Category: 塾ニュース|大学

モリサワが応援 静岡大学と天竜浜名湖鉄道株式会社が「天浜線フォント 夏まつり2021」を開催

 株式会社モリサワは、さまざまな方の「フォントスイッチを“ON”にする」をテーマに「FONT SWITCH PROJECT」という活動を行っており、その一環として、静岡大学と天竜浜名湖鉄道株式会社が実施する「天浜線フォントプロジェクト」を応援している。「天浜線フォントプロジェクト」では、2021年8月7日(土)から9月30日(木)の期間にて、「天浜線フォント 夏まつり2021」が開催される。

 天浜線(正式名:天竜浜名湖鉄道)は、1935年開業当時からのレトロな駅舎やプラットフォームが残ることで知られる静岡県西部のローカル線。沿線には36件もの国の登録有形文化財が存在し、昔ながらの日本の原風景を楽しめることから、映画やドラマのロケ地としても親しまれている路線だ。「天浜線フォント 夏まつり2021」では、天浜線沿線を巡るスタンプラリーや、駅名の看板をシェアすると天浜線フォントをあしらった缶バッジなどのオリジナルグッズがもらえるSNSキャンペーンも企画されている。

名 称:天浜線フォント 夏まつり2021

日 時:2021年8月7日(土)~9月30日(木)

場 所:静岡県西部天浜線沿線の対象の駅

詳しくはこちら

http://www.hama365.info/tenhamasenfont/festa.html

  • 天浜線フォントプロジェクト

 ローカル線「天竜浜名湖鉄道(通称:天浜線)」が2020年に全線開通から80周年という記念すべき年に、駅名などの看板に使われてきた趣ある手書きの文字をデジタルフォントとして残していきたいという思いから、静岡大学の学生が主となって進めているフォントプロジェクト。

プロジェクト詳細はこちらhttps://fontswitch.jp/post/6043

天浜線フォント

http://www.hama365.info/tenhamasenfont/

天竜浜名湖鉄道株式会社https://www.tenhama.co.jp/

GMOペパボ、多摩美や武蔵美をはじめとする全国の芸術系大学・専門学校の学園祭のオンライン開催をサポート

 GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(佐藤 健太郎 代表取締役社長)が運営するハンドメイドマーケット「minne(ミンネ) byGMOペパボ」と、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI(スズリ) byGMOペパボ」は、全国の芸術系大学・専門学校6校(東京藝術大学、東北芸術工科大学、九州デザイナー学院、多摩美術大学、武蔵野美術大学、大阪芸術大学)の学園祭をサポートする。

 具体的には、学生が制作した作品を「minne byGMOペパボ」や「SUZURI byGMOペパボ」上で販売する際のサポートや、学生参加型のSNS企画の実施、特設ページの公開などを通じた学園祭や学生の作品のプロモーションを行い、学園祭を盛り上げ、学生の作品を多くの人に届ける。

「minne byGMOペパボ」と「SUZURI byGMOペパボ」では、より多くの大学・専門学校や学生の活動を支援するため、学園祭のオンライン開催のサポートを希望する芸術系大学・専門学校の募集を引き続き行う。

【芸術系大学・専門学校の学園祭サポートの概要】
 芸術系大学・専門学校の学園祭サポートにおいて以下を実施する。
■学生
 各校の学生は、自分の作品のジャンルに合わせ、「minne byGMOペパボ」もしくは「SUZURI byGMOペパボ」にて、「#minneの学園祭巡り」または「#SUZURIの学園祭巡り」のハッシュタグをつけ作品を販売する。

■「minne byGMOペパボ」「SUZURI byGMOペパボ」
(1)各サービス上での販売サポート
 学生への販売に関する案内や、アカウント作成、作品の出品、グッズの作成など、学園祭の運営者や、作品を出品する学生へのサポートを行う。
(2)学園祭や学生の作品のプロモーション
それぞれ学園祭の開催に合わせて、学園祭や学生の作品のプロモーションを行う。
・学生参加型のSNS企画の実施
SNS企画の詳細は、後日各サービスの公式Twitterアカウントで発表する。
・特設ページの開設
特設ページは10月2日(土)公開予定(公開日程は変更になる可能性もある)。
特設ページでは、大学や学校ごとに学生の作品をピックアップし、紹介をする予定。
SUZURI公式Twitter:https://twitter.com/suzurijp

■各校の学園祭日程
▽大学・専門学校名 :開催期間
▽東京藝術大学   :2021年9月3日(金)~9月5日(日)
▽東北芸術工科大学 :2021年9月19日(日)~9月20日(月・祝)
▽九州デザイナー学院:2021年10月2日(土)~10月3日(日)
▽多摩美術大学   :2021年10月29日(金)~10月31日(日)
▽武蔵野美術大学  :2021年10月29日(金)~10月31日(日)
▽大阪芸術大学   :2021年10月30日(土)~10月31日(日)

【学園祭のサポートを希望する芸術系の大学・専門学校の募集】
 2021年に開催される学園祭において、「minne byGMOペパボ」や「SUZURI byGMOペパボ」によるオンライン開催のサポートを希望する大学・専門学校を募集している。希望者は、以下フォームに必要事項を入力し、お問い合わせへ。

▽応募条件
・美術や芸術、ファッションなどものづくりに関連する学部、学科のある教育機関の学生や教員・職員の方
・2021年8月3日(火)~11月5日(金)の期間に開催される学園祭であること
・オンラインもしくはオンラインとオフラインの併催にて開催される学園祭であること
▽応募フォーム:https://forms.office.com/r/ytZvLENLgq

実践女子大学×東京サマーランド 産学連携 2021 夏季限定オリジナルメニューを販売

 株式会社東京サマーランド(東京・あきる野市、中西 充 代表取締役)は、実践女子大学(東京・日野市、難波 雅紀 学長)への研究委託により開発した、2種類の夏季限定メニューを7月22日(祝・木)より東京サマーランドで販売する。

 夏季限定メニューは、東京サマーランド女性社員によるプロジェクトチームと実践女子大学生活科学部食生活科学科の中川裕子准教授ゼミナールの学生による、オンラインでのプレゼンテーションや試食会を重ね、完成した。
 テーマは「夏のプールサイドで食べたい(飲みたい)インスタ映えするメニュー」とし、「リゾート感」「華やかさ」「ヘルシー」などトレンドに敏感な女子大生の視点を活用するとともに、こだわりの地産食材を活用した。

  • 夏季限定メニュー part1

■アサイーパフェ~南国気分が味わえる~

販売期間:2021年7月22日~
販売場所:フェニックス(アドベンチャードーム内1F)
料  金:500円(税込)

こだわりポイント
(1)アサイーと甘酒を使用し、ヘルシーを追求。※1
(2)アサイーベース、グラノーラ、ホイップを重ねた多層構造。
(3)ココナッツとバナナ風味のホイップ。
(4)きめ細かなエスプーマの食感。

※1 アサイーにはポリフェノールや鉄分が豊富に含まれています。
また、甘味をつけるために加えた米麹甘酒は、アルコールは含まれておらず子供でも飲むことができる甘酒です。
ビタミンB群や必須アミノ酸が豊富で美容や健康に良いとされています。(中川准教授・談)

  • 夏季限定メニューpart2

■Summer Lemonade(サマーレモネード)

販売期間:2021年7月22日~
販売場所:フェニックス
      (アドベンチャードーム内1F)
料  金:400円(税込)

こだわりポイント
(1)夏らしいブルーのレモネードは、混ぜると色が変化。
(2)サッパリしているのに、ほんのり甘い。地産のはちみつ(多摩のアカシアはちみつ)を使用。
(3)エディブルフラワーでリゾート感を演出。

■メニュー決定までの取り組み
2019年  6月  人間社会学部現代社会学科 角本伸晃教授のゼミナール(以下、角本ゼミ)において、
        「夏季の飲食の新メニュー開発に関する分析と提案」に関する研究を開始
2020年11月  角本ゼミの提案を受け、実現に向けたメニュー開発を中川ゼミで着手
2021年  3月    中川ゼミによる、女子大学生100人を対象としたアンケートを実施
       ※アンケート結果より、当社女性PTと協議の上、東京サマーランドの施設の特性を踏まえたメニュ
        ー候補2種類を決定
2021年  5月  中川ゼミによるオンラインプレゼンを実施(メニューコンセプト、レシピ、調理工程など)
2021年  6月    東京サマーランドにてメニュー試作
       ※中川准教授、ゼミ生による実食および意見交換会を実施
2021年  7月    22日より販売開始

文教大学が日本航空株式会社(JAL)客室乗務員の受け入れを実施

 文教大学は、日本航空株式会社(JAL)との、人材受け入れに関する覚書を締結した。今回の出向では、人的・知的資源の交流と活用を図り、文教大学の教育において相互に協力をしながら、教養豊かな国際的人材の育成に寄与することと、本学の募集力の強化を目的としている。

 JALは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け国際線を中心に大幅な減便などを行っていることから、希望する社員に対し、外部で働く機会を増やしていることを明らかにしている。文教大学においても、JALからの出向受け入れを決定し、JAL社内での公募に応募した客室乗務員のうち、卒業生を含む3名が6~7月から業務に従事している。

 具体的な業務内容は、外国語学習ラウンジ「グローバルルーム」での英会話指導・相談対応や教室管理、在学生へのキャリアに関する相談対応、本学を志望する高校生へのガイダンスやオープンキャンパス対応等、いずれも客室乗務員のスキルや経験を活かした内容となる。

 今回の出向を受け入れることで、「人間愛」を建学の精神とする文教大学と、航空事業を通じて培った知識や経験を有するJALが、幅広い交流活動を行うことで、コロナ禍の社会環境の変化に対応するとともに、社会に貢献する人材の育成と輩出を目指す。 

2022年4月 大手前大学 総合文化学部を国際日本学部に名称変更

 大手前学園 (大阪・中央区、福井 要 理事長) は、2022年4月、さくら夙川キャンパスの総合文化学部を国際日本学部に名称変更する。名称変更に伴い、「歴史・言語・文化」の横断的な学びを強化する。

 大手前学園は大学の伝統を守りつつも時代の要請に応えるよう、常に改革を進めてきた。最近では、理系分野として2016年に健康栄養学部、2019年には国際看護学部を開設し、大手前学園創立75周年を迎えるとともに、総合大学となった。また、学部を増設するだけでなく、時代の要請と学生たちの要望や大学の教育理念に照らし合わせて、常にカリキュラムの改革を行ってきた。

 総合文化学部においては、前身の大手前女子大学開学より設置していた英文学や史学に加えて、関連する様々な学問領域を増やすなど時代の変化とともに授業科目など学びの内容を改革してきた。その結果、各専門分野を国際的視点に基づく「歴史」「文化」「言語」という大きな領域内で範疇分けすることが可能になった。

■国際日本学部の特徴
「歴史・文化・言語を横断的に学び、日本をグローバルな視点から見つめ直し、その魅力を世界に向けて発信する人材を育てる」

①横断的・学際的な学びを重視
 「歴史」「文化」「言語」は本来、個別に存在するものではなく、相互に関わりあって成り立っている。例えば「歴史」という1つの分野においても、日本、東洋、西洋、さらには考古学や地理学も含めて横断的かつ体系的に学んでいく。

②日本から世界へ。世界から日本へ。国際的な視点で学ぶ。
 日本の「歴史」「文化」「言語」を世界に発信することに加え、日本の「歴史」「文化」「言語」をグローバルな観点から掘り下げていくことで、日本社会のあり方を再構築する知見を身につける。『日本と国際』という国際日本学部ならではの複合的な視点を通じて、社会で求められる人材を育成する。

■コース概要

「史学コース」

「国際文化コース」


「国際コミュニケーションコース」

【大手前大学】
学長 :鳥越皓之
設立年度 :1966年
キャンパス :さくら夙川キャンパス、大阪大手前キャンパス
学部(学科) :国際日本学部 ※1、現代社会学部 (現代社会学科) 、健康栄養学部 (管理栄養学科)、
国際看護学部 (看護学科)、建築&芸術学部(建築&芸術学科)
※1 「国際日本学部」は2022年4月、「総合文化学部」から学部名称変更
通信教育課程 :現代社会学部(現代社会学科)
大学院 :比較文化研究科学生数 : 5101人(2020年5月1日現在) 

画像処理のAIスタートアップNavier、豊田工業大学 知能情報メディア研究室とAIによる動画の高解像度化の共同研究を実施

 高解像度化をはじめとしたAIによる画像変換技術を研究開発するNavier(ナビエ)株式会社(渋谷 拓 代表取締役、 東京・千代田区)は、学校法人 トヨタ学園 豊田工業大学(保立 和夫 学長、名古屋・天白区)知能情報メディア研究室(浮田 宗伯 教授)とAIを活用した動画を高速で高解像度化するアルゴリズムの共同研究を実施する。
 この共同研究は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業によるもの。

 Navierはディープラーニングを活用した画像処理技術、とくに動画・画像の高解像度化(超解像)、鮮明化、ノイズ除去に特化したAIソリューションを提供している。印刷物、監視カメラ画像など、幅広い業界で活用されている。
 既存技術の応用のみに留まらず、自ら新しい技術を生み出すための研究活動に重きを置いており、今回、当該領域で国際的にも顕著な成果を出している知能情報メディア研究室と共同研究を行うことで更に研究活動を加速させる。

 トヨタ自動車の社会貢献活動として1981年開学。大学と産業界が良きパートナーとして、互いに研鑽しあう教育・研究を推進することにより、豊かな人間性と創造的な知性を備えた実践的な開発型技術者・研究者の育成を目指している。

 豊田工業大学 知能情報メディア研究室について
 知能情報メディア研究室は、コンピュータビジョン・画像認識などのマルチメディア計測・認識、および、大規模データの機械学習による計測・認識の高精度化に関する基礎技術を研究し、基礎技術を、人を見て、人を知って、人を支援する知能情報メディアの応用研究に発展させることを目標に掲げる研究室。

■共同研究のテーマ:高速動画超解像のアルゴリズム開発
 今回の共同研究では、AIを用いて動画を高解像度化する(動画超解像)技術の根幹となる、アルゴリズムを共同で開発することを目指す。

 AIによる動画超解像はVSRnetなどの研究成果を嚆矢とし、2016年頃から世界中で研究が活発に進められております。従来の研究は、超解像によって高品質な動画を作成することにその焦点が当てられる傾向にあった。
 一方、実社会での応用においては、一般のコンピュータが備えているレベルの処理能力で時間をかけずに超解像を行うことが期待されるため、処理の高速化が動画超解像の実用化において重要。この共同研究により、AIを用いた動画超解像の実用化を推進することが期待される。

順天堂大学とセルソース、エクソソームを用いた脳梗塞後遺症・パーキンソン病の治療について共同研究を実施

 順天堂大学(新井 一 学長、大学院医学研究科神経学 服部 信孝教授、上野 祐司准教授、常深 泰司准教授)とセルソース株式会社(裙本 理人 代表取締役社長CEO)は、エクソソームを含む細胞分泌物(セクレトーム)を用いた、脳梗塞後遺症・パーキンソン病における新規治療開発について共同研究契約を締結した。


 エクソソームは生体の細胞から分泌される小胞。細胞間の情報伝達の役割を担っており、細胞に対し様々なはたらきを促す機能を持つ。医療においては創傷治癒や炎症抑制、細胞再生等の効果が期待されており、疾患治療へ応用するための研究が世界中で進められている。
 順天堂大学とセルソースの共同研究は、重度の運動障害を引き起こす可能性がある脳梗塞後遺症やパーキンソン病に対し、エクソソームを含むセクレトームを用いた治療の安全性・有効性を検討する。

文京学院大学 大学開学30周年記念シンポジウム開催「渋沢栄一に学ぶ 現代の大学教育」

 文京学院大学(櫻井 隆 学長)は、本郷キャンパス仁愛ホールにおいて、2021年6月19日(土)、大学開学30周年記念シンポジウム「渋沢栄一に学ぶ 現代の大学教育」を開催する。
• 大学開学30周年記念シンポジウム概要

 2021年のNHK大河ドラマの主人公として、また新一万円札の肖像として脚光を浴びる渋沢栄一。江戸末期から明治・大正・昭和の大転換期を生き抜き、「公益」と「利益」の調和を図るとともに多くの事業を興したことから「日本近代化の父」とも呼ばれている。シンポジウムでは、渋沢栄一の研究者である学校法人文京学園理事長島田昌和、一橋大学田中一弘教授をはじめ、渋沢栄一が設立に尽力したみずほフィナンシャルグループ塚本隆史名誉顧問、清水建設株式会社井上和幸代表取締役社長らを招き、現代の大学教育と若者世代にスポットをあてながら、ニューノーマル社会で輝く生き方を見つけていく。

<実施概要>
オンライン(Zoom)ライブ同時配信
開催日時 :2021年6月19日(土) 13:00~16:00
会  場 :文京学院大学 本郷キャンパス仁愛ホール
      (東京メトロ南北線「東大前」駅2番出口直結)
  ※状況によりオンラインライブ配信のみに変更
定  員 :事前申込制(会場参加:200名/オンライン参加:200名)
      ※会場人数は会場収容定員の約24%にあたる人数です
申込方法 :参加をご希望の方は、下記申込みフォームよりご登録ください。
      https://bgu-online.jp/30th_anniversary/

大正大学 大学教育におけるデータ利活用・デジタル化推進に向けた産学連携

 大正大学(東京・豊島区、髙橋 秀裕 学長) は大学の教育・研究活動等におけるデータ利活用やデジタル化の推進に向けて、2021年春、「三鷹市」「株式会社サイゼリヤ(以降サイゼリヤ)」「ニューラルポケット株式会社」と産学連携協力に関する覚書、契約書、協定書をそれぞれと締結した。
この連携により、大正大学で2021年度に開講されるデータサイエンスの授業では、「三鷹市」「サイゼリヤ」「ニューラルポケット」より提供されたデータを分析し、各々が抱える課題に対する仮説の立案や解決策の提案を実践的に学修していく。

大正大学と連携先(三鷹市/サイゼリヤ/ニューラルポケット)

• データサイエンスの授業では、学生に実践的な学修機会を提供するために、三鷹市、サイゼリヤ、ニューラルポケットとそれぞれに連携する。
• 連携による授業は、2021年度開講のI類必修科目のデータサイエンス科目のうち、2年生の第2クォーター、第4クォーターで行われる。
• 学生は連携先から提供されたデータをtableauで分析・可視化し、企業や社会の課題を解決するための提案をまとめ、連携先にプレゼンを行う。
※データサイエンス科目の教育目標
データサイエンス科目は、“主観的な判断ではなく、データをもとに意思決定を行うデータドリブンな思考を高め、社会の課題を解決し、価値を創造していく人材となる”ことを教育目標としている。

関西学院大学と日本IBM、「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版」を企業、自治体、大学向けに提供開始

 関西学院大学(兵庫・西宮市、村田 治 学長)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(東京・中央区、山口 明夫 代表取締役社長、)と共同で開発した「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版(VL版)」 (https://www.kwansei.ac.jp/kgai/) を、2021年7月より企業や自治体、大学に対し、有償による提供を開始する。VL版は、初学者でもAI活用の実践的な知識・スキルを体系的に修得できるように設計された「AI活用入門」、「AI活用アプリケーションデザイン入門」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目(1科目20時間程度)で構成され、すべてオンライン(オンデマンド)で開講されるほか、IBM Watson Assistant (https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-assistant) を搭載したチャットボットで、学習者の質問に回答する仕組みを構築しているため、提携する企業や自治体に所属する社会人は、時間や場所の制限なく、いつでもどこでも何度でも受講が可能となる。このプログラムを関西学院大学が企業や自治体、大学向けに提供を開始することで、2024年度に受講者を年間5万人へと拡大し、デジタル変革の推進を担うAI人材の創出に貢献する。

 今回発表したVL版は、「AI活用入門」、「AI活用アプリケーションデザイン入門」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目で構成され、学内開講プログラムと同内容。受講時間は、1科目あたり20時間程度で構成され、単元ごとに設定されているオンラインテスト(ランダム出題)すべてを一定の正解率でクリアすれば合格し、修了証とオープンバッジが発行される。価格は1科目につき20000円/年(税込22000円)、同じ科目の2年目以降の再受講は6000円/年(税込み6600円)で履修可能となり、継続的な学習による知識の定着を目指す。2021年度は年間5000人の社会人の受講利用を見込んでおり、2021年7月より大同生命保険株式会社が本社職員1500人の受講を予定している。