東京・新宿や横浜、大阪などで英会話学校を6校開いていた「TIE外語学院」の運営会社が東京地裁から破産開始決定を受けた。11月19日付。破産管財人によると、受講生は約500人で、負債総額は払い込み済みの受講料など約2億8千万円。外国人講師とのマンツーマンレッスンなどを展開していたが、格安英会話学校の台頭などで競争が激化して生徒数が低迷していた。受講生らの問い合わせ先は専用電話(03・6721・3109)。
学研ホールディングス(HD)は、傘下の学研ココファン(東京・品川)が運営する高齢者向け介護施設で、商品開発などに関する調査を実施、シニア向けのマーケティング調査事業に凸版印刷と取り組む。将来的には調査結果をもとにした商品開発なども検討する。メーカーなどの要望に合わせて聞き取りやサンプリング調査などを手掛ける。警戒心が強いなどの理由で調査が特に難しいとされる75歳以上を対象とする。2017年9月期に約10億円の売上高を目指す。
民俗学者、南方熊楠(1867~1941年)が自画像を描いたとみられるはがきが奈良県五條市の旧家で見つかった。はがきは熊楠が1921年11月、旧家・藤岡家当主の藤岡長和に宛てて書いたもの。縦14.3センチ、横9センチの大きさに、黒い着物姿の熊楠が絵の具で描かれている。絵の周りには「おや方が おや方那(な)くて 暮の秋」「原首相殺され 嚢中(のうちゅう)偶(たまたま)空ときたので」と書かれ、直前に起こった原敬首相の暗殺事件に触れ、財布が空になったと記している。
学研ホールディングス(HD)はICT(情報通信技術)を活用した教育事業の新会社を設立する。まず、学校や塾などの法人向けに学習ソフトを開発・販売する。新会社「学研教育アイ・シー・ティー」を立ち上げ、主力の教育事業で培ったコンテンツを生かし、タブレット(多機能携帯端末)向けのソフトウエアを開発する。学校やグループ内外の塾向けに広めたうえで、将来的には家庭向けも開発。法人向けの商品と連携できるような仕組みも検討する。
日本野球機構(NPB)は11月26日、今年がプロ野球80周年にあたるのを記念し、「NPB80周年ベストナイン」を発表した。捕手の野村克也氏、一塁手の王貞治氏、三塁手の長嶋茂雄氏ら11人が選ばれた。1940年に初めてベストナインが選出されて以降、これまで69回の表彰者の中で各ポジションの最多受賞者をそれぞれ選出。複数の受賞者が同回数で並ぶ二塁手は2人、外野手は4人が選ばれた。
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