Category: 塾ニュース|大学

滋賀大学 サカイ引越センター と産学連携協定を締結

 株式会社サカイ引越センターは国立大学法人滋賀大学との連携・協力に関する協定を締結した。サカイ引越センターと大学の産学連携協定は初めてとなる。
 今後は、学術研究および地域社会の発展を目指し、サカイ引越センターの保有するデータを、滋賀大学へ提供し、分析・研究することで、新しいビジネスモデルの構築に取り組んで行くとともに、学生のビジネススキルの向上にも寄与していきたいと考えている。

【協定項目】
(1) データサイエンス等の利活用により、ビジネス分野における課題解決に資する共同研究、
  委託研究に関すること。
(2) SDGs分野の発展に資する共同研究・委託研究に関すること。
(3) 講師派遣、インターンシップ受入、人材採用・育成等に関すること。
(4) データサイエンス分野の社会人教育に関すること。

九州大学と沖縄科学技術大学院大学(OIST)が包括連携協定を締結

 国立大学法人九州大学(福岡市、石橋 達朗 総長)と学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(沖縄・国頭郡恩納村、アルブレヒト・ワグナー 臨時理事長兼学長)は、学術交流を促進するとともに、テクノロジー、アントレプレナーシップなど、多様な分野における相互の連携を強化していくため、包括連携協定を締結した。

締結日 :2023年3月27日(月)

連携内容 :
(1)研究者、大学院生、事務職員の交流
(2)共同研究等における協力
(3)機関出版物および学術情報の共有
(4)研究設備・施設の相互利用
(5)共同研究等に基づく学術情報の相互利用
(6)社会的インパクトのある分野に関する共同会議、シンポジウム、ワークショップ
(7)九州・沖縄地域においてイノベーション・エコシステムを促進するプラットフォームの連携
(8)その他、両大学が必要と認める学術交流

大谷大学、インド国立写本研究所学術交流協定を締結

 大谷大学真宗総合研究所(京都市)は、2023年2月27日(月)インド共和国デリーにてNational Mission for Manuscripts(インド共和国)と学術交流協定を締結した。

 National Mission for Manuscripts(以下 NMM)は、様々な写本の収集・保存・修復・研究・公開を行うインド文化省のもとにあるインド国立の研究機関であり、大谷大学との協定は、大学機関としては世界で初の締結となる。
 調印式には、インド側からインド文化省管轄の外郭団体Indian Council for Cultural Relations(以下 ICCR)のヴィナイ・サハスラブッデ長官 、The Indira Gandhi National Centre for the Arts(以下 IGNCA)のS.N.ジョシ事務局長、NMMのアニルバン・ダシュ所長が、大谷大学からはダシュ ショバ ラニ教授(大谷大学所蔵仏教写本研究代表者)が出席した。
 大谷大学も所蔵するインド系写本は、保存にかかる資金的問題、保存技術継承の問題により活動が進まず破損が増えており、各国で保存が急がれている。今後はこの協定に基づき、真宗総合研究所の仏教写本分野における共同研究など、研究交流を促進していく。

 今後は、National Mission for Manuscriptsとはこの協定に基づき、真宗総合研究所指定研究仏教写本研究(2023年度より名称変更)が中心となり、以下の連携を行う予定だ。
・大谷大学所蔵写本の保存・修復・デジタル化および研究
・インド学・仏教学に関する多くの写本は日本に散在している。 日本にあるこれらの写本の目録作成、データベース構築
・写本研究に関心をもってもらうよう集中講義、ワークショップなどを通して若い研究者の育成を目指す。
 これらの活動により、大谷大学がインド学・仏教学に関する写本の日本の拠点となり、南アジア、東南アジアや欧米の複数の大学または研究所とアカデミックネットワークを築いていく。

叡山電鉄と京都芸術大学が包括連携協定を締結

 学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区、吉川左紀子 学長)は叡山電鉄株式会社(京都市左京区、豊田 秀明 取締役社長)と包括連携協定を結び、まちづくり、教育・研究・文化力向上のため連携協力し、知的・物的資源の相互活用、情報交換の場の構築を通じて、地域の抱える課題解決、地域の活性化並びに発展、人材の育成を目指す。

■えいでん×京都芸術大学 プラットホームギャラリープロジェクト
 駅舎をはじめ、叡山電車沿線地域を『プラットホームギャラリー』とし、京都芸術大学のクリエイターとの協働によって、文化や芸術を通じて、人が集い、学びを得られるようなプラットホームを構築し、沿線地域の魅力向上・活性化などを目指す。第一弾として取り組むのは京都芸術大学の最寄り駅である茶山駅。駅名も新たに『茶山・京都芸術大学』に。4月には駅舎ホームにて現代美術作家のヤノベケンジらによるアーティスト作品の展示がスタート。秋頃には1925年から97年使用されてきた駅舎をバリアフリー対応とともにリニューアルする。

■「茶山・京都芸術大学駅」披露式
日 時 :2023年4月1日(土)10:10~10:30
場 所 :茶山・京都芸術大学駅 下りホーム

追手門学院大学 こども向け防災トイレットペーパー配布 標語で防災知識を楽しく学ぶ

 身近に防災の知識に触れてもらおうと、追手門学院大学(大阪・茨木市、真銅 正宏 学長)の学生らが災害時の初動や注意点などをプリントしたトイレットペーパー『ぼうさいおぼえっとぺーぱー』を考案・グッズ化し、茨木市立中央図書館とともに開催する未就学児から小学生を対象にした防災教育イベントで配布する。

 学生考案の「ぼうさいおぼえっとぺーぱー」 イベントを主催するのは、経営学部でマーケティングを学ぶ学生5人。学生らは、追大ベンチャービジネス研究所が開催する「第9回追手門グッズコンテスト」で、毎日利用するトイレに着目し、身近に防災に関する知識にふれることができるトイレットペーパーを提案し、2022年11月にグッズ化した。表面のプリントには、地震や火事が起きたときの初動や台風が来た際の備え、避難時の注意などを、子どもでも分かりやすいようにひらがなの標語とともに紹介している。開発したグッズは、地域の防災イベントや茨木市内の施設でも活用してもらう予定で、今回のイベントはその一環で開催するもの。
 茨木市立中央図書館の協力のもと、未就学児から小学生を対象に避難時の初動と注意点を中心に学ぶ。各回、第一部では図書館職員による避難訓練をテーマにした絵本読み聞かせ、第二部では、学生らが地震発生時にすぐに身を守る行動を取るための「シェイクアウト訓練」を実際に行い、またトイレットペーパーにも盛り込んでいる避難時の注意点を紙芝居形式で紹介する。

【ポイント】

  • 身近に防災知識に触れてもらおうと学生らが防災啓発トイレットペーパーを考案・グッズ化
  • 地震や火事が起きたときの初動や、避難時の注意などをひらがなを用いてわかりやすく紹介
  • 茨木市立中央図書館で未就学児から小学生向けの防災教育イベントを開催し、参加者に配布
  • 防災イベント 概要

■日 時:3月26日(日)①10:30〜②12:30〜③15:30〜 各回30分
■場 所:茨木市立中央図書館2階多目的室(大阪府茨木市畑田町1−51)
■対 象:未就学児・小学生
■申込/費用:申し込み不要、参加費無料

学校法人 日本教育財団が運営する専門学校 9校『給与保証制度』を2023年4月から導入

 学校法人 日本教育財団が運営する専門学校、東京モード学園、大阪モード学園、名古屋モード学園、HAL東京、HAL大阪、HAL名古屋、首都医校、大阪医専、名古屋医専は、社会において活躍できる即戦力を育成するため、実践的な職業教育を徹底して行う4年制学科を設置し、高度な職業スキルを身につけた人材を育成してきた。

 この4年制学科を卒業すると、文部科学大臣認定の公的称号「高度専門士」が付与され、4年制大学卒業者と同じ初任給を受給することができる。(平成23年人事院公示第18号2項。専門士については同様に「短期大学卒業者」と採用試験および初任給が同等)
 各業界においても「高度専門士」の初任給を「大卒」同等に合せている状況を踏まえ、同学においても、「高度専門士」の称号を保持した学生が就職する際、就職先の給与水準が「大卒」と同等以上であることを保証する『給与保証制度』を、2023年度より導入する。(専門士は短大同等以上)

『給与保証制度』

 同学の高度専門士/専門士の称号が付与される学科において卒業認定を受けた人で、就職決定した際に就職先の給与規程において、4年制大学卒業/短期大学卒業者と格差が生じた場合、その差額相当分を同学が1年間補填保証する制度。(卒業時40歳未満対象)

東京情報デザイン専門職大学が竣工 江戸川区初の大学として4月に開学

 4月に東京都江戸川区初の大学として小松川2-7-1に開学する東京情報デザイン専門職大学(中鉢良治学長)の竣工式が2月24日(金)に行われ、白亜の南棟と木目調の北棟をブリッジで繋げたツイン学舎が全容を表し、関係者に披露された。 

 新キャンパス東京情報デザイン専門職大学は、学校法人滋慶学園(浮舟邦彦理事長)の「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つ教育理念を基礎に、高度な「実践力」と豊かな「創造力」、そして「自立」した個として、これからの社会が求めるITやAIなどのテクノロジーを駆使した高度な知識と技術を身に付け、課題解決に取り組める人材の養成を行う大学。学校法人滋慶学園が江戸川区の協力を得て、約1万平方メートルの敷地を使って2021年夏から工事準備を開始。同年10月1日に地鎮祭を行った後、本格的な工事が行われ、昨年8月31日には文部科学省より認可も受けて、この日の竣工式を迎えた。


 ソニーの元社長で国立研究開発法人産業技術総合研究所の理事長を務め、初代学長に就任した中鉢良治学長は「あとはもう新入生を待つばかり。しっかりと熟成し世に送り出したい」と述べ、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も「教育界、産業界に一石を投じるような専門職大学に」と、首都圏で初となるグループの新大学に期待を寄せた。

大正大学の学生が運営に関わる「座・ガモール2号店」で伝統工芸品制作体験を実施

 大正大学(東京・豊島区、高橋 秀裕 学長)と関連団体、学生が運営に携わり、「大正大学が巣鴨を舞台に地域創生の『ハブ』になる」をテーマに運営する京都市(本学連携自治体)公認のアンテナショップ『座・ガモール2号店(京都館すがものはなれ)』で、「京都の伝統産業職人から直接学べる伝統工芸品の制作体験」を3月25日(土)・26日(日)に実施する。
 歴史と文化の中で育まれた技術や技法が受け継がれる京都では、職人の高齢化や技術の伝承が大きな課題となっている。同店舗では若手職人のチャレンジ、未来への継承、新たな価値創造を目的に、職人の企画展やワークショップを定期的に開催している。
 3月25日(土)は「刷毛を使った風呂敷の引染め体験(池内友禅)」、26日(日)は「藍色一色でレトロなお皿をつくろう(蘇嶐窯)」の体験ができ、東京・巣鴨の地で京都の伝統工芸を身近に感じることが出来る機会となる。このワークショップと連動し、蘇嶐窯・池内友禅展示販売会と新作発表展示会を2月23日~3月26日まで開催している。

■店舗情報
座・ガモール 2 号店(京都館すがものはなれ)(東京都豊島区巣鴨 3-38-1)
営業時間:10:30〜17:30
定休日:水曜日(※水曜日が4日、14日、24日の地蔵通り商店街縁日の場合、また祝日の場合は営業し、翌日木曜日が定休日となります。)

■イベント情報
①刷毛を使った風呂敷の引染め体験(池内友禅)
日時:2023年3月25日(土)(10:30~、13:30~、15:30~)※所要時間:2時間程度
料金:体験料2,000円(池内友禅とSOMEAのインスタグラムをフォローした方:1,500円)+送料
定員:各回4名

②藍色一色でレトロなお皿をつくろう(蘇嶐窯)
日時:2023年3月26日(日)(11:00~、13:00~、15:00~)※所要時間:30分~1時間程度
料金:体験料1,200円+送料
定員:各回6名

●申し込み方法:https://dentokogeiseisakutaiken.peatix.com/

高崎健康福祉大学と高崎商科大学・短期大学部が 異領域大学間での包括協定を締結

 高崎健康福祉大学(群馬・高崎市、石田 朋靖 学長)と高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部(群馬・高崎市、渕上 勇次郎 学長)は「大学間包括協定」を締結し、2023年2月16日(木)に調印式を実施した。この協定は、互いの教育理念、特色を活かした連携のもと、地域社会の発展に貢献することを目的としている。

 この協定では、両大学の専門分野は異なるからこそ、それぞれの特徴と強みを活かした教職員の能力開発、教育・学術研究の質向上、地域貢献機能の強化を推進し、社会をリードし得る人材の育成と学術研究の高度化を図る。
 調印式当日(2023年2月16日)の午後には、学生間交流の推進を目的とし、両大学で学ぶ学生によるキックオフミーティングを高崎商科大学にて実施。また、次年度には、教職員交流の推進を目的とし、合同SD研修会の実施を予定している。

■主な連携・協力事項
(1) 学生間の交流に関する事項
(2) SD・FDを含む研修・情報交換、教職員間の交流に関する事項
(3) 正課・課外を含む教育の実施、教育教材等の開発、教育の質保証に関する事項
(4) 共同研究に関する事項
(5) 相互評価、IR活動に関する事項
(6) 地域活動、地域貢献の推進に関する事項
(7) その他前条の目的を達成するために必要な事項

社会構想大学院大学 放送大学大学院と単位互換協定を締結

 社会人向け総合専門職大学院 社会構想大学院大学(東京・新宿区、吉國 浩二 学長)は、放送大学大学院(千葉市、岩永 雅也 学長)との単位互換協定を締結し、令和5(2023)年度より単位互換を開始する。この協定の締結により、社会構想大学院大学の院生は令和5(2023)年度第1学期から「特別聴講学生」として放送大学大学院の科目を履修できるようになるとともに、履修中は学習センターやサテライトスペースの利用が可能となる。また、社会構想大学院大学は、院生が放送大学大学院で修得した科目の一部を修了要件の単位として認定できる。さらに、放送大学大学院の学生は「科目等履修生」として社会構想大学院大学に出願する際には、登録料の全額が免除される。

  • 協定の目的と期待される効果

≪コミュニケーションデザイン研究科≫
 同研究科は組織の情報収集・情報発信を担う高度専門職業人、「社会と組織と人をつなぐ、コミュニケーションのプロフェッショナル」を養成している。同研究科の院生が放送大学大学院 文化科学研究科「社会経営科学プログラム」を中心に展開される、経営やサステナビリティ、異文化間コミュニケーション等に関連する授業を履修できるようになることは、これまで以上に院生の学習に関する選択肢をひろげることが期待される。

≪実務教育研究科≫
 同研究科は自らの実践知を既存の学問と融合することで新たな知識体系へと昇華し、それを具体的な教育プログラムを通じて普及・伝達できる高度専門職業人、「これからの時代にふさわしい、全く新しい学びをともに作り出す人材」を養成しています。同研究科の院生が放送大学大学院で開講される多様な領域の授業を履修できるようになることは、院生の実践知そのものをさらに高め、院生の構築する教育プログラムの質向上にも資することが期待される。

社会構想大学院大学

創 立: 2017年4月1日
所在地: 東京都新宿区高田馬場1-25-30
学 長: 吉國 浩二
研究科:
コミュニケーションデザイン研究科(※2)
実務教育研究科
附 属:
 先端教育研究所
 社会構想大学院大学 出版部

放送大学
創 立: 1981年6月11日
所在地: 千葉県千葉市美浜区若葉2-11
学 長: 岩永 雅也
学部・研究科:
教養学部教養学科
文化科学研究科