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『まなびwith』夏休み宿題意識調査 小学生 夏休みの憂鬱は「作文・読書感想文」がトップ

『まなびwith(ウィズ)』を展開する株式会社小学館集英社プロダクション(東京・千代田区、都築 伸一郎 代表取締役社長)は、夏休みの宿題をはじめとする学習についての保護者の関心が高まる8月に、全国の小学生の子を持つ父母330名を対象に、インターネットによる夏休みの宿題に関するアンケート調査を実施した。本調査において、小学生の子を持つ父母が自分の子どもが夏休みに楽しみにしていることを尋ねると、「自宅で遊ぶ時間」がトップで全体の57.9%、次いで「お祭りなどの地域イベント」「家族旅行」が過半数になった(表1)一方で、夏休みに嫌がっていることは、「作文・読書感想文」がトップで全体の48.5%を占め、次いで「国語、算数など教科の宿題」が41.2%と続いた。(表2)

さらに、作文を書くのが好きかという質問に「いいえ」と回答したのは52.4%に達し、作文に対する苦手意識があることがわかった。(表3)

また、作文を書くときに大切だと思うことは、「文章力」が61.2%でトップとなり、次いで「想像力」が57.0%でした(表5)が、こうした力を育むための作文学習の開始時期で適切と考えるのは、「小学1年生」(36.7%)、「6歳(小学校入学前)」(17.6%)が多く(表4)、小学校入学を機に作文学習に取り組むべきと考える父母が多くみられた。

 『まなびwith』は、これまで幼児・小学生の教育分野で培ってきた小学館の信頼を背景に、日本の子どもたちがこれからの新しい社会/世界で活躍できるよう、2020年の教育改革で重視される「思考力」「判断力」「表現力」を「かんがえる力」「ひらめく力」「つたえる力」と再定義し、それらの力を高めることに着目した新しい教材。国語では「作文」「読解」、算数では「図形学習」「文章題の図化」に力を入れたオリジナル教材で、「文章力」や「想像力」などの基礎学力を身につけて、「思考力」をのばしていく。

特に、年長・小学校低学年から作文学習を重要視しています。まず、たくさん読んで語彙を増やし、文型のバリエーションを学ぶ。そして、たくさん書いて添削指導を受け、また書きたくなる気持ちにつなげる。
日々の学習で培った「自分の考えを整理して伝える」力を発揮する場として、『まなびwith』会員を対象に「まなびwith全国作文コンクール」※を主催しております。

 ※2019年度「まなびwith全国作文コンクール」は2019年9月20日が応募締め切りとなる。

楽天ブックス、夏休みに向けて「自由研究の関連書籍ランキング」を発表

 楽天株式会社(東京・世田谷区、三木谷 浩史 代表取締役会長兼社長)が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、2016年から2019年の売り上げデータをもとに「自由研究の関連書籍ランキング」(※1)を発表した。

「楽天ブックス」における絵本・児童書・図鑑ジャンルに含まれる自由研究の関連書籍の売り上げ(※2)を2016年と2019年で比較したところ、売り上げが約2倍に伸びていました。また、2016年から2019年の自由研究関連書籍の売り上げ数をもとに、年別の売り上げランキングトップ10を集計したところ、『小学館の図鑑NEO 科学の実験』、『アリのす観察キット』といった自由研究の定番と言える商品が継続的にランクインする中、近年はプログラミング関連書籍が人気を集める傾向がみられた。

■2019年の「自由研究の関連書籍」売り上げが2016年と比べて約2倍に
自由研究の関連書籍の売り上げは、この4年で約2倍に増えています。夏休みの主要な宿題のひとつである自由研究のヒントを探して関連書籍を購入する方が多いようです。また、流通する商品数も2016年と2019年を比較すると約1.4倍に増加しており、より幅広い関連書籍の中から、子どもの興味や関心に応じた実験、観察、工作などの書籍を選ぶことができるようになっています。

 ■プログラミングが人気。『アリのす観察キット』などの実験・観察系も上位にランクイン
 2016年から2019年の4年間における「自由研究の関連書籍ランキング」トップ10を各年別に抽出したところ、ランクインした書籍は、主にプログラミング系、実験や観察系、工作(クラフト)系の3つに分かれました。実験や観察系、工作系は自由研究の定番であり、世代を超えて支持されているテーマですが、プログラミング系は、近年顕著に売り上げを伸ばしています。文部科学省が2017年に発表した、2020年度から小学校でプログラミング教育を全面実施するという方針の影響か、2016年の売り上げトップ10には3冊のみランクインしていたプログラミング系の書籍が、2017年には5冊ランクインしました。具体的には、『小学生からはじめるわくわくプログラミング』が4年間を通じてランクインしており、初めてプログラミングに触れる子どもにも手に取りやすい内容になっています。

 一方、自由研究の定番テーマである実験や観察系の書籍では、『小学館の図鑑NEO 科学の実験』、『ドラえもんの理科おもしろ攻略 理科実験Q&A』が毎年トップ10入りしており、安定的な売れ行きを見せています。今年は、2位の『アリのす観察キット』を筆頭に、実験や工作などの定番書籍が10冊中6冊ランクインしており、1位になったプログラミング書籍の人気と共に、根強い支持があります。

上記のランキングの中から特に、4年間を通じて継続的に購入されているプログラミング系、定番テーマの書籍をご紹介します。


▼プログラミング

『小学生からはじめるわくわくプログラミング』(阿部 和広 著、日経BP社)
プログラミングの書籍で唯一、4年連続トップ10入りした一冊です。小学校中高学年の8歳から12歳を対象としており、子ども自身が読み進めてゲームを作り上げることができます。「楽天ブックス」の商品レビューにも「高学年なので、自分で読みながら実践しています!」とコメントされており、子どもにも分かりやすい解説が好評です。

 『子どもと学ぶScratchプログラミング入門』(竹林 暁、 澤田 千代子 著、インプレス)
2018年、2019年と2年連続で4位にランクインしています。「楽天ブックス」の商品レビューによると「子供向けのプログラミング教室の教材として購入しました。」など、指導する立場の大人も購入していることが分かります。

 ▼定番自由研究

『小学館の図鑑NEO 科学の実験』(ガリレオ工房 監修、小学館)
4年連続3位以上にランクインしており、発売から10年経っても売れ続けている定番の図鑑です。自由研究の力強い味方となる約180の実験を収録しており、学年が上がるにつれて複雑な実験もできるようになっているため、長く使える点が特長です。

 『アリのす観察キット』(学研教育出版)
過去4年のうち、3年間5位以上にランクインしており、観察系の書籍の中では安定した人気があります。アリを捕まえてから飼育するまでに必要なグッズや観察結果をまとめるシートなど、アリの巣の観察が簡単に実施できる便利さが評価されています。

  今年も本格的な夏休みシーズンを迎え、自由研究の関連書籍への関心がますます高まることが予想されます。「楽天ブックス」では「夏休みの自由研究特集」を設け、おすすめの書籍をご紹介しておりますので、こちらも併せてご覧下さい。

 「夏休みの自由研究特集」URL: https://books.rakuten.co.jp/event/book/jiyu-kenkyu/

 (※1)計算方法:2016年から2019年の毎年1月1日から7月10日までの期間に販売された自由研究に関連する書籍の販売データをもとに独自集計しています。
(※2)計算方法:2016年と2019年の1月1日から7月10日までの期間に販売された自由研究に関連する書籍の販売データをもとに独自集計しています。

“教育改革 2020”に対する対策意向と対策行動に大きなギャップ 「思考・判断・表現」への対策を始めているのは約 20 人に1 人のみ 全国の 3 歳~小学3 年生の子を持つ保護者2,400 人に対するアンケート調査結果

幼児から小学生まで一貫した新しい教材『まなびwith(ウィズ)』を展開する株式会社小学館集英社プロダクションは、全国の3 歳~小学3 年生の子を持つ保護者2,400 名を対象に、インターネットによる“教育改革2020”に関するアンケート調査を実施した。調査結果では、“教育改革2020”を「内容まで知っている」調査対象者は全体の15.7%、また「聞いたことがある」は68.6%となっており、何らかの形で84.3%の対象者が“教育改革2020”を認知していることがわかった。“教育改革2020”の内容に対する認知については、「小・中・高等学校の学習指導要領が改訂される」という基本概念の認知は全体の過半数となり、「小学校でのプログラミング学習の導入検討」が全体の約80%と最も高い一方で、「グループワークや調べ学習など子ども主体の授業の導入検討」は約50%とやや低位に留まる結果になりました。また、認知レベルの高かった「小学校でのプログラミング学習」に対して対策をしておきたいと回答した対象者は全体の40%強である一方、実際に対策を始めているのは4.5%、さらに「思考・判断・表現」を問う、複数の科目を組み合わせた総合問題に対しても約40%の対象者が対策しておきたいとしながらも実際に対策を始めているのは2.1%とギャップが大きく、対策しておきたい保護者の約20 人に1 人しか対策が始められていないという結果になった。以上のように、“教育改革2020”について、3 歳~小学3 年生の子を持つ保護者の一定の認知はあるものの、その具体的内容については理解の程度にバラつきがあり、また、対策をしておきたい気持ちと実際に対策を始めている行動の間には大きなギャップがあることがわかりました。

『まなび with』は、これまで幼児・小学生の教育分野で培ってきた小学館の信頼を背景に、日本の子どもたちがこれからの新しい社会/世界で活躍できるよう、2020 年の教育改革で重視される「思考力」「判断力」「表現力」を「かんがえる力」「ひらめく力」「つたえる力」と再定義し、それらの力を高めることに着目した新しい教材。

株式会社朝日学生新聞社 2019年度 中学入試の時事問題を分析

「朝日小学生新聞」を発行する朝日学生新聞社(東京・中央区、脇阪 嘉明 代表取締役社長)は、2019年度の国立・私立中学校70校あまりの入試問題を分析し、時事問題の出題内容を調べた。よく取り上げられたテーマは「世界遺産」や「首脳会談」。サッカーのワールドカップや領土問題に関する出題もめだった。理科の時事問題では、台風のしくみに関するものや、探査機「はやぶさ2」がめだった。
1 世界遺産
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)がユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されることが決まったというニュースを入り口にした出題がめだちました。それ以外にも、日本の世界遺産について問うケースが多くみられました。今年も「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)が登録される見通しで、来春の入試で関連事項が問われるかもしれません。
・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の説明について、「江戸時代以降におけるキリスト教との独特なかかわり方が評価され、教会などが世界遺産に登録された」を選択させる。(神奈川・慶応湘南藤沢中等部)
・遺産の名称などをふせたうえで、構成資産がある都道府県の組み合わせとして「長崎県・熊本県」を選ばせ、構成資産の一つで現存する国内最古の教会として「大浦天主堂」も記述させる。(東京・青山学院中等部)
・九州・沖縄地方にある世界遺産の登録件数。(奈良・西大和学園中)
・東京都に属する自然遺産を答えさせる。(埼玉・大宮開成中)

2 首脳会談
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による初の米朝首脳会談などを受けて、関連する問題が頻出しました。今年も、朝鮮半島をめぐる動きや、大阪市で6月28、29日に開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)はおさえておきましょう。
・初めて米朝首脳会談が開催された国(シンガポール)を答えさせる。(東京・学習院中等科)
・金委員長と韓国の文在寅大統領による南北首脳会談がおこなわれた場所として「板門店」を答えさせる。(東京・鷗友学園女子中)
・北朝鮮の金委員長と韓国の文在寅大統領による南北首脳会談を出題。各国の首脳の写真から金委員長と文大統領が並ぶものを選ばせ、非核化の説明で適当なものとして「核兵器廃絶(禁止)条約の国連採択に力を発揮したNGO団体の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)はノーベル平和賞を受賞した」も答えさせる。(埼玉・淑徳与野中)

3 スポーツ
ロシアで開催されたサッカーのワールドカップ(W杯)に関連した問題がよく出ました。五輪をテーマにした問題もありました。今年は、2020年にせまった東京オリンピック・パラリンピックの話題に関心を持つとよさそうです。
・ロシアや、日本代表が対戦したコロンビア、セネガル、ポーランド、ベルギーと日本とのかかわりなどを出題。(東京・城北中)
・2020年の東京五輪・パラリンピックに向けたプロジェクトとして、メダルをつくるために使わなくなった携帯電話やパソコンなどを回収する取り組みを出題。(埼玉・開智中)
・近代オリンピックについての説明で正しいものとして「1940年のオリンピックは東京で開催される予定だったが、第2次世界大戦のため、実現しなかった」を選択させる。(千葉・昭和学院秀英中)

4 台風、はやぶさ2
理科の時事問題でよく出たテーマの一つが台風でした。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」や火山について取り上げる出題もめだちました。今年も、「はやぶさ2」が小惑星に到着してどのような観測をしているのか、注目しておきましょう。
・台風の特徴や、台風がもたらす風や雨の特性などを説明したうえで、台風のもととなる雲として「積乱(雲)」を記述させたり、上陸した台風が急速におとろえる理由として「水蒸気の供給が絶たれ、地上との摩さつによりエネルギーが失われる」を選択させたりする。(東京・駒場東邦中)
・はやぶさ2が探査する小惑星の名称として「リュウグウ」を記述させる。(神奈川・浅野中)
・日本の火山とくらべた場合のキラウエア火山のねばりけの大きさ(大きい・小さい)や噴火のようす(激しい・おだやか)、火山の傾斜(ゆるやかな・急な)などを選択式で解答。過去の自然災害の記録などから、その地域で災害が発生したときの被害を予想してあらわした地図として「ハザードマップ」も記述させる。(奈良・西大和学園中)
・台風が最も多く発生する場所(日本のはるか南の海上)や発生しやすい理由(海水の温度が高く、海水が蒸発しやすいから)などを問い、台風を上空からみたときの地上付近での風の吹き方(反時計回りに吹きこむ)や、進行方向に向かって特に風が強くなるところ(右側)なども答えさせる。(大阪・大阪星光学院中)

2019年は「令和」への改元がありました。令和の出典となった「万葉集」、名称に元号がもちいられている歴史上のできごと(大化の改新、承久の乱など)のほか、日本国憲法における天皇の規定(象徴天皇であること、天皇の国事行為は何か)などもおさえておく必要がありそうだ。

高校生の部活動加入率49% 株式会社エイチジェイ調査

・令和高校生の部活動加入率は49%
・令和高校生に人気の部活は軽音、ダンス、演劇、吹奏楽と運動部の人気が落ちてきている。
・週5,6活動して大会などで好成績を狙う部活動はもう古い?近代部活は週2、3で楽しみながら行うのが主流

日本全国47都道府県の女子高生・男子高生ネットワーク「高校生ラボ★47」を運営する株式会社エイチジェイ(東京・渋谷区、池田 隼人 代表取締役社長)は、日本全国の現役高校生597名を対象にアンケートを実施し、現代高校生の部活動事情を発表した。

【令和高校生の部活動加入率は49%!】

「部活に入っていますか?」という質問では、「はい」と回答した人は49%で、わずかですが「いいえ」(部活に入っていない)が上回りました。

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所が発表した「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」では、約7割の高校生が部活に入っていると答えているが、調査対象の属性が違うものの、時代の変化と共に部活動との関わり方も変わってきている様だ。部活をしない理由としては、放課後をバイトや友達と遊ぶ時間に当てたいという意見が多く聞かれた。​

【令和高校生に人気の部活は軽音、ダンス、演劇、吹奏楽と運動部の人気が落ちてきている!】

入っている部活はなんですか?という質問で1位になったのは「軽音楽部」。
人気の理由として、昨今のバンドブームや、人気シンガーソングライターの活躍、バンドを題材とした人気アニメの影響などが挙げられる。
ただ、高校生のバンドでも方向性の違いなどにより、解散したりすることも少なくないようだ。

2位は「ダンス部」で、こちらも今かなり注目されている部活の一つです。
2年前に話題になった”登美丘高校ダンス部”のYouTube動画は7800万再生を上回っており、テレビでも取り上げられるほど話題になった。
日本最大級のダンス大会「DANCE STADIUM(日本高校ダンス部選手権)」の参加者も年々右肩上がりで、増加を続けている。

4位の吹奏楽は中学生の頃から続けて入部したという子が8割を占めていて、高校生になって新しく始めたという子は2割という結果になった。
未経験から吹奏楽をやるのは高校生にとってはハードルが高いのかもしれない。

【週5,6活動して大会などで好成績を狙う部活動はもう古い??】
活動頻度に関しては、大会で好成績を残そうと週5〜6日ほど練習がある部活に所属して活動している子は3割だった。
週2〜3日で活動頻度が少ない部活動に所属する子が7割で大半。
空いた時間はやはり、アルバイトや友達に使うのが主流の様で、部活とプライベートを両立している子も多くいるようだ。

調査期間 2019年4月8日(月)〜11日(木)

株式会社エイチジェイについて
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-17-3 アイビスビル7F
代表者: 代表取締役社長 池田 隼人
設立 : 2006年2月22日
事業内容 : メディア事業、広告代理店事業、イベント事業、WEB事業、店舗事業
公式HP : http://hj-s.co.jp/

LITALICOワークス、2018年度「障害者就労支援実績」発表

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(東京・目黒区、長谷川 敦弥 代表取締役社長)が運営する障害者のための就労移行支援事業所「LITALICOワークス」は、2018年度(2018年4月~2019年3月)の就労支援実績を発表した。LITALICOワークスを利用した方の2018年度の就職者数は1,384名となり、前年度の1,160名を200名以上、上回った。また、就職後6ヶ月間の定着率は88.0%と前年度を1.9ポイント上回っている。

■ LITALICOワークスについて
当社は、精神障害(統合失調症やうつ病など)・発達障害(アスペルガーやADHDなど)・身体障害・知的障害・難病の方を対象に、就労移行支援事業所「LITALICOワークス」を展開している。就労移行支援事業所とは、障害者総合支援法において定められた福祉サービス事業のひとつ。一般企業等への就労を目指す障害のある方に対し、就労に必要な知識や能力の向上を図る訓練のほか、履歴書作成や面接など、就職活動対策を行う。就職までの支援だけでなく、就職後も、定期的な面談や就職先へのアドバイスなど、企業側とも連携した定着支援を実施している。

■ 2018 年度就労者データ

■ 2018年度就労支援実績と今年度の取り組みについて
2018年4月から障害者雇用義務の対象として精神障害者が加わり、あわせて法定雇用率が2.2%に引き上げられたことで、障害者雇用に積極的に取り組む企業や精神障害者雇用に前向きな企業も増え、理解が促進されつつある。こうした流れに伴い、LITALICOワークスでは過去最多となる1,384名の就労が実現し、事業開始から2018 年度までに累計7,416名の障害のある方々が就職するサービスに拡大している。

障害者の雇用が促進される中、就労による環境変化に伴う生活面の課題は多様化し、より個々のニーズに沿った就職後のサポートの重要性が増している。就職された方が長く働くことができる環境づくりを目的として、2018年4月より厚生労働省は就労移行支援等の利用を経て一般企業に就職した方の就労定着をサポートする福祉サービス「就労定着支援」を新設し、定着支援の強化を図っている。

LITALICOワークスではこれまでも就職者・就職先企業双方に対する定着支援に注力してきましたが、2018年10月より就労定着支援事業所も開設し、企業への訪問や個別面談を実施してきた。今後もより一層企業や支援機関との連携を深めることで、利用者の方が満足する就労先のマッチングを図るとともに、就職後も継続するコミュニティ形成などに一層注力し、2019年度も多くの方々へサービスを届けていく。

GMOメディア:子ども向けプログラミング教育市場は2024年に2019年の2.3倍、250億円超に拡大すると予測

~ プログラミング教育メディア「コエテコ」×船井総研
「2019年 子ども向けプログラミング教育市場調査」 ~

GMOメディア株式会社(森 輝幸 代表取締役社長)が運営する、プログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO(以下、コエテコ)」は、経営コンサルティングサービスを展開する株式会社船井総合研究所(中谷 貴之 代表取締役社長 社長執行役員)と共同で、「2019年 子ども向けプログラミング教育市場調査」を実施した。
 本調査では教室数と教材費、毎月支払われる受講料から「子ども向けプログラミング教育市場」の規模予測を算出している。

【調査概要】
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■調査方法:「コエテコ」と船井総研によるプログラミング教育市場関係者へのヒアリング、また「コエテコ」と船井総研が保有するデータ、調査機関の公開情報の収集

■調査期間:2019年1月~2019年2月

■調査対象:以下に該当する民間運営で月謝制の継続受講型の子ども向けプログラミング教室・スクール
(1)ロボット製作とプログラミングをかけ合わせて学ぶ「ロボット・プログラミング教室」
(2)プログラミングを学ぶことに特化した「プログラミング教室」
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【調査結果】
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■子ども向けプログラミング教育市場は5年後の2024年に257億円まで拡大
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「国内の教育市場」は微増となっていますが(※2)、プログラミング教育市場は2020年からの「小学校でのプログラミング教育必修化」を背景に大きく成長が見込める市場として注目を集めており、2018年においても新規参入企業が増加した。その結果、2019年の子ども向けプログラミング教育市場規模は114億2,000万円と、2018年の市場規模90億7,100万円(※3)と比較して約25.9%増加する見込みとなった。
 また今回の調査より、この傾向は5年後の2024年も継続すると考えられ、2024年には257億3,000万円と2019年の約2.3倍になると予測している。

(※2)矢野経済研究所「国内の教育産業市場」
(※3)2018年4月23日発表「2018年子ども向けプログラミング教育市場調査」

【「コエテコ」×船井総研:子ども向けプログラミング教育市場の展望】
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■2030年までには、1,000億円を超える市場になる可能性も
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 2024年までの短期で見た場合、子ども向けプログラミング教育市場は257億円超の市場規模になると予測しているが、以下のような環境が整備されていくことで市場拡大はより加速し、2030年までには、1,000億円を超える可能性がある。

1)対象年齢の拡充:
 現状のプログラミング教室は、2020年のプログラミング教育の必修化に伴い小学生に向けた教室の展開が目立ちますが、今後は中高生向けにより高度で実践的なカリキュラムを学べる教室や、就学前の子ども向けにより初歩的な内容を教えたりする教室が増えることが予測される。

2)低価格なプログラミング教室の増加:
 最近では低価格かつ高品質なプログラミング教室も増えてきており、この流れがさらに加速していけば、裾野の広がりとともに受講者数も増加すると予想される。

3)女児の参加率の上昇:
 現在、プログラミング教室に通う子どもの男女比を見ると、男児が約8割(※4)で性別に偏りがある。しかし、今後は受験対策や就職のために、プログラミング教室に通う女児の数も増えてくることが予想される。

4)プログラミング教育の価値の市場への浸透:
 2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化することを受けて、プログラミング教育に対する関心が日々高まっていることを受けて、今後のさらなる市場拡大が予想される。
 特に、4)に挙げた「プログラミング教育の価値の市場への浸透」の与える影響は大きいといえる。
 現在文部科学省で、2021年から始まる大学入学共通テストにおいて、2024年以降のプログラミングを含む「情報科目」の導入が検討されている。また、一部の業界で既に始まっているIT人材の待遇向上は、新卒採用の場においても広がりを見せており、これに合わせて今後プログラミング教育が「進学や就職など将来に役立つ」という認識も浸透していくと見られる。こうした価値の浸透に伴い、さらなる市場拡大が期待できる。

(※4)船井総研調べ

フロムページ調査 全国の受験生約4万人が「関心を持った大学」ランキング2019

■全国の受験生約4万人が「関心を持った大学」ランキング2019(上位5大学)

  • 「早稲田大学」「名城大学」は4年連続、「関西大学」は3年連続で1位にランクインした
  •  6つのエリア全てで前年と同じ大学が1位にランクインした
  •   近畿エリアでは「近畿大学」、中部エリアでは「南山大学」が3位から2位にランクアップした

参考:全国的に関心を持たれた大学は「早稲田大学」、東日本では「明治大学」、西日本では「立命館大学」であった。※詳細は後述
【会社概要】  株式会社フロムページ
◎独自に開発したソリューション「テレメール」や「夢ナビ」などを用いて、主に大学の学生募集広報の支援を行っています。高い意識・意欲をもった高校生を育てる「教育」が、日本経済復活のカギと考えています。(ホームページhttps://frompage.jp/
◎代表取締役社長:森兼 勝志 ◎設立:平成2(1990)年4月26日  ◎創業:昭和62(1987)年9月 ◎取引先:全国の大学、短期大学、専門学校、高等学校、予備校、大学入試センター、一般企業等

■調査概要
【調査目的】
受験生の進学実態を把握し、調査結果を提供することにより、大学の入試広報と、高校の進路指導がより良いものとなり、その結果、「受験生にとって有効な大学選択ができる環境」づくりに貢献すること。
【調査方法】
株式会社フロムページが展開する「テレメール」の利用者のうち、当該年度の受験生(2019年度のセンター試験受験者数は576,830人)となる約47万人に対し、株式会社フロムページが発行する媒体での告知やメール、ダイレクトメールなどの送付を行いました。調査期間を2018年10月1日(月)~2019年4月1日(月)に設定し、2019年4月からの進路が決まった方に、WEB上のアンケートフォームで回答を求めました。
【回答者数および、有効回答者数】
●第7回テレメール全国一斉進学調査(2019年度)実績 回答者数 45,757人 有効回答者数 40,605人
※1)データのクリーニングについて:不真面目な回答と考えられるサンプルについては適切な基準のもと分析対象から外しました。不整合な回答については、大学別、高校別の報告を前提としているため極力救済する方針で目視し、無効と断定できる回答のみ排除しました。
※2)高校1年生、2年生の回答を分析対象から外し、対象者は進学者に限定しました。
参考●第1回テレメール全国一斉進学調査(2013年度)実績 回答者数 26,993人 有効回答者数 23,079人
●第2回テレメール全国一斉進学調査(2014年度)実績 回答者数 40,311人 有効回答者数 39,707人
●第3回テレメール全国一斉進学調査(2015年度)実績 回答者数 31,601人 有効回答者数 31,139人
●第4回テレメール全国一斉進学調査(2016年度)実績 回答者数 42,902人 有効回答者数 41,462人
●第5回テレメール全国一斉進学調査(2017年度)実績 回答者数 41,076人 有効回答者数 39,766人
●第6回テレメール全国一斉進学調査(2018年度)実績 回答者数 47,013人 有効回答者数 45,333人
【質問内容】
全30問、70項目からなります。(回答に応じて変動があります)。
【回答者への謝礼(プレゼント応募)】
回答者を対象に1万名に1千万円相当の金券、および商品を、全日本空輸株式会社との共同キャンペーンで、10名に5万円の旅行券を抽選でプレゼント。また、旅行クーポン券を応募者全員にプレゼント。
【質問項目と質問方法】
●入学することを決定した学校、検討した学校
第一想起、既認知/オープンキャンパスへの参加/資料入手の有無/関心を持った大学、学部/出願した大学、学部、利用した入試制度/出願しなかった大学、学部/出願しなかった理由/受験した大学、学部/合格した大学、学部/入学する大学、学部/入学する理由/入学しなかった理由
※画面上の検索などで関心を持った大学などを聞いた上で、そのリストを表示し、オープンキャンパスに参加した大学、資料を入手した大学などをチェックしてもらいました。入学する大学については、入学校として選んだ理由を、単一回答と自由記述回答で聞いています。また、関心を持ったが出願しなかった大学、合格したが入学しなかった大学をリストアップし、それぞれの大学で、出願しなかった理由、入学しなかった理由を、複数回答と自由記述回答で聞いています。
●資料請求までのルート
入学校を認知した媒介/入学校の興味を深めた媒介/入学校の資料を入手した媒介
※すべて単一回答です。
●入学する大学への評価、入学後の意欲
入学する大学が発信した情報への評価/入学する大学への評価/入学する大学への総合評価/入学する大学への志望度/入学後の意欲
※入学する大学について、全35の項目に対し5段階で聞いています。たとえば、「教育内容が良い」に対し、「1 そう思わない 2 あまりそう思わない 3 どちらでもない 4 まあまあそう思う 5 そう思う」 のひとつを選んでもらうという形式で、集計結果はおもに平均得点を採用しています。得点については、義務教育時の通知表や通信簿を想像していただければわかりやすいでしょう。
●進路選択活動
検討した学問系統/学問の検討について/進学活動への評価/後輩へのアドバイス
●属性情報
居住地域/在籍高校/学年/入学後の通学環境
【エリア区分】
●北海道・東北(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)
●関東    (茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)
●中部    (長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県)
●近畿    (京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、三重県、滋賀県)
●中国・四国   (鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
●九州・沖縄   (福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
【関心を持った大学】
大学受験生が関心を持った大学であれば、いくつでも回答可能。
「どのくらいの受験生に関心を持ってもらえたか」という、いわば人気のバロメーターとなります。

■全国の受験生約4万人が「関心を持った大学」ランキング2019(上位20大学)

​昨年に引き続き、全国的に関心を持たれた大学は「早稲田大学」、東日本では「明治大学」、西日本では「立命館大学」。

  • 「早稲田大学」は、北海道・東北17位(16位)、関東1位(同)、中部11位(13位)、近畿15位(16位)、中国・四国18位(16位)、九州・沖縄14位(15位)と、全エリアで20位以内にランクインした。
  • 「明治大学」は、北海道・東北16位(13位)、関東2位(同)、中部16位(14位)に挙がった。
  • 「立命館大学」は、中部4位(5位)、近畿3位(4位)、中国・四国4位(3位)、九州・沖縄16位(13位)にランクインした。
  •  国立大学では、「千葉大学」が北海道・東北8位(10位)、関東14位(12位)、中部20位(ランク外)と、幅広いエリアでランクインした。

※( )内順位は前回結果。
※回答数は、同大学の複数学部を回答した場合でも1大学でカウント。

小学5・6年生の3割以上が、英語の宿題・課題に取り組む 栄光ゼミナールが調査

 株式会社栄光(東京都千代田区、下田勝昭社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールが、小学生の英語教育に関する意識調査を今年2月6日~同20日に実施した。有効回答は、小学1年生~小学6年生の子供を持つ保護者383人。

 2020年度から始まる新学習指導要領の英語について、「小学5・6年生での教科化」は78.6%、「小学3・4年生での必修化」は、67.6%の保護者が「知っている」と回答し、多くの保護者が認知していることがわかる。

「学校での英語に関する授業や取り組み」「学校から出される英語に関する宿題・課題」について、2017年度と2018年度を比較すると、最も多かったのは「授業や取り組みが『増えた』」で、保護者の44.9%が回答。

「今年度から始まった新学習指導要領の移行期間が影響している」と栄光ゼミナールは考える。

 宿題・課題に関して、最も多くの保護者が回答したのは「英語に関する宿題・課題はない」。しかし、小学5・6年生に限ると「増えた」「変わらない」と保護者の34.0%が回答し、小学5・6年生の3分の1以上が、英語の宿題・課題に取り組んでいることがわかった。

 子供が小学生の間に特に身に付けさせたい「英語4技能(話す・聞く・読む・書く)」を質問したところ、54.3%の保護者が「話す力」と回答し、最も多い。次いで、「聞く力」が35.5%となり、小学生の保護者の約9割が「話す」「聞く」力を重視していることがわかる。

 学校の授業外で、英語に関する学習や習い事に関しては、「している」と回答したのが保護者の32.1%で、小学生の3割以上が、授業以外で英語学習や英語の習い事に取り組んでいることがわかった。

 そのうち、「英会話教室(ネイティブ講師)」(34.4%)が最も多く、「英会話教室(日本人講師)」(32.8%)と続く。

「英会話教室のレッスンは、保護者の多くが子供に身に付けさせたいと思っている『話す力』『聞く力』を鍛える内容も多く、英会話教室のニーズが高いのではないか」と栄光ゼミナールは分析する。

 また、「小学校や自治体で行っている、英語の授業や取り組みで知っているもの(公立小学校での取り組み)」として、

「週2回授業があり、それぞれネイティブと日本人が担当。4年生から動詞の活用形を覚え、単語や筆記テストも実施」

「ICTを活用してリスニング・発音等を練習し、ネイティブによる授業の不足を補っている」

「市独自の英語学習ビデオを作製し、帰りの会の前に10分ほどの学習を毎日行っている」

「公立の小学校ですが、オーストラリアの提携校と生徒同士の交流があり、学習発表会でその取組と成果が発表された」

「東京都の英語村に学年全員で出かけた」

などの回答が得られた。

 2018年度より新学習指導要領の移行措置期間が始まり、その影響は着実に出ていることがわかる。その中で、英語に関する学習や習い事をしている子供は3割だが、小学生の保護者の約9割が「話す」「聞く」力を重視していることもわかっており、このニーズに民間教育がどう応えられるかが鍵を握りそうだ。

「THE世界大学ランキング日本版2019」発表

「世界大学ランキング」で最も歴史と権威のある英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(以下「THE」)は、ベネッセグループの協力のもと、大学の教学改革やグローバル化の推進に向けて、「THE世界大学ランキング日本版2019」を発表した。ベネッセグループは2016年にTHEと業務提携契約を締結し、THEの国内総合パートナーとして協力してきた。「THE世界大学ランキング日本版」は2017年3月に1回目の発表を行い、今年で3回目となる。毎年9月にTHEが発表する世界版ランキングでは「研究力」を軸に据える一方で、日本版ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計となっている。
 昨年に続き、ランキング指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成されている。既存の大学ランキングは、主に入学時の学力が軸になっているが、本ランキングは学生の学びの質や成長性に焦点を当てたものだ。大学ランキングについては、今回も総合150位、分野別で150位までを作成している。

その結果、2019年の総合ランキングでは、昨年に続き京都大学が1位に、東京大学が2位(昨年同率1位)、続いて3位に東北大学(昨年3位)、4位に九州大学(昨年5位)、同率5位で北海道大学(昨年6位)と名古屋大学(昨年7位)がランクインした。
 また、分野別ランキングでは、「教育リソース」で東京大学が昨年に続き1位、「教育充実度」で国際教養大学が同じく昨年に続き1位、「教育成果」で京都大学が昨年の2位からランクを上げ1位に、「国際性」で国際教養大学が昨年に続き1位にランクインした。

Times Higher Education (THE)について 
THEは50年にわたり高等教育界に特化し、データ・情報を提供し続けている世界的なオーソリティです: www.timeshighereducation.com @timeshighered

THE世界大学ランキング日本版2019【ランキング指標】
 昨年度から今年度の大きな変更点として、ランキング指標における「教育充実度」の充実を図る目的で、学生調査の結果が指標項目に加わった。教員・学生の交流、協働学習の機会、授業・指導の充実度、大学の推奨度の観点が3つの項目として追加されている。その結果、高校教員の評判調査の項目と割合・バランスが整えられ、教育充実度分野の割合が4%増加した。これに伴い、教育成果分野の2項目(企業人事の評判調査、研究者の評判調査)の割合がそれぞれ2%減少、教育成果分野全体で4%減少している。

THE世界大学ランキング日本版2019【総合順位】(150位までの大学のうち50位まで抜粋)
順位(2019総合|昨年総合 ) / 大学名 / スコア(総合Overall / 教育リソースResources / 教育充実度Engagement / 教育成果Outcomes / 国際性Environment) 
1|=1 / 京都大学 / 82.0 / 84.4 / 78.8/ 98.4 / 69.8
2|=1 / 東京大学 / 81.9 / 87.0 / 79.9 / 97.3 / 63.8
3|3 / 東北大学 / 80.2 / 82.5 / 80.9 / 95.6 / 63.2
4|5 / 九州大学 / 79.5 / 76.9 / 77.2 / 96.9 / 73.4
=5|6 / 北海道大学 / 79.3 / 74.3 / 81.7 / 93.7 / 72.8
=5|7 / 名古屋大学 / 79.3 / 77.6 / 80.3 / 95.7 / 67.8
7|4 / 東京工業大学 / 79.0 / 77.5 / 76.7 / 93.5 / 73.4
8|8 / 大阪大学 / 77.9 / 78.8 / 77.1 / 96.6 / 62.4
9|9 / 筑波大学 / 77.5 / 74.3 / 84.5 / 90.4 / 61.8 
10|12 / 国際教養大学 / 76.7 / 51.4 / 92.4 / 72.0 / 100.0
11|16 / 国際基督教大学 / 72.7 / 54.3 / 90.4 / 50.1 / 95.4
12|13 / 広島大学 / 71.8 / 66.7 / 78.2 / 74.0 / 69.3
13|11 / 早稲田大学 / 71.5 / 53.1 / 79.9 / 93.6 / 72.4
14|10 / 慶應義塾大学 / 70.4 / 60.5 / 76.3 / 95.9 / 58.0
15|14 / 一橋大学 / 68.5 / 52.4 / 77.8 / 81.4 / 71.8
16|18 / 神戸大学 / 68.0 / 66.7 / 73.2 / 80.0 / 52.7
17|15 / 上智大学 / 67.9 / 45.9 / 83.5 / 66.8 / 83.0
18|20 / 金沢大学 / 66.6 / 65.8 / 76.1 / 60.6 / 58.8
19|19 / 千葉大学 / 66.4 / 64.6 / 75.2 / 72.9 / 51.2
20|17 / 東京外国語大学 / 65.9 / 44.9 / 80.1 / 66.3 / 80.2
21|=21 / 長岡技術科学大学 / 65.6 / 58.7 / 69.7 / 64.2 / 72.2 
22|29 / 東京農工大学 / 65.5 / 70.1 / 64.9 / 71.8 / 53.3
23|=39 / 東京医科歯科大学 / 65.4 / 84.9 / 61.5 / 27.6 / 68.5
24|=25 / 岡山大学 / 64.4 / 62.0 / 71.3 / 62.8 / 59.3
25|32 / お茶の水女子大学 / 64.2 / 64.7 / 76.0 / 50.9 / 56.1
26|34 / 会津大学 / 64.1 / 61.6 / 76.4 / 31.8 / 75.8
27|=21 / 立命館アジア太平洋大学 / 63.7 / 34.5 / 82.8 / 52.3 / 94.0
28|=25 / 横浜国立大学 / 63.4 / 55.3 / 71.6 / 73.6 / 56.7 
29|38 / 豊橋技術科学大学 / 63.1 / 67.5 / 62.0 / 53.3 / 65.0
30|46 / 横浜市立大学 / 62.9 / 70.1 / 66.9 / 57.6 / 48.8
31|42 / 京都工芸繊維大学 / 62.4 / 61.2 / 63.5 / 64.6 / 61.1
32|41 / 東京海洋大学 / 62.0 / 62.9 / 67.1 / 58.2 / 56.2
33|23 / 立命館大学 / 61.7 / 42.5 / 77.9 / 65.8 / 66.9 
34|33 / 神田外語大学 / 61.3 / 36.6 / 82.8 / 54.4 / 76.6
35|28 / 同志社大学 / 60.4 / 42.4 / 77.5 / 66.0 / 60.8
36|30 / 東京理科大学 / 60.3 / 55.5 / 77.4 / 71.6 / –
37|31 / 関西学院大学 / 60.0 / 41.3 / 78.3 / 60.2 / 64.3
38|=43 / 大阪市立大学 / 59.9 / 66.1 / 64.0 / 66.8 / 37.8
39|=36 / 首都大学東京 / 59.7 / 59.2 / 69.0 / 61.4 / 45.3
40|=43 / 長崎大学 / 59.6 / 61.7 / 69.2 / 53.5 / 46.4
=41|27 / 立教大学 / 59.4 / 39.3 / 79.6 / 59.0 / 63.4
=41|=68 / 豊田工業大学 / 59.4 / 72.6 / 57.8 / 47.3 / 49.0
43|=55 / 電気通信大学 / 58.7 / 64.4 / 59.7 / 62.6 / 44.5
44|48 / 芝浦工業大学 / 58.6 / 49.0 / 71.2 / 57.8 / 56.7
45|=51 / 新潟大学 / 58.4 / 59.2 / 70.1 / 56.5 / 40.8
=46|62 / 福岡女子大学 / 58.0 / 51.9 / 74.2 / – / 80.3
=46|54 / 信州大学 / 58.0 / 60.8 / 66.9 / 62.0 / 36.6
=48|58 / 秋田大学 / 57.3 / 58.3 / 61.7 / 59.8 / 46.7
=48|61 / 学習院大学 / 57.3 / 43.9 / 70.4 / 56.6 / 61.0
=48|65 / 大阪府立大学 / 57.3 / 62.7 / 58.4 / 66.1 / 39.4

※順位横の「=」表記は、同順位であることを示しています。同順位の場合はアルファベット順で掲載しています。
※表中の「-(ハイフン)」は、分野別スコアにおいて151位以下であることを表しています。「データなし」の意味ではありません。
※詳細は「THE世界大学ランキング 日本版」日本語公式サイトをご覧ください。 https://japanuniversityrankings.jp/