Category: 塾ニュース|大学

九工大にインタラクティブ教育棟

九州工業大学の戸畑キャンパス(北九州市戸畑区仙水町)に4月、未来型インタラクティブ教育棟と、国際研修館が開所した。教育棟は3階建てで、遠隔講義システムを備えたグループワーク教室や、デザイン工房などがある。専任教員が常駐し、授業でも使われる。国際研修館は宿泊施設と研修室を備えている。宿泊施設は、3人1組で生活し、それぞれの個室や、共用のトイレ、シャワー、キッチンがある。個室は42室で、女子専用フロアもある。入居は原則1年間で、1年間の延長も可能。

千葉大16年度から6学期制

千葉大(千葉市稲毛区)は4月22日、2016年4月から1学期を2カ月程度とし、1年を6学期に分ける「ターム制」を全学で導入することを明らかにした。ターム制では夏休み(8、9月)や春休み(2、3月)の期間にも学期を設け、集中講義のほか、留学生の受け入れプログラムを行うという。同大によると、ターム制の導入で留学生の受け入れを促すほか、日本人学生も海外の大学のサマースクールに参加しやすくなるなどの効果があるという。

東京医科歯科大スポーツサイエンス機構

2014年10月、東京医科歯科大学が設けたスポーツの科学研究に取り組むスポーツサイエンス機構。ケガの治療・リハビリから、競技能力向上のためのトレーニング法まで、スポーツ選手をトータルにケアするための研究に取り組む。機構は2つのセンターから成り立つ。1つはスポーツにかかわる治療やリハビリなどを担う「スポーツ医歯学診療センター」。もう1つは現役選手らの目線から効果的なトレーニングプログラム開発を目指す「スポーツサイエンスセンター」で、こちらには室伏広治ら外部人材を積極的に招いた。

海藻添加した中華麺  東洋大

東洋大学は神奈川県水産技術センター、製麺会社の麻生(神奈川県平塚市)と共同で、海藻のアカモクとワカメの茎を添加した麺「花まつも麺」を開発した。塩分排出効果のある中華麺で、5月をメドに社員食堂などで提供する業務用製品として商品化する予定だ。 花まつも麺という名前は、実験にあたった東洋大の学生らが付けた。花まつもは能登半島でのアカモクの異名で、太平洋側と違い、アカモクを多く食用する日本海側の美しい呼び名にちなんだという。

授業料のクレジット決済 早稲田大、留学生向け導入

早稲田大学は2015年度に、留学生を対象に授業料のクレジットカード決済を導入した。留学生の利便性向上や大学の事務処理の効率化につなげる。受験料や入学金の納付でクレジット決済を利用できる大学はあるが、授業料への導入は珍しいという。収納代行システムのオプト・ジャパン(東京・新宿)が開発したシステムを導入する。対応するカードは「VISA」「マスターカード」の2種類。留学生が携帯電話やパソコンなどでインターネットの専用サイトに接続し、決済する。一般学生は対象外。

朝食の習慣を 各大学で取り組みが始まる

大阪大学は4月9日から、豊中キャンパス(豊中市)の学生食堂で無料朝食を始める。ケロッグと連携し、同社製品のシリアルと果物、乳製品などのセットを提供。今月末までの平日午前8~10時に、1日200食を学生に無料で提供。実際は300円ほどかかるが、ケロッグがシリアルを寄付したほか、残りの費用は保護者や卒業生の寄付による基金から約100万円を充てた。学食で朝食を無料または100円で提供するサービスは関西では、1~2年前から立命館大など私立を中心に広がった。
東京経済大(国分寺市)では8日、「100円朝食」がスタートした。大学の父母の会が補助し、昨年度、期間限定で提供。今年度は土日曜を除く授業日に100食限定で実施することになった。この日のメインのおかずはシューマイにキャベツを添え、ご飯に豚汁、それに切り干し大根やひじき煮、ホウレン草のごまあえなどから選べる小鉢が二つ。メインのおかずは日替わりで、サワラの西京焼きやサケの塩焼き、から揚げ、コロッケ、肉団子などが並ぶ。都内では駒沢大や明治大で今年度も100円朝食をする予定だ。

欽ちゃん 駒大入学式に出席

駒沢大仏教学部の社会人入試に合格したコメディアンの萩本欽一さん(73)が4月8日、東京都世田谷区の同大キャンパスで開かれた入学式に出席した。会場には、黒いスーツ姿に通学用に新調した青い背負いかばんを持参して現れ、式典では合掌するなど仏教系大学ならではの光景も見られた。入学式終了後の記者会見で「学校に通って学ぶことを通して何か新しいことが生まれたら」と語った萩本さん。「すてきな若い人たちと出会いたい」と、新生活に期待を膨らませていた。

大和大学、学習塾講師のアルバイト説明会を開催

20150410
大和大学(大阪府)は、4月9日、4月10日の2日間に渡り、同大学の学生を対象とした、学習塾講師アルバイト個別相談会を開催した。大和大学では西日本の私立大学では初となる小・中・高(国・数・英)教員養成の本格的な教育学部を有していることもあり、出展した学習塾も10社を越え、関係者からの注目の高さが伺えた。相談会に参加した企業は以下の通り(あいうえお順)。

 株式会社アップ、株式会社ECC、株式会社ウィルウェイ、株式会社関塾、株式会社京進、自分未来きょういく株式会社、株式会社城南進学研究社、株式会社成学社、株式会社創学社、株式会社TRGネットワーク、株式会社パーソナルサポート

多摩美術大 卒業生に発表の場アキバに

多摩美術大学が運営するギャラリー「アキバタマビ21」は、東京・秋葉原の電気街にほど近い文化芸術拠点「アーツ千代田3331」(東京都千代田区)内にある。2010年、廃校を再活用したアーツ千代田の開館と同時に設立。卒業後の若手芸術家のキャリア形成支援を目的に、年間約8回のグループ展を開く。参加作家のおよそ8割は同大・大学院の出身で、20代後半が中心。大きな特徴は作家自身が展覧会を企画運営することだ。大学からの援助金は1回あたり30万円。出展者は予算内でイベントや広報物、作品輸送などにかかる費用を賄う。

電通大が4足ロボを開発

電気通信大学の明愛国教授らはネコをまねて素早く動く4本足ロボットを開発した。ロボットは大人のネコ程度の大きさで、重さは1.7キログラム。ネコが歩く映像から動きを解析し、足にバネを組み込んだ。前脚と後ろ脚を前後に動かし、時速約3.5キロメートルを達成した。今はネコの早歩きと同程度だが、今後は足の運びを工夫してさらに速める。ケーブルを使わず、電池でも動くようにしたいという。災害現場でがれきを飛び越える捜索ロボットを目標に、3年以内に1メートルの段差でもジャンプできる性能をめざす。