Category: 塾ニュース|大学

情報経営イノベーション専門職大学 ワオ高等学校との高大連携協定を締結

 情報経営イノベーション専門職大学(東京・墨田区、中村伊知哉 学長)は、ワオ高等学校(岡山市、山本潮 校長)と高大連携協定を締結し、2022年11月7日(月)高大連携協定式を行った。
 今回の連携協定締結を機に、連携した授業の実施、iU生・教職員との交流を通じて、両校の教育、研究の充実、発展に寄与していく。

主な連携の内容
 iUが行う「ICTを活用し、様々な課題をグローバルな視点を持って解決する、新たな商品・サービスを生み出す人材」を育成する教育を、ワオ高等学校の教育の中で活かすべく、以下連携を想定している。

想定連携内容)
・ワオ高等学校の生徒に対し、iUの教授による授業や講演、イベントを実施
・ワオ高等学校の生徒が、iUの授業にオンラインで参加
・ワオ高等学校の起業に関心のある生徒へのアドバイス及び iU 訪問の受入れ 他

世界11カ国の学生298人が参加した「模擬国連世界大会」 が閉幕 神戸市外国語大学の学生が政策提案文書最優秀賞など複数の賞を受賞

 世界11カ国の42大学・団体から多様な国籍を持つ298人の大学生が参加した、模擬国連世界大会(National Model United Nations ・ Japan – Kobe)が、11月26日に閉幕した。
 国連総会や核兵器の不拡散に関する条約(NPT)再検討会議をはじめとした4つの議場において、「平和」をテーマに白熱した議論・交渉が行われた。最終的に16件の決議案が提出され、いくつかの修正を経てすべての決議案が採択された。決議文は国際連合に共有されるとともに、National Model United NationsのHPにて公開されている。
 大会に参加した神戸市外国語大学の大使団は各議場において、決議の採択へと貢献した結果、複数の賞を受賞する成績を収めた。

Yahoo! JAPAN、大学生を対象としたデータ活用コンテストを初開催

 ヤフー株式会社が提供する事業者向けデータソリューションサービスは、初となる大学生を対象としたデータ活用コンテストを、12月17日(土)に開催する。

 Yahoo! JAPANは、多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供することを目的として、2019年より検索データや人流データなどのYahoo! JAPANのビッグデータをブラウザー上で調査・分析できる「DS.INSIGHT」などを提供している。「DS.INSIGHT」は教育機関での利用に合わせた「DS.INSIGHT for Academy」プランも提供しており、さまざまな教育機関のデータサイエンス教育などで活用されている。

 今回Yahoo! JAPANは、大学でのデータサイエンス教育の活性化を促進や、データ活用に関心のある大学生同士のつながり作りなどを目的として、このコンテストの開催を決定した。コンテストでは、アイデアやオリジナリティといった「データ利活用」の観点や、 現実性・プロセス・共感性といった「課題・提案」の観点などから審査を行い、「最優秀賞」「マーケティング賞」「分析賞」を選出する。また、参加者からの投票で最も支持されたチームには「オーディエンス賞」が贈られる。初開催となる今回は「DS.INSIGHT」を利用中の大学生に限定した開催となるが、今後オープンに参加者を募集する形での開催も検討している。

【「DS.INSIGHT for Academy 第1回データ活用コンテスト」開催概要】
●日時:2022年12月17日(土)13時~16時
●場所:オンライン配信
●参加者:「DS.INSIGHT」を利用中の大学生(7チーム)
●審査員:
花王株式会社 コンシューマープロダクツ事業統括部門 DX戦略推進センター カスタマーサクセス部 カスタマーアナリティクス室 室長 佐藤 満紀様
ヤフー株式会社 執行役員 CDO(Chief Data Officer) 谷口 博基
ヤフー株式会社 Yahoo! JAPANビッグデータレポート編集長 池宮 伸次
●プログラム:
13:00~開会式(あいさつ、審査員紹介、審査方法のご案内など)
13:15~各チームからのプレゼンテーション・質疑(プレゼン10分・質疑5分×7チーム)
15:30~審査結果発表
15:50~閉会式

大阪芸術大学グループ各校と上海美術学院が「第30回 日中交流作品展」を開催

 大阪芸術大学(学校法人塚本学院/大阪・南河内郡、塚本 邦彦 学長)と中国・上海美術学院は、2022年10月14日(金)から10月23日(日)にかけて、大阪芸術大学芸術情報センター展示ホールにて、第30回日中交流作品展を開催した。

 大阪芸術大学と上海美術学院は1986 年に交流協定を締結してから 36 年間、作品展だけでなくさまざまな交流をしてきた。今回30回目の開催となった「日中交流作品展」は、大阪芸術大学芸術情報センター展示ホールにて2022年10月14日(金)から10月23日(日)の9日間にわたって開催された。
 日本からは大阪芸術大学/大阪芸術大学大学院/大阪芸術大学短期大学部/大阪芸術大学附属大阪美術専門学校が、中国からは上海美術学院が参加し、計64点の学生作品が展示された。

大正大学 産学連携 エンターテインメントの力で社会課題の解決を模索

 大正大学(髙橋 秀裕 学長、東京・豊島区)の表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの 2 年生 57名が、ワークショップ形式で実施される2022年度秋学期ソーシャルデザイン基礎(担当教員:外川智恵)の授業において、企業・団体と共同で様々な社会課題の解決をエンターテインメントの力で模索する。
 11月22日(火)から始まった第3弾のテーマは「医療」。昨年度から「Patient Empowerment Program(以下、PEP)」(主催:一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクト 理事長:福岡正博、所在地:東京都港区)の活動である「患者力(=患者自身の病気への理解力や情報の見極め方を上げていく力)」を普及させることを目的とした啓蒙活動(PR方法)を、大学生の目線で提案する。

 授業では、学生が本学で身につけた表現力やコミュニケーションスキル、分析力を駆使した PBL(課題解決型学習)で実用的かつ実践的な学びを可能とし、本授業の到達目標10項目のうち、「社会課題に対して自分事として問題意識を持つ」「共同研究企業、当該業界の取り組みを踏まえて企画立案する」「様々なデータを駆使しながら効果的にPRする」を重点的に追究する。
 1回目の授業では、企業・団体の方から、「2025年問題」が医療現場に与える影響についての説明を受けるとともに、それぞれの立場で「患者力」についても学んだ。今後、学生たちは「患者力」を普及させる視点でPR ・イベント等の企画をグループにて立案し、7回目の授業で発表する。

グローバル×ローカルの地域づくりを学ぶ 島根県立大学

 島根県立大学地域政策学部の一期生にあたる2年生8名が島根県隠岐郡西ノ島町と海士町を訪問し、JICA海外協力隊経験者や同機構グローカルプログラム実習生、島留学生たちと交流した。

 秋晴れの続く11月中旬、2021年4月に新設された島根県立大学地域政策学部の学生8名が西ノ島町と海士町を訪れた。地域づくりコースの2年生が対象の「地域プロジェクト研究」の一つとして、同大学の伊藤豊准教授が企画したもので、国際的な経験や視点と地域づくりの関わりに触れてみることが訪問の目的だ。
 最初に訪れた西ノ島町では濵田明博副町長や役場職員に迎えられ、同町の現状や地域振興に関する取り組みなどについて説明を受けた他、島留学生4名との交流や、西ノ島町在住のJICA海外協力隊経験者2名に国際協力の経験と地域での活動の関わりについてヒアリングなどを行った。

 続いて訪問した海士町でも、同町役場勤務でJICA国際協力コーディネーターの森田瞳子氏の協力のもと、同町在住の海外協力隊経験者2名へのヒアリングや、JICAが海外協力隊の派遣前訓練の一環として行っているグローカルプログラム実習生3名との意見交換、実際に行っているプログラム活動を体験した。

 今回の企画に参加した学生の一人で島根県出身の石橋日菜さんは「協力隊をされていた澤多加奈子さんのブータンでの体育指導の活動がとても面白かったし、海士町で現在おこなっているハウスマスターという仕事も初めて知った。子供や中高生と関わる仕事に元々興味があったので、もっと調べてみようと思った」とキャリアを考えるきっかけになったようだ。

 
 学生を引率した伊藤准教授は、「国際協力や国際開発と聞くと、スケールのすごく大きい活動というイメージを抱くことも多いかもしれませんが、地域課題に取り組んでいるということに変わりはない。地域といえば国内、国際といえば海外という意識になりがちですが、実際は両方に共通する部分やそれぞれから学ぶべきこともあると思う。今後も海士町や西ノ島町をじめ、島根県内のフィールドをお借りしつつ、地域と国際の両方の視点を学べる機会を学生に提供できれば」と今後の方針を述べた。なお、12月以降は浜田市にある世界こども美術館が行っているブータン王国の美術教育支援事業の活動に学生が参加し、画材の収集・寄付活動に取り組む予定とのこと。地域と国際、両方の取り組みが進みそうだ。

ベネッセ、開志専門職大学で「フリーランス体験型」のキャリアデザイン講座を提供

 株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、ランサーズ株式会社(東京・渋谷区、秋好 陽介 代表取締役社長 執行役員CEO)と連携し、開志専門職大学(新潟市、北畑 隆生 学長)の学生向けに『キャリアデザイン講座~「学び」を「稼ぐ」に変えるには?~』を2022年11月末から提供する。 
 このプログラムは、雇用や働き方が多様になるこれからの時代を生きる学生を対象に、フリーランス体験を通してスキルやキャリアへの自立的な意識形成を支援するもの。プログラム提供を通じて、学生が自ら得たスキルの社会的価値を自覚し、より能動的にキャリアデザインを構築できるようになることを目指す。

【プログラム概要】
 学生自身が希望するスキルを、ベネッセが国内で展開をするオンライン学習サービス「Udemy Business(ユーデミー・ビジネス)」で習得する。学生たちは、習得したスキルをもとに、フリーランスマッチングプラットフォーム「ランサーズ」で企業からの依頼を獲得し、報酬を得るまでの流れを体験する。また、ランサーズとベネッセから講師を派遣し、全4回に渡って、キャリアデザイン、セルフブランディング、スキル学習、仕事の仕方や獲得方法などについてアドバイスを行う。その中で、学生は学ぶ先に、仕事を通して自らのスキルのレベルを知り、次のレベルに到達するために必要な学びに歩みを進めることができる。

プログラム名:『キャリアデザイン講座~「学び」を「稼ぐ」に変えるには?~』
対象者 : 開志専門職大学 情報学部に在学中の1・2年生、14名
期間 : 2022年11月29日~2022年12月20日 計4回

京都芸術大学 鹿児島県姶良郡湧水町との連携協力に関する協定を締結

 京都芸術大学は、湧水町及びスタジオアートキリシマ有限会社(湧水町、境内 和美 取締役)と連携し、2017年から湧水町民へのワークショップやオブジェの共同制作、作品展示会などの文化芸術活動を行ってきた。それ以前にも、湧水町に所在する霧島アートの森にて本学の教員の椿昇や名和晃平の展覧会が開催されるなど深いつながりがある。今後は、今回締結した連携協力協定を通じて、文化・芸術、教育・子育て、産業、協働によるまちづくり等のさまざまな分野において、双方の活動の充実を図るとともに、文化芸術の振興及び地域の発展に貢献するとともに、今後も産学公連携(産:スタジオアートキリシマ有限会社、学:京都芸術大学、公:湧水町)を推進していく。

神戸女子大学 次期学長は栗原 伸公教授に

 神戸女子大学学長、神戸女子短期大学学長の任期満了に伴い、次期学長が選任された。選任された栗原伸公教授は再任により任期は2年となる。また、次期学長は、神戸女子大学と神戸女子短期大学の学長を兼任する。
○ 神戸女子大学、神戸女子短期大学の次期学長

現神戸女子大学・神戸女子短期大学 学長 栗原 伸公
任期は、令和5年4月1日から令和7年3月31日まで

略歴
栗原 伸公(くりはら のぶたか)
(昭和39年7月29日・58歳)

専門分野  衛生学

学歴
*平成 2年3月  東京大学医学部医学科 卒業
*平成 3年4月  東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻博士課程 中途退学
*平成11年4月  博士(医学)[東京大学大学院医学系研究科]

職歴
*平成 3年4月  東京大学医学部医学科 助手(平成10年2月まで)
*平成 8年3月  Henry Ford Hospital Hypertention and Vascular Research 研究員
(平成10年2月まで)
*平成10年3月  埼玉医科大学 医学部 専任講師(平成16年3月まで)
*平成16年4月  神戸女子大学 家政学部 助教授(平成17年3月まで)
*平成17年4月  神戸女子大学 家政学部 教授(現在に至る)
*平成22年4月  神戸女子大学 家政学部長(平成28年3月まで)
*平成29年4月  神戸女子大学 副学長(平成31年3月まで)
*平成30年6月  学校法人行吉学園理事(現在に至る)
*平成30年6月  学校法人行吉学園評議員(平成31年3月まで)
*平成31年4月  神戸女子大学・神戸女子短期大学学長(現在に至る)

所属学会
*日本病態栄養学会、日本産業衛生学会、日本衛生学会、日本栄養学教育学会
*International Society of Nephrology
*International Epidemiological Association
*American Heart Association

賞罰
特になし

ソニー銀行 金城学院大学との産学連携 金融教育プログラムを提供 

ソニー銀行株式会社(東京・千代田区、南 啓二 代表取締役社長)は、2022年9月20日(火)より、株式会社イノベスト(代表取締役社長:松岡 洋佑/本社:東京都渋谷区)が運営支援を行う世界標準のリーダーシップ開発プログラムと連携して金城学院大学国際情報学部のリーダーシップ開発プログラム科目に協力し、金融教育プログラムを提供開始した。このプログラムは、ソニー銀行が提示する課題「『留学時のお金』について、現状の困りごととそれを解決するために、Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード) ができること。また、数ある決済手段のなかから『留学に行くならSony Bank WALLET』が広まるプランを考えてください。」 に対して取り組むことで、全員発揮型リーダーシップを体験的に学ぶことを目的としている。
 現在、学生はグループワークを実施しており、今後は11月8日(火)に中間発表、12月13日(火)に最終発表を予定している。