長野県上田市を主体とする公立大学法人への移行を目指している長野大学(上田市)と、運営する長野学園(嶋田力夫理事長)は6日、市に公立大学法人の設置を求める要望書を提出した。
公立大への移行で、私学助成金を上回る大学運営費交付金が国から出ることが見込まれる。標準的な私立の文系大学より4年間で40万円ほど低く設定している同大の学費をさらに下げることができ、学費の負担感から進学をあきらめる人たちの受け皿を目指す。
文部科学省によると3月9日に若田光一宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション船長に就任したことがわかった。アジア人として初の船長となる。若田光一宇宙飛行士は昨年11月のISS滞在開始以降、宇宙医学、生命科学等の宇宙実験や、米国補給船のドッキングといったISS運用等に係る様々な任務を着実に遂行してきており、船長就任後は、緊急時の判断も含めた安全の確保やISSでの全ての業務の管理等、更に重要な任務も担うこととなる。
下村文部科学大臣談話では「世界で活躍する日本人の代表として、宇宙に夢を馳せる子供達、そして科学技術や国際舞台での活躍を夢見る若者達に夢を実現する姿を見せて頂きたいと期待しています。」とエールを送った。
3月6日(木)、安田教育研究所(安田理代表)主催のセミナー『2014年中学入試から私学の今後を考える』が、中央大学駿河台記念館にて催された。
同研究所の中学入試セミナーは、該当年度の入試の総括に留まらず、各登壇者が学校と実際に向き合っている中で感じている思いも語られることで知られている。
今回は厳しかった2014年度入試の分析、多くの志願者を集めた学校の要因といったことだけではなく、「私学の今後を考える」と題し、各登壇者からの提言も為された。主催者である、安田教育研究所の安田氏からは、私学を巡る環境、保護者の意識、広報、などの視点から幾つかの提案があり、他の登壇者からの分析報告、提案も含め、詰めかけた多くの私学関係者も資料を見ながら熱心に耳を傾けていた。登壇者は以下の通り。
池田亨氏(株式会社エデュケーショナルネットワーク 課長)
川東 義武氏(株式会社ユーデック 代表取締役)
安田 賢治氏(株式会社大学通信 常務取締役)
安田 理氏(安田教育研究所 代表)