では受験生自身がコンビニで支払い手続き をしているのでは、と分析している。

出願時館学・高校別の出願時間の結果にも大きなズレが出ている。中学では、「9ー11時」、高校は「21ー23時」に最も手続きされており、これは、学校がある時 間帯「9ー11時」では、保護者が手続きしていると考えられる。一方高校では、「15ー17時」以降から徐々に割合が増加しており、保護者だけでなく、学 校や塾が終わったあとに受験生本人が手続きしているのでは、と同社は見ている。

ネット出願を行ったツールは、全体の67%が「パソコン」、28%が「スマートフォン」、5%が「タブレット」と続く。その中でも、2月上旬の「スマートフォン」利用率が増加していることに注目したい。

日付別、スマホからの出願東京・神奈川の中学入試は、2月1日~3日までに集中している。また、中学入試では、合否結果が即日発表されることも多い。そのため、すぐに入学手続きがで きるだけでなく、合否結果から次の受験校を決める際に、外出先でも手続きできるため、スマートフォンの利用が増加したと同社は考察している。

今回の調査結果から、今後さらに普及すると見込まれるいるネット出願では、利用目的の違いから、中学入試と高校入試で利用者や支払い方法に違いが表れることが浮き彫りとなった。

日本観光競争力、総合は9位

ダボス会議で有名なスイスの団体「世界経済フォーラム(WEF)」は5月6日、2015年の観光競争力ランキングを発表、日本は141カ国・地域中、総合9位だった。「客の待遇」の項目では首位となり、「鉄道インフラの質」でもトップだった。総合首位はスペインで、フランス、ドイツと続いた。日本は前回13年の調査の14位から五つ順位を上げた。日本は豊かな文化資源や安全性なども高く評価されたが、物価の高さを指摘された。

市進HD、学習塾以外の教育サービス拡大

市進ホールディングスは4月1日に千葉県流山市に主婦の就業支援機能を併せ持つ学童保育施設「7colors(ナナカラ)」を新設。学童保育施設が好調なことから2016年4月に首都圏で2~3カ所増やす。小学生約40人が利用しているが、開設前の説明会から多くの利用希望が寄せられていた。外国人留学生向けの日本語学校の定員も16年1月、300人から360人に引き上げる。ベトナム、ネパールなど留学生向け日本語学校の江戸カルチャーセンター(東京・港)も好調で、2校目を開設する検討も始めた。

リーダーズフォーラム 2015 in 東京 出展企業紹介【ネスカフェ アンバサダー】

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コーヒーや緑茶、1日数杯で長寿効果

厚生労働省の研究班が、コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて死亡するリスクが低いとする調査結果をまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしているかもしれないという。全国に住む40~69歳の男女約9万人に対し、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを、ほかの生活習慣などと合わせて質問し、経過を約19年間追った。この間に約1万3千人が亡くなっていた。