Category: 塾ニュース|大学

京都芸術大学 空間演出デザイン学科と叡山電鉄のコラボレーション

 学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市・左京区、吉川左紀子 学長)は、空間演出デザイン学科ファッションデザインコースの学生が作った21のブランドのファッションショーを、叡山電鉄株式会社とコラボレーションし、走行する電車内と八瀬比叡山口駅にて開催する。
 京都芸術大学空間演出デザイン学科ファッションデザインコースの3年生は授業でサスティナビリティをテーマにブランド制作に取り組んできた。捨てられてしまうものを新しく作り変えたり、伝統工芸品を身近に感じることが出来るようにデザインしている。

  • 開催概要 KUA Collection 2023 「⇨arrow」

日時 2024年1月13日(土)14:00~16:00

会場 ・叡山電鉄走行中の電車内(出町柳駅~八瀬比叡山口駅間)

    ※電車内のファッションショーは定員に達しました

   ・八瀬比叡山口駅

    八瀬比叡山口駅での鑑賞は事前予約不要、入場無料
インスタグラムアカウント https://www.instagram.com/kua_fashionshow

千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」を19年間で729名輩出 2023年度は学生59名に資格を認定

 千葉大学西千葉キャンパスで、12月20日に今年度の「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」の資格認定証授与式が行われ、大学の環境マネジメントシステムの運用に貢献した「環境ISO学生委員会」の3年生59名に認定証が授与された。

 千葉大学は2004年度にISO14001を取得、2013年度にISO50001を取得(2019年に50001のみ自己宣言化)し、環境・エネルギーマネジメントシステム(以下EMS)の構築と運用を「学生の実務教育の機会」と捉え、教職員の指導・サポートを得ながら学生主体で行っている。千葉大学は、この学生の活動を「環境マネジメントシステム実習」という授業の単位としているのが大きな特徴。

 1年次に、EMSの理解や仕事の進め方、内部監査などのノウハウの習得を行うとともに、環境ISO学生委員会の環境活動に参加する。
 2年次はリーダーとなって10~30人程度の班員を牽引して、様々な活動・業務を行うほか、EMSの根幹に関わる「基礎研修講師」「内部監査員」「外部審査の議事録作成」などの実務を担当する。
 3年次では、2年間で培った知識や経験を、外部の団体や自治体、企業のEMS関連部署などで発揮する5日間のインターン科目(希望者のみ)になっている。 そして、インターン科目とは別に、3年次まで学生委員として大学のEMSに貢献した学生は、3年生の12月に「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」という学内資格を与えられる資格認定制度がある。
この資格を取得した学生は2005年度から2023年度までの19年間で729名となった。

2023年度「千葉大学環境エネルギーマネジメント実務士」資格の認定式
日時:2023年12月20日(水)13:00~14:00
場所:西千葉キャンパス 自然科学系総合研究棟1

龍谷大学経済学部の入学前教育で、AI教材「atama+」の活用開始

 atama plus株式会社(東京・港区、稲田 大輔 代表取締役CEO)は、2023年12月21日より、龍谷大学経済学部の入学前教育にてAI教材「atama+(アタマプラス)」の活用が始まることを発表した。対象は「総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試・付属校推薦入試」の24年度入学生。学部が指定する数学の単元を学習することで、入学後の学びに不可欠な学力の向上を目指す。

 経済学を学ぶ上では高校までに習う数学の学力が欠かせない一方で、学科試験で数学を課さない「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」などの入試形式で入学する学生が昨今増えている。このような入試形式では合格発表が早く、入学まで時間があり、その時間を有効活用し、生徒が学部で学ぶ内容に関連した範囲を中心に復習することで、学部の学びにスムーズに接続することをねらいとして、入学前教育に取り組む大学が増えている。

 龍谷大学経済学部は、一部の入学生を対象に、atama+を使った入学前教育をはじめる。atama+は、一人ひとりの理解度に合わせて個別最適なカリキュラムを作成するAI教材。対象となる入学生は、約3ヶ月にわたって学部が指定した数学の特定単元をatama+で自立的に学習する。理解度に応じて適切な単元に戻ったり進んだりしながら学力の定着をはかれるほか、可視化された学習状況をもとに適切なサポートを受けることができるため、学部の学びに必要な数学の学力向上が期待される。

◆ 龍谷大学経済学部における入学前教育の概要

対象となる入試形態:総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試、付属校推薦入試

対象教科:数学(数Ⅰ:数と式・二次関数・データの分析、数A:場合の数と確率・整数の性質、数Ⅱ:指数と対数・多項式の微分法・多項式の積分法など)

学習期間:2023年12月下旬〜2024年3月

京都ノートルダム女子大学と奈良先端科学技術大学院大学が推薦入学に関する協定を締結

 京都ノートルダム女子大学(京都市・左京区、中村 久美 学長) は、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(奈良・生駒市、塩﨑 一裕 学長)と推薦入学に関する協定書を締結した。

 情報社会で必要とされる、情報を使って課題解決ができる人材育成のため、京都ノートルダム女子大学では2023年度から社会情報課程を開設している。今回の協定の締結により、社会情報課程の学生はもちろん、意欲の高い他学科の学生も同協定を利用して奈良先端科学技術大学院大学に推薦入学をすることが可能となる。
 奈良先端科学技術大学院大学は既に昭和女子大学・京都女子大学・大和大学・国際教養大学・国際基督教大学と同様の協定を交わしており、京都ノートルダム女子大学は6大学目の締結となる。

国立大学法人福岡教育大学との教員の人材育成における高大連携協定を締結

 学校法人東福岡学園は、国立大学法人福岡教育大学(福岡・宗像市、飯田慎司 学長)と高大連携協定を締結し、2023年12月14日(木)高大連携締結式を行った。

 国立大学法人福岡教育大学は「有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与すること」を目的に、社会から求められる教育人材を養成し、地域の教育の発展に貢献することを自らの使命とし、教員養成及び教師教育に関する機能の向上に取り組み、地域の学校教員の資質向上に貢献してきた。現在は、常に社会から求められる大学であるために、「地域社会の中心に在る大学」として、地域社会を軸とした「教育」、「研究」、「社会貢献」に取り組んでいる。

主な連携の内容
 東福岡学園の教育資源を福岡教育大学の教育・研究等に活かして、将来の教員となる人材の育成に寄与するとともに、同学園の教育力を更に向上させ、新たな教育目的である「人とつながり、世界とつながり、未来とつながる人」を育成する。
例)
・本学園の教員研修への協力
・福岡教育大学の教育、研究(授業開発・授業づくり)への本学園の教育資源の活用
・福岡教育大学の学生による教育実習やボランティアの実施
・福岡教育大学の教員による出前授業の実施

追手門学院大学と鳴門教育大学が連携協定 専修免許の取得など教員養成の強化を目指す

 追手門学院大学(大阪・茨木市、真銅 正宏 学長)は、大学院での専修免許の取得に向けた推薦制度の導入など教員養成の強化に向け、鳴門教育大学(徳島・鳴門市、佐古 秀一 学長)と連携協定を締結する。
 12月22日には、追大総持寺キャンパスで締結式を開催する。

 追大は人文社会学系を中心に8学部を有し、2025年4月には理工学部(仮称・設置構想中)を新設する予定。教職課程については、現在、国語・英語・社会(高校は地理歴史・公民・商業)の中学校教諭一種免許状と高等学校教諭一種免許状が取得可能な課程を設置している。今回の連携協定の締結を機に、既存学部および新設学部における教員免許ニーズを踏まえた、教員養成の強化・充実を目指す。
 具体的には、①鳴門教育大学大学院への推薦入学制度の導入、②本学で取得できる教科以外の一種免許状または専修免許状を3年間で取得(学費は2年分)出来る長期履修学生制度の利用を見据えた指導など。
 これにより、学部で教職課程を履修していない学生が、鳴門教育大学大学院において標準修業年限(2年)+1年の3年間で学部および大学院の授業科目を履修し、教職修士の学位と一種または専修免許状を取得することができ、「保健体育」や「情報」などの免許状を同大大学院にて取得することが可能となる。また、推薦入学制度の利用で試験課題の一部免除と入学料が半額免除になる。

【連携協定締結式 概要】 
名  称
追手門学院大学と鳴門教育大学の連携協力に関する協定締結式
日  時
2023年12月22日(金)15時30分〜
会  場
追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス 5階会議室
(〒567-0013 大阪府茨木市太田東芝町1−1)
調 印 者
追手門学院大学 学長 真銅 正宏
鳴門教育大学 学長 佐古 秀一
連携協力事項
(1)教育・研究,文化,スポーツの向上のための連携
(2)その他両大学が協議して必要と認める連携

同志社女子大学と医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)連携・協力の推進に関する協定を締結

 同志社女子大学(京都・京田辺市・京都市、小﨑眞学長)は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)と、両者の特性・強み及び資源を活かし教育・研究・医療に関して連携・協力するため、協定を締結する。

調印式の概要
■日時:2023年12月18日(月)15:00~16:00 (受付開始14:30)

■場所:国立健康・栄養研究所 3階 TV会議室
(大阪府摂津市千里丘新町3-17健都イノベションパークNKビル)

■出席者(予定)
・調印者
NIBIOHN 理事長 中村祐輔
同志社女子大学 学長 小﨑眞

・その他出席者
NIBIOHN 理事/国立健康・栄養研究所 所長 瀧本秀美
NIBIOHN 研究支援部長 清水昌毅
NIBIOHN 総務部次長 嶋田敏志
同志社女子大学 学術情報部長 川崎清史
同志社女子大学 生活科学部 教授 小切間美保
同志社女子大学 総務部長 小島隆久

協定要旨
1.目的
 同志社女子大学とNIBIOHNは、両者の特性・強み及び資源を活かし教育・研究・医療に関して連携・協力することによって、学術研究を促進させ、健康、栄養及び医療分野における専門知識を有した社会貢献できる人物の育成を行う。これにより、我が国の医療、健康及び栄養分野の専門人材の充実、学術及び科学技術の発展・継承に寄与することを目的とする。

2.連携協定に基づく連携・協力事項
・教員、研究者及び関連する職員の交流
・学生、研究生等の交流
・健康・栄養学及び医科学分野における学術、研究連携
・臨床現場への介入研究を想定した、研究者、学生等の参画体制の構築
・連携講座への参画
・研究資料、刊行物及び研究情報の交換
・研究施設・設備の相互利用
・研究資源の相互利用
・研究成果物の管理活用
・その他本協定の目的を達成するために必要な事項

文教大学が越谷警察署と「包括的連携に関する協定」を締結

 文教大学は11月30日(木)、越谷警察署と「包括的連携に関する協定」を締結した。大学生の柔軟な発想や大学教員の研究成果の警察活動への活用、若者が巻き込まれやすい犯罪から身を守るための警察職員による防犯講座実施、将来の進路を考える一助となるための越谷警察署での職業体験(インターンシップ)の実施等、あらゆる分野について相互に協力・連携し、安全安心な地域社会を確保することを目的としている。

■締結式の概要
日 時:2023年11月30日(木)
場 所:越谷警察署第一会議室
出席者:越谷警察署 赤星誠 署長
    文教大学  中島滋 学長

■連携協力事項
(1)事業の策定と円滑な推進に関すること
(2)各種施策の推進に関する情報交換及び連絡調整に関すること
(3)その他双方が必要と認め合意した事項に関すること

名桜大学と名護市の共同事業「名護市学習支援教室ぴゅあ」内閣府特命担当大臣表彰受賞

 名桜大学と名護市の共同事業である「名護市学習支援教室ぴゅあ」(嘉納 英明 顧問・本学国際文化学科教授)は、国が「こどもまんなか社会」の基本理念の実現に向け取組みを実施する団体又は個人を表彰する「第1回 未来をつくる こどもまんなかアワード」で、内閣府特命担当大臣表彰を受賞した。11月27日に総理大臣官邸で表彰式が行われた。名護市学習支援教室ぴゅあを代表して本学国際学部国際文化学科の嘉納英明教授は、加藤鮎子内閣府特命担当大臣より表彰状を授与された。

 名護市学習支援教室ぴゅあは、2013年5月に名桜大学と名護市の共同事業として始まった。ぴゅあは、名護市内の生活困窮世帯の中学生への学習支援と居場所づくりを目指した活動を展開している。毎週3回、2時間の無料の学習支援を、大学の教室を活用してマンツーマンで行っている。中学生は、大学発着の巡回バスに乗り込み、支援者である学生と共に学んでいる。
 また、昨年度からはぴゅあの活動と並行して、週1回、名護市立屋部中学校へ学生が出向き、アウトリーチ的な支援活動を行ってきた。さらに今年度は、名護市立東江中学校においても活動を始めている。

千葉大生が企業にエコアクション21の取得コンサル「大学イニシアティブプログラム」における初の認証・登録として感謝状を受領

 千葉大学環境ISO学生委員会がエコアクション21の取得コンサルティングを行った株式会社大幹が2023年6月に認証を取得した。その取り組みが「大学イニシアティブプログラム」として認められ、11月15日に、一般財団法人持続性推進機構のエコアクション中央事務局より感謝状を受領した。

 エコアクション21(以下、EA21)は環境省が定めた環境経営システムに関するガイドラインで、主に中小企業における環境への取り組みを第三者機関(EA21中央事務局)が審査し、認証・登録する制度です。認証・登録するためには、PDCAサイクルに沿った環境経営システムを構築・運用・維持し、各種データ、取組結果等をまとめ、環境経営レポートとして毎年公表し、審査を受ける。

■大学イニシアティブプログラム
 大学が主体となり進めるプログラムの一環として、学生が、エコアクション21の取得を希望する事業所に対してコンサルティングを行い、その事業所がエコアクション21を取得した場合に、エコアクション21中央事務局が当該学生の活動にかかわる経費の一部を負担するプログラム。
 今回の千葉大学環境ISO学生委員会によるコンサルティングによる認証登録が本プログラムの初めての事例となったことから、11月15日付で、一般財団法人持続性推進機構のエコアクション中央事務局よりその証として感謝状を受領した。

■学生によるEA21取得に向けた取り組みを支援するコンサルティング企画について
 千葉大学環境ISO学生委員会と株式会社京葉銀行は、2017年度より協同で「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」を実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを行っている。その一環として、京葉銀行が紹介した取引先企業のEA21取得に向けた取り組みを学生が支援する企画がある。
 この企画では、まず、京葉銀行がEA21の取得を希望する県内の企業を紹介する。千葉大学は環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得しており、学生委員会がシステムの運用を担っている。その経験を活かして、学生委員会の学生がチームを組んで、中小企業に対するEA21の取得に向けた取り組みを支援するコンサルティングを行う。
 県内の企業によるEA21の取得件数を増加させることは、地域の環境負荷削減や環境保全に貢献することにつながる。また、学生にとっては環境マネジメントシステムの理解を深めるとともに、企業経営者とコミュニケーションをとることができ貴重な社会経験となる。

 2021年に学生委員会の学生5名が株式会社大幹(代表取締役 小迫 尊光)のコンサルティングチームを結成し、コンサルティングを開始した。初回の顔合わせのあとは、オンラインでのコンサルティングを約1年間にわたって計5回行い、環境経営方針や目標などの策定、環境上の緊急事態への対応など、EA21の要求事項をひとつずつ確認してきた。要求事項の確認を通して、同社が取り組むべき具体的な活動を話し合った。最後に、環境経営レポートを作成するところまでサポートを行った。その後、株式会社大幹よりエコアクション21中央事務局に審査申請し、審査を受け、2023年6月30日に認証登録された。