Category: 塾ニュース|大学

埼玉工業大学と群馬ボートが自動運航技術の開発で協力

 埼玉工業大学(埼玉・深谷市、内山 俊一 学長)と、群馬ボートライセンススクールを運営する有限会社籠島装業(群馬・高崎市、籠島 真二 社長)は、小型船舶の自動操舵技術の開発に関する協力体制を構築した。

 埼工大は、水陸両用バスの自動運転・運航の技術開発を強化するため、小型船舶での自動操舵の実験協力において、群馬ボートと業務委託契約を締結した。この契約により、群馬ボートは実験艇借用と運用、小型船舶操縦の法令等、小型船舶に係る専門的なアドバイスの提供などで協力する。 両者はすでに、群馬県と埼玉県にまたがる下久保ダムの神流湖(かんなこ)において、群馬ボート所有のクルーザを使用した自動操舵の技術の実験を開始した。両者の協力体制により、自動操舵技術 の効率的な開発を目指す。

 群馬ボートは、小型船舶操縦の免許取得に向けた教育やライセンスの交付に関する業務を通して、小型船舶に関する豊富な経験を持ち、小型船舶も所有している。それを活かして、埼工大が取り組む水陸両用バスの自動運転・運航の技術開発に協力し、支援していく。神流湖において、小型船舶の自動操船技術の実験として、経路追従や障害物除けの実証実験をしていく予定だ。 

 このプロジェクトは、ITbook ホールディングス株式会社(東京・中央区、前 俊守 代表取締役社長)がコンソーシアムの代表となり、長野原町、日本水陸両用車協会、エイビットがメンバーとして参加している。 合わせて、埼工大と ITbook ホールディングスの子会社である ITbook テクノロジー株式会社(東京・港区、菊田 志向 社長)と共同開発を実施している。

順天堂大学 医学部生向け感染症専門教育プログラム「Infection Buster」をリリース

 順天堂大学(新井 一 学長)医学部総合診療科学講座の内藤俊夫教授と森博威准教授らは、医学部生や医師に向けた感染症の知識向上、更なる教育の充実を目的とした教育プログラム「Infection Buster」(https://juntendo-infectionbuster.com/)を開発し公開した。このプログラムは、将来感染症の治療に従事する可能性のある医学部生や医師であれば誰でも使用できるようLINE Botとして開発している。

「Infection Buster」の特徴
①1日1問 LINEで出来る
LINEのトーク画面から1日1問ずつ、問題を解くことができる。問題を解いたあとは回答が表示され、回答の説明もあるため普段使用しているLINEで手軽に学習が可能。

②自分の学習履歴や学習結果、成績がわかる
LINEでこれまでの学習履歴や成績一覧を見ることができます。正答数および学習進捗が確認でき、学習意欲が出るように工夫してある。

③問題を解くだけでなく、最新情報の入手も可能
感染症に関する最新情報を順天堂大学医学部総合診療科学講座よりLINEで届く。臨床に役立つ最新の知識と情報を得ることが出来る。

総合診療科学講座 内藤俊夫教授は「順天堂大学医学部総合診療科学講座では、感染症に関する高度な知識を身に付け、その特性等を踏まえた診療を行える医療人材の養成を目的として医学部生や看護学生、医師や看護師等の医療従事者を対象に、感染制御に関する教育プログラムの構築と進めています。
今回はオンラインでの新たな取り組みとして、LINEを活用した感染症教育のプログラムを開発しました。今後の感染症診療の発展のため医学部学生をはじめ医療従事者にとって有効な教育ツールを提供いたします。」とコメントをしている。

■対象
医学部学生・医師
LINEアプリで友だち追加をした方のみを対象としている。

■参加方法について
LINEアプリをダウンロードした後、「Infection Buster」を友だち追加すると参加できる。
URL:https://juntendo-infectionbuster.com/

■特記事項
本プログラムは教育を目的に開発したものであり、それ以外の目的の使用を意図していない。

■プライバシーと安全性について
収集されたデータは、個人の特定に結びつく情報を一切持たないため、万が一漏洩しても個人の権利や財産の損害に結びつくことはない。プログラムへの参加は自由意志によるもので、いつでもプログラムの参加を中止することができる。参加にあたり、利害および費用の負担は一切発生しない。

■データの扱いについて
参加によって得られた学習結果、および収集されたデータ(個人の特定に結びつく情報を除く)は、今後の教育に役立てるため、学会発表や学術雑誌などに公表されることがある。また、このプログラムのために集めたデータ(個人の特定に結びつく情報を除く)を別の研究または開発に利用する場合がある(今はまだ計画・予想されていないものの、将来、非常に重要な検討が必要となる場合)。プログラムから生じる知的財産権は、順天堂大学に帰属する。

学校法人追手門学院 SDGsテーマに観光プランを探る教育プログラムを実施

 和歌山県田辺市と連携協定を結んでいる追手門学院大学(大阪府・茨木市、真銅 正宏 学長)は、熊野参詣道における持続可能な森林資源経営というSDGsをテーマにした観光プランの可能性を、教育プログラムとして探索しようと、学生たちによる現地でのフィールドワークを11月23日から1泊2日の日程で行う。

日付時間内容場所
11/23(火)11:00~
12:00
和歌山県田辺市へ到着後、熊野本宮大社参拝
「世界遺産入門講座」を受講(40分)
世界遺産 熊野本宮館
 13:00~
14:15
宿泊先の一つ(蒼空げすとはうす)へ移動竹の伐採手伝い蒼空げすとはうす
 14:15~
17:00

竹炭体験、竹製品づくり、
ジビエ本宮にてジビエ解体の見学、
インタビュー実施
 
本宮町大津荷
鈴木氏作業場、
ジビエ本宮
 21:00~宿泊先周辺にて星空撮影
宿泊先へのインタビュー
蒼空げすとはうす
11/24 (水)9:00~熊野古道体験後、田辺市役所へ移動ルート: 大日越え
 14: 30~熊野米プロジェクトに関する講演およびインタビュー
闘鶏神社など田辺市街地調査

田辺商工会議所3F

 初日は地域創造学部の学生11名が、熊野本宮大社のある和歌山県田辺市本宮町のゲストハウスを拠点に、放置された竹林の伐採体験と竹炭や竹のランタンなどの加工品づくりを行う。完成した竹のランタンは冬期の仙人風呂で有名な川湯温泉の周辺に並べ、来訪者の目を楽しませることを計画している。また、有害鳥獣として駆除されたイノシシなどをジビエ料理の材料として活用する地元の加工場を訪れ、インタビューを行って地域の課題を確認する。

 2日目は熊野参詣道を散策して映像素材を集めたあと、田辺市中心部に戻り、地産地消を推進している地元の生産者にインタビューを行い、竹の加工品やジビエ料理を観光資源として活用できるかその方策を考える。一連のフィールドワークの模様は動画でも撮影し、それ自体を地域の魅力を掘り起こすPR動画としてYouTubeを通じて発信することにしている。

【実施日時、場所】

  • 実 施 日:2021年11月23日、24日
  • 集合場所:11月23日13時に蒼空げすとはうす(和歌山県田辺市本宮町本宮1526)
  • 参 加 者:追大地域創造学部の2年生6名、3年生5名の合計11名
  • 担当教員:岩田聖子(基盤教育機構 常勤講師)、間中光(地域創造学部 専任講師)

麻布大学、よみうりランドの協力により、アシカの歯周病を研究  口腔内の観察に適したアシカを対象に歯周病原性細菌のDNA検査・解析を実施

 麻布大学(神奈川・相模原市、川上 泰 学長、URL: https://www.azabu-u.ac.jp/)生命・環境科学部食品生命科学科の島津德人准教授(食品生理学研究室)の研究グループは、よみうりランド・アシカ館(神奈川県・川崎市)と共同で、アシカの歯周病の研究を展開している。

 高齢化が進むヒトの社会では、歯の健康状態と健康寿命の関連が注目されている。最近の研究から、高齢者の歯の残存数が少ないと認知症になりやすいことや糖尿病や心臓疾患・脳血管疾患と歯周病との関係性が明らかになってきている。また高齢化はヒトだけではなく、動物園で飼育されている動物も同様で、多くの動物で口腔疾患の増加が問題となっている。

 島津准教授は、口腔疾患の研究経験を活かして、“食”と“口腔”に関わる研究に取り組む中、口腔細菌感染症である歯周病に注目して、ヒトと動物の共生科学に係わるユニークな研究に取り組んでいる。歯周病に罹患した動物園動物の歯周病原性細菌の由来を明らかにするために、ヒトの歯周病原性細菌のDNA検査を動物園動物にも応用して、人獣共通感染症としての歯周病の実態を調査し、研究を展開している。

 この研究では、口の中を観察しやすい動物としてアシカに注目して、よみうりランド・アシカ館の協力によりアシカショーに登場しているカリフォルニアアシカを対象に研究を始めた。よみうりランドではアシカたちに定期検診をして、腎臓、心臓、肝臓、胃、消化管、膀胱のエコー検査なども実施して健康管理に努めている。

 歯周病原性細菌の解析を実施するためには動物の口腔内から歯肉溝滲出液を採取する必要があるため、十分なハズバンダリートレーニングが行われている動物園の協力が必要。歯周病原性細菌がヒトとイヌとの間において交差感染を示唆する研究報告があるが、動物園の動物と飼育員との間でも交差感染が生じるのか、その実態はまだ不明だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対策により大学の研究活動が制限される中、令和2年度~3年度にかけて、よみうりランドのアシカ7頭のサンプリングを完了し、細菌検査を継続している。この検査結果を分析して、歯周病の感染状況を解明していく。

■ことば解説:ハズバンダリートレーニング

エサなどのご褒美をあげることで動物が自主的に移動する、採血のために手足を出す、口を開けるなど動物が健康管理に必要な行動をとれるようにするための訓練(受診動作訓練)。麻酔など動物に負担をかけずに、治療や健康管理ができるよう、ストレスなく自主的にいろいろな体制をとる訓練のこと。

 <関連情報>

●よみうりランドのアシカについて

アシカショー  https://www.yomiuriland.com/sealion/

アシカ館ブログ  https://profile.ameba.jp/ameba/yomi-s/

動画【おうち遊園地】バックヤード見学!「バックヤード体験」

<参考情報>

●麻布大学 食品生命科学科の公式サイト等について

・特設サイト:https://www.azabu-food.com/

・動画:https://www.youtube.com/channel/UCEm8wvUhrLlaTJloAhf2-gw

・Twitter:https://twitter.com/Azabu_Shokuhin

・Instagram:https://www.instagram.com/azabu_shokuhin/

麻布大学の概要:https://www.azabu-u.ac.jp/about/

文京学院大学と東洋学園大学、理事長同士の対談を実施 単位互換協定科目「経営者論」で特別講義

 文京学院大学(櫻井 隆 学長)は、東洋学園大学(愛知 太郎 学長)の愛知太郎理事長・学長を招き、単位互換協定対象科目の本学経営学部3年次後期科目「経営者論」(島田 昌和 教授・理事長)において、「私立大学の経営について」をテーマにした特別講義を、10月25日に実施したことを発表した。

 単位互換協定授業の実施 /「経営者論」特別講義について

 両大学特別講義の実現は、今年3月に双方の大学の更なる発展のために、学術交流を促進するとともに教育の充実を図り、学生の幅広い視野を育成することを目的として、単位互換に関する協定を締結したことから始まった。単位互換対象科目は、本学経営学部3年次後期科目「経営者論」と、東洋学園大学現代経営学部3年次秋学期科目「トップマネジメント特別講座」となる。

 当日の講義は、緊急事態宣言解除もあり、オンライン配信だけではなく対面でも開講し、受講者数の約半数となる両大学の学生約40名が本学教室で受講した。

 講義では、まず両理事長がそれぞれの大学運営に対する考え方や取り組みについて説明を行った。その後、事前に学生から寄せられた質問に、両理事長が対談形式で回答を行なった。

 質問内容は、コロナ禍における「学費等について」「授業のあり方について」や、個人への質問として、「大学経営を志したきっかけ」「役に立った経験、どんな学生だったか」など多岐にわたった。学生からの多く質問があったコロナ禍における学費の中の「施設費」についての回答では、島田理事長からは、コロナ禍で必要となったネットワークの増強・整備、オンライン授業を実現するためのシステムへの投資について、また、学生に対してのオンライン環境整備対応について具体的に説明を行った。コロナ禍後の授業形態や大学の方針については、各理事長が両大学それぞれの考え方を説明した。

大手前大学 現代社会学部の学生が西宮交通公園(久保公園)の塗り替えを実施

 大手前大学(大阪市中央区、福井 要 理事長、鳥越 皓之 学長」)現代社会学部 山下真知子教授のゼミ(いろゼミ)の学生が、西宮交通公園(久保公園)の塗り替えを2021年11月13日(土)・14日(日)・16日(火)に実施する。

 いろゼミは、環境色がヒトに及ぼす影響を研究テーマとしている山下真知子教授のもと、「いろのチカラで社会貢献!」をスローガンに活動している。これまで8年にわたり、オファーがあった西宮市にある小中学校のトイレの色彩改修を行ってきた。小中学校でのトイレペイント活動が一通り完了し、地域の子どもや高齢者にとって身近な存在である公園の色に視点を向けた結果、このプロジェクトに至った。

 西宮交通公園(久保公園)は、街並みを模した遊具スカルプチュアが特徴的。しかし、設立した昭和40年代当時のままであったため、うっすらと残る元のデザインも今の時代感からは乖離したシュールなものとなっていた。そのため、今後50年残すためには何のお店を模したデザインとすれば良いか考え、塗り替えることとなった。

■こだわったポイントについて(山下教授コメント)
①子どもに分かりやすいく、バランスのとれた色

 実際に公園を使用する子どもにも分かりやすい6色クレヨンの色(赤、黄、緑、青、オレンジ、黒)の色を意識している。公園の自然になじむよう、明度や再度を少し落とし、隣同士、向かい同士の色のバランスも見ながら考えた。

②50年後も残ってほしい建物・子どもの世界の中にある「お店」
 50年後のことは分かりませんが、50年後も残ってほしい建物であることを意識し、市役所、郵便局、交番、消防署、病院、動物病院、学校、球場、音楽ホール、図書館、酒の街・西宮を象徴する酒屋などを再現し選んだ。そのほかには、小 さな子どもになじみのある花屋、ケーキ屋、アイスクリームショップ、ピザ屋、パン屋、果物屋、文具店、スーパマーケット、   玩具屋、美容室、生活に密着したコインランドリーやガソリンスタンドなどを配置した。また、お店などの看板には文字に興味を持ち始めた幼児にも分かりやすくひらがな表記にしている。以前の作業時に、お店屋さんごっこをする親子にも出会うことができた。

③指導指示で終わらせない山下教授による学生との協働
 色づくりやデザインなどいずれの工程も指導指示するだけではなく、学生と一緒に共感・対話をしながら、協働するという点を重視し、取り組んでいる。 

【大手前大学】
学長      :鳥越皓之
設立年度    :1966年
キャンパス   :さくら夙川キャンパス、大阪大手前キャンパス
学部(学科)   :総合文化学部※1(総合文化学科) 、現代社会学部 (現代社会学科) 、
            建築&芸術学部(建築&芸術学科)、健康栄養学部 (管理栄養学科) 
         国際看護学部 (看護学科)
         ※1・・・2022年4月、「総合文化学部」は「国際日本学部」に学部名称変更
通信教育課程  :現代社会学部 (現代社会学科)
大学院     :比較文化研究科
学生数     :5504人(2021年5月1日現在)
大学HP      :https://www.otemae.ac.jp/
受験生サイト  :https://www.otemae.ac.jp/examinee/index.html
Twitter      :https://twitter.com/otemae_univ
Instagram   :https://www.instagram.com/otemae_univ/
Facebook     :https://www.facebook.com/otemaeUniv
LINE@     :https://page.line.me/bec6240f

帝京大学とアクセンチュア 大学の全学改革に向けて協業

 学校法人帝京大学(東京・板橋区、冲永 佳史 理事長・学長)とアクセンチュア株式会社(東京・港区、江川 昌史 代表取締役社長)は、帝京大学の建学の精神に基づいた教育の質保証に向けて、育成すべき人材像を中心に据えた抜本的な教育改革と学問領域の枠を超えた知の連携を促進する次世代型大学運営の実現に向けて、全学改革において協業することを発表した。

 この協業において帝京大学とアクセンチュアは、本学の実務面での視点で設計されていたカリキュラムを抜本的に見直して、育成したい人材像から逆引きしたカリキュラムを作り上げることで教育の質の向上につなげ、社会で求められる実践的な人材育成を目指す。この新たなアプローチはアクセンチュアが持つ、主に民間企業を対象とした人材・組織改革サービスで培ったさまざまなノウハウを高等教育機関にまで拡大させるもの。育成人材像から逆引きした教育改革は、近年、文部科学省及び中央教育審議会においても提唱されているものであり、一部の先進的な国立大学から段階的な取り組みが始まっている。


 また、現代社会が抱える幅広い課題の解決に寄与するためには、人文科学的観察と自然科学的分析の文理融合によるアプローチが不可欠。帝京大学は、これまで学部・学科、部門間で閉じがちだった人事評価制度を含む人材マネジメントシステムを抜本的に見直し、共通の指標のもとに一元的な人材管理、人材活用の最大化を進める。これによって、文理合わせて10学部32学科という幅広い学問の枠を超えた有機的なコラボレーションによる研究力の向上を目指す。アクセンチュアの支援のもと、全学共通となる教務基幹システムを作り上げることで、学生サービスや学生管理における学部間のばらつきを是正し、最適なサービスを学生・教員に提供できるようなサービス基盤を構築する。さらに、デジタル技術を活用した学生の成長の可視化や、インテリジェントオペレーションなどの手法を用いた全学的な組織運営の効率化も検討していく。

学生が企画・運営 大正大学 第9回鴨台祭「進め! 七転八起の第九回」

 大正大学(東京・豊島区、髙橋 秀裕 学長)は、11月6日(土)、7日(日)に、第9回“鴨台祭(おうだいさい)”を開催します。鴨台祭は、学生が企画・運営している巣鴨の地域と一体となり盛り上がる巣鴨エリア最大規模の伝統あるイベント。

 しかし昨今のコロナウイルス感染症の影響を鑑み、昨年度に引き続き対面での開催を自粛し、オンラインでの開催となる。今年のテーマは「進め! 七転八起の第九回」。コロナ禍での様々な活動制限や課題を『転』。困難な状況でも試行錯誤し、ピンチをチャンスに変え、進み続ける姿勢を『起』。そうして創り出した鴨台祭が参加していただいた方々にとって日々の活動への原動力になってほしいという想いがテーマに込められている。
 本格的な機材を用いて当日にYouTubeにて開催する『生配信企画』や団体の生パフォーマンスやトークショーなどが行われる。教員や企業の方からレクチャーを受け、機材の操作はすべて学生が行う。
 その他、Zoom企画、SNS・HPを中心としたオンラインならではの企画とともに、活動の成果やパフォーマンスを事前に撮影したPR動画企画も開催。昨年度のオンライン開催での経験と反省を生かし、早期より準備をすすめ、クオリティの高い学園祭を実現する。

■イベント情報
日  時:
2021年11月6日(土)、7日(日)
     11時00分から17時00分まで
※10時00分から11時00分はVRclusterにてプレオープニングを開催

方  法:オンライン(公式YouTubeチャンネル、VRclusterでの配信)
配信会場:大正大学8号館特設ステージ(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)

入 場 料:無料
企画・運営:大正大学鴨台祭実行委員会

 【詳細情報は、こちらから発信しています】
●鴨台祭Webサイト:https://ohdaisai.jp/
●公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCB9AbCkBXZIxiVnP4oBwB_Q
●Twitter: https://twitter.com/ohdaisai_tais_?s=21
●Instagram: https://www.instagram.com/ohdai_fes/?igshid=12bhbvtbqhthf

学修歴証明書デジタル化、芝浦工業大学で実運用開始

 一般社団法人国際教育研究コンソーシアム(東京・渋谷区、「RECSIE」)は、国際的な教育関連IT企業、Digitary社(本社 アイルランド、ダブリン)と共同で、昨年より、芝浦工業大学(東京・港区、山田 純 学長)の学修歴証明書デジタル化プロジクトに協力してきたが、その成果として、同校が2021年10月21日からデジタル証明書の発行を開始したことを発表した。

 このデジタル化により、芝浦工業大学の学生・卒業生は、世界中どこからでも自身のデジタル認証された大学発行の証明書にアクセスして採用企業などに共有することができるようになる。学生・卒業生にとっては国内外での就転職時の利便性が格段に向上するほか、大学にとっては紙の証明書の削減による事務コストの削減やSDGsへの効果が期待される。

 世界では、高等教育機関の証明書は1970年代からデジタル化が始まり、1990年代にはヨーロッパやアジアでは国家プロジェクトとして、全国の大学の証明書デジタル化が進められてきた。今日では世界40か国以上の高等教育機関でデジタル証明書が広く普及しており、すでに世界標準となっている。一方で、日本の大学ではこの分野でのデジタル化がほとんど進んでおらず、芝浦工業大学の今回のデジタル証明書発行開始は、日本の高等教育機関におけるデジタル・トランスフォーメーションと国際化にとって先駆的な取り組みの成果と位置づけられる。

 このデジタル化プロジェクトで基盤としているDigitary社のDigitary COREプラットフォームは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ諸国、インド、中国、中東の高等教育機関のナショナル・ネットワークにおいて広く採用されている。Digitary COREプラットフォームの利用により、学生・卒業生は、デジタルの学修歴証明書、業績、資格、能力証明書等に世界中どこからでもアクセスすることが可能となる。

RECSIEについて
 RECSIEは2014年1月に設立された非営利団体で、高等教育の国際化に貢献し、個々の大学の枠を超えた研究課題の取組みを推進することを目的としている。RECSIEの主な目的は、学生の移動性を高めるために世界中の大学と協力し、文化的多様性を通して学生の才能を伸ばすことにある。RECSIEは、2020年初めに日本で初めてフローニンゲン宣言ネットワークに参加し、日本の高等教育機関の証明書類のデジタル化に取り組んでいる。

Digitary社について
 Digitary社は2005年にアイルランドのダブリンで設立され、学修歴証明書の認証、共有、検証のためのオンラインプラットフォームを提供する世界有数のサービス会社に成長した。設立当初から、学習者中心に設計されたシステムは、何百万人もの学習者がオンラインで安全かつ迅速かつ簡単に、認証済み学修歴証明書を共有することを可能にしている。Digitary社は、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストラリア、インド、カナダに拠点をおき、現在135カ国以上の機関で利用されている。

iUが早稲田文化館日本語科との教育連携を実施 日本語教育機関と協力してイノベーション人材を育成

 学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学(東京・墨田区、中村 伊知哉 学長、http://www.i-u.ac.jp)と株式会社アジアチャレンジ 早稲田文化館日本語科(東京・台東区、竹添 一恵 代表取締役、http://waseda-bk.org/jp/)は、日本で学ぶ留学生にiUでのスタートアップ授業の体験を通し、ビジネスをより身近に感じてもらうこと、またグローバルで求められるイノベーション人材を育成することを目的とし、早稲田文化館での全8回の選択授業をiUの専任教員と早稲田文化館の日本語有資格教員が組む形で行うことが決定した。
 経営や起業について学びたいという留学生は多く来日しているが、具体的に何をしたいのかが明確でなかったり、何をすべきか分からない学生が多いという話がよくある。また、より実践的なビジネスの学びの場が日本には少ないのも現状だ。
そこで起業支援や産学連携に力を入れるiUでは、日本語教育機関と教育連携を図り、留学生にもより実践的なビジネスの学びを提供する。

  • 授業概要について

<タイトル>
「iUスタートアップ入門~ビジネスをゼロから作る方法とは」

<内容>

iUの4年間必修科目でもある「イノベーションプロジェクト(ビジネスのスタートアップを学ぶ科目)」を留学生向けにアレンジした授業を行う。授業は45分×2コマで8週に渡り実施。スタートアップに必要な観察力・発想力を養い、最終回では自分たちのアイディアの発表会も行う予定だ。