Category: 塾ニュース|大学

帝京平成大学のキャンパスに「LUUP」のポートを導入

 株式会社Luup(東京・千代田区、岡井 大輝 代表取締役社長兼CEO)は、学校法人帝京平成大学(東京・豊島区、冲永佳史 理事長)が運営する帝京平成大学 池袋キャンパスおよび中野キャンパスに電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」のポートを導入し、それぞれ2024年2月13日(火)、4月1日(月)から利用可能となることを発表した。なお、都内における私立の総合大学へのポートの導入は今回が初となる。

・ポート名および所在地
帝京平成大学 池袋キャンパス(東京都豊島区東池袋2丁目51-4)
帝京平成大学 中野キャンパス(東京都中野区中野4丁目21-2)
・利用可能モビリティ
電動キックボード、電動アシスト自転車
・停車可能台数
帝京平成大学 池袋キャンパス:18台
帝京平成大学 中野キャンパス:13台
・利用開始日
帝京平成大学 池袋キャンパス:2024年2月13日(火)
帝京平成大学 中野キャンパス:2024年4月1日(月)※予定

「LUUP」サービス概要

・内容
電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービス
・詳細
スマートフォンアプリ「LUUP」を用いて、電動キックボードや電動アシスト自転車に乗車し、街じゅうにあるポートからポートへの移動ができる。
・利用料金
時間料金30分ごとに200円(税込)
※一部地域では料金が異なる
※2024年3月1日(金)より、利用料金が変更となる。詳細は以下のリリースへ
https://luup.sc/news/2024-02-01-fee-revision/
・電動キックボードのご利用について
アプリから①年齢確認書類の登録と②交通ルールテストの連続満点合格が電動キックボードの利用条件となる。
・保険
対物賠償、対人賠償、自身の怪我が保険の対象。
https://support.luup.sc/hc/ja/articles/360051962573-%E4%BF%9D%E9%99%BA%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

B Lab、テクノロジーを活用して新たな音楽体験を創出する 「B Lab香港」を新設

 B Lab(iUの研究所、石戸奈々子 所長)は、香港Chord Heroを拠点にB Lab香港を新設する。B Lab香港では、世代を問わず誰でも簡単に楽器を演奏できる環境を構築するとともに、テクノロジーを活用しながら新たな音楽の表現方法や楽しみ方を追究する。楽器の演奏だけでなく、オリジナルの楽器を製作し、それらをメタバース上で共有できる空間を構築する。また、これらをNFTにして販売し、その利益を慈善活動への支援に充てるなど、リアルなSTEAM教育からWeb3上でのデジタルアートの展示・販売までを組み合わせた環境を提供する。

 同時に、楽器を活用してポジティブなメンタルウェルビーイングを促進する活動も展開する。専門家との協力を通じて、精神的なサポートが必要な時に音楽を介して何ができるかを探究する。

B Lab概要
 Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォーム。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持つ。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指す。
<関連LINK> https://www.blaboratory.org/

「ZEN大学(仮称・設置認可申請中)」カリキュラム・課外プログラム・教員など追加情報を発表

 一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会は、2025年4月の開学を目指して認可申請中のオンライン大学「ZEN大学」(仮称)(設置認可申請中) に関して、カリキュラム、課外プログラム、教員予定者などの追加情報を発表した(設置認可申請中につき、以下の内容は今後変更の可能性がある)。

■pixiv×ZEN大学によるコラボレーション授業
赤坂アカ氏、有馬トモユキ氏など人気プロクリエイターによる20科目を開講予定
 イラスト、マンガ、小説作品の投稿プラットフォーム「pixiv(ピクシブ)」を運営するピクシブ株式会社との連携により、話題のクリエイターやpixivで活動する人気のクリエイターが客員講師として就任予定である20科目を開講し、創作活動と学びの場を創出する。『【推しの子】』(原作)の赤坂アカ氏、『いいデザイナーは、見ためのよさから考えない』著の有馬トモユキ氏など、プロクリエイター11名が客員講師に就任予定で、クリエイティブ業界の最先端技術やトレンド、プロクリエイターのテクニックを惜しみなく伝えるpixivならではの授業を実施予定だ。さらにプロクリエイターによる学生の作品添削や、クリエイティブ分野で仕事をしたいと思う学生に向けて、ものづくりだけでは終わらないキャリアを視野に入れた授業も実施予定。

【客員講師・科目予定】
赤坂アカ(デジタル画像技法論Ⅲ)、有馬トモユキ(デジタル画像創作論Ⅰ)、 下田スケッチ(デジタル画像技法論Ⅱ ほか)、 ディープブリザード(デジタル画像技法論Ⅰ ほか)、上倉エク(デジタル画像創作論Ⅱ)、大塚 勇(デジタル画像活用Ⅱ)、早川涼太(イラストとその活用Aほか)、たいらあきら(イラストとエンタテインメントA ほか )、ふるり(イラストとデザインA ほか)、浅川りか(イラストとその活用D)、六番(イラストとエンタテインメントB ほか)

pixiv×ZEN大学によるコラボレーション授業 詳細▶ https://zen-univ.jp/academics/pixiv

 そのほか、ZEN大学では「オンデマンド映像科目」「ライブ映像科目」「演習科目」「ゼミ」からなる250科目超の授業を開講予定で、AI、現代数学、データサイエンス、プログラミング、社会学、経済学、文化人類学、哲学、心理学、情報社会学、語学、イラスト、ゲーム、アニメ、メディアなど、多岐にわたる分野から総勢100名超の教員が就任予定。

教員予定者一覧(2024年2月2日時点の公開情報)▶ https://zen-univ.jp/academics/faculty/

■国内外の地域・企業と連携した100超のプログラムを展開予定
社会の現場を肌で学べる体験プログラム
 ZEN大学では、学生の将来的な実務スキルを深めるために、産官学連携にも力を入れていく。国内外を含めたさまざまな自治体・企業・大学と連携した100を超えるプログラムを用意し、大学在学中から将来を見据えた活動を幅広く体験できる予定。幅広い層の学生に参加をしてもらいたいという考えから、日本財団の奨学金支援により、学生側の費用負担をできる限り安価に設定している。

 沖縄島嶼地域で生活する小中学生に向けた教育プログラムの実装を目指し、シェアハウス等に住み込みながら地域住民とのコミュニティの開発と運営を行う「離島教育インターン」、IT・VR分野を代表する企業と連携し、メタバースやAIなど最新のIT技術を駆使して新しい創作表現に挑戦する「次世代クリエイター育成プロジェクト」、カンボジアの子どもたちとのふれあいや支援活動を通じて、世界情勢や国際社会の問題を肌で感じ取り課題意識を養っていく「カンボジア教育支援活動」など、プログラムは国内外でリアルとオンライン問わず、期間も短期・中期・長期に分かれ、豊富なラインナップの中から参加したいプログラムを選ぶことができる。

【地域・企業連携プログラム予定】(2024年2月2日時点の公開情報)
福島県双葉郡浪江町・双葉町・大熊町:東日本大震災からの復興
福島県西会津市:古民家再生プロジェクト
神奈川県逗子市:海洋ごみ問題への挑戦
長野県上高井郡小布施町:地域の交流関係人口拡大
長野県下高井郡山ノ内町:志賀高原の観光開発プロジェクト
岐阜県恵那市:空き家のリノベーションプログラム
岡山県岡山市:商店街活性化チャレンジ
岡山県瀬戸内市:地域企業とDXに取り組む
山口県長門市:探求学習拠点の企画運営インターン
山口県萩市:地域の祭りへの運営参画
香川県高松市男木島:離島をメタバースで活性化
香川県三豊市:地域の子どもたちと地域課題解決
長崎県波佐見町:窯元のリノベーションプロジェクト
長崎県五島市:離島共創・観光開発インターン
鹿児島県長島町:地域の小中生の学習支援
沖縄県石垣市:起業への挑戦
沖縄県うるま市:離島の教育格差の解消
沖縄県久米島町:海洋深層水事業インターン
沖縄県宮古島市:新しい観光づくり
横須賀商工会議所:地域起業家育成の仕組みづくり
ウォンテッドリー:キャリア教育プログラムの開発と実践
NTT西日本:ビジネスインキュベーション施設でのインターン
クラスター:クリエイターの育成プロジェクト
ナスコンバレー協議会:国内最大規模のリビングラボでインターン
パソナ農援隊:地域活性化インターン
国立ハンセン病資料館/国立療養所 長島愛生園/喫茶さざなみハウス:ハンセン病と差別
HERO/葛城煙火:カンボジアでのボランティア活動
ウクライナ:ウクライナ難民支援ボランティア
エストニア:電子国家のリアルを学ぶ
カンボジア:カンボジア教育支援インターン
台湾:半導体の最先端を体験する
ミャンマー:生活環境支援活動に取り組む
カリフォルニア:名門大の人気プログラムに参加
ボストン:海外ボランティアと異文化交流
シリコンバレー:ITスタートアップの最先端を体験

地域・企業連携プログラム 詳細▶ https://zen-univ.jp/program/alignment

■留学・国際交流
リアルとネットで学生時代に海外体験
 語学力はもちろん、グローバル社会で活躍するために必要な“多様なバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとる力”を身につけるために、ZEN大学では学生一人ひとりの将来像に合わせて留学をサポートする。

 歴史ある学術都市・ボストンで異文化経験を積むことができる「ボストンでの英語研修×国際交流プログラム」、海外大学での授業やシリコンバレーのIT企業見学を通じてキャリア形成に生かす「西海岸大学授業体験×IT企業訪問プログラム」、現地の大学生と一緒に世界レベルの学びを得る「アメリカ名門大学で現地学生と学ぶ短期留学プログラム(サマーセッション)」など、さまざまな留学プログラムを予定している。

 また、リアルの留学だけでなく、自宅にいながら海外の現地にいるような体験ができるオンライン学習や、留学を希望する学生へのオンラインサポートも実施予定。学生が語学力だけでなく多様性への理解や国境を超えた仲間との出会いができるようサポートしていく。

 留学・国際交流詳細▶ https://zen-univ.jp/program/abroad

❙ ZEN大学の概要 -2024年2月2日時点の予定-
◆大学名:ZEN大学 (仮称)(設置認可申請中)
◆設 置:一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会
◆学 長:若山 正人(就任予定)
◆開 学:2025年4月(予定)
◆定 員:初年度入学定員5,000人/総定員20,000人(予定)
◆授業料:380,000円(予定)※1年間あたりの金額

深圳大学東京校、日本文部科学省より「外国の大学等の日本校」として正式指定

 東京 深圳大学は、2024年1月24日付けで東京校が日本文部科学省文部科学大臣より外国大学等の日本校(外国の大学、大学院又は短期大学の課程を有する教育施設)として正式に指定されたことを発表した。この指定は、平成16年文部科学省告示第176号第1条に基づいて行われた。

  この指定により、深圳大学東京校は、日本国内でその教育プログラムを提供することが公式に認められ、政府関連団体による奨学金や通学定期の割引制度などを申請することが可能となる。

 深圳大学東京校は、海外で学歴教育を提供する深圳大学初の分校として、2023年4月に新宿四谷に設立した。学科は中国語・ビジネス中国語学科を備え、副専攻として経営学、情報コミュニケーション学を選択できる。中国語能力の高い生徒に対しては、奨学金や飛び級制度を用意している。卒業時には、US Newsランキング271位で世界でもトップクラスのランキングを誇る深圳大学本校から、学士の学歴が授与される。

 中国の教育システムに基づく質の高い高等教育を提供するだけでなく、中国深圳に息づく起業家精神や実践志向などの深圳スピリットを伝えていくことで、今後の国際社会に対応できるグローバル人材の育成を目指している。

■外国大学等の日本校

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shitu/08052204/1417852.htm

大正大学 被災地に入学試験会場を設置

 大正大学(東京・豊島区、神達 知純 学長)は、「令和6年能登半島地震」で被災した受験生に対する支援措置として、2024年度入学試験で石川県に試験会場を設置することを決定した。
 3月8日(金)に実施の一般選抜【後期】では、試験会場として、当初より設置を予定していた東京巣鴨キャンパスに加えて石川県金沢市にも試験会場を設置する。
 その他、1月以降の入学試験において、条件を満たす被災者には、入学検定料免除をおこなう他、授業料減免等の対応も予定している。

■金沢会場 試験実施概要
・試験種類:
一般選抜【後期】 マークシート3科目方式・2科目方式 
・試 験 日:
2024年3月8日(金)
・会  場:
金沢勤労者プラザ(〒920-0022 石川県金沢市北安江3-2−20) 

■出願情報
出願期間:
[郵送]2024年1月9日(火)~3月5日(火)必着
[Web登録]2024年3月4日(月)16時
申請方法:
出願書類送付時に書類(検定料免除申請書、り災証明書、死亡または行方不明を証明する書類)を同封して提出
※詳細は下記URLへ。 
https://kokokara.tais.ac.jp/3246.html?_gl=113g91ou_gcl_au*MTQ1ODYwNDAxMS4xNzA0NzY5MDU4 
受験生の問合せ先:大正大学 アドミッションセンター(TEL:03-5394-3024)
<参考> 本学受験生応援サイト ココカラ:https://kokokara.tais.ac.jp/

洗足学園音楽大学にてソニー・ミュージックレーベルズによる松谷卓コンサートを開催決定

 洗足学園音楽大学(神奈川・川崎市、前田 雄二郎 学長)は、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(東京・千代田区、辻野 学 代表取締役執行役員社長)と連携し、作・編曲家、ピアニストである松谷卓(Suguru Matsutani)と「松谷卓洗足学園コンサート」を開催する。

<松谷卓洗足学園コンサート概要>

日程:2024年4月20日(土)

時間:14:00開場 15:00開演

場所:洗足学園音楽大学 前田ホール(神奈川県川崎市高津区久本2-3-1)


 今回のコンサートは、2024年2月21日(水)発売の松谷卓が手がけるフジテレビ月9『「君が心をくれたから」オリジナル・サウンドトラック』のリリースを記念したイベントとなる。
 ソニー・ミュージックレーベルズより、同アルバムを購入した方の中から抽選で150組300名様を2024年4月20日(土)に行われる「松谷卓洗足学園コンサート」に招待する。CDを購入、もしくはアルバムをダウンロードした方が対象となる。

<対象商品>

タイトル:フジテレビ月9ドラマ『「君が心をくれたから」オリジナル・サウンドトラック』

発売日:2024年2月21日(水)

形態:CD+ダウンロード ※CDは通常盤のみ(ESCL-5919)

収録曲数:全26曲

CD価格:\2,500(税抜)/ \2,750(税込)

主要CD SHOP、ECにて予約受付中

近畿大学通信教育部が「司書学び直しプログラム」を実施 ICT化の進む図書館で即戦力となる人材の育成を目指す

 近畿⼤学通信教育部(⼤阪府東⼤阪市)は、昨年に続き、令和6 年(2024 年)4 ⽉13 ⽇(⼟)から株式会社紀伊國屋書店(東京都⽬⿊区)、丸善雄松堂株式会社(東京都港区)と共同で、「司書学び直しプログラム」を実施する。司書資格取得後ブランクのある⽅や、図書館などの現場から離れて時間が経つ⽅を対象に開講し、ICT 化の進んだ図書館で即戦⼒として活躍できる⼈材の育成を⽬指す。

 このプログラムは、⽬録作成やレファレンスサービスの確認、著作権の取り扱い、データベース検索など、ICT 化が進んだ現代の図書館において、即戦⼒として活躍できる⼈材の育成を⽬的に、令和5 年(2023 年)4 ⽉に初めて開講し、4 ⼈が受講した。
 講師が作成した教材をベースにZoom を活⽤したオンライン講義を展開し、各講義の終了後には確認テストを実施することで習熟度を測る。また、オンライン学習だけでなく、東⼤阪キャンパスにある近畿⼤学中央図書館において、コンピュータ⽬録やデータベースの検索実習、図書館ツアー、レファレンスインタビューのロールプレイ実践など、対⾯での学習も予定しており、修了者には、履修証明書を発⾏する。オンラインと対⾯の2 種類の講義を融合することで、ICT化が進む現代の図書館について、より深い知識を持った⼈材を育成する。

プログラム概要
プログラム名︓「司書学び直しプログラム」
開講期間︓令和6 年(2024 年)4 ⽉13 ⽇(⼟)〜9 ⽉7 ⽇(⼟)(全17 回)
受講⽅法︓オンライン(Zoom)※後⽇約1 週間のアーカイブ配信を予定
※6 ⽉29 ⽇(⼟)、7 ⽉6 ⽇(⼟)、8 ⽉31 ⽇(⼟)、9 ⽉7 ⽇(⼟)
は、近畿⼤学東⼤阪キャンパスにて対⾯講義
時間︓<オンライン>13︓00〜16︓30/<対⾯>10︓00〜17︓00
内容︓「図書館概論」「情報資源組織論」「情報資源組織演習」「情報サービス論」「情報サービス演習」の5 科⽬をベースにプログラムを構成し、Zoom を活⽤したオンライン講義を中⼼に展開する。受講期間内は、東⼤阪キャンパスにある近畿⼤学中央図書館やアカデミックシアターなどの学内施設を利⽤できる。所定の学習が修了した時点で、履修証明書(履歴書に記載可能)を発⾏する。
受講料︓50,000 円(教材費、学内施設利⽤料含む)
募集⼈数︓25 名程度
申込資格︓次のいずれの条件にも該当する⽅
① 図書館司書資格を保有している⽅
② プログラム修了後、図書館での早期就労を希望している⽅

申込方法
以下のフォームより必要書類を添付して申し込み
https://forms.gle/BmyUkFasAc5Zzswg9
必要書類︓次のいずれかを提出(司書資格修了証書/司書資格証明書/成績証明書および⼤学または短期⼤学の卒業証明書)
申込期間︓令和6年(2024 年)2 ⽉1 ⽇(⽊)〜3 ⽉17 ⽇(⽇)


お問合せ︓近畿⼤学通信教育部
TEL︓06-6722-3265 E-mail︓tsushin@kindai.ac.jp
株式会社紀伊國屋書店
紀伊國屋書店ライブラリーサービス営業本部LS 業務⽀援センター
TEL︓03-6910-0563
丸善雄松堂株式会社
アカデミック・プロセス・ソリューション事業部関⻄センター
E-mail︓ml-mycc@maruzen.co.jp

東京工芸大学 令和6年能登半島地震の被災者に対する入学試験検定料の特別措置を決定

 東京工芸大学(神奈川県厚木市・東京都中野区、吉野 弘章 学長)は、令和6年能登半島地震により被災された方々への支援として、入学試験の検定料に関する特別措置を1月9日(火)に決定した。この措置は、被災者の教育機会の確保と、被災地域の復興支援の一環として行われる。

 東京工芸大学は、被災された志願者を支援するため、特別措置を実施することを決定した。この措置は、対象となる方に納入された受験料を返還するもの。詳細は以下のとおり。

1.対象地域

令和6年能登半島地震により災害救助法の適用を受けた地域

2.対象者

本学が指定する災害で被災した志願者のうち、以下のいずれかに該当する方

(1)被災により主たる家計支持者が死亡した方

(2)主たる家計支持者が居住する家屋が、全壊、大規模半壊、半壊(床上浸水含む)」となった

方(ただし、借家・賃貸マンション等は対象外)

3.対象入学選抜

以下の2024年度入学試験

①全学統一選抜

②芸術学部一般選抜Ⅰ期(A方式・B方式・C方式)

③芸術学部一般選抜Ⅱ期(A方式・B方式・C方式)

④芸術学部留学生選抜Ⅱ期

⑤大学院芸術学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試Ⅱ期

⑥工学部一般選抜Ⅰ期

⑦工学部一般選抜Ⅱ期

⑧工学部一般選抜Ⅲ期

⑨工学部共通テスト利用選抜Ⅰ期

⑩工学部共通テスト利用選抜Ⅱ期

⑪工学部共通テスト利用選抜Ⅲ期(A日程・B日程)

⑫工学部留学生選抜Ⅲ期(A日程・B日程)

⑬大学院工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)一般入試Ⅱ期・社会人入試

4.提出書類

①入学検定料返還申請書

②罹災証明書の原本または死亡証明書(写し可)

5.申請方法

通常の出願手続き(インターネット出願)により、一旦、入学検定料を納入。その後、学生募集要項に定める出願書類と一緒に、上記4の提出書類を同封し、出願期間内に郵送する。

※上記4の提出書類が間に合わない場合は、提出時期について電話にて入試課宛に要連絡。

6.返還方法

審査の結果、返還が決定した申請者には、申請書に記入された銀行口座に入学検定料を返還する。2024年3月末までの振込を予定しているが、前後する場合があるので予めご承知おきください。

7.問い合わせ先

・工学部入試選抜(工学研究科含む)及び全学統一選抜は、工学部入試課(厚木キャンパス入試課)

電話:0120-125-246

・芸術学部入試選抜(芸術学研究科含む)は、芸術学部入試課(中野キャンパス入試課)

電話0120-466-233

■東京工芸大学工学部及び芸術学部受験生サイト

 【工学部受験生サイトURL】 https://www.t-kougei.ac.jp/admission/engineering/

 【芸術学部受験生サイトURL】 https://www.t-kougei.ac.jp/admission/arts/

福岡工業大学 台湾明新科技大学と連携に関する覚書を締結 九州の半導体人材を「本場」で育てる国際教育プログラム充実へ

 半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が来年、熊本県菊陽町で新工場を開所するなど、九州では半導体産業が盛り上がり、大きな経済効果が見込まれている。こうした中、福岡工業大学は台湾で初の「半導体学部」を持つ、世界最先端クラスの半導体人材の教育機関、明新科技大学と連携に向けた覚書を締結した。

 九州では来年、TSMCの第一工場が本格稼働、第二工場の建設も予定されている。こうした中で特に今後の需要増を受けた半導体産業にかかわる人材の不足が予測されていて、人材の育成は九州の大学にとって重要な課題になっている。福岡工業大学は今後、明新科技大学との間で学生・教員の人材交流を進めながら、半導体技術を本場で学ぶグローバル人材を育て、九州の半導体産業の中核となるべき人材を育てていく。

 台湾明新科技大学は台湾北部にあり、多くの半導体のトップ企業が入居する台湾のシリコンバレー、「新竹サイエンスパーク」近くにあり、2021年に台湾初の「半導体学部」を設立。同大は特に半導体の製造工程で「後工程」と呼ばれる組み立てや試験・検査に特化した人材を育てており、学内には台湾政府や企業から支援を受けて、実際に企業が使用するものと同じ最先端の半導体製造ラインも備えている。また、半導体製造にかかわるエンジニアのライセンスである「半導体検測工程鑑定士」の試験を台湾政府や企業とともに実施するなど本格的に半導体に特化した人材育成を行っている。連携する世界的な半導体メーカー「Powertech Technology Inc.」では従業員の10%(管理職の5%)が明新科技大学の卒業生であることなど、企業とのコネクションも非常に強い大学だ。

■加熱する半導体業界の「人材獲得」競争
 TSMCをはじめ、世界的な半導体メーカーや関連産業が相次いで九州に設備投資を進める中、特に課題となっているのが人材の獲得だ。半導体や関連産業に関わる人材育成などを目指す産官学組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」によると、九州の半導体産業における人材不足は、※今後10年間で毎年1,000人程度になると見込まれ、特に生産技術職にかかわる人員は不足感が大きくなると予想されている。福工大は今後明新科技大学との間で交換留学などの制度を作っていき、半導体の本場で学んだ技術を九州の生産現場で生かすことができる中核人材を育てていく。
https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jyoho/oshirase/230727_1.html


 日本に進出する台湾の半導体メーカーおよび関連企業においても、人材確保は重要な課題になっている。特に、台湾の大学で学んだ学生は国内での就職を望む傾向が強く、日本で活躍する人材の不足感は台湾メーカーでより強くなっている。このため、メーカーからのニーズを受けて、明新科技大学でも日本からの留学生を同大学で受け入れて育てる必要性が高まっており、現在日本からの留学生を受け入れる新たなプログラムを検討中である。同大の教育制度を利用している日本の大学は現時点ではまだなく、福岡工業大学は今後同校と協議を進めながら台湾企業でのインターンシップなどを含む新しい教育カリキュラムの構築などを進めていきたい考えだ。

覚書のポイント
福岡工業大学と明新科技大学は、相互の文化・教育・技術交流を促進するため、
・学生や教職員および研究者などの相互交流を進めること
・両校の研究者の共同研究への参加、コラボレーションを進めること
・両校が関心を寄せる項目についての情報交換や関連する出版物の発行を進めること ・・・などを明記

 今後両校の間で学生の交換留学プログラムや学科ごとに協力した単位交換制度などについて検討・整備を進めていき、具体的な内容についての書面をまとめていく予定。

順天堂大学 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「2023年度 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」の採択決定

 順天堂大学(新井 一 学長)は、事業プロモーターBeyond Next Ventures株式会社と共同で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募した「2023年度 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」に申請し、採択さた。

「大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援」

採択の概要
プロジェクト名:革新的細胞運命変換技術による人工膵島の開発と1型糖尿病根治治療法の実用化
研 究 代 表 者 :順天堂大学大学院医学研究科 難病の診断と治療研究センター 特任教授 松本 征仁
 
■プロジェクトのポイント
 再現性の高いダイレクトリプログラミング技術の開発(次世代型の細胞運命変換療法)。超高効率で安全性が高く、体細胞から機能的インスリン産生細胞を作出。全ての1型糖尿病患者に対する新規治療法を実現するスタートアップ設立を目指す。
 
■内容と今後の展開
 細胞の運命を変換するダイレクトリプログラミング技術は、多能性幹細胞を介さずに体細胞から目的とする細胞への誘導を可能にする。試験管内および生体内でダイレクトリプログラミングを可能にする技術は、次世代型の再生医療技術として注目を集めている。細胞運命の変換技術はこれまでの治療とは異なり、不要な細胞を除去する、もしくは必要な細胞を補充するだけでなく、不要な細胞を必要な細胞に変換することが可能になるため、これまで治療や治癒ができないと考えられてきた難治性疾患に対しても高い有効性を示すことが期待されている。さらに他家移植のみならず、患者由来の体細胞を目的とする膵β細胞へ分化転換させることが可能となるため、より安全で多くの患者を救済し得る革新的な技術として大きな期待が寄せられている。

 順天堂大学では、この細胞運命の変換技術を用いて超高効率に膵β細胞を創り出し、ヒト体細胞を用いた有効性と品質の開発・検証を実施する。難治性疾患診断治療学/難病の診断と治療研究センター 松本征仁 特任教授らが見出したK因子は体細胞Aから体細胞Bへと垣根を越えて細胞の運命を超高効率に変換させることが明らかとなっている。将来、臨床試験には多くの労力と費用が必要となるため、本製品の開発が順調に進んだ暁には、多くの1型糖尿病患者に届けられる細胞運命変換技術を基軸とするベストインクラス(当該分野の最適)の革新的な創薬、そしてスタートアップ設立によるグローバルな展開に挑戦し、再生医療分野のゲームチェンジャーとして患者に新たな治療選択肢を提供することを目指す。

〈参考〉
<科学技術振興機構(JST) HP 大学発新産業創出基金事業プロジェクト推進型 起業実証支援>
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1653/pdf/info1653.pdf