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桜美林大学 日本初のESG/サステナビリティ人材認定制度とESG/サステナビリティ人材育成プログラムを提供開始

 桜美林大学(東京・町田市、畑山 浩昭 学長)が日本初の「ESG/サステナビリティ人材認定制度」ならびに「ESG/サステナビリティ人材育成プログラム」を2023年2月より提供開始する。

 サステナビリティ経営とは、環境や社会のサステナビリティ(持続可能性)に配慮することで企業自身のサステナビリティ向上を図る経営のこと。環境(E)社会(S)企業統治(G)の頭文字をとってESG経営とも呼ばれる。サステナビリティ経営の実践には「サステナビリティ人材」すなわち、環境問題や社会問題に関する知識を持ち、企業価値と社会価値を両立するサステナブルな経営戦略を立案し、具体的な行動計画を立てて目標達成を主導できる人材が必須となる。

 社会的課題を解決するため桜美林大学は、日本初の「ESG/サステナビリティ人材認定制度」ならびに「ESG/サステナビリティ人材育成プログラム」を提供開始する。

■桜美林大学「ESG/サステナビリティ人材認定制度」の特徴

 桜美林大学「ESG/サステナビリティ人材認定制度」は、桜美林大学の提供するESG/サステナビリティ人材育成プログラムの受講生に対してその知識や技能の習得度合を桜美林大学が審査し、所定の基準を満たす者をサステナビリティ人材として認定する制度。

 同認定制度におけるサステナビリティ人材は「初級」「中級」「リーダー」「気候変動人材」の4種類に分かれており、それぞれ対応するプログラムの受講が必要となる。

 プログラムの第一弾として桜美林大学では、株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ(東京・新宿区、熊澤 拓 代表取締役)と共同開発したプログラム「プレMBAサステナビリティコース ESG/サステナビリティ人材育成プログラム」を2023年2月4日より開講した。

 このプログラムの合格基準を満たした受講生には、桜美林大学の認定による「サステナビリティ初級認定証」が授与される。認定証については、ESG/サステナビリティプログラム協力パートナー企業とともに普及を図る。

 今後「中級」「リーダー」「気候変動人材」向けのプログラムの開講を予定している。また、企業、および自治体向けの気候変動サステナビリティ人材育成プログラムの提供、および気候変動サステナビリティ人材認定プログラムの提供も計画している。

岡山大学 ダニ媒介感染症「日本紅斑熱」流行トレンドを分析 発生率の変化率を年齢・都道府県ごとに定量し、急増中の地域を特定

 国立大学法人岡山大学(岡山市・北区、槇野博史 学長)の学術研究院医歯薬学域(医)岡山県北西部(新見)総合診療医学講座(総合内科学)の大塚勇輝助教、瀬戸内(まるがめ)総合診療医学(総合内科学)の萩谷英大准教授と、大学院医歯薬学総合研究科附属医療教育センターの小山敏広准教授らの研究グループは、「日本紅斑熱」発生数の公開データを用いて20年間分の発生率を年齢層・都道府県ごとに推算し、トレンド解析の手法を用いて検討することで、その変化率をはじめて定量化した。

今回の発表のポイントは
・社会的問題になっているダニ媒介感染症「日本紅斑熱」の発生率を年齢層・都道府県別に20年間分のトレンドを解析し、本邦での増加率を定量的に報告した。
・日本紅斑熱は全体として指数関数的に増加しており、高齢者層や、これまで多発地域と思われていなかった東日本の都道府県においても増加傾向であることを明らかにした。
・地球温暖化や人間活動の影響がその原因として示唆され、世界的なダニ媒介感染症の流行に対する公衆衛生学的対策を検討する上で重要な発見と思われる。
 日本紅斑熱の発生は日本全体として指数関数的に増加しており、特に、高齢者層や、これまで多発地域と思われていなかった東日本の都道府県において急増していることを明らかにした。

 地球温暖化や人間活動の影響がその原因として示唆され、世界的なダニ媒介感染症の流行に対する公衆衛生学的対策を検討する上で重要な発見と思われる。

 この研究結果は、論文としてまとめられ、2023年2月6日に熱帯医学領域の英文誌「American Journal of Tropical Medicine and Hygiene」に掲載された。

 論文名: Trends in the Incidence of Japanese Spotted Fever in Japan: A Nationwide, Two-Decade Observational Study from 2001-2020
 掲載誌: American Journal of Tropical Medicine and Hygiene
 著 者: Yuki Otsuka, Hideharu Hagiya, Shinnosuke Fukushima, Ko Harada, Toshihiro Koyama, Fumio Otsuka
 D O I : https://10.4269/ajtmh.22-0487
 U R L: https://www.ajtmh.org/view/journals/tpmd/aop/article-10.4269-ajtmh.22-0487/article-10.4269-ajtmh.22-0487.xml

iUが北陸先端科学技術大学院大学と教育・学術交流に関する協定及び推薦入学に関する協定を締結

 情報経営イノベーション専門職大学(東京・墨田区、中村伊知哉 学長、https://www.i-u.ac.jp)は、北陸先端科学技術大学院大学(石川・能美市、寺野稔 学長、https://www.jaist.ac.jp/)と教育・学術交流に関する協定及び推薦入学に関する協定を締結した。今後、双方に所属する研究者の利益に資することを目的とした、教育的交流及び学術的交流を推進するとともに、同学が推薦する優秀な学生に対して、北陸先端科学技術大学院大学での学修機会を推薦入学によって提供していく。

  • 教育・学術交流に関する協定について

双方に所属する研究者の利益に資することを目的として、次の交流等を奨励し、かつ実行するよう努力する。

(1)  授業への教員派遣、北陸先端科学技術大学院大学でのインターンシップの受入れ、北陸先端科学技術大学院大学への学生の推薦、その他の教育連携
(2)共同研究、セミナー等の実施、学術的資料、学術情報、出版物等の相互利用、その他の研究連携
(3)教職員間及び学生間の交流
(4)その他双方が必要と認める事項

  • 推薦入学に関する協定について

この協定は、友好的な協力関係のもとに、同学が人物及び学力ともに優秀と認め、責任を持って推薦する学生を相互信頼の精神を持って北陸先端科学技術大学院大学の博士前期課程に受け入れ、幅広い基盤的専門知識を有し問題解決に応用できる研究者及び技術者として育成することを目的とする。

受入学生数 若干名
出願等 本協定に基づく推薦入学の出願、選抜等は、北陸先端科学技術大学院大学の博士前期課程学生募集要項の協定校対象推薦入学特別選抜の記載内容に基づいて実施する。

  • 北陸先端科学技術大学院大学について 

設置者:国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
大学院名:北陸先端科学技術大学院大学
学長:寺野稔
研究科・専攻:先端科学技術研究科・先端科学技術専攻、融合科学共同専攻
取得学位:修士(知識科学)、修士(情報科学)、修士(マテリアルサイエンス)、修士(融合科学)、博士(知識科学)、博士(情報科学)、博士(マテリアルサイエンス)、博士(融合科学)、博士(理学)、博士(工学)

桜美林大学、note社と連携し中高生向けキャリア支援プログラム実施

 桜美林大学はnote株式会社との連携により、中高生向けのキャリア支援プログラムを実施する。春休みの2日間で、noteを活用した記事作成や情報発信を体験するグループワーク型のプログラムとなる。

  1. note社の講師からの情報発信ノウハウ特別講座
  2. 高校生ゲストによるnote活用事例紹介
  3. 大学生・院生とのグループワークでnote記事作成体験
  4. やりとげたら「教育探究科学群」から認定証を授与
  5. 探究学習を評価する入試方式での書類免除につながります

 2023年4月に新たに開設する「教育探究科学群」のコンセプトにもとづいて中高生向けプログラムを実施する。2日間を通して参加し、認定証を受け取ることで、桜美林大学大学の入試(総合型選抜)の一次審査が免除となる。

高校2年~中学生ならば、誰でも申込める申し込める。申し込みはWEBサイトへ(先着順)
 

プログラム概要

ディスカバ!「探究プレゼミ noteで好奇心を発信しよう」

日時:2023年3月22日(水)13:30〜17:30
          23日(木)10:00〜15:30

場所:桜美林大学 プラネット淵野辺キャンパス(PFC)
   〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺4丁目16−1
   JR横浜線「淵野辺」駅 隣接
   https://www.obirin.ac.jp/about/campus/planet_fuchinobe.html

講師:桜美林大学 教育探究科学群 学類長 山崎 慎一 准教授

   note株式会社 noteディレクター(公共・教育) 青柳 望美 様

対象:高校1年生〜2年生、中学生

定員:先着20名

〆切:2023年3月19日(日)

費用:無料


申込はこちら
MY PAGE+に登録の上、お申込ください。

https://discova.jp/program/2023-tanq-17/

京都精華大学生が叡山電車の魅力をア-トで表現 『えいでんアート』優れた作品の作者を「えいでんアーティスト」として任命

 京都精華大学(京都市・左京区、澤田 昌人 学長)は、叡山電鉄株式会社(京都市・左京区、豊田 秀明 社長)と互いに協力、まちづくり、教育や研究、そして文化力の向上を行うことを目的として、2020年4月に包括連携協定を締結した。この協定にもとづく活動の一環として、今年度、叡山電車「えいでん」の魅力をアートで表現し、発信するプロジェクト『えいでんアート』を実施している。

『えいでんアート』とは、京都精華大学の学生が感じた「えいでん」の魅力を、アート作品やイベントなどで表現するプロジェクト。

 今年度は学部や学科が異なる学生有志9名が、「えいでん」の魅力を絵画やイラスト、写真やキャラクター、そしてオリジナルソングで表現した9点の作品の応募があった。
 作品は、叡山電鉄株式会社主催のイベント(第15回えいでんまつり、クリスマスステーションin八瀬)や運行車両(ギャラリー電車「こもれび」車内)での展示、京都精華大学のギャラリー(サテライトスペース「kara-S」と「Demachi」)での展示を行い、広く一般の方にご覧いただくとともに人気投票も実施した。あわせて叡山電鉄株式会社の社員による審査も行い、総合的に注目度の高かった作品を制作した学生2名に対して、「えいでんアーティスト」の表彰を行うこととなった。

 今後「えいでんアーティスト」は、叡電沿線の魅力発信のための活動に協力していく予定。
kara-Sギャラリー「えいでんアート展」
会  期:2023年2月20日(月)~2月26日(日)
開場時間:11:00~20:00 *初日と最終日は開始時間と終了時間が変更となります
会  場:kara-Sギャラリー(〒600-8411 京都府京都市下京区烏丸通四条下ル 水銀屋町620 COCON烏丸 3F)
休 場 日:なし
料  金:入場無料
出品作家:学部生7名(芸術学部、デザイン学部、マンガ学部、ポピュラーカルチャー学部)、大学院生2名
共催:叡山電鉄株式会社/京都精華大学
イベント詳細はこちら:https://www.kyoto-seika.ac.jp/news/2023/0216_1.html

叡山電鉄 「えいでんアート」展覧会車両 運行中!
ギャラリー電車「こもれび」車内にて「えいでんアート」展を3月31日まで開催している。
(入場無料、運賃のみ必要)
叡山電鉄(株)鉄道部運輸課(運輸担当)
075-781-5121 (対応は9:00~17:00)

小林製薬が「関西大学SDGsパートナー制度」へ登録

 小林製薬株式会社(大阪市、小林 章浩 社長)は、関西大学(大阪・吹田市、前田 裕 学長)がSDGsの取り組み推進を目的に制定する「関西大学SDGsパートナー制度」へパートナー登録をした。制度への登録により、SDGsに関する下記取り組みの実施を両者で検討していく。

1.小林製薬社員と学生が参加するSDGsに関するワークショップを開催
 小林製薬がSDGs社内浸透のためのワークショップとして、2020年8月より毎月開催している「サステナビリティMeetUp!」に、学生の皆さんにも参加いただくことを通じて、社員と学生がともにSDGsに関する理解を深める機会とする。

  1. 製品を通じた社会課題解決への学生の参画
    同社製品による社会課題解決プロジェクト(特に健康・福祉の増進)へ学生に参加いただく。学生の意見やアイデアを取り入れることで、SDGsへのさらなる貢献を目指す。
  2. 学生への情報発信・人材育成支援
    学生を対象に当社の取り組むSDGsについて紹介する講演会やワークショップを開催することで、学生のSDGsへの感度を高めるなど、人材育成の支援を行う。

その他、関西大学や本制度へ登録しているパートナー企業と連携し、同社が保有するSDGs貢献のノウハウを生かした取り組みや意見交換なども検討していく。

日本薬科大学 「漢方」「アロマ」「伝統医学」が学べる本格講座 文部科学大臣認定 漢方アロマコース開校

 日本薬科大学(さいたま、お茶の水、丁 宗鐵 学長)は、社会人を対象とした文部科学大臣認定職業実践力育成プログラム「漢方アロマコース」の第8期生募集を2月10日より開始する。
 このコースは国内外で活躍するエキスパートより、「漢方」や「アロマセラピー」そして「世界の伝統医療」をオンラインや実習で学ぶことができる。自らが健康で活力ある暮らしをおくる術や、職業実践力を高める「学びの場」となる。

 日本薬科大学は、強みである「漢方」・「生薬」をはじめ「アロマセラピー」や「中医学」といった伝統医療の知見を生かし、正しく健康情報を見分けられる人材の育成を目的に、何処にいても繰り返し学べるeラーニング講座として「漢方アロマコース」を4月より開講する。

【コース概要】
<内容>
日本国内だけでなく、中国、韓国、アメリカ、イギリスで活躍しているエキスパートによる充実した統合医療が学べる講座。漢方、アロマ、健康食品、中医学などの最新の補完医療に関する知識を学び補完医療の評価能力を得ることができる。
   ①漢方アロマコース(eラーニングコース)

    総授業時間:117時間
   (履修証明書の付与条件は60時間以上履修)

   ②漢方アロマコース(フルコース)定員30名
    総授業時間:145時間
   (eラーニング117時間+実習28時間)(履修証明書の付与条件は120時間以上履修)
    フルコースについては実習の関係で定員が30名となる。


【募集要項】
   ①  応募期間:eラーニングコース        2023年2月10日〜2023年8月
           フルコース(eラーニング+実習) 2023年2月10日〜2023年3月
       
         ②  受講資格:薬剤師、登録販売者、看護師、介護福祉士など、医療機関にお勤めの方
                             漢方やアロマテラピーに興味をお持ちの一般の方、趣味や教養として学びたい方
       
         ③  受講し取得できるもの:それぞれのコースプログラム修了者には学校教育法に基づく「履修証明書」
                                               が交付されます。(eラーニングコース60時間以上、フルコース120時間以上)
                                               さらに、漢方、生薬系の講義科目の単位を全て取得した方は日本薬科大学
                                               認定「漢方エキスパート」の受験資格が取得できる。
       
          ④ 受講料:eラーニングコース                      150,000円
                         フルコース(eラーニング+実習)    250,000円

          ⑤ 申し込み方法:日本薬科大学 漢方アロマコース ホームページより
      漢方アロマコース 申し込みページURL

      https://www.nichiyaku.ac.jp/kampo-aroma-course/2023year/course/
      募集要項の中段、コース概要の下より申し込みページへ。

日本薬科大学 URL  https://www.nichiyaku.ac.jp/

漢方アロマコース公式 Instagram: https://www.instagram.com/nichiyaku_kac/?hl=ja
漢方アロマコース公式 Twitter: https://twitter.com/nichiyaku_kac

文教大学経営学部の学生が足立区長に行政課題解決のための提言を実施

 1月23日(月)に、文教大学東京あだちキャンパスにて、経営学部 新井立夫教授の『公共経営実地演習』最終発表として、学生達が近藤やよい足立区長および関係者へ、行政課題の課題解決のための提言を行った。

『公共経営実地演習』は、行政機関の業務を行うために必要な項目を理解し実践することを目標とした演習授業。大学の地元行政機関協力のもと、講師の招聘や聞き取り調査などを通じて、政策事例や行政が抱える課題について理解を深める。そこからの分析をもとにグループごとテーマを設定し、課題解決のために立案した政策について、一年を通した最終発表にて提言を行う。
 
 2021年4月開設の東京あだちキャンパスのある足立区では、今回が二度目の発表会の実施となり、当日は近藤区長と関係者の方々、同大学から中島学長、定野司客員教授も出席した。

学生の提言内容は下記の通り。
■情報発信基地班
 空き店舗を情報発信基地として活用~ラジオから地域の活性化を目指して~

​■教育・金融教育班

 初等教育を中心とした金融教育~貧困の連鎖の防止に向けて~

■教育・情報リテラシー班
 IT化に対応するためのネットリテラシー教育~スマホの正しい使い方~

 中島学長からは全体講評として、「SDGsとの関連性を発表していたことに感心した」、「自分の研究がSDGsのどれに当てはまるか等を今後も考えてほしい」と評価した。
 近藤区長からは、「提案内容について具体性に欠ける部分や付加価値が弱い部分もあるので、他の自治体との差別化を図り足立区だからこそできる内容の研究を進めてほしい」と講評した。
 最後に区長から発表した学生全員に対し、研究で苦労したことを話してほしいとご要望があり、学生たちは「学生・保護者・企業など全てが損しないような提案を考えるのが難しかった」、「次回こういった発表の機会があればもっと具体的な提案をしたい」とコメントがあった。

鹿児島高専が大学・教育委員会と連携し生涯学習講座を開催 鹿児島におけるSDGs推進の事例を学ぶ

 鹿児島工業高等専門学校(鹿児島・霧島市、氷室 昭三 校長)は、志學館大学(鹿児島市)・霧島市教育委員会(鹿児島・霧島市)と共に、連携講座 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」(第9回)を令和5年1月14日(土)に開催した。この講座は「SDGs(持続可能な開発目標)」をメインテーマとしている。 
 講座では、城山観光株式会社SDGs推進室室長の安川あかね氏が講師を務め、「SHIROYAMA HOTEL kagoshimaのSDGs、-全員参加の挑戦」と題する講演が行われた。講演では、ホテルが抱える4つの課題(食品ロス・CO2削減・環境保全・脱プラスチック)の対策について、様々な取組事例が紹介された。


 ニューライフカレッジ霧島「隼人学」は、鹿児島高専が志學館大学、霧島市教育委員会と協力して開催する生涯学習講座です。平成12年度から実施している本講座では毎年異なるテーマが設定される。今回取り上げられるテーマは、私たちの地域を南九州という広い視野と多角的な視点から発掘しつつ学び、地域でより豊かに生き発展させるために生かし、未来に繋いでいこうとする地域学。
 令和4年度は、「地域から私と世界を変える17章(後編)」と題し、SDGs(持続可能な開発目標)の17ある目標を手がかりに、地域の未来づくりが世界をよりよいものに変えることにも繋がっていることを学んでいく。

■令和4年度 第9回ニューライフカレッジ゙霧島「隼人学」の内容
 2015年9月、国連サミットで加盟国の全会一致を持って「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が採択された。持続可能な開発目標とは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」というキーワードで知られるSDGsの理念のもと、現在、多くの国や企業が様々な取り組みを行っている。

鹿児島高専について
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鹿児島工業高等専門学校
所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1
校長:氷室 昭三
設立:昭和38年4月
URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/

iUが株式会社Luupと連携協定を締結

 情報経営イノベーション専門職大学(東京・墨田区、中村伊知哉 学長)は、株式会社Luup(東京・千代田区、岡井大輝 代表取締役社長兼CEO)と2023年2月1日(水)に連携協定を締結した。この締結により、墨田地区の二次交通活性化と、学生支援を通じた地域社会の一層の活性化に向けて、相互の協力が可能な分野における連携を推進する。なお、Luupが産学連携の協定を締結するのは今回が初となる。

 Luupは、電動アシスト自転車や電動キックボードをはじめとした電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくることで、全ての人が自由に移動できる未来を目指している。これまでも、LuupとiUは連携し、学内での交流会や学園祭(iU Fes)といったイベントで、電動キックボードの安全講習会などを行ってまいりました。今回、電動マイクロモビリティのインフラ整備の可能性を検討し、墨田地区の活性化と市民生活の向上に寄与すること、またその活動を通じて学生の教育・活動に資する支援を行うため、連携協定の締結に至った。

連携協定の内容
 電動マイクロモビリティのインフラ整備の可能性を検討し、墨田地区の活性化と市民生活の向上に寄与すること、またその活動を通じてiUに通う学生の教育・活動に資する支援を目的とし、協定を締結する。
 目的を達成すべく、主に次に掲げる事項に関する企画、実施等について連携し、協力していく。

(1)墨田地区における電動キックボードを用いた実証実験での安全対策と利用マナー普及
(2)墨田地区におけるポートの導入
(3)その他、墨田地区の二次交通活性化への相互協力