Category: 塾ニュース|大学

芝浦工業大学、小中学生向けのロボットセミナーを マレーシアの日本人学校で開催

芝浦工業大学(東京・港区 村上雅人学長)は、2月24日・25日に、小中学生向け「少年少女ロボットセミナー」をマレーシア・クアラルンプール日本人会日本人学校で開催した。
現在、芝浦工業大学はグローバル化を進めており、今回20数年来留学等で交流のあるマレーシアにおいて、理科教育に力を入れているクアラルンプール日本人会日本人学校の協力と、趣旨に賛同した高砂熱学工業株式会社からの協賛、現地でのボランティアの協力を得て、2003年以来15年ぶりに同国での開催となった。
当日は、クアラルンプール日本人会の会員を対象に抽選で選ばれた、小学校4年生から中学校2年生までの60名が参加。2日間にわたりロボット製作やデザインコンテスト、対戦のほか、ロボットの役割や機能、最新の研究内容の紹介などの講座も実施。マレーシアではこのようなイベントが少ないことから、受講生および保護者からは継続開催を望む声が聞かれた。

千葉大生が幼稚園で約50名の園児を対象に環境教室を開催

千葉大学環境ISO学生委員会が2月22日に同大教育学部附属幼稚園で環境教育プログラムを実施した。
千葉大学は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しており、教育学部附属小中学校・幼稚園における環境教育プログラムの実施を毎年行うことを目標のひとつに掲げている。附属幼稚園における環境教育プログラムの実施は「クリーンデー」と名付け、毎年、「環境ISO学生委員会」に所属する大学生が行っている。

2018年2月22日(木)に、環境ISO学生委員会の学生9名が附属幼稚園を訪問し、約50名の園児たちに「環境のために自分ができることを知ってもらうこと」を目的に、ごみの分別やリサイクルなど園児に身近なテーマの環境紙芝居とクイズ大会、牛乳パックを使った工作を行った。
園児たちは、まず、環境紙芝居で牛乳パックとペットボトルがリサイクルされると何に変わるかを学び、その内容に関するクイズを解いて知識の定着をはかった。
その後、身近に再利用して遊べるものとして牛乳パックを利用したバッジづくりを体験した。
今年度の「クリーンデー」のリーダーを担当した石川彩乃さん(教育学部1年生)は、「とても元気な園児との活動は楽しかったです。この活動を通じて園児たちがごみの分別やリサイクルにより関心を持ってもらえればいいなと思います」と話す。

千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学において学生主体で環境活動を行っている学生団体。千葉大学がISO14001の取得に動き出した2003年に発足し、それ以後、大学の環境マネジメントの運営組織の一部としてEMSの運営を担ってきた。現在は1~3年生まで約180名が所属。エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っている。

お茶の水女子大学 デジタル時代にグローバルで活躍する女性ビジネスリーダーの教育と育成に向けアクセンチュアと連携へ

アクセンチュア株式会社(東京・港区 江川 昌史代表、以下アクセンチュア)と、国立大学法人お茶の水女子大学(東京・文京区 室伏 きみ子学長、以下お茶の水女子大学)はデジタル化が進展する世界において、グローバルで活躍する女性管理職やリーダーの育成に向けた包括提携協定を締結したことを発表した。

本協定により、お茶の水女子大学に在籍する全学部生、大学院生を対象として、アクセンチュア社員から、グローバル人材として活躍するために必須なコミュニケーション力、交渉力、プレゼン力、データから経営に資する情報へと昇華させるための分析力や、ビジネス現場で求められる数字を読み解く力など、実践的なノウハウを教授する講座を開講する。また、日進月歩で進化を続ける先端デジタル技術や注目すべき世界的なビジネストレンドについての学習の場や、革新的なビジネスモデル、商品・サービスのアイデアを討議する機会も設定する。さらに、アクセンチュアでは、お茶の水大学主催のキャリア形成につながる講座や、他社が開講する様々なビジネス講座の中から、学生が自分のキャリア志向に適した講座を選択できるよう、講座内容や受講タイミングについてのアドバイスも行う。

東京造形大学 『山手線グラフィック展』を開催

東京造形大学(東京・八王子市 山際康之学長)は、2018年2月17日(土)より、JR東日本・山手線(E231系)1編成でのグラフィック作品・映像作品等の展示を行う。
「TOKYO」をデザインテーマに、個性あふれる学生の作品が山手線を彩る。
(2018年2月17日~2018年2月28日)
造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域の学生による作品展となる。
デザインは本来、美術館やギャラリーのように限られた空間だけで観賞されるものでなく、社会を形成する大切な要素であり、また、人々の日常に溶け込んでこそ真価を発揮するものという考えのもと、本作品展を東京の中心を周回するJR山手線で実施することとなった。

■実施概要
名称:      東京造形大学 山手線グラフィック展
実施期間:    2018年2月17日(土)~2018年2月28日(水)
         ※車両整備等の理由で、期間中でも運休となる場合があります。
実施車両:    山手線E231系 ADトレイン 1編成
内容:      山手線の車内を展覧会場に見立て、東京造形大学グラフィックデザイン専攻領域の学生がデザイン作品を制作し、車内の各媒体に掲出
総意匠数:    約300点
デザインテーマ: TOKYO

金沢工業大学、AI人材育成に向けたプログラムを開講

金沢工業大学は日本IBMの協力により、AI人材育成のための社会人向け教育コース「AI ビジネスエンジニアリングプログラム」を同大学の虎ノ門大学院で2018年春から開講する。

ビジネス課題解決のためのAIプロジェクトの企画立案からAI活用の法的課題、運用、実際の導入事例をもとにしたケース・スタディーやディスカッション、最先端技術のハンズオンなど、ビジネスとテクノロジー両面でのスキル育成を図る。同コースの提供により金沢工業大学は、AI活用の需要がさらに高まる産業界において即戦力となる人材の早期育成を目指す。

金沢工業大学では、昨年11月から教職員による学生指導にIBM® Watson およびIBM Watson Explorerを活用し、学生一人ひとりにあった学修機会を的確かつタイムリーに提供することで、学生の自己成長を支援する「コグニティブ・キャンパス」の実現を進めてきた。このようなコグニティブへの取り組みを背景に、より現実的な課題をAIの活用により解決できる人材を育成するため、教育プログラムの開講を決定した。
日本IBMがWatsonに関する教育コース開発で学校法人を支援するのは初めての取り組みとなる。

「AI ビジネスエンジニアリングプログラム」が開講するコースは次の4つで、各コースは2時間の授業を8回で構成されている。

1) AI基本コース: AI活用を検討するビジネス・パーソンを対象に、AIの技術動向や活用法、法的課題やプロジェクト実施時の考慮点などを通して、AI導入プロジェクトの企画立案能力の習得を目指す。

2) AIビジネスコース:企業のIT部門、エンジニア等を対象に、実際のAI事例をもとにしたケース・スタディーやディスカッションを通して、AI 導入プロジェクトの提案書作成能力の習得を目指す。

3) AI技術基礎コース: 企業のIT部門、エンジニア等を対象に、既存のAI技術を活用したアプリケーション構築をハンズオン型で体験することにより、Watson認定技術者試験の合格に必要な知識習得を目指す。

4) AI技術上級コース:主にエンジニアを対象に、機械学習・深層学習をはじめ、AIが適用可能な領域、考慮点、限界点などを理解・考察し、新たなAI製品のサービス開発に役立つスキルの習得を目指す。

金沢工業大学では、同コースのトライアル版を2018年2月と3月に開講する。また、同コースの内容を大学生向けにも開発し、2019年から大学一年生向けの選択科目として受講可能にする予定だ。

私立大の学部譲渡へ道 文科省

文部科学省は、私立大学の学部を別の大学に譲渡できる制度を導入する検討に入った。現在は設置者の変更は大学全体についてのみ認められている。学部単位で変更できるようにすることで、学部の切り売りによる経営改善や、特色をより生かした経営ができるようになる。18歳人口が減るなど大学を取り巻く環境が悪化するなか、再編を後押しする狙いだ。

北陸先端大がインド工科大学ガンディナガール校との間でダブルディグリー・プログラムを開設

北陸先端科学技術大学院大学(所在地:石川県能美市 学長:浅野 哲夫 以下 JAIST)は平成30年4月よりインド工科大学ガンディナガール校(IITGN)との間で博士前期課程におけるダブルディグリー・プログラムを開設します。
 インド工科大学ガンディナガール校は、工学と科学技術を専門とするインドの23の国立大学によって構成されるインド工科大学(Indian Institutes of Technology;IITs)の傘下大学の一つであり、インドにおける理工系の大学。
 このプログラムでは、インド滞在中にIITGNでの研究活動のほか、現地日本企業でのインターンシップを経験し、国際的な実務経験を得ることが可能だ。
 IITGNでは平成30年4月のプログラム開始に向け、次のような学生を求めている。
求める学生像
・マテリアルサイエンス(特に化学系)でインド留学に関心の高い方
・グローバル企業に就職し世界で活躍したい方
・海外大学院での学位取得を目指し留学経験を積みたい方

プログラム概要
・課程:博士前期課程
・対象分野:マテリアルサイエンス(特に化学系)
・随時特別選抜入試による選考
・JAISTとIITGNの指導教員による協働教育研究指導を実施
・JAISTとIITGNの双方で所定の期間修学
・単位互換の活用により2年間で双方の学位取得が可能
・インド滞在中に現地日本企業でのインターンシップを実施
・両大学の修了要件を満たした場合、それぞれの大学から修士号を授与
・JAISTの学生は、IITGNでの入学料及び授業料が免除されるほか、IITGN滞在中はIITGNから奨学金が支給

IITGNとのダブルディグリー・プログラム WEBサイト
http://www.jaist.ac.jp/reinvent_JAISTIndia/ddp/

エンターテインメント施設を展開するハードロック・インターナショナルの日本法人、ハードロック・ジャパン 今秋、東洋大学にて寄付講座を開設

世界74カ国200以上の施設を展開するハードロック・インターナショナル(本社:フロリダ州 オーランド 会長:ジム・アレン)の日本法人、ハードロック・ジャパン(本社:東京都港区、CEO:エドワード・トレーシー)は、東洋大学(所在地:東京都文京区 学長:竹村牧男)にて秋学期より、寄付講座「グローバルホスピタリティ論」を開設した。

ハードロック・インターナショナルは日本国内に6軒のカフェ、そして世界各地に20軒以上のホテルと10箇所以上のエンターテイメント施設を展開し、エンターテインメントおよび接客産業施設の開発・運営において、実績を残している。
 東洋大学は1963年に当時の短期大学では日本初となる観光学科を創設して以来、50年以上にわたって日本の観光・ホスピタリティ教育を行っている。この伝統と実績を基盤として2017年4月に『国際観光学部』へ改組し、次代の観光・ホスピタリティ人材育成に向けた新たな取り組みを薦めている。その一環として、ハードロック・ジャパンによる寄付講座を開設することを決定した。初学期(9月22日~1月29日)には、アメリカのハードロック・インターナショナルよりホスピタリティにおいて経験豊富な社員をゲスト講師として招き、特別講義を開催。観光産業とホスピタリティにおける人材育成の開発を支援する。

近畿大学×UHA味覚糖「忍者めし」学部横断コラボ企画「近大発めし」を発売

近畿大学(大阪府東大阪市)とUHA味覚糖株式会社(大阪市中央区)は、平成29年(2017年)11月17日(金)、近畿大学アカデミックシアター内にある共同運営の産学連携ラボが企画した商品「近大発めし」を発売する。まずは近畿大学内の売店で販売し、販売目標の800個を達成した場合には、一般発売も予定している。
【発売概要】
■発売日:平成29年(2017年)11月17日(金)
■販売店舗:近畿大学生活協同組合コンビニプラム
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1)
■価格:102円(税込) ※近畿大学生協販売予定価格
■販売計画:近大生協で販売好調の場合、学外一般での販売を予定

留学生と日本人学生が共に生活する場 国際学生宿舎「グローバルハウス調布」がオープン

首都大学東京(学長:上野淳)は、このたび、東京都調布市に留学生と日本人学生が共同生活を通して国際交流を深められる国際学生宿舎「グローバルハウス調布」を開設した。
「グローバルハウス調布」は、旧団地型社宅2棟をリノベーションし、入居者同士の交流の場となるシェアラウンジやキッチンなどの共有部を設置、全96室の混住型住宅。これにより国際学生宿舎は2か所、総収容可能人数は135人となる。

グローバルハウス調布の特徴は
・旧団地型社宅の1階部分2住戸を繋げて、シェアラウンジ、シェアキッチンなど共有部を中心に交流の場として設置。
・住居スペースは、旧社宅3DKの間取りをユニット専用のシェアリビング+3個室の住戸ユニットにリノベーション。

京王線特急停車駅「調布」から徒歩圏
南大沢キャンパスまで電車で約20分、新宿駅まで約15分(特急)。